lounge SRG 見た目は大人、中身は子供!
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コロナウイルスの影響により2020年2月以降は旅行の予定は全てキャンセルして一切の外出を自主的に控えているため、
新しくお出掛けしてきたレポートの記事アップは、今後しばらくありません。
そこで、過去の旅行でまだ旅行記にしていなかったお出掛けの模様をブログ記事にアップしてまいります。
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2004年12月11日に、JR貨物 高崎機関区主催で「機関車大集合撮影会」が開催されました。
高崎機関区開設60周年を記念してのイベントで、この時に高機にいたEF65P型の539号機と541号機の引退が決まり、ラストの1機となった535号機と並んで最後のEF65P型の雄姿が見られるのがこのイベントの目玉でした。

(以下、当時はこれで精一杯の撮影機材だったヘボいコンデジで撮影した画像になります。
ま、撮影のテクニックは当時から今も変わり映えしないので、機材の問題じゃないとは思いますが・笑)
会場に着いて、まず最初に展示してあったのが、EF64型機関車の4台並び。

カラーバリエーションがいろいろですね。今となってはもうこんな並びは見られないのかも。
ちなみに、JR東日本の高崎車両センターもこのイベントを後援していて、茶色のEF64-1001をはじめとしてJR東日本所属のいくつかの機関車や車両がこのイベントに展示参加していました。







EF64型の並びの奥には、EF65型の3機並び。

このイベントの主役の500番台P型機ではなく、一般型の0番台86号機・1000番台PF型3次増備車の1038号機・7次増備車の1101号機です。
個人的には、0番台は東海道線の貨物機関車、PFの初期型は東北ブルトレの機関車、PF後期型は東海道ブルトレの機関車というイメージです。
1038号機はクリーム色の色味が強いのに対して、1101号機は色白の美白美人さんですね。

そして、このEF65の3機並びの奥に今日のイベントの主役が鎮座。

機関車の正面に集まった人とカメラの数には、今こうして写真を見ても驚くほどです。
535号機・539号機・541号機の3台並びかと思ったら、JR東日本所属の501号機も呼ばれていて、まさかの4機並びでした。

しかも、ヘッドマークは「さよならマーク」かと思っていたら、なんと東海道ブルートレインのヘッドマークを4機とも掲げた姿で、大変驚きました。


まるで往年の東京機関区の再現のようで、今こうして写真を見返してみても、すごい光景です。


「さくら」のマークは周囲がピンクの、EF65時代のもの。(EF66時代のヘッドマークは周囲がグリーンで花がピンク色)

501号機は、イベント開催時間中に「はやぶさ」と「あさかぜ」が交換されていた時間帯があったみたいです。

「はやぶさ」と「富士」の並び。

このイベントの翌年に、この2愛称は併結運転となって「最後の東海道ブルトレ」となる運命を辿ります。
このイベントでフィナーレを飾る539号機と541号機。

東海道ブルトレ牽引機時代には、実際にこの2列車の先頭に立ったこともあります。



535号機の反対側には、「さくら」マークを模した全検出場を祝うヘッドマークが掲げられていました。



ほかの3台の逆側は、ヘッドマーク無しの素のままの顔が見られました。



高崎機関区の建物の中では、収蔵品の公開などが行われていました。




廃品の物販とかもあったみたいです。 ・・・・・機関士さんの椅子??

高崎機関区特製カレンダーの販売とかもありました。

こちらのカレンダーは並ばずに買えたので、帰りがけに1部購入しました。
当時はまだデビューしたての最新鋭機だったEH200型機関車の展示もありました。

その最新鋭機が牽引してるのは・・・・なんと旧型客車!
最新型の真新しいブルーのH級機関車が、茶色い古い客車を引いてるような姿で公開展示されているのには、ただただ驚きでした。

この旧型客車はただの展示ではなく、車内が休憩所として開放されていました。


せっかくの旧客ですが、ご覧のようにガラガラだったようです。
現代の鉄道イベントで旧客の車内が開放されていたら座席も通路も人でいっぱいでしょうね。
旧型客車のボックス席で買ってきたお弁当を食べて、ちょっと旅気分。

イベント会場ではお弁当の販売とかはなかったと記憶してるので、途中の駅で買ってきた駅弁だと思います。
(掛け紙の写真を撮ってなかったようで、どこの何の駅弁かは不明です)
JR貨物の高崎機関区と、JR東日本の高崎車両センターは隣接しているので、イベント会場からJR側の敷地にいる機関車も見えました。

EF60もこの頃は「やすらぎ色」。
今は鉄道博物館の収蔵機となったEF55-1。この日は主役の座をEF65に譲って、車両センターでお休みでした。
高崎機関区の研修庫の脇の留置線にはEF210の901号機。 真ん中のEF81は今となっては懐かしいカシオペア色です。

機関区の隅っこには、廃車待ちと思われるEF65が数珠繋ぎになっていました。


研修庫の中では、EF64が水浴び掃除中。

ブルートレインのヘッドマークを掲げたEF65ですが、イベントの最後のほうに539号機と541号機は「さよなら」マークに交換されました。







EF65-539は、2004年11月4日に運用離脱。このイベントのあと1年ほどの留置を経て、2006年に解体。
EF65-541は、2004年11月2日に運用離脱。このイベントのあと2005年1月にJR貨物中央研修センターへ回送。
研修センターで教習車として活躍したのち、2009年に解体されました。
最後まで残ったEF65-535は、このあと2008年まで貨物牽引機として活躍。その後は除籍されず保留車に。
2013年に生まれ故郷である東芝府中事業所での「モニュメント」として保存が決まり、現在まで同社工場で大切に保存されています。
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会場で購入した、高崎機関区特製カレンダー。 探してみたところ、まだ取っといてありました。













(おしまい)
コロナウイルスの影響により2020年2月以降は旅行の予定は全てキャンセルして一切の外出を自主的に控えているため、
新しくお出掛けしてきたレポートの記事アップは、今後しばらくありません。
そこで、過去の旅行でまだ旅行記にしていなかったお出掛けの模様をブログ記事にアップしてまいります。
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2004年12月11日に、JR貨物 高崎機関区主催で「機関車大集合撮影会」が開催されました。
高崎機関区開設60周年を記念してのイベントで、この時に高機にいたEF65P型の539号機と541号機の引退が決まり、ラストの1機となった535号機と並んで最後のEF65P型の雄姿が見られるのがこのイベントの目玉でした。

(以下、当時はこれで精一杯の撮影機材だったヘボいコンデジで撮影した画像になります。
ま、撮影のテクニックは当時から今も変わり映えしないので、機材の問題じゃないとは思いますが・笑)
会場に着いて、まず最初に展示してあったのが、EF64型機関車の4台並び。

カラーバリエーションがいろいろですね。今となってはもうこんな並びは見られないのかも。
ちなみに、JR東日本の高崎車両センターもこのイベントを後援していて、茶色のEF64-1001をはじめとしてJR東日本所属のいくつかの機関車や車両がこのイベントに展示参加していました。







EF64型の並びの奥には、EF65型の3機並び。

このイベントの主役の500番台P型機ではなく、一般型の0番台86号機・1000番台PF型3次増備車の1038号機・7次増備車の1101号機です。
個人的には、0番台は東海道線の貨物機関車、PFの初期型は東北ブルトレの機関車、PF後期型は東海道ブルトレの機関車というイメージです。
1038号機はクリーム色の色味が強いのに対して、1101号機は色白の美白美人さんですね。

そして、このEF65の3機並びの奥に今日のイベントの主役が鎮座。

機関車の正面に集まった人とカメラの数には、今こうして写真を見ても驚くほどです。
535号機・539号機・541号機の3台並びかと思ったら、JR東日本所属の501号機も呼ばれていて、まさかの4機並びでした。

しかも、ヘッドマークは「さよならマーク」かと思っていたら、なんと東海道ブルートレインのヘッドマークを4機とも掲げた姿で、大変驚きました。


まるで往年の東京機関区の再現のようで、今こうして写真を見返してみても、すごい光景です。


「さくら」のマークは周囲がピンクの、EF65時代のもの。(EF66時代のヘッドマークは周囲がグリーンで花がピンク色)

501号機は、イベント開催時間中に「はやぶさ」と「あさかぜ」が交換されていた時間帯があったみたいです。

「はやぶさ」と「富士」の並び。

このイベントの翌年に、この2愛称は併結運転となって「最後の東海道ブルトレ」となる運命を辿ります。
このイベントでフィナーレを飾る539号機と541号機。

東海道ブルトレ牽引機時代には、実際にこの2列車の先頭に立ったこともあります。



535号機の反対側には、「さくら」マークを模した全検出場を祝うヘッドマークが掲げられていました。



ほかの3台の逆側は、ヘッドマーク無しの素のままの顔が見られました。



高崎機関区の建物の中では、収蔵品の公開などが行われていました。




廃品の物販とかもあったみたいです。 ・・・・・機関士さんの椅子??

高崎機関区特製カレンダーの販売とかもありました。

こちらのカレンダーは並ばずに買えたので、帰りがけに1部購入しました。
当時はまだデビューしたての最新鋭機だったEH200型機関車の展示もありました。

その最新鋭機が牽引してるのは・・・・なんと旧型客車!
最新型の真新しいブルーのH級機関車が、茶色い古い客車を引いてるような姿で公開展示されているのには、ただただ驚きでした。

この旧型客車はただの展示ではなく、車内が休憩所として開放されていました。


せっかくの旧客ですが、ご覧のようにガラガラだったようです。
現代の鉄道イベントで旧客の車内が開放されていたら座席も通路も人でいっぱいでしょうね。
旧型客車のボックス席で買ってきたお弁当を食べて、ちょっと旅気分。

イベント会場ではお弁当の販売とかはなかったと記憶してるので、途中の駅で買ってきた駅弁だと思います。
(掛け紙の写真を撮ってなかったようで、どこの何の駅弁かは不明です)
JR貨物の高崎機関区と、JR東日本の高崎車両センターは隣接しているので、イベント会場からJR側の敷地にいる機関車も見えました。

EF60もこの頃は「やすらぎ色」。
今は鉄道博物館の収蔵機となったEF55-1。この日は主役の座をEF65に譲って、車両センターでお休みでした。
高崎機関区の研修庫の脇の留置線にはEF210の901号機。 真ん中のEF81は今となっては懐かしいカシオペア色です。

機関区の隅っこには、廃車待ちと思われるEF65が数珠繋ぎになっていました。


研修庫の中では、EF64が水浴び掃除中。

ブルートレインのヘッドマークを掲げたEF65ですが、イベントの最後のほうに539号機と541号機は「さよなら」マークに交換されました。







EF65-539は、2004年11月4日に運用離脱。このイベントのあと1年ほどの留置を経て、2006年に解体。
EF65-541は、2004年11月2日に運用離脱。このイベントのあと2005年1月にJR貨物中央研修センターへ回送。
研修センターで教習車として活躍したのち、2009年に解体されました。
最後まで残ったEF65-535は、このあと2008年まで貨物牽引機として活躍。その後は除籍されず保留車に。
2013年に生まれ故郷である東芝府中事業所での「モニュメント」として保存が決まり、現在まで同社工場で大切に保存されています。
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会場で購入した、高崎機関区特製カレンダー。 探してみたところ、まだ取っといてありました。













(おしまい)
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