lounge SRG 見た目は大人、中身は子供!
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コロナウイルスの影響により2020年2月以降は旅行の予定は全てキャンセルして一切の外出を自主的に控えているため、
新しくお出掛けしてきたレポートの記事アップは、今後しばらくありません。
そこで、過去の旅行でまだ旅行記にしていなかったお出掛けの模様をブログ記事にアップしてまいります。
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2009年3月1日・2日に、JR東日本東京支社主催で「ブルートレイン牽引機関車撮影会」が開催されました。
ちょうど、最後の東京口ブルートレイン「富士・はやぶさ」が廃止される3月14日を目前にしての開催でした。
「びゅう」の旅行パックとして発売され、参加費は一人5,000円。
機関車撮影会への参加以外に、「さよなら富士・はやぶさ弁当」の引換券と、鉄道博物館の入場券、さらに東京-大宮間の往復新幹線乗車券が含まれていて、5,000円にしてはかなりおトクなパック内容だったと思います。
撮影会は3月1日・2日でそれぞれ3回づつ開催され、それぞれブルートレインの愛称にちなんだコース名がつけられていました。
3月1日(日曜日)
13:00~さくらコース
14:00~みずほコース
15:00~はやぶさコース
3月2日(月曜日)
13:00~富士コース
14:00~あさかぜコース
15:00~銀河コース
「サンライズエクスプレス」として残る「瀬戸」「出雲」の愛称はコース名に採用されず、寝台急行だった「銀河」がコース名に採用されているのがちょっと印象的でした。
当時、日曜日は仕事が入っていたので、3月2日月曜日の13:00からの富士コースに申し込みしました。

各コース100名限定でしたが、日曜日の3コースは発売開始後に即完売。
月曜日の3コースも発売開始の翌日には3コースとも満員になっていたと記憶しています。
当日の集合場所は、田町車両センター(当時)近くの新幹線の高架下。

右の門から地下道を通って、田町車両センターの撮影会会場に移動します。
ポスターもかっこいいですね。

撮影会の会場は、旧東京機関区の研修庫の前でした。

東海道ブルートレインの牽引機関車を長年守ってきた場所で、ブルトレ機関車の最後の雄姿を撮影できるなんて、大変感激でした。
40代半ば以上の鉄道ファンであれば、この場所でブルトレのヘッドマークを掲げた機関車がずらっと横並びした写真を見て「かっこいいなぁ~」と思ったことがあるはずです。

並べられた機関車は3機。
EF65-501は、第1次ブルートレインブームを牽引したEF65のP型。この撮影会のために高崎からやって来ました。
EF65-1106は、第2次ブルートレインブームを牽引したEF65のPF型。田端から古巣のこの場所に久々の帰還。
EF66-42は、この日「富士・はやぶさ」の2レを牽引して下関から東京に来た機関車。
ヘッドマークはそれぞれEF65-501が「あさかぜ」、EF65-1106が「さくら」、EF66-42が「富士/はやぶさ」。
撮影会自体は約30分でしたが、途中でヘッドマークの交換は無し。
100名と多めの参加人数のわりには終始とても静かで、みんな落ち着いた中で思い思いに撮影していたように感じました。
人気の立ち位置も参加者同士譲り合って、とても和やかな雰囲気でした。












自分は、EF65PF型が東海道ブルートレインの花形牽引機だった頃の「第2次ブルトレブーム」の世代なので、この撮影会ではEF65-1106がヘッドマークを掲げた姿にノスタルジーを感じました。
撮影会会場の反対側には、田町車両センターへ続く線路が延びています。

その先には、夜の出発に備えて準備中の「富士」号の客車が見えました。

撮影会用に並べられた3台の機関車以外は、このディーゼル機関車が1台だけいました。

周囲は田町車両センターの留置線が広がっているので、そこに入区している電車がいろいろ見られました。


30分ほどで撮影会は終了。参加者たちは会場を後にします。

撮影会会場の反対側から見た機関車。
ヘッドマークを掲げていない姿なのでこの1枚しか撮りませんでしたが、今となってはこの3機種が並ぶことはほぼ無いに等しいのでもっと撮っておけばよかったなと思います。
研修庫の中を通って出口に向かいます。

かつては多くの機関車が「華の東京機関区所属機」として、また「東海道ブルートレインの花形機関車」として、ここで大切に整備を受けてきましたが、今となってはガランドウです。



パンタグラフの擦り板を立てかけておく場所?

「他区には古いのを使う事」「EF58用1種」「良品」など、面白い表記が目に付きます。
この撮影会で訪れた旧東京機関区の建物や線路は、その後すべて取り壊されてコンクリートの下に。
今では「高輪ゲートウェイ」駅の敷地の一部となって、当時の面影はもうありません。
会場の出口で解散する時に、ツアー参加特典のひとつである「さよなら富士・はやぶさ弁当」を受け取ります。

「富士・はやぶさ」の走行区間である、東京~大分・熊本間の各地の名物をギュっとお弁当に詰めた一品。
この撮影会の数日後にNREの店舗で一般販売開始されるもので、参加者は一般販売前に入手して食べることができました。
こちらは、その数日後に「富士・はやぶさ弁当」が一般販売が開始された時のNREのお弁当屋さん。


すごく巨大なPOPに圧倒されるほどの迫力でした。
ツアーパックには鉄道博物館の入場券と往復の新幹線乗車券も含まれていたので、後日てっぱくに行きました。
(大した写真は撮ってなかったようなので、ここでは省略)
そのてっぱくからの帰りに、東京駅の新幹線改札口を出ると、「富士・はやぶさ」のグッズ販売が行われていました。

あんまり記憶がないんですが、どうやら「富士」のプレートとシングルDXの乗客に配っていたタオルを購入していた模様。

(おしまい)
コロナウイルスの影響により2020年2月以降は旅行の予定は全てキャンセルして一切の外出を自主的に控えているため、
新しくお出掛けしてきたレポートの記事アップは、今後しばらくありません。
そこで、過去の旅行でまだ旅行記にしていなかったお出掛けの模様をブログ記事にアップしてまいります。
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2009年3月1日・2日に、JR東日本東京支社主催で「ブルートレイン牽引機関車撮影会」が開催されました。
ちょうど、最後の東京口ブルートレイン「富士・はやぶさ」が廃止される3月14日を目前にしての開催でした。
「びゅう」の旅行パックとして発売され、参加費は一人5,000円。
機関車撮影会への参加以外に、「さよなら富士・はやぶさ弁当」の引換券と、鉄道博物館の入場券、さらに東京-大宮間の往復新幹線乗車券が含まれていて、5,000円にしてはかなりおトクなパック内容だったと思います。
撮影会は3月1日・2日でそれぞれ3回づつ開催され、それぞれブルートレインの愛称にちなんだコース名がつけられていました。
3月1日(日曜日)
13:00~さくらコース
14:00~みずほコース
15:00~はやぶさコース
3月2日(月曜日)
13:00~富士コース
14:00~あさかぜコース
15:00~銀河コース
「サンライズエクスプレス」として残る「瀬戸」「出雲」の愛称はコース名に採用されず、寝台急行だった「銀河」がコース名に採用されているのがちょっと印象的でした。
当時、日曜日は仕事が入っていたので、3月2日月曜日の13:00からの富士コースに申し込みしました。

各コース100名限定でしたが、日曜日の3コースは発売開始後に即完売。
月曜日の3コースも発売開始の翌日には3コースとも満員になっていたと記憶しています。
当日の集合場所は、田町車両センター(当時)近くの新幹線の高架下。

右の門から地下道を通って、田町車両センターの撮影会会場に移動します。
ポスターもかっこいいですね。

撮影会の会場は、旧東京機関区の研修庫の前でした。

東海道ブルートレインの牽引機関車を長年守ってきた場所で、ブルトレ機関車の最後の雄姿を撮影できるなんて、大変感激でした。
40代半ば以上の鉄道ファンであれば、この場所でブルトレのヘッドマークを掲げた機関車がずらっと横並びした写真を見て「かっこいいなぁ~」と思ったことがあるはずです。

並べられた機関車は3機。
EF65-501は、第1次ブルートレインブームを牽引したEF65のP型。この撮影会のために高崎からやって来ました。
EF65-1106は、第2次ブルートレインブームを牽引したEF65のPF型。田端から古巣のこの場所に久々の帰還。
EF66-42は、この日「富士・はやぶさ」の2レを牽引して下関から東京に来た機関車。
ヘッドマークはそれぞれEF65-501が「あさかぜ」、EF65-1106が「さくら」、EF66-42が「富士/はやぶさ」。
撮影会自体は約30分でしたが、途中でヘッドマークの交換は無し。
100名と多めの参加人数のわりには終始とても静かで、みんな落ち着いた中で思い思いに撮影していたように感じました。
人気の立ち位置も参加者同士譲り合って、とても和やかな雰囲気でした。












自分は、EF65PF型が東海道ブルートレインの花形牽引機だった頃の「第2次ブルトレブーム」の世代なので、この撮影会ではEF65-1106がヘッドマークを掲げた姿にノスタルジーを感じました。
撮影会会場の反対側には、田町車両センターへ続く線路が延びています。

その先には、夜の出発に備えて準備中の「富士」号の客車が見えました。

撮影会用に並べられた3台の機関車以外は、このディーゼル機関車が1台だけいました。

周囲は田町車両センターの留置線が広がっているので、そこに入区している電車がいろいろ見られました。


30分ほどで撮影会は終了。参加者たちは会場を後にします。

撮影会会場の反対側から見た機関車。
ヘッドマークを掲げていない姿なのでこの1枚しか撮りませんでしたが、今となってはこの3機種が並ぶことはほぼ無いに等しいのでもっと撮っておけばよかったなと思います。
研修庫の中を通って出口に向かいます。

かつては多くの機関車が「華の東京機関区所属機」として、また「東海道ブルートレインの花形機関車」として、ここで大切に整備を受けてきましたが、今となってはガランドウです。



パンタグラフの擦り板を立てかけておく場所?

「他区には古いのを使う事」「EF58用1種」「良品」など、面白い表記が目に付きます。
この撮影会で訪れた旧東京機関区の建物や線路は、その後すべて取り壊されてコンクリートの下に。
今では「高輪ゲートウェイ」駅の敷地の一部となって、当時の面影はもうありません。
会場の出口で解散する時に、ツアー参加特典のひとつである「さよなら富士・はやぶさ弁当」を受け取ります。

「富士・はやぶさ」の走行区間である、東京~大分・熊本間の各地の名物をギュっとお弁当に詰めた一品。
この撮影会の数日後にNREの店舗で一般販売開始されるもので、参加者は一般販売前に入手して食べることができました。
こちらは、その数日後に「富士・はやぶさ弁当」が一般販売が開始された時のNREのお弁当屋さん。


すごく巨大なPOPに圧倒されるほどの迫力でした。
ツアーパックには鉄道博物館の入場券と往復の新幹線乗車券も含まれていたので、後日てっぱくに行きました。
(大した写真は撮ってなかったようなので、ここでは省略)
そのてっぱくからの帰りに、東京駅の新幹線改札口を出ると、「富士・はやぶさ」のグッズ販売が行われていました。

あんまり記憶がないんですが、どうやら「富士」のプレートとシングルDXの乗客に配っていたタオルを購入していた模様。

(おしまい)
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京九快速
くずはEXさん こんにちは
コメントありがとうございます。
こういう過去イベント参加の模様はまだブログ未公開のものがいくつかあるので、追々公開したいと思います。
この撮影会はたしか鉄道ニュース系のサイトで開催を知りました。
この頃のJR東日本はツアー形式でお金を取って、こういう撮影会をよく開催していました。
時間制限ありで完全入れ替え制なので、無料の車両基地開放イベントでよく見る変なマニア(マナー違反・怒号系・陣取り占拠)がいないのが良かったです。ツアー形式なので参加者限定のお土産なんかが付くのもよかったですね。
私は1000番台PF型世代。「富士」が一番好きでした。
EF66の山型ヘッドマークもいいですが、P/PF型がつけてた丸い「富士」のマークが好きです。
05
07
10:37
タムタム
私は500番代P型世代です。
途中から1000番代PF型が出てきた時はなんかカッコ悪いなあ、と思ったのですが慣れてしまえば、、、、
05
08
00:29
京九快速
タムタムさん こんにちは
コメントありがとうございます。
ちょうど小学校に上がった頃に買ってもらった文房具が、筆入れに下敷きに鉛筆などなどが1000番台PF型ブルトレの写真がいっぱい使われていたものでした。
後からそれ以前のP型500番台が牽引機の主流であった写真を見て、貫通扉のないEF65は見慣れない違和感があったのを覚えています。
05
08
11:12
くずはEX
こんばんは。
台湾シリーズを懐かしくも楽しく拝見しておりますが、こういう変化球を挟むとは流石です。
こんなイベントがあったとは知りませんでした。
自分は500番台のP世代ですが、東京機関区にヘッドマークを付けたEF65が並ぶ姿は感涙モノですね。
国鉄が民営化はともかく、分割されてしまったたことが今更ながら残念です。
05
06
21:39