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(前回からのつづきです)
エバー航空に乗って羽田から台北に飛んできました。
松山空港からは、台北捷運の文湖線と板南線を乗り継いで台北駅へ。

台北駅の中央コンコースの吹き抜けは、相変わらずの迫力です。

今回の旅行で乗車する列車の指定券を台北駅で発券しておきました。
台北駅から乗るのは、新竹行きの自強275次。(上から2番目に表示されている列車です)

「自強號」は、JRの列車種別で「特急」に相当する列車です。

自強275次は、当時最新型車両だったTEMU1000系「太魯閣(タロコ)」型車両でした。

「太魯閣」型車両は、主に台北から花蓮方面に向かう東海岸線(東部幹線)に集中投入されていましたが、車両の増備が進むと台北から新竹・彰化・員林方面の西海岸線(西部幹線)のごく一部の自強號にも充当されるようになりました。
この時は、その「ごく一部」のまだ珍しかった『西部幹線を走る太魯閣号』を狙って乗車しました。
ちなみに、現在の自強号の主力であるTEMU2000系「普悠瑪(プユマ)」型車両は、この時第1編成が台湾には到着していましたが、まだ試運転の段階で、営業運転を開始するのはこの5日後だったので今回の旅行では乗る機会がありませんでした。
「太魯閣」は車両の愛称で列車種別ではないのですが、行先表示機には「太魯閣自強號」と表示されていました。

太魯閣型充当の自強275次は、他の自強号より停車駅が絞られているので、高スピードを維持したまま途中駅をガンガン通過して行きます。

西部幹線は台湾高鐵(台湾新幹線)とほぼ並列していますが、自強号の需要も根強く、車内はご覧のように満席。

台北から1時間ちょっとで、終点の新竹駅に到着。
到着後に車内や座席の写真を撮影しようと思っていたのですが、すぐに車内清掃のオバちゃん軍団が入ってきたので撮影は断念。


列車はしばらくホームに据え置きだったので、外観の写真は撮影できました。


新竹駅の駅舎は、台湾に現存する最古の駅舎。東京駅と姉妹関係を結んでいる駅としても有名です。

駅前には春節のヘビ年を祝うランタン飾りが灯されていました。
駅前通りを進みます。

こうして見ると、日本の地方都市とあまり変わらない感じです。
廟の中にある屋台街のようなところにやって来ました。

新竹といえば「新竹ビーフン」が有名ですが、夕食に新竹ビーフンの有名店にやって来ました。

「阿城號」は観光客に人気のお店ですが、地元の人もよく食べに来るお店でけっこう混んでいます。
ビーフンとスープを注文しました。

日本で食べるビーフンとはちょっと違ってツルッとした食感です。
ビーフン自体にはあまり味がありませんが、茶色いソースがかなりニンニクが効いた濃い味なので、よく混ぜて食べると美味しく食べられます。
スープはパクチーの風味がかなり強めなので、パクチー苦手な人にはキツいかも。
見た目にビーフンは小皿、スープは小椀に見えますが、実際にはこれでかなり腹いっぱいになります。
ビーフンでお腹いっぱいになった後は、こちらもまた有名店でカキ氷をデザートに。

イチゴと練乳がゴッテリのカキ氷。4人でシェアしてちょうどいい量です。

商店街には、ところどころに春節のお祝い飾りを販売するお店が見受けられました。

水路には、春節祝いのランタンが。

新竹駅に戻って来ました。さらに列車で先に進みます。

自強號に乗車します。今度乗るのはE1000系車両。

台湾の南端の都市「高雄」まで行く列車ですが、途中の「台中」駅まで乗車します。

新竹から台中までは、自強號で約1時間で到着。

今夜の宿泊は台中のホテルなのですが、台中駅の表側ではなく裏側にあるホテルだったので、こんなローカル線の駅舎みたいなところから出ました。
この駅舎は昔の台湾糖業鉄道の台中駅の駅舎をそのまま使っていたそうです。
(台中駅は、2016年10月に周辺駅と一体の連続立体高架化工事が完成し高架駅となったため、この古い裏口駅舎は現存しません)
宿泊するホテルは、台中駅から歩いてすぐの「新驛旅店(シティインホテル)」

まだ新しいホテルなのか(2013年当時)、ビル外観も建物の中も、とてもきれいでした。

各フロアによって、客室廊下のペイントが異なるイラストになっていました。





泊まったお部屋。

4人とも同じ部屋タイプで予約だったと思うのですが、部屋の位置によって微妙にインテリアや家具の配置が異なっていたようです。
私が泊まった部屋は、部屋に入ると目の前にベッド。さらにベッドの奥の窓側がリビングスペース。
部屋の一番奥がシャワーブースという、とても変わった作りの部屋でした。
ホテル近くのコンビニで買った「杏仁茶」

クッソまずかった。
(つづく)
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京九快速
タムタムさん こんにちは
コメントありがとうございます。
屋台で見かけるパクチーはもっとざく切りでドバっと乗ってる感じですね。このスープのパクチーは量がかなり控えめかも。
台湾の屋台はほかのアジア圏の国のと比べると衛生面で安心できるのがいいかなと思います。日本人好みの味付けや料理も多いですし、食に関しては台湾滞在中の毎回の食事が楽しめるのが魅力的です。
04
30
10:12
タムタム
スープに盛られたパクチー見ると、中華のイメージでは無いですね。台湾料理は中華の中でも客家料理の影響が強いと聞きます。
台湾の良いところは、ちょっとした街に屋台があるところですかね。気軽だし、美味しいかそうでないか匂いでも判断出来ますしね。
04
29
17:00