lounge SRG 見た目は大人、中身は子供!
というわけで、時は2013年2月のこと。
お友達さん4人で台湾に行ってきました。
今回の台湾行きは、羽田空港から出発です。
まずはお約束の、展望デッキで飛行機撮影から。
国内線ターミナルのほうでの撮影ですが、この頃ANAのジャンボは国内線に数機が残るだけ。
この年の下半期には「里帰りフライト」などの退役イベントが目白押し、翌2014年3月31日には完全退役・運航終了となります。
あら、こちらの塗装も今となっては懐かしいですね。
ボーイング787導入記念の特別塗装機です。(写真は2号機のJA802A)
この特別塗装機以外にも、羽田空港にはボーイング787があちこちにゴロゴロ。
この頃ボーイング787はバッテリーユニットからの発火事故が世界中で相次ぎ、ちょうど1ヵ月前の2013年1月に全世界で運航停止命令が出るという事態に見舞われていました。
当時ANAはすでに20機近いボーイング787を導入済みで、うち10機が羽田空港内のあちこちに留め置かれていました。
台湾まではエバー航空を利用します。
チェックインカウンター前には、キティちゃんの立て看板。
この頃、東京・羽田空港-台北・松山空港に2便飛んでいたエバー航空の飛行機は、全便がハローキティジェットでの運航でした。
エコノミークラスで台湾まで飛びます。
発券された搭乗券もキティちゃん仕様。
手荷物検査と出国手続きは、意外とスムーズでした。
当時、エバー航空はまだスターアライアンス加盟前でしたが、スタアラゴールドメンバーだとラウンジが利用できました。
(エバー航空がスターアライアンスに正式加盟するのは、この2013年の6月のことで、この旅行の4ヵ月後です)
というわけで、遠慮なくANAラウンジを利用します。
ラウンジの入口にはモデルプレーンが並べられていて、飛行機好きにはたまらんテンアゲ萌えポイントです。
なんか、ラウンジの中はえらく空いていた模様。
当時、ANAラウンジがこんなに空いているのは、すごく珍しいことだったように感じます。
ダイニングコーナー。
ドリンクサーバー。
軽食をおつまみます。
ラウンジの窓からは、JAL格納庫の前に政府専用機が駐機しているのが見えました。
この頃は政府専用機もまだB747-400ジャンボ機でした。
エバー航空のキティージェットが見えました。我々が乗る飛行機の、1便前の飛行機です。
キティちゃんが魔法の杖でみんなを空へと誘う「マジックスター(エアバスA330-300/B-16331)」
(現在この機体は、「バッドばつ丸・ファントラベルジェット」に塗り替えられています)
台北行きのハローキティジェットが飛び立つと、じきに今度は別のハローキティジェットが羽田空港に到着。
この飛行機の折り返し便が、今から乗る台北行きの飛行機です。
キティちゃんの大好きなリンゴをシンボライズした「ラブズアップル(エアバスA330-300/B-16332)」
赤いリンゴはキティちゃんのリボンを、緑のリンゴはエバー航空のグリーンをそれぞれイメージしたカラーリングです。
(現在この機体は、「サンリオファミリー・ジョイフルドリームジェット」に塗り替えられています)
機体の左右で、描かれているキャラクターが異なっています。
ラウンジを出て搭乗ゲートへ。
優先搭乗は「プレミアム・ローレルクラス(ビジネスクラス)」と、エバーグリーンクラブ(当時)のダイヤモンドとゴールド会員。
当時はまだスターアライアンス加盟前だったので、スタアラゴールドは優先搭乗の対象外でした。
(ちなみにエバー航空のマイレージクラブ組織は、「エバーグリーンクラブ」からスタアラ加盟と同時に現在の「インフィニティー・マイレージランド」に改称されています)
乗ります。
エコノミークラス利用ですが、一番前のドアから搭乗して、ビジネスクラスを見せてもらいました。
ビジネスクラスの客室には、世界の名画をキティーちゃんにアレンジした絵が飾られています。
で、エコノミークラスです。
ビジネスクラスを見物した後だと、「ギッシリ」詰め込み感がすごい。
横8列の2-4-2配列なので、窓側列・真ん中列の人も通路に出やすいのがいいですね。
ちょうど旧正月の頃だったので、ヘッドカバーにはこの年の干支のヘビのイラスト。
キティちゃんとヘビというシュールな組み合わせ。
中華圏はお正月を旧暦で「春節」としてお祝いするので、ちょうど旅行に行った頃は春節目前で機内も現地もお祝いムードでした。
モニター画面の全てがキティーちゃん映像で、キティラー悶絶失神寸前間違いなし!
フィーフィーちゃんかわいいよフィーフィーちゃん。
全席に備え付けてあるクッションもキティーちゃん。
しかも5色あって、全色が機内販売されているという、キティラーはお布施を避けて通れないという、げに恐ろしきフライトなり。
安全のしおりとゲロ袋もキティーちゃん仕様。
窓側に座らせてもらいました。 みんな、ありがとう!
ぶいーん!離陸ー! 富士山見えました。
機内食のお時間です。肉料理にしました。ルーローファンみたいのが出てきました。
こっちはお友達さんが注文した魚料理。
焼き魚とか煮魚ではなく、魚のすり身を固めて揚げたみたいな料理。
デザートのケーキの上には、ストロベリー味のキティーちゃんのチョコが乗ってました。
窓の外は、ずっとこんなでした。
食後に機内をウロウロ。後方キャビンに乗ってましたが、全体的に空いてました。
トイレのアメニティ類(ハンドウォッシュやフェイスミストなど)もキティーちゃん。
トイレットペーパーもキティちゃん。
CAさんに「搭乗記念にギブアウェイおくれ」とお願いすると、ポストカードもトランプもキティーちゃん。
機体にキティーちゃん大きくペイントしただけじゃなくて、機内の至るところまでキティーちゃんなので、乗ってる間もかなり楽しめます。
すげぇな、エバー航空!!
もうすぐ台北に到着です。
台北の松山空港に到着しました。
台北市内のド真ん中にある空港なので、空港のすぐ向こうに高速道路が走っててマンションが立ち並んでいます。
飛行機を降りてから10分ぐらいで入国審査と税関をパスして到着ロビーに出られました。
一番の上の「長榮191 羽田 15:00」が乗ってきた飛行機です。3分の早着だった模様。
長榮はエバー航空。東航は中国東方航空。上航は上海航空。華航は中華航空(チャイナエアライン)です。
空港ターミナルの外に出ました。雲ってガスってるような天気のわりには、空港から台北101がよく見えました。
(つづく)
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京九快速
Kimiさん こんにちは
コメントありがとうございます。
この台湾旅行記を先の分までだいぶ下書きが済んでいるのですが、当時の模様を思い出しながらガイドブックなどを見直してると、ますます台湾に行きたくなってしまいます。
キティジェットもほとんどが運航中止になってて、一部がカーゴ機として運用されてるみたいですね。
このコロナが収束したら、また東京線に集中投入で戻ってきてくれないかな・・と思います。
04
26
10:17
JQ
7年前のことが最近のことのように感じます。
A330-300ってアジアの航空会社が大抵持ってるイメージがあります。この機種のビジネスクラスに乗るのが、憧れでした。具体的にはシンガポール航空ですが。
今回のコロナウイルスで台湾という国を見直しました。早くから対策に出て、感染者が少ないというのは見習いたいですね。まだ台湾は行ったことがないので行ってみたいです。
04
26
18:12
京九快速
JQさん こんにちは
コメントありがとうございます。
7年前のことをいろいろと思い出し調べながら書いてると、最近のことのようなけっこう昔のことのような、不思議な感じです。
787のバッテリーのことなんか、もう相当昔のことのような気がしてました。
A330-300はスカイマークが幻の導入で、日本ではそれっきりですね。
ANAもJALもB767-300ERでカバーできる距離内なので、この時はエアバス機をわざわざ導入する必要が無かったのかもしれませんね。
04
26
23:23
タムタム
キティジェット初便に乗りましたが、こんなにキティではありませんでした。キティクッションは無かったですし。
エバ航空といえば、日本でいうと日本郵船のような超名門海運会社が航空事業を始めた、となるんでしょうが凄い思い切った事やりましたね。LCCよような身の軽い会社がやるなら分かりますが。
04
29
16:49
京九快速
タムタムさん こんにちは
コメントありがとうございます。
キティジェット初便に乗られたんですか!すごいですね。
最初のキティジェットはエバー航空の塗装にキティちゃんのデカールを貼ったような感じで、フル塗装になったのは2回目のサンリオ提携の時からですね。
初代総裁の張榮發さんから2代目張國煒さんが総代表を務めていた頃がエバー航空躍進の頃で、いろいろ真新しいことにチャレンジしているイメージがありました。
04
30
10:08
Kimi
こんな記事読んだら台湾行きたくなっちゃうじゃないですか~(笑)
もう7年も前の話になるんですね。
ジャンボ懐かしいです。あの頃は展望デッキで飛行機を眺めていても色々な機材が来るので飽きなかったです。
エバーのキティジェットもこの頃は力が入ってましたよね。
2017年、ぐでたまに搭乗したときはお手洗いが一般的だったりしてコストダウンが垣間見えました。
最近はキティどころかエバー自体ご無沙汰ですが、どんな感じなんだろうと思います。
04
26
09:24