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コメント

THE ROYAL EXPRESSに乗ってきた vol.5

(2017年7月の「ザ・ロイヤルエクスプレス」の乗車記です)

前回からのつづき


単線の伊豆急行線内では、対向列車との行き違いのためにザ・ロイヤルエクスプレスもいくつかの駅に停車しますが、乗降する乗客はいないため基本的にドアは開きません。

この日は河津駅で行き違い停車中に、河津町の観光協会の方が車内で観光アピールをするためにザ・ロイヤルエクスプレスに乗ってきました。
そのため乗降ドアが開いたのですが、普段は途中駅でホームには出してもらえないところを特別に、写真撮影したい人だけホームに出してもらえました。
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始発駅の横浜駅では、ラウンジからホームに上がるのが発車の10分前と慌しく、記念撮影などをするような時間的な余裕はほとんどありません。
このような観光列車では、乗る前にいろんな角度でスマホで記念撮影→すぐにSNSにアップしたい・・・という人はかなり多いと思います(インスタ映え?)

JR東日本の管轄で運行ダイヤが窮屈な東海道本線の横浜駅で長時間の停車時間を確保するのは難しい部分もあるかと思いますが、自社管轄内の伊豆急行線に入ってからはもっと車内からホームに出られる機会があるといいのになぁと思います。
ホーム上でマルシェを開いたり、特産品の試食から販売を行ったり。
写真撮影・記念撮影以外でも、駅のホームにお客を導くことで沿線活性化や売り上げ増につなげられるきっかけはいくらでもあるのになぁと素人でも考え付くんですけどね。





河津駅停車中には、観光協会のおばちゃんおねえさま方が河津の観光アピール。
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観光パンフレットやうちわ、桜まつりのPRが入ったミネラルウォーターなんかを配って下さいました。
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10分ほどの停車で河津駅を出発。
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観光協会の方々以外にも、地元の住民の方やお子さんたちが盛大に手を振ってお見送りです。



河津まで来ると、列車はもうまもなく終点の伊豆急下田駅。

車内ではトレインクルーが各席を廻って、乗車のお礼と最後のご挨拶。

鉄道会社がこういうのをやると定型文どおりの挨拶をして廻るだけ・・・というイメージですけど、この列車では各席の乗客の様子や雰囲気に合わせた挨拶やお礼・会話を展開していて、横浜駅で初めて会ってまだ数時間なのによくここまで各乗客に合わせたトークができるものだと驚き、感心しました。

クルーの教育上である程度のマニュアル定型トークは決められているとは思いますが、あとは個人の能力・判断に委ねている部分が大きいのでしょう。
この列車は「高級クルーズトレイン」の部類に入ると思いますが、人によってはカチっと畏まったホテルサービスに近いものを求める人もいるでしょうし、また人によっては楽しくざっくばらんな雰囲気で楽しみたいという人もいるでしょう。
それをすぐに察知して、同じ車内の同じクラスの乗客でも挨拶や言葉、ふるまいを瞬時に使い分けられる能力に長けているクルーが揃っているというのは、終着間近の最後の時にこの列車のすごさを知ったような気がしました。


トレインクルーから、乗車記念のお土産に「ハチミツ」の瓶詰めセットがプレゼントされました。
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下田にある「高橋養蜂場」のハチミツです。



横浜駅を発車して約3時間で、終点の伊豆急下田駅に到着です。
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到着列車のお出迎えに集まったその人の数にビックリ!
(初日初便とかではありません、念の為)


列車内で手厚いサービスをしてくれたトレインクルーはもちろん、コックさんも総出でお見送りです。
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改札口付近では、伊豆急下田駅の駅長さんとオモシロ駅長さんが旗振りでお出迎え。
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本来なら8月のお祭りに行われる下田太鼓まで繰り出して披露してくれるほどの歓迎っぷり!
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終点の伊豆急下田駅で初めて、ゆっくり「ザ・ロイヤルエクスプレス」の撮影ができました。
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【比べてみよう!!】アルファ・リゾート21の頃
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【比べてみよう!!】アルファ・リゾート21の頃
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【比べてみよう!!】アルファ・リゾート21の頃
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車体のメタリックブルーは、光や太陽の当たり方で色合いがかなり変わります。
真っ黒に近い色に見えることもあれば、爽やかなオーシャンブルーに見えたり、24系ブルートレインにも見えたりもします。


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【比べてみよう!!】アルファ・リゾート21の頃
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5号車は、「アルファ・リゾート21」時代は特別車両「ロイヤルボックス」だった車両。
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旅情を盛り上げてくれるテーブルランプは、車外から見ると車内で感じる以上に、この列車を特別な存在として印象付けてくれます。
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伊豆急下田駅の待合室も水戸岡デザインの家具が設置され、「ザ・ロイヤルエクスプレス」と統一感のある空間にリニューアルされました。
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ホテル宿泊とセットになった「クルーズプラン」で申し込んだ乗客は、各ホテルの迎えの車で伊豆急下田駅から移動となりますが、食事のみのプランの乗客は駅に着いた時点で解散となります。

見た感じでは食事付きプランの乗客は、半分くらいがそのまま上り電車でトンボ帰りという感じでしたが・・・

「ザ・ロイヤルエクスプレス」が伊豆急下田駅に着いた時点で、東京方面へ戻る特急電車はすでに終了。


夏休みやゴールデンウィークの頃だと、伊豆急下田駅を17時40分に出る臨時の「スーパービュー踊り子12号」がありますが。
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この臨時列車も、年間のうちで設定されているのはわずかに数日のみ。(当時の話です。念の為)




そんなわけで、帰りは強制的に東急のお下がりのステンレスの通勤電車に乗ることに・・・
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(イメージ)






ここまで「超豪華クルーズトレイン」に乗ってきたのに、一気に気分が盛り下がる瞬間。

海外旅行帰りで入国審査を経て、空港の到着ロビーに出た時にちょっと感じてしまう憂鬱な気分なんてレベルじゃないテンサゲっぷりです。


しかもロイヤルエクスプレスからの帰りの客と、地元の人や学校帰りの学生でかなりの混雑。
まさかのモノホンの「通勤電車」状態マジウケル。




帰りの電車の中でお友達さんとも話してたんですけど、「ザ・ロイヤルエクスプレス」の運行日だけはこの列車にリゾート21を充てるとか、ロイヤルエクスプレスの車両もどうせこの後は伊豆高原の車庫に戻るんだから、ツアーオプションで伊豆急下田から伊豆高原までの回送列車に便乗できるプランがあったらいいのになぁ、と。

とにかく、この「天国から一気に地獄」みたいな件が一番印象深かったかも。




【ナイショ話】 調理と配膳の全体スケジュール。
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実際に乗車した後だと、深読みするといろいろ計算されてることが分かるカモ?







-----今回一緒に乗ったお友達さんのブログ-----
うちのブログよりも詳しくて分かりやすい文章ときれいな画像で、もっと「ザ・ロイヤルエクスプレス」の素晴らしさとステキな旅を感じていただけると思います。

★のまゆ(Kimiさま)
東急・伊豆急 THE ROYAL EXPRESSで優雅なひととき~予約から乗車前編~
東急・伊豆急 THE ROYAL EXPRESSで優雅なひととき~車両編~
東急・伊豆急 THE ROYAL EXPRESSで優雅なひととき~おもてなし編~


★駅旅・ゆけむり研究室(curokaさま)
車内散策:ザ・ロイヤルエクスプレス【乗車編】
車内散策:ザ・ロイヤルエクスプレス【車両/車内編】


★たけりんの旅と酒とホニャララと…(たけりんさま)
THE ROYAL EXPRESSに乗って来た!(2017年7月)~その1~【乗車前・ラウンジ編】
THE ROYAL EXPRESSに乗って来た!(2017年7月)~その2~【出発~食事編】
THE ROYAL EXPRESSに乗って来た!(2017年7月)~その3・最終回~【食後~到着編】






(おしまい)


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JQ

これだけ素晴らしい列車なのに、なぜパンタグラフをシングルアームにしなかったのだろうかと不思議に思います。近々登場するリニューアル787系もパンタグラフはそのままみたいです。パンタグラフを変えるだけで全然違うと思うのですが。

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00:03

くずはEX

こんばんは。

自分とは違った目線の写真と文章、とても素敵で楽しませていただきました。

【比べてみよう!!】コーナーもナイスです(´▽`*)

改めて、改造車とは思えない豪華な仕様はスゴイ!と再認識出来ました。

5月催行分は中止になり、6月以降も8月の北海道ツアー含めてて不透明ですが、これからも末永く走り続けてくれるのを願うと同時に、また乗りたいなーと強く思いました!

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21:23

京九快速

JQさん こんにちは
コメントありがとうございます。
パンタグラフがシングルアームに乗せ換えにならなかったのか、理由は分かりませんが、屋根上に余裕が無かったとか、サイズ的な問題とかですかね?
個人的にはこの「下枠交差型」がパンタの形状で一番好きです。

04

21

22:56

京九快速

くずはEXさん こんにちは
コメントありがとうございます。

乗車時に撮った画像がどれもこれもヘボヘボのボケボケだったので、旅行記や座席探訪にアップロードしていなかったのですが、このコロナ禍でしばらくは旅行にも行けなさそうなので、旅行記にしていないお出掛け記録を順次アップする予定です。

車内はリゾート21時代の面影が全く無くてビックリでした。
プラチナクラスの車両は完全に「ななつ星」のサロンカー並みの豪華さでしたね。
金額的に頻繁に乗りに行ける列車ではないのですが、コロナが終息したらぜひもう一度乗りに行きたい列車の一つではあります。

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21

23:00

ひょうきんパラダイス

はじめまして。
いつもブログ見させて頂いてます。

ロイヤルエクスプレスって思っていたより豪華ですね。
アルファリゾート21がまさかここまで変身するとは…です。
設備や料理もさることながら海岸線でゆっくり走ってくれたり撮影の為にホームに出させてくれたりと豪華観光列車として相応しいサービスがとても素晴らしいと思いました。

ただ一つ、約30年前の古い車両をリニューアルしただけの豪華列車で乗車時のドレスコードを定めてるのは頂けませんね。
(ナメてんのかとも思いました…w)
ここまでするならななつ星や四季島のように完全な新製車で豪華列車を仕立てて欲しかったですねぇ。

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01:07

タムタム

正面からの写真、何かに似てるなぁ~~、と思ったら台湾の「自強号」(プッシュプル式のやつ)。あちらは電気機関車ですが。さらに遡るなら、EF55電気機関車(当時はやった流線形にしてみたが効果がほとんど見られなかったやつ)。
結論、日本風でないってことで。

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22

07:13

京九快速

ひょうきんパラダイスさん はじめまして
コメントありがとうございます。
いつもブログを見て下さっているとのことで、ありがとうございます。

ロイヤルエクスプレスの豪華さは私も乗って驚きました。
空間の使い方がすごく贅沢ですよね。
プラチナクラスは、たった3時間ほどの乗車なのに食事を摂る車両と食事以外の時間を過ごす車両がわざわざ用意されているのには、貧乏性の私はこの分もっと人を乗せたら儲かるのになぁとか思ってしまうほどでした。

この列車のドレスコードについては、さほど厳しくはないです。
普段着でちょっと正装するぐらいの感覚で大丈夫じゃないでしょうか。
車内の雰囲気からすると、逆にTシャツにジーンズみたいな格好では浮いてしまうような感じです。

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22

23:58

京九快速

タムタムさん こんにちは
コメントありがとうございます。

たしかに自強号の機関車によく似てますね!
元々のアルファリゾート自体が、ちょっと日本離れした雰囲気の外観ではありましたね。
ブルー一色に金文字でロゴが入っていると、オリエント急行っぽくも見えたりします。

04

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00:02

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ちょいちょいアップします。

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