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スタアラ特典でアジアぐるぐる2019 【16】シンガポール航空 SQ656便 シンガポール・チャンギ→福岡 Boeing787-10 ビジネスクラス Vol.2

前回からの続きです)


出発の20分くらい前になると、ビジネスクラスにもエコノミークラスにも搭乗客が入ってきました。


搭乗ゲートで「ビジネスクラスなの?もう入っていいわよ」と、優先搭乗だかなんだかよく分からない案内で機内に通してもらったのが出発の40分くらい前だったので、機内で20分ほどの間は私一人で「ビジネスクラス貸切気分」が楽しめました。
(機内のCAさんも「なんでこいつ、こんなに早くボーディングしてきたの?」と不思議がっている様子もなく、何人かのCAさんとお話したりして楽しいひと時でした)


ぼちぼちビジネスクラスの搭乗客が入ってきて着席が進むと、ウェルカムドリンクサービス。
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ソウル発のA350-900のフライトの時と同じように、CAさんが「シャンパン・シトラスディライト・オレンジジュース」の3種類をトレイに載せて、「お好きなものをどうぞ」というスタイル。


そのあと、出発前におしぼりが配られました。
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日本だとホカホカの暖かいおしぼりですが、亜熱帯のシンガポール発ではキンキンに冷やしたおしぼりでした。
これはこれで気持ちいいです。(おっさんなのでもちろん手を拭いて顔もゴシゴシする)


窓からは、となりのスポットにシンガポール航空のA350-900が見えました。
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後方には787の超デカいエンジンも見えます。



SQ656便は、ほぼ定刻にA14番スポットを離れて一路福岡に向けて出発。
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ビジネスクラスは、真ん中列のソロシートがポツポツ空いてるだけで、外側のソロシートと真ん中のペアシートは満席。
シンガポール-福岡線なんて、あまりメジャーな路線という印象が無いので、機内が空いてるのを想像していたのですが、意外にも混んでいました。
(あとで機内散歩で見に行ったエコノミークラスもほぼ満席でした)



シンガポール航空SQ656便 シンガポール→福岡 Boeing787-10 チャンギ滑走路20C離陸





上空でベルトサインが消えると、機内サービス。
ビジネスクラスでは各席に袋入りのナッツが配られ、ドリンクサービス。
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SQ656便は、現地発が午前1時20分発の深夜便オーバーナイトフライト。
機内食は「スリーパーサービス」で、出発前にCAさんから機内食は離陸後すぐか、それとも到着2時間前にするかの希望を聞かれます。
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日本線なので、メニューには和食があり、そのタイトルは「花恋暦(はなこいれき)」。

世界中から著名な料理人を集め、究極の機内食メニューを追求するために結成された、シンガポール航空が誇る「インターナショナル・カリナリー・パネル」チーム
和食部門には、老舗料亭「菊乃井」の村田吉弘さんが日本代表としてそのチームメンバーに名前を連ね、世界トップクラスの機内食を提供する「シンガポール航空」で、味も見た目も世界のグルメを唸らせる和食メニューを開発しています。

どんなにすごい和食なのか、メニューには写真が載っていないので、「花恋暦」の実物を見られないのが残念です。



こちらは通常のコースメニュー。
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メインは「ローストハーブチキン」か「点心セレクション」か「アメリカンブレックファスト」か「コンチネンタルブレックファスト」からセレクト。
夜食というより、朝食としての性格が強いメニューとなっていますね。


メニューには福岡発シンガポール行きの機内食も載っていました。
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「花恋暦」もこれだけ品数が多く書かれているのを見ると、昼間のフライトではかなり豪華な和食が出るみたいですね。

こちらは福岡発シンガポール行きの通常のコースメニュー。
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メインこそ違いますが、メインの前後のコース内容は、ソウル発で乗ったSQ609便と似たもののようです。



このSQ656便はフライト時間が約6時間半と短めです。
せっかくのフルフラットシートでベッドになるビジネスクラスですから、私は寝ることを優先して、機内食は到着2時間前にサーヴしてもらうようにリクエストしました。
これなら、シルバークリスラウンジでガッツリ食べても、「乗ってすぐ機内食→ラウンジ飯で満腹で食べられないよ~」という心配も無く、シンガポール航空が誇るラウンジミールをおなかいっぱい食べられます。
 
ちなみにシンガポール航空の名物「サテー」は、このフライトでは提供無しでした。
(深夜便だと「サテー」のサービスは無いのかも)





出発時点ですでに暗かった照明は、上空に出るとさらに暗くなり、機内はほぼ真っ暗に近い状態に。
モニターの明かりだけがビジネスクラスキャビン内を照らしているような感じでした。
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ボーイング787の窓は電子シェードになっていますが、このフライトでは強制的に全ての窓が暗くなることはなかったです。

上空に出たばかりの頃は、ほとんどの人が寝ながらモニターで映画を見たり、一部の人は機内食をオーダーして機内にカチャカチャとお皿とカトラリの音が聞こえたりしていましたが、出発して1時間もするとほとんどの人が眠りに就いて、機内には上空の風切り音とかすかなエンジン音が響くだけになりました。


私も早めにシートをフルフラットベッドにして横になりましたが、窓側席だったので外からの「ゴーッ」という音が気になります。
そこでノイズキャンセリングヘッドフォンをつけてみると、驚くほどノイジーな音が聞こえなくなり、あっという間に眠りに落ちました。

あと、窓側席ですとフライト中は壁から冷たい外気が伝わってきますが、ビジネスクラスにセットされている毛布はフワフワで肌触りもよく、なによりこうした冷たい外気をカットして体を暖かく包んでくれました。
こうした寝具の一つ一つからも、シンガポール航空の一流のサービスが感じられます。

















夜中になんとなく目が覚めてしまい、寝ぼけ眼で窓の外を見ると、一面闇の真っ暗な空の向こうに、かすかに太陽の光が差し始めているのが見えました。
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徐々に明るくなってくる光景をボーッと眺めていると、ふいに背後から小声で話しかけられました。

「お目覚めですか?なにかお飲み物をお持ちしましょうか?」

さっきまで寝ていた私が起きて外を眺めているのに気が付いて、CAさんがそっと声掛けしてくれたのでした。

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すっかり気に入ってしまったシトラスディライトをお願いすると、すぐに持ってきてくれました。



「もうまもなく日の出の時間ですね。空が一面オレンジ色になってきれいですよ」

深夜フライトでの夜明けの瞬間を見慣れているのか、CAさんがそう教えてくれました。



「お食事の時間までまだ1時間ありますが、何か軽食をご用意しましょうか?」と言われたのですが、「そうか、まだあと1時間あるのか」と思うと、もう一度横になって寝ることにしました。













枕元に置いたスマホの目覚ましがバイブでブルブルいっているのに気が付き目が覚めると、窓の外は夜が明けていました。
空の遥か彼方には、過ぎ去った夜の闇が太陽の光の向こうに消え行くような深いブルーが一面に広がっています。
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機内もボチボチ起き出す人が出てきて、立ち上がってベッドを座席に転換させる人の姿も。

ギャレイからはカチャカチャと機内食を用意する音が聞こえてきて、機内で一晩眠って朝を迎えた、不思議な感覚になりました。




到着のちょうど2時間前。日本時間の朝6時30分頃から、SQ656便の機内では朝食の時間を迎えました。
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テーブルに真っ白なテーブルクロスが敷かれ、トレーに載せられてパン皿・カトラリ・バター・ジャム・フルーツ。
続けてジュースとミネラルウォーター、ホットドリンクがサーヴされました。


そのあとはメインの登場です。
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このフライトでも、事前に「ブック・ザ・クック」の特別メニューを予約しておきました。

シンガポール航空の「ブック・ザ・クック」の数あるメニューの中でも、世界中のビジネスクラス搭乗客から一番ともいえる人気を誇る「クラシック・ロブスターテルミドール」

この「ロブスターテルミドール」は、「ブック・ザ・クック」の中でもチャンギ発のSQ便でしか予約できないので、今回私の中では「SQ656便の予約=ロブスターテルミドールを予約」と同じくらいに楽しみな機内食でした。



いやぁ、これがですね、これまで食べてきたいろいろな機内食の中で、断然に一番美味しかったです!
(まぁ、言うほどビジネスクラス数多く乗ってるわけではないですし、せいぜい国内線プレミアムクラスぐらいなもんですが)
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普通、「ロブスター」なんてファーストクラスに乗らないと機内食では食べることができなさそうですが、ビジネスクラスで食べてきちゃいました。
深夜便の「スリーパーサービス」向けのサイズになっているのか、「ロブスター、ドーン!!」というほどの大きさではなかったですが、「ロブスターを朝食に食べるにはちょっとハードかなぁ」という心配はまったくもって無用でした。

エビ好きにはたまらないロブスターのプリップリの食感!
しっかり中までホクホクに熱が通っていて、クリームソースも全然くどくなくて非常にまろやかでした。
サフランライスは、匂いや味が苦手という人もいるかもしれませんが、こちらもとても食べやすい味付け。
かといってサフランライスらしさが損なわれるような薄味というわけでもなく、万人受けするような絶妙な調理になっていました。



ところが、感動しながらロブスターに舌鼓を打っていると食事の途中で、突然ベルトサイン。
「このあと気流の悪いところを通過するため、機長からCAも全員着席命令が出ました。機内食サービスの途中ですが、CAも着席させて頂きます」と機内アナウンス。

食事が途中で片付けられてしまうことはなかったのですが、このあと長いことベルトサインが点いたままで、朝食サービスはなかなか再開されず。
結局、続きのパンのサービスがカットされたまま機内食サービス終了~着陸態勢になってしまったのがとても残念でした。



着陸に向けて降下を開始し、大急ぎで機内食の片付けで慌しくなった機内。
優雅な気分でシンガポール航空のビジネスクラス旅行をフィニッシュしたかったのですが、なんだかバタバタした状況になってしまったのがなんとも・・・・


そんななか、大柄のおじさんCAがなんだか嬉しそうな顔を浮かべながら私の席に来ました。
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「いい写真撮れましたか?私も飛行機が好きなんで分かりますよ~」
「子供向けのギブアウェイですが、かわいいでしょ?A350導入の記念に作ったぬいぐるみですよ」

なんだか、おじさんCAからクマちゃんのぬいぐるみをプレゼントされるという、まさかの「おっさんずラブ」的展開だったんですが。
クマちゃんのぬいぐるみをよく見ると、着ている服には「FIRST TO FLY A350 ULTRA LONG RANGE」のロゴが入っていました。
どうやら、世界最長距離路線開設で導入した「A350-900ウルトラロングレンジ」の導入記念に作ったクマちゃんのようです。
さすが、自身も飛行機が好きというおじさんCA。飛行機マニアのツボを押さえてますね~。


シンガポール航空のアイコンとも言える「シンガポールガール」の美しいCAさんばかりではなく、プロレスラーみたいな大柄なおじさんCAにもこんな繊細なサービスマインドが根付いているなんて、『世界から愛される「シンガポール航空」の真髄、ここに極まれり!』ということを、フライトの最後の最後まで実感できて非常に心に残る瞬間でした。


ちなみにこのクマちゃんは、こちらの物語の中でもストーリーのキーとなる重要な役割を与えられていたりします。






飛行機はどんどん高度を下げ、福岡空港へと近づいてきています。
数時間前に夜明けを見た空は、すっかり昼間の明るい空になっていました。
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シンガポール航空SQ656便 シンガポール→福岡 Boeing787-10 福岡空港滑走路16着陸





福岡空港に到着。
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シンガポールからは約6時間30分。
機内では3時間ちょっとの睡眠時間でしたが、オーバーナイトフライトとは思えないほどに体は楽でした
フルフラットベッドと気持ちよく眠れる寝具、そしてボーイング787の特性が織り成す魔法かもしれません。

最後に飛行機を降りる時に、シンガポールガールのCAさんたちに囲まれて笑われながら、クマちゃんのぬいぐるみをくれたおじさんCAさんと握手でお別れして降機しました。



はるばるシンガポール航空から飛んできたボーイング787-10。
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今回乗った「9V-SCH」は、シンガポール航空のボーイング787-10の8号機。
2018年12月に登録されて、この時は初フライトからまだ半年というピカピカの機体でした。


福岡空港は降機側から飛行機が撮りにくい構造なので、最後までこんな写真しか撮れませんでした。
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787たんカワイイよ(ハァハァ
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福岡空港の国際線ターミナルは、いつぞやのエバー航空以来2回目です。
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今回乗ったSQ656便は、下から2番目。

って、30分近くも早着かよ!!
こういう時はもっと遅れてもいいんだぞ!!

スケジュールよりも30分短く飛んでしまった、シンガポール航空のボーイング787-10ビジネスクラスの搭乗記でした。


今回乗ったシンガポール航空SQ656便のフライトルートです。(Flightradar24.comより)
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つづく

くずはEX

こんばんは。

機内食のロブスター、お土産のベア、他にもキメやかな心配りのサービスなど、素晴らしいフライトでしたね!

早着だったのが残念極まりなかったとお察しします。

それにしても羨ましい!

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23:02

京九快速

くずはEXさん こんにちは
コメントありがとうございます。

シンガポール航空の機内食は往復とも素晴らしくて、非の打ち所がないのはさすがだと感じました。
朝食サービスが途中で中断してしまったのは残念でした。
しかもベルトサインの後、大して揺れることも無く、しかも福岡に着いてみたら30分の早着・・・。

海外のエアラインに乗ると、CAさんのサービスは個人の判断や裁量に任されているのかなと感じることが多いですね。
日本の航空会社は規則に忠実で、個人の判断でサービス対応することが憚れるのかな?とも感じます。最も日本人がそうしたサービスを希望しているということに併せてのことかもしれませんね。

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10:10

JQ

すばらしいレポートありがとうございます。
やっぱり席はほぼ満席でしたか。いつもこんな感じで多いのだと思います。恐らくオーストラリアやバリ島からシンガポールを経由して帰る人達もいるからだと思います。エコノミーは、とても眠れないと思います。787のエコノミーは、3-3-3の配列だから窓側で一人なんてきついと思います。エコノミーとビジネスの差って大きいですよね。
通常の機内食だと点心セレクションがおいしそうですね。行きの便の機内食は和食も洋食も豪華ですね。ブックザクックのロブスターは有名ですよね。自分も次は試してみたいです。パンはどの食事にも提供されるみたいですが、自分の時はなかったですね。帰りの時間の経ち方はあっという間だった思います。偏西風の関係なんですかね。関西や羽田とかだともう少し楽しめるのしょうけど。
やっぱりシンガポール航空のライブリーはかっこいいですね。ボーディングブリッジから見る飛行機ってほれぼれします。787-10は現行の機材で最高のものだと思います。
福岡空港の国際線いかがでしたか。国内線と独立してて落ち着いた雰囲気だったと思います。

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23:44

LHR-LAX

仕事でしばらく書き込みできなかったので、こちらにも続けて。

深夜便はとにかく機内で寝るに徹するが一番です。
シンガポール線だとまだ時差とかない分マシですが、欧米路線だと時差も考えて寝る時間食べる時間起きる時間を自分でコントロールしておかないと、到着数時間後がいきなり辛くなりますね。

朝食にロブスター!?いやいや写真だけ見ても美味しそうです。
やっぱりシンガポール航空は盛り付けもきれいで食欲をそそりますね。

男性CAさんからのぬいぐるみのプレゼント、もしかすると本当に管理人さんへの愛のこもった贈り物かもしれませんよ?あちらの方も多いと聞きますし。
このぬいぐるみが会社のイメージアニメにもちゃんと登場するなんて、うまい戦略ですね。些細なことですが、映像に出てきたぬいぐるみが実在してプレゼントしてもらえたなんて、飛行機好きには嬉しいエピソードになること間違いなしです!

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21

16:36

京九快速

JQさん こんにちは
コメントありがとうございます。

単純にシンガポールから福岡に行く人だけじゃなくて、その前の出発地点からの乗り継ぎ客も多そうですね。
ビジネスクラスがどんどん進化を続けていく中で、エコノミーはほとんど昔のままですね。座席数確保の問題が一番大きいと思いますが、ライフラットに近いくらいまでのリクライニングができる座席なら深夜便でもエコノミーでちょっとは眠れそうですよね。

シンガポール航空は塗装が昔からほとんど変わっていなくて、あの紺橙金のラインといえばSQというイメージが根付いています。
ANAももう何十年も濃淡ブルーのラインを変えていないし、ヘンに変えてしまうより、今のイメージを守っていって欲しいですね。

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22

10:10

京九快速

LHR-LAXさん こんにちは
コメントありがとうございます。

深夜便だと機内で過ごす時間がほとんど就寝時間になってしまうので、せっかくシンガポール航空の最新鋭787-10に乗るのにもったいない気もしたのですが、機内食はスリーパーサービスなのでラウンジで思い切りSQ自慢の料理を楽しめましたし、新型ビジネスクラスシートでぐっすり眠れて新シートの実力を体験できたので、結果的には深夜便でよかったと思います。

クマちゃんの人形は、ソウル発のSQ609便の機内であの動画をすでに見ていたので、CAさんから人形をもらった時は「おー!あの動画に出てきた人形だ!実際にあるのか」とちょっと感動しました。

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22

10:18

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