lounge SRG 見た目は大人、中身は子供!
だいぶ間が空いてしまいましたが・・・韓国旅行のレポートの最終回です。
成田行きアシアナ航空106便で帰国します。

なんせドデカい仁川空港なんで、早めにラウンジを出て搭乗口へと向かいました。
搭乗ゲートに着くと、まだ搭乗準備中。

前のフライトの到着遅れのため、出発が遅れるそうです。

機材は、ボーイング777-200ER。

サンフランシスコでアレしちゃったのと同型機です。
キャーコワイ!!
機体番号は「HL7700」。
なんか、この時偶然に香港で撮影したことのある機体だった。
帰りはエコノミークラスなんですが、スタアラゴールドの優先搭乗で、先に機内へ。
機体前方はビジネスクラス。

A380と同じ「ビジネス・スマーティウムクラス」で、スタッガード配置のクアドラシートが並んでいます。
エコノミークラスは、B777クラスでは標準的な横3-3-3配置。

最後部のみ、機体の幅が絞込まれる関係で窓側が2列配置。

今回4人組での旅行だったので、ここの4席をみんなで指定しました。
アシアナ航空ボーイング777のエコノミークラス。

カタログとアシアナ航空公表上でのスペックは、
シートピッチ 33~34インチ(83.82センチ~86.36センチ)
シート幅 18.1インチ(45.97センチ)
機内IFEのモニターは、10.6インチ。 ビジネスクラスのデカいモニター見た後だと、さすがに小さく見えます。

このモニター、タッチパネル式なんですが、私の席はとにかくタッチセンサーの反応が悪くて、ほぼ操作不能状態。
この席に座った乗客みんなが、何度も何度も画面に力いっぱい指を押し付けてきたせいか、画面にヤケがあったりヘコみがあったりと、とにかく酷い。
シートポケットに入ってるのは、機内販売カタログ、機内誌、安全のしおり、ゲロ袋、そして安っぽいヘッドフォン。

いよいよ出発です。

「韓国さよーならー」
アレの騒動の記憶も新しいので期待してなかったんですが、機内食ちゃんと出ました。

チャーハンと青梗菜の炒め物と唐揚げ。 あと、フルーツとパン。

いやー、なんていうか、すごい「普通」っていうか、「大衆的」っていうか。
初見で「ぷっ。アシアナ、これマジで?!」って思ったんですけど、今回この機内食で私、あることに気が付きました。
最近、やたら凝った機内食を企画して、宣伝してはしゃいじゃってる会社が多々あります。
なんかすごいこだわった様な「なんとかの○○風なんちゃら」とか、○○ホテルのシェフ監修の「なんとかスペシャル」とか、それはもう文字だけ見たら「うおぉぉ!××航空すげぇ!食ってみてぇ!」みたいな。
しかし、諸君! 今までエコノミークラスで出されたメシを思い出すがいい!
写真で見た「なんとかの○○風なんちゃら」も「なんとかスペシャル」も、機内で運ばれてきて、座席で広げて食う時にはもうべチャべチャなのよ。
今まで乗った飛行機全部が例外無く、そう。
もうね、「まずは目で味わってみて下さい」なんて言ってる航空会社は、「てめぇは自分とこのフライト乗ったことあんのかよ?!」ってツッコミ待ちのギャグなの?!って思う。
食ったことも見たことも無い料理がベチャベチャな状態で出てきて「目で味わえ」って、そりゃあんた人間の視覚に対する冒涜よ?!って感じー。
そして、初めて口にする料理がゆえにどんな味が分からない上にベチャベチャって、何を持って「いやーん!これマイウー!」と言えるのか。
そう、つまり、満腹感という幸福なひとときが機内サービスで成立するのは、もうこの2つのどちらかだと、私は主張する!
(1) 出来立てでホカホカ温かく、揚げ物はカラっと、炒め物はパラッと、煮物は芯まで染み渡っている
(2) とにかく酷い出来栄えでも、万人が「おいしい」と思う味付けがしっかり付いていて、多少崩れていても「あ、これはあれだな」と誰もがパッと見で判断できて安心して食べられる。
たぶん、今の機内食の製造システムやギャレイ設備、機内での配膳の手間を考えると、(1)のようなものをエコノミーで出す食事では、ほぼ不可能だと思われます。
そう、つまり、今回のこの一見すると「ぷっ。アシアナ、これマジで?!」な機内食。
実は、平凡中の平凡なメニューですが、味付けがちょっと濃い目で、味がハッキリしているのとも相まって、食べた後の満足感は、非常に高いものでした。
閑話休題。
Cさんの機内食は、事前予約のフルーツミール。

スイカ率の異常な高さにワロタ。
Kさんの機内食は、同じく事前予約のコーシャミール。

別にユダヤ教徒じゃなくても、事前予約しておけば誰でも用意してもらえます。
ちなみにKさんはユダヤ教徒ではないそうです。
窓の外は一面の雲で、どこを飛んでるのか分かりません。

反応の悪い液晶モニターで、なんとかフライトマップを呼び出しますが、

音楽チャンネルに登録されている日本のアーティストは、宇多田ヒカルとアイドルグループの2アーティストのみという、「この航空会社、本当に日本線で稼ぐ気あるのか?」と思わせる少なさ。

だんだん、窓の外が暗くなってきました。

最後のドリンクサービスでお茶を一杯もらいました。

着陸ー!

え、空港ターミナルがこっち側に見えるって事は、B滑走路かよ?!

B滑走路、しかも34R側からの着陸で1タミ到着とか、マジで勘弁して。
結局、滑走路に着陸してから30分も空港内をゴロゴロ転がって、やっとこさ第1ターミナルに到着。

サンキュー、アシアナハンゴン。

機内の最後尾に座っていたので、機外に出るまでにも時間を要しました。

お隣はニュージーランド航空のドリームライナー。
あー、またアレに乗ってニュージーランド行きたいな~。
というわけで、着陸に失敗せずに無事成田空港に到着できましたーオメデトウ!!

上から4番目の 「18:02 ソウル アシアナ航空 OZ106」が、今乗ってきた飛行機です。

今回のアシアナ航空OZ106便のフライト経路です。

(Flightradar24より)
おわり。
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京九快速
タムタムさん こんにちは
いつもコメントありがとうございます。
エコノミーの機内食で出るご飯は柔らかくなりすぎたものが多くて、正直途中で食べたくなくなりますね。
JALがモスバーガーや吉野家などとコラボした「エア○○」シリーズは、いい意味で振り切ってて好感が持てます。地上で食べ慣れたあのメニューを機内食にするとどんなだろう・・と食べてみたくなりますね。
私は元々コーヒーを全く飲まないので機内でも飲んだことがないですが、スターバックスのコーヒーを提供したりしてる航空会社もあるみたいですね。
ANAが一時期有料機内サービスでスターバックスのコーヒー出してましたが、周りの席の乗客がみんなスタバのロゴ入りカップでコーヒー飲んでるのを見て、その人気っぷりに驚いた覚えがあります。
04
13
10:43
JQ
帰りのレポートの投稿ありがとうございます。
こちらのビジネスクラスの座席も気になりますね。
なかなかクールで自分好みです。
最近乗ったシンガポール航空のカクテルのシンガポールスリングは是非搭乗されたら飲んでほしいです。これはビジネスエコノミー問わず飲めます。グラスで出てくるかプラコップで出てくるかの違いです。自分的には本場ロングバーのものよりおいしかったです。フルーティでおいしいですよ。ただあまりにも飲みやすいので、酔わないように注意していただきたいです。
嫌韓の時代ですが、韓国なかなか面白そうなので行ってみたいです。本場のビビンバや韓国風の刺身など食べてみたいです。
04
18
17:15
京九快速
JQさん こんにちは。
いつもコメントありがとうございます。
なんだかクムホグループがアシアナ航空を売却するとか、けっこうドえらいニュースが流れてますが・・・傘下のLCC共々エアライン名も変わってしまうんでしょうか。A380は持て余し気味らしいので真っ先に売却の対象になってしまいそうな予感も・・。
ANAのマイルもいい感じに貯まってきたので、そろそろスタアラ特典でシンガポールやバンコクあたりにビジネスクラスで行ってみたいなと考えています。
やっぱりシンガポール航空は外せないですね!私はアルコールが全く飲めないんですが、フルーティなお味ならシンガポールスリング試してみようかな。
04
19
11:13
タムタム
エコノミーに乗ると機内での楽しみは機内食位しかないから期待してしまうのですが、食べた後の感想としてはほぼ毎回「ま、こんなもんか」レベルですね。特に大きく食感が損なわれるお米(ごはん)はもう、仕方ないよね~ってなります。
個人的にアウトなのは夜行便の朝食で出される「オムレツ」「おかゆ」
個人的にokなのは汁かけごはん系(牛丼とかかつ丼)ですかね。
私が国際線の飛行機によく乗ってた頃は、今よりも航空券の相場が高かったので、機内食も今より豪華だった気がします。初めて乗った飛行機(スカンジナビア航空)では、チーズとかハムがふんだん出て機内食っておいしいんだ、と思いましたし。
あと、なぜ国際線の食後のコーヒーってなんであんなにおいしいのでしょうか?最近のは知りませんが、昔は乗るたびにこの世で一番おいしいコーヒーは機内のコーヒーだ!と思いましたし。沸点の違い?気圧?気のせい?良くわかりません。多分同じ感想の人はいないと思われます。
04
12
07:53