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韓国に行ってきました その5  韓国観光2日目 vol.2(正東津・江陵観光)

KTXでソウルから江陵(カンヌン)までやってきました。

最初の予定では、江陵から「海列車」という、海岸線を眺めながら走るリゾート列車みたいのに乗る予定だったんですが、なんかこの日は運休だったらしく、ツアーコンダクターのCさんとKさんが別プランを拵えてくれました。

とりあえず、江陵から在来線の嶺東線「ムグンファ」号に乗るってことで、急遽自動券売機で購入した切符を手渡されました。
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券面ほぼハングル。乗車駅名と下車駅名がかろうじて英語で書いてある以外は、全く読めねぇっす。


ちなみに、韓国ではKORAILの駅窓口で指定券を発券してもらうとレシートみたいな、ベローッと縦長の感熱印字の切符が発券されます。
自動発券機でも基本的にレシートタイプなんですが、江陵駅にあった自動券売機で買った切符は、日本のJRマルス発券の特急券
とほぼ同じサイズの切符が発券されました。
コレクションや乗車記念にするには、このタイプのほうがいいですね。



江陵駅は、KTXも在来線も発車の10分前からホームに降りられます。
(それまではホームに下りる階段にチェーンが掛けられていて、ホームに入れないようになっている)
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ムグンファ号は機関車牽引の客車列車が主体です。


ムグンファ号は基本的に普通車だけで組成されている列車が多く、普通車の車内はこんな感じです。
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今回乗るムグンファ号は、JRのグリーン車相当の「特室」が連結されていたので、特室席を購入しました。
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ムグンファ号の「特室」車両は3種類あって、

(1)かつて客車で運転されていたセマウル号の車両を格下げ利用しているタイプ
(2)ムグンファ号の車両にセマウル号の座席を移設したタイプ
(3)「ヘッテ特室車」と呼ばれる、元々「特室車両」として1998年に製造された11264形客車




今回乗車した特室車両は、(3)の「ヘッテ特室車」タイプでした。
なんでも、今に生き残ったのが6両だけという、けっこう貴重な車両らしいです。



普通車・特室車とも、横2-2の4列並びなので、あまり差が無いように見えますが、


↓普通車座席
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↓特室車座席(ヘッテ特室車)
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特室席のほうは、リクライニング傾斜がハンパなく深く、シートピッチも広くて、窓もワイドです。
普通席には無いテーブルも、インアーム収納で付いています。



このムグンファ号には、真ん中に「カフェカー」が連結されていました。

「カフェカー」と聞いて、ビュッフェみたいな車両?それとも「走るスタバ」みたいなシャレオツな車両?を想像して、ワクワクしながら中に入ってみると・・・







↓現実。
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なんだこれ。

えらく殺風景というか、やっつけ仕事的というか。




通勤車のロングシートと、窓側の向いたベンチがあるだけで、「どこがカフェなんだ?」と思ったら、


車端部にジュースの自動販売機が置いてありました。
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これでドリンクを買って、「カフェ」って、そりゃあんまりだ!



列車は非常に少ない乗客を乗せて江陵駅を発車。
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駅を出るときは複線に見えるのですが、実は片方が嶺東線、もう片方がKTX高速新線の「単線並列」。
じきにKTX高速新線が右に大きくカーブして離れていくと、嶺東線のほうは、ド田舎のローカル線に早変わり。


江陵駅を出て5分ほどすると、線路は海岸線のすぐ近くを走り、車窓には一面の海が広がります。
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海岸と線路の間には、鉄条網と有刺鉄線が途切れることなく張られています。
線路への侵入を防ぐにしては大げさで物々しいし、海側には道路も陸地も無いので、線路への侵入を防ぐにしては妙な感じです。


何なのかお友達さんに聞いてみたら、どうやら北朝鮮からの脱北者の上陸を阻止するための鉄条網らしいです。
このあたりは位置的に韓国の北東になり、北朝鮮国境も近いので、このように頑丈になっているのかと。



ムグンファ号は江陵駅から約15分で、最初の停車駅「正東津(チョンドジン)」駅に到着。
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正東津駅は、「世界一海岸に近い駅」としてギネス登録されていて、観光客が多く訪れる観光スポット。
この日も、ムグンファ号が到着するより前に、韓国人のおばちゃんのグループ客が記念撮影に興じていました。

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「世界一海岸に近い」ってことですが、
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ホームから海の間には、松の木があって、観光用のレールバイクの線路があって、歩道があって、浜辺があって・・・・と、わりかし距離感があり、ぶっちゃけ信越線の「青海川」駅に降り立った時のような感動と驚きはありません。



正東津駅を発車するムグンファ号




この駅は韓国では「海に近い」ということよりも、社会現象を巻き起こすほどブームになった「砂時計」というドラマの撮影地として有名らしく、それを記念する石盤がホームに設置されていました。
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嶺東線は列車本数が超絶少ないため、観光バスでこの駅に立ち寄るツアーも多いらしく、駅構内は観光用に、まるで公園のように整備されています。
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画像の左側に見える「07:29」の看板は、その日の日の出の時刻を表示したもの。


開業当時の正東津駅。
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1980年代?の正東津駅の周辺の様子。
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画像手前の、駅前に並ぶ小屋のような店舗は、現在ではすべて3~4階建ての商業ビルに生まれ変わっています。


正東津駅から歩いて5分ほどで、海水浴場として整備されている浜辺に出ることができます。
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なんだか山の上にクルーズ船が乗っかってますが、リゾートホテルらしいです。


浜辺を歩いていくと、SL列車が置いてある公園に出ました。
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「砂時計公園」という、ここもドラマ「砂時計」の撮影地として有名な場所らしいです。
(たぶんドラマ撮影地として人気の場所になって、それで公園を整備した・・・という感じなのでは)


SLは実際に走っていた実物ではなく、鉄板をそれっぽく組み上げたハリボテっぽいです。
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ハリボテSLの後ろに続くのは、旧ムグンファ客車のよう。
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列車の中は「時計博物館」となっていて、世界中の珍しい時計が展示してあるそうです。
タイタニック号から引き上げられた時計も展示してあるらしいのですが、たまたま立ち寄っただけなので華麗にスルー。


「砂時計公園」から正東津駅までは徒歩15分ほど。
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駅前通りは、いかにも田舎の海辺町という雰囲気です。


元々はここから江陵駅まで列車で戻る予定でしたが、正東津駅の駅前でタクって、一気に先に進みました。


ちょうど昼時だったので、江陵で有名な「スンドゥブ村」へ。
日本でも有名な韓国の豆腐鍋料理の「スンドゥブ」。江陵はスンドゥブが名物らしく、多くのスンドゥブの名店が集まっている「スンドゥブ村」という場所があります。

タクシーの運転手のおっさんに「おススメの店に行ってくれ」と頼んで、着いたのが「トンファガーデン」というお店。
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店の外にはたくさんのベンチが並んでいて、そこには順番待ちのものすごい数の人。
ざっと見ただけでも50~60人以上はいたような気がします。

整理券を取って、店の軒先にある電光表示板でその整理番号が表示されたら店の中に入るというシステム。
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店の入り口の脇にはストーブが焚いてある待合室があり、ここで順番待ち。(ただし待合室の中には整理番号の電光表示板が無いので、時々外に出て確認しに行かないとならない)
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待合室の中は、なぜか猫がいっぱいいました。

40分ほど待って、いよいよ自分たちの番号が電光表示板に出ました。
店内に入ると、来店した韓国の芸能人のサインが壁にビッシリ!
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わりと広い店内はもちろん超満員。
「こりゃ注文してから出てくるまで時間掛かるかなー」と思っていたら、注文して数分後にすぐに料理が出てきました。
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日本で「スンドゥブ」と聞くと、あの真っ赤なスープの激辛豆腐鍋を思い浮かべますが、江陵のスンドゥブは真っ白なのが特徴。
(メニューには真っ赤な激辛スンドゥブもある)
ちょっと塩っ気の強いスープと、素朴な味の豆腐は、辛くて味の濃いものばかりの韓国料理ではすごく珍しかったです。



メインが「豆腐スープ」なので、ゆっくり食べても30分ほどで完食。
そんなわけで、中で食事をしている人は次から次へと食事を終えて出てくるので、外で待っている人が多くても、さほど待ち時間は長くはありません。


「スンドゥブ村」はたくさんの観光客が来るところなので、タクシーも帰りの客を狙って次から次へとやってきます。
ですので、食事を終えた後の帰りの足を心配する必要はありません。


この日もレストランから道路に出るとすぐにタクシーが来たので、すかさずタクって次の観光地へ。


やってきたのは「江陵烏竹軒」。
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韓国の50,000ウォン札に描かれている「申師任堂」と、5,000ウォン札に描かれている「栗谷李珥」という歴史の人物のゆかりの地だそうです。

ぶっちゃけ、「その人、誰?」って感じなんですけど。

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なんか、だんだん韓国の歴史ドラマの撮影セットを見てるような気分になってきた。

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オンドルに熱を送る窯かな?
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ご丁寧にいろいろ説明の看板があったけど、全部ハングルで全く理解できないので、「ふーん」「ほーん」って感じでスルー。
まぁ、「歴史村」感覚で見て回り、そこそこ楽しめました。



1時間くらい「江陵烏竹軒」と、その敷地内にある歴史博物館を見物して、タクシーで江陵駅に戻って来ました。
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今回一緒に旅行に行った、kimiさんの正東津・江陵観光の模様はこちらで読めるよ!
 ↓
のまゆ 2回目の韓国~その4・江陵を観光~




(つづく)


JQ

韓国ってなかなか面白そうじゃないですか。
結構行かれてあるところきれいじゃないですか。
でもよくまあ辺鄙なところ行かれましたね。
自分なら不安で絶対気が気じゃないと思います。
よく無事に日本へ帰って来られましたね。
韓国は好きでも嫌いでもないですが、ソルビンというかき氷店はなかなかおいしくて行っています。結構お高いですが、丁寧につくってあります。甘さもひかえめでおいしいですよ。韓国というのは無視してただのかき氷店として評価していいと思います。
最近は韓国人観光客よく見かけますね。先日行ったシンガポールでもよく見かけました。日本人のほうが逆に会わなかったです。経済が厳しいというわりには、よく行っていますよね。借金体質なんですかね。
韓国の鉄道ってヨーロッパの鉄道を味わえていいかもしれないですね。
話は脱線しますが、韓国の航空会社って結構色々な機材持っていたりするような気がします。大韓航空なんかは747-8持っていたりしますし。意外にも航空大国なんですかね。

02

12

20:42

タムタム

ムグンファをけん引している機関車が意外にかっこよくてびっくり。ドイツやスイス、オーストリアにありそうな、シーメンスあたりが造ってそうな感じがして。
駅と海岸の風景もいいですね。確かに観光客がバスで来そうな感じです。日本で言うと長野県の野辺山駅?(こちらは山ですが)。
カフェカーの残念な感じがまたシュールで。日本だったらきっとネットやメディアから凄く叩かれそうだけど、韓国は鉄道趣味の人もほとんどいないと聞くので、叩かれることもなく生き延びているのかもしれませんね。

02

13

07:55

京九快速

JQさん こんにちは
コメントありがとうございます。

今回、自分はほとんどお友達さんの作ってくれたルーティングに付いて行っただけという感じなので、あまり移動の距離感とか辺鄙なところとかっていうイメージが全然無くて、帰ってきてグーグルマップで見かえして、初めて「行って来た」という実感がわいてきました。

反日教育がさかんなわりには、日本人に対してはあまり冷たい感じはなかったです。かといって台湾のようなすごく親切でウェルカムな温かみもなかったですけどね。
カキ氷は次にまた韓国に行く機会があったらぜひ食べてみたいですね。

大韓航空もアシアナ航空も、ANAやJALのような機材戦略とか機種統一でのコストダウンとか、あまり無さそうな感じですよね。

02

14

00:09

京九快速

タムタムさん こんばんは
コメントありがとうございます。


ムグンファ号を牽引してた機関車は8200形機関車で、ドイツのシーメンス社のものを現地生産したものだそうです。
走り始めのモーター音が音階になってるのも同じですね。

カフェカーのあの無造作というか、やる気の無さ全開の作りにはビックリしました。以前はカウンターがあったり、カフェテリアスペースみたいなのがあったり、けっこう凝ってたらしいのですが。
韓国の国民からすると、KORAILに期待するものはまず無いらしく、ただの「移動の足」というだけのモノにしか見てないみたいです。ご他聞に漏れず、韓国でも鉄道より安くて便利で豪華な高速バスのほうが人気があるみたいですね。

02

14

00:16

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Author:京九快速
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