FC2ブログ

07

20

コメント

ニュージーランド航空搭乗記 その5  プレミアムエコノミー篇 Vol.3

映画を1本見終わったところで、そろそろ寝ることにしました。


シートを最大に倒して、レッグレストを最高まで持ち上げて、羽毛の枕に頭を凭れて、ふわふわで肌触りの良いブランケットに包まって寝る体勢に。

ボーイング787はエンジンの音が非常に静かなのですが、窓側席だと風切り音がやはり気になります。
アメニティキットに入っている耳栓がなかなかの高品質で、ずっと聞こえてくる風切り音を遮ってくれるけっこういい仕事をしてくれました。

あと、窓側席だと壁側から冷気が伝わってきます。なにしろ壁の向こうはマイナス50度以下の世界。
この冷気の伝わりも、ブランケットがしっかり防いでくれて、快適でした。




・・・・しかし、普段は椅子に座る体勢で寝るのに慣れていないのと、初めての長距離路線でのオーバーナイトフライトで、気分が高まってなかなか寝付けません。





ちょっと寝落ちして目が覚めました。
熟睡したような気がしたので、かなりの時間・距離を進んだような気がしたのですが、モニターで飛行位置を見ると、行程はまだまだ半分というところ。
201805NZ-138.jpg

寝落ちしてたのはわずか1時間くらいでした。日本ではまだ日付が変わったばかりの頃です。
201805NZ-139.jpg



L2-R2ドア間のギャレイとトイレは、プレミアムエコノミー乗客専用の空間となっています。
201805NZ-142.jpg

このように、プレミアムエコノミーとエコノミークラスはカーテンで仕切られ、エコノミークラスの乗客はL2-R2ドア間のギャレイ空間には入ってこられないようになっています。
201805NZ-092.jpg


夕食の後から朝食が始まるまでの夜間フライト中、ギャレイにはプレミアムエコノミーの乗客専用のミニバーコーナーが用意されます。
201805NZ-143.jpg
ポテトチップやクッキー、チョコレート(いずれもニュージーランドではポピュラーな、ニュージーランドの人々に愛されているブランド)のほか、ペットボトルのミネラルウォーターやニュージーランドワインなども自由に飲食できるようになっています。
(もちろん自席に持っていってもOK)


このギャレイに隣接されているトイレ1ヶ所もプレミアムエコノミー専用。
201805NZ-140.jpg
プレエコの乗客にはアメニティキットが配られているためか、トイレの中にはハブラシやマウスウォッシュなどは用意されていませんでした。

トイレはウォシュレット非装備です。
201805NZ-141.jpg
「ボーイング787=ウォシュレット完備」って勝手に思ってましたが、787を導入するエアラインによってはウォシュレットを装備しない会社も普通にあるようです。
ちなみに、便座のフタはダンパーが仕込まれていて、フタを閉める時に「バターン!」と音がしないようになってます。



エコノミークラスのほうへ散歩に行ってきました。
真っ暗なキャビンはほとんどの人が就寝中。(さすがにキャビンの写真を撮るのはやめておきました)

見た感じではエコノミーの搭乗率は5割程度といった感じ。
「スカイカウチ」を利用している人は想像していたより多く、「スカイカウチ」ゾーンの1/3くらいの席が「スカイカウチモード」で寝ていました。
中には80,000円の追加料金を払ったのか、一人で「スカイカウチ」を利用しているリッチ?な人も。

「スカイカウチ」にならない席でも、3人掛けの席の肘掛を全部上げて、横になって寝ている人もちらほら見かけられました。

エコノミークラスのギャレイにも簡素なミニバーコーナーがあり、水とクッキーが用意されていました。
エコノミーにもミニバーが用意されているのは、さすがニュージーランド航空です。
201805NZ-145.jpg



プレミアムエコノミーゾーンに戻ると、ギャレイではマギーさんとイヴァンさんが喋っていました。
散歩して戻ってきたのを見て、マギーさんが「眠れないの?何か飲むものを用意しましょうか?」と話しかけてきて、そのあとしばらく3人で小声でおしゃべり。

マギーさんと話す時は北京語で、イヴァンさんと話す時は英語で。
イヴァンさんとの英語がどうしても通じないときは、マギーさんを介して北京語から英語に通訳してもらったり。
日系エアラインじゃない国際線だと、日本語が通じない不便さとは逆に、いろんな国の出身のアテンダントさんと外国語でおしゃべりする楽しみがあることを知りました。


イヴァンさんはフィリピン人なので、「ニュージーランド航空はフィリピンにも就航してるの?」と聞くと、イヴァンさんはオークランド在住のフィリピン人で、ニュージーランド航空に就職したそうです。
「ニュージーランド航空はフィリピンには飛んでいないんですが、オークランドでの採用でいろんな国の人が集まっているから、フライトクルーの中には就航地じゃない国の人もいっぱいいるんだよ」とのこと。

マギーさんの出身地・台湾へは、今年の11月にニュージーランド航空が台北桃園-オークランドが新規就航するので「今からすごい楽しみ!」と嬉しそうでした。
「ぜひ、次の時は台北経由で桃園からニュージーランド航空に乗ってね!」とオススメされました。


話し込んだついでなので、「搭乗の記念に、ポストカードとかステッカーのような小物があったら貰えませんか?」とお願いしてみました。
マギーさんがギャレイの引き出しやらケースやらをあちこち探してくれましたが、どうやらそういうギブアウェイは積んでないみたいです。
イヴァンさんはなんとわざわざビジネスクラスのギャレイに戻って探して来てくれたのですが、やはりありませんでした。

マギーさんが「エコノミーの一番後ろのギャレイは機内で一番大きいから、あそこなら何かあるかも。なにか見つかったらあとで席に届けてあげるね」と言ってくれました。



席に戻って、もう一度寝ようと頑張ってみますが、マギーさんとイヴァンさんとおしゃべりするのに頭フル回転だったので目が冴えてしまい寝付けません。
再び、ウトウトしながら寝落ちしたものの、1時間ほどで目が覚めてしまいました。

フライトマップを見ると、もうだいぶニュージーランドに近いところまで飛んできています。
201805NZ-146.jpg

オークランドまであと2時間30分。
このあと朝食の時間を迎えるのを考えると、もう熟睡して寝るほどの残り時間は無く、結局機内での睡眠時間は2時間ほどでした。
201805NZ-147.jpg


機内の照明が徐々に明るくなってきました。
201805NZ-149.jpg
パープルのライティングではなく、日の出と朝焼けをイメージしたライティングで、視覚的に朝を思わせる演出です。


背後のギャレイでは朝食の準備が始まったのか、カチャカチャとお皿やトレイの音が聞こえてきて、パンのいい匂いが漂ってきました。
この頃になると、熟睡していた人も起き出して、キャビン内は朝を迎えます。
しかし、窓の電子シェードを明るくしてみても、まだ窓の外は真っ暗。

飛行機はちょうどヌーメア上空に差し掛かった頃です。
201805NZ-148.jpg


窓の外はまだ陽が上っていませんが、機内ではモーニングタイムが始まりました。
オークランド到着のちょうど2時間前です。

昨晩のディナーの希望は私が一番最後でしたが、マギーさんの言うとおり、モーニングの希望は私が一番最初に聞かれました。
201805NZ-150.jpg
メインの温かい料理は3種類から選べます。
あんまりおなかが空いていなかったので、「スクランブルエッグ」プレートはてんこ盛りっぽいし、和食でご飯を食べる気分でもなかったので、「シナモンワッフル」を選びました。

スターターには、シリアルとヨーグルトとフルーツ。
201805NZ-151.jpg

フルーツは、乾燥した機内では普段食べるのより数倍フレッシュに感じます。
しかし、こういう比較はあんまりよくないかな?と思うのですが、フルーツに関しては「エバー航空」で出てくるものほど美味しくはありませんでした。
201805NZ-152.jpg

クロワッサンは機内で焼き上げた(温めなおした)ものが、熱々の状態で提供されます。
201805NZ-153.jpg
このクロワッサンがとんでもなく美味しかったです!おかわりをお願いして、追加で2個も貰いました。

そして、メインのシナモンワッフルです。アップルコンポートとヨーグルトが掛かっています。
201805NZ-154.jpg
こちらもワッフルがサクサクで、「機内にワッフル焼き機でも搭載してるのか?」と思うような焼き上がり。
シナモンがけっこうキツイので、シナモンが好きな人には朝から非常に幸せな気分になれます。
アップルコンポートはちょっと味付けが甘すぎだったかな?ヨーグルトと絡めて食べるとちょうどいい感じでした。

「どうせ、全体的にベチョっとした感じのパンや、フニャフニャで風味の無いワッフルが出てくるんだろうな」と予想してたんですけど、なんともまぁ、ホテルのルームサービスのモーニングでも食べてるような上品なおいしさでした。


食後の飲み物には、マギーさんおすすめのホットジャスミンティー。
201805NZ-155.jpg
ちょっと濃いめの味だった「シナモンワッフル」プレートのあとには、ジャスミンの爽やかな香りで口内がすっきり。




モーニングの片付けが終わると、もうあと1時間ほどでオークランドに到着です。
席でのんびりしていると、イヴァンさんがビジネスプレミアゾーンからやって来ました。

何かな?と思ったら、「さっきのポストカードなどの搭乗記念の小物なんだけど、うちの会社では用意してないみたいで、機内には積んでないみたい。で、これ、僕が乗務する時にカバンの中の小物を整理するのに使ってるポーチなんだけど、昔ビジネスプレミアで配ってたアメニティバッグで使われてたものなんだ。僕が使ってたものだからあんまりきれいじゃないんだけど、こんなので良かったら記念にあげるよ」
201805NZ-156.jpg
と、わざわざイヴァンさん自分の使ってたポーチをプレゼントして下さいました。
ポーチには「Air New Zealand」の刻印とロゴマークが入っています。
イヴァンさんの使い方が丁寧なのか、物が丈夫なのか、あまり痛んだところも無く、とてもきれいな状態でした。

ポストカードは、ニュージーランド航空創立75周年記念の時に、「TEAL」時代のポスターを復刻したデザインのもので、こちらは別のアテンダントさんが持ってたものを提供して下さったそうです。


「機内に積んで無いんです。すいません」で済むところを、わざわざこうして私物まで出してきて提供して下さったことに、嬉しさや感激ももちろんありましたが、一番には非常に頭の下がる思いでした。


イヴァンさんが下さったポーチやポストカードを眺めていると、今度はマギーさん。
「反対側の窓から朝日が昇ってきたのが見えるよ!」と、ギャレイの窓のところへ連れてってくれました。

窓から外を見てみると、まるで雲の向こうが燃えているかのような真っ赤な空。
201805NZ-157.jpg

待つ事、数分。 眩しい光が窓に差し込んで来ました。 日の出の瞬間です!
201805NZ-158.jpg

自分の席に戻ると、日の出とは反対側の西の空も、徐々に赤く染まり始まりました。
201805NZ-159.jpg



飛行機は徐々に高度を下げていきます。
朝食が終わって30分ほどすると、成田を飛び立ってから10時間以上ぶりに視界に陸地が見えてきました。
201805NZ-160.jpg

201805NZ-162.jpg


ノースアイランドを南に沿って飛んできた飛行機は、東に向かって急旋回。
オークランド空港への着陸態勢に入ります。
201805NZ-161.jpg





成田空港出発から約10時間30分で、オークランド空港に到着。
着陸すると、外は湿度が高いのか、窓が一瞬で真っ白になってしまい、空港の様子があまりよく見えませんでした。


モニターのフライトインフォメーションは、オークランド空港に到着するとこんな表示に切り替わりました。
201805NZ-163.jpg
成田出発時の到着予定時刻は7時34分で、タイムテーブル上よりも1時間早着の予定でしたが、結局予定より30分の延着。
それでもタイムテーブル上の予定時刻より30分ほど早い到着となりました。



ボーディングブリッジはL2ドアにのみ据え付けられ、ビジネスプレミアとプレミアムエコノミーの乗客が優先降機。
ドア位置的にプレミアムエコノミーのほうがビジネスプレミアより降機口に近いので、実質、プレミアムエコノミーの乗客が最優先降機となります。



オークランド空港に向けて着陸態勢に入る前に、マギーさんから「空港に到着してから先を急いでる?すぐに飛行機を降りる?」と聞かれました。
別に先を急ぐ用事も無いのでそう答えると、「じゃぁ、空港に到着したらしばらく席に座って、私が呼びに来るまで待っててね」とのこと。





プレエコとビジネスプレミアの乗客がみんな降りた後に、エコノミー客の降機が始まりました。
エコノミーの客が半分くらい降りたであろう頃に、マギーさんが席に来ました。


マギーさん「キャプテンがコックピットで待ってますから、一緒に行きましょう。」






「え?」と、一瞬言われていることが理解できず、マギーさんの後に付いていくと、なんだか流れ的にコックピットに招き入れられているという展開。


大きな体のニュージーランド人のキャプテンが「ようこそ!」と満面の笑顔で、「どうぞ中に入って!」


「え?え?え?」となんだか状況がよく理解できないうちに、キャプテン席に座って、帽子をかぶせられて、気が付けばコックピット内で記念撮影してました。
201805NZ-166.jpg



「写真撮ってもいいですか?」とキャプテンに聞くと、「もちろん!滅多に見られないだろう?いっぱい撮ってくといいよ!」
201805NZ-164.jpg

写真を撮りながら、隣の席に座ってるコーパイさんが、「このレバーはね・・・」「ここを押すとね・・・」と英語で説明してくれたんですが・・・英語がよく理解できない上に、コックピットの機器も全く知識がないので、残念ながら説明はほとんど分からずじまいでした。
こんな展開になるなら、コックピットについて勉強して来ればよかったなぁ。
201805NZ-165.jpg


キャプテンがとてもお話好きで、ジャンボを操縦してた頃の話とか、787がオークランドに初デリバリーされた時の様子とか、それはそれは楽しそうに話してくれて、夢のようなひとときでした。
(でも自分の英語力の無さのせいで、キャプテンの熱い語りが全て理解できなかったのが、本当に残念・・・!)


キャプテンやコーパイさん、そして操縦交代要員のもう1人のコーパイさんと熱く握手を交わした後、急いで降機口へ。



降機口からブリッジに出ると、フライトクルーさんが全員勢ぞろい。
ちょうど機内のチェックが終わって、みんなで飛行機を降りるところでした。
201805NZ-167.jpg
マギーさんが「みんなで写真撮りましょう!」ということで、フライトクルーのみなさんとも記念写真を撮ってもらいました。
(写真を撮ってくれたのがマギーさんだったので、マギーさんが写ってないのが残念)


結局、フライトクルーのみなさんと一緒に飛行機を降りてブリッジを進んで、マギーさんやイヴァンさんとお話しながら入国審査場まで一緒でした。
みんな、一晩の長いフライトで仕事をしてきたとは思えないほど元気で、全然疲れた表情が無いのがすごいなぁと感じました。



「そういえば・・・」と、この時改めて思ったのですが。
10時間以上も飛行機に乗ったままで移動してきて、寝不足気味なのに、想像していたよりも疲れがほとんど感じられません。

普段は日本で国内線に乗っただけでも、到着空港で顔や腕の肌がカサついて、知らない間に爪が割れてたりするのはよくあることなんですが、オークランドの空港に着いて飛行機降りた後もそういった症状が全く出ていません。
今回、超長距離でボーイング787に乗ってみて、787の特徴でもある機内の湿度の高さを、身をもって実感しました。




成田から飛んできたボーイング787-9。
201805NZ-168.jpg
英語で書かれた看板や空港の建物の雰囲気から、「お~!海外の空港に来たぞ!」という実感がわいてきます。


オークランドの空港に駐機している飛行機は、ほとんどがニュージーランド航空の機体ですが、
201805NZ-169.jpg


オーストラリアのカンタス航空の飛行機も多く見かけます。両国のつながりの深さや行き来する人の多さを感じます。
201805NZ-170.jpg


入国審査場の手前に、ニュージーランド原住民の装飾をあしらったゲートがありました。
201805NZ-171.jpg
ゲートの奥に銀色の大きなゴミ箱のようなものが見えますが、不要な食品の廃棄ボックスです。
このあと、入国審査場に入るまで、至る所にこの廃棄ボックスが置かれています。

ニュージーランドは入国の際に、他国からの食料品の持ち込みが非常に厳しくチェックされます。
肉、果物、野菜、魚、豆類などは当然持ち込み不可。他国の乳製品やハチミツなども持ち込みできません。
ニュージーランド航空のビジネスプレミアでは、機内でリクエストするとリンゴやバナナなどの果物がもらえますが、これらをカバンに入れて機外に持ち出し、税関のチェックに引っ掛かると罰金になるので、ちょっとしたことで非常に恥ずかしい目に遭うみたいです。

さらに、出発空港で出国後に購入したお菓子やお土産品の類も、食べかけや開封してあるものは基本持ち込み不可。
非常に厳しいです。



入国審査場の手前に、なぜか巨大な免税店街があります。
有名高級ブランドの化粧品やお酒の類などで、ニュージーランドっぽいものはありません。


入国審査場はガラガラでした。
NZ90便がオークランドに着いたのが午前8時頃。
アメリカやアジアからの長距離便の到着ラッシュは、もっと早い朝の5時~6時台なので、入国審査場の混雑もすでに終わった後という感じで、入国審査場は非常にまったりとした雰囲気でした。

入国カードを審査員に出すと、今日到着で明日帰国するという弾丸スケジュールを若干疑われました。
「休暇が短いので」とか「日本人はあまり長い休みが取れないのです(それにしてもニュージーランドに1泊2日というのはアレだが)」とか、いろいろ説明(言い訳?)した挙句、最終的に「マイレージランです!(マイル修行)」という超恥ずかしい理由まで説明して解放、入国できました。



で、大変なのがこのあとの税関と検疫検査です。
ここでの手荷物検査が非常に厳しい。
成田からの飛行機がオークランドに着いた後、私はそのあとコックピットにお招きされたので、飛行機を降りる頃には同じ飛行機に乗ってきた乗客は全員降りて行った後でした。
入国審査場にも、成田から飛んできたと思われる日本人の姿は全く無かったのですが、税関まで進むと同じNZ90便に乗ってきた日本人がまだわんさか行列していました。

まず、検査官に手荷物に食品が入ってないか聞かれます。
実は、成田空港で「機内で食べよう」と思って買ったチョコレートと小袋のスナック菓子を持ってました。
さらに、機内のミニバーコーナーでお菓子を物色してたら、マギーさんが「よかったら持って帰る?」と、大量のミニバー提供品のチョコレートやらクッキーやらポテチやらを袋に入れて、お土産に持たせてくれました。

入国の際に食品持込が厳しくチェックされるというのは事前学習で知っていたので、あらかじめ持っている食べ物は全てコンビニのビニール袋にひとまとめにしておきました。
せっかくマギーさんにもらったお菓子も、最悪没収かな~と心配でしたが・・・・

検査官に「食品チェックするから全部出してね」と言われたので、お菓子をまとめといたビニール袋を出しました。
ビニール袋の中に何が入っているか、けっこうちゃんとチェックされました。
機内で貰ったお菓子が全部ニュージーランド産の有名なものだったのと、成田で買ったチョコレートが世界の有名ブランド「キットカット」だったので、これらはほぼスルー。
(ニュージーランドに来た外国人が、なんでニュージーランドのお菓子を大量に持ってるのかという疑問は持たれなかったのだろうか・笑)

しかし、成田で買った小袋のスナック菓子が思いっきり日本語で書かれていたので、検査官に「なにこれ?」と聞かれました。
「日本で買ったポテチです」と言うと、没収かな~?と思ったのですが、それもスルーでした。
「スーツケースの中にほかに食品は入ってない?」と聞かれ、「入ってないです」と伝えると、検査場を抜けることができました。


で、このまま到着ロビーに出られるのかな~と思ったら、さらに手荷物の開封検査とX線検査が待っていました。
「スーツケースの中にほかに食品は入ってない?」と聞かれ、「入ってないです」と伝えた先で、スーツケース開けて食べ物出てきたら、それはもう恥ずかしい展開が待っているという恐ろしいニュージーランド・トラップ!!

アジア圏のゆるーい税関・検疫の感覚でニュージーランド行くと、とんでもないことになるので、要注意。
食品の持ち込み申請は、真面目にちゃんと。
自分でうまく説明できない食べ物は持って行かない。

あと、ニュージーランドでは医薬品の持ち込みも厳しくチェックされるらしいです。
常用している薬や、飲みつけている薬を持っていく場合、何の薬か英語で説明できるようにしておいたほうがいいみたいです。


飛行機を降りてから約30分で、到着ロビーに出られました。
飛行機からターミナルまでが歩いて10分くらい。入国審査場は待ち時間無しだったので、残りの20分ちょっとを税関と検疫で費やした計算になります。


ついに、ニュージーランドに初入国!!
201805NZ-182.jpg
到着ロビーの壁には、大きく女性アビエーターが描かれています。
ニュージーランドの女性パイロット「ジーン・バテン」の肖像画です。天井からぶら下がっているのは、彼女の愛用機かな?


国際線のアライバルインフォメーションボードです。
201805NZ-172.jpg
この1枚で朝7時台から夕方16時台までが表示されているので、ニュージーランドで一番大きな国際線ターミナルと言えども海外からの便は非常に少ないですね。
それだけニュージーランドが世界中のどの都市からも遠く離れていて、非常に距離があるということでしょうか。



オークランド空港のターミナルはあちこちが改装工事中。
インターネットで確認したターミナルマップでは、展望デッキがあるようだったので、さっそく行ってみようと思ったら、展望デッキに繋がっている階段があるはずの場所は工事用の壁に囲まれていました。
空港の案内カウンターで聞いてみたら、展望デッキはターミナル工事で閉鎖中とのこと。
うーん、残念!


とりあえず、ホテルへ向かうことにしました。





今回乗ったニュージーランド航空90便のフライトルート (Flightradar24より)
201805NZ-178.jpg

201805NZ-179.jpg

201805NZ-180.jpg

201805NZ-181.jpg




(つづく)

よっさん

今回も楽しく読ませて頂きました。
それにしても感動したのはニュージーランド航空のクルーの皆さんのホスピタリティー、おもてなしの心です。
マナーや言葉遣いも大切な事なのでしょうが、この人を満足させたい‼️という想いが人を感動させる第一の要素なのかと思いました。私は海外へは十七年前に台湾に行ったきりですが、次に海外へ渡航するならニュージーランド航空でニュージーランドに行ってみたい。そう思わせるほどに素晴らしいレポートでした。続編、楽しみにしています。

07

20

14:22

京九快速

よっさんさん こんにちは
コメントありがとうございます。

成田で乗ってからオークランドで降りるまで、とにかく全てが楽しいフライトでした。
文中に何度も出てくるマギーさんとイヴァンさんには本当に良くして貰いました。このお2人をはじめ、フライトクルーのみなさんには感謝感謝です。

飛行機マニア全開で行ったのもありますが、恥ずかしがらずにとにかく自分からクルーの方に話しかける姿勢は大事かなと学びました。(コックピット入れてもらえたり、いろんなサービスがてんこ盛りだったりっていう対応をしてもらえるということはまた別として)
こっちがコミュニケーション取る気満々の姿勢を見せれば、相手もレスポンスが取りやすいのだと思います。

日本のエアラインのクルーに比べると、このニュージーランド航空のクルーのフレンドリーさとテンションぶち上げの陽気さは驚きでしたが、個人的にはこっちのほうが居心地がいいですね。

07

20

23:25

JQ

海外路線は、エコノミークラスしか乗ったことがないので自分も来年あたりビジネスクラスデビューしてみたくなりました。高いですが。シンガポール航空の787-10に乗ってみたいです。
ブログ主さんは割とマイルの上級会員みたいなので、エコノミーからアップグレードされたらいいんじゃないでしょうか。安価でアップグレードなどあるみたいなので。YOUTUBEの動画で見たことがあります。

日本の航空会社と違ってルックスよりも人柄で採用している感じですね。
こんなに柔軟にコックピットまで案内してくれるなんてすばらしいです。

07

21

01:20

タムタム

コックピットに入れてもらえるなんて凄いですね!私も何度か入れてもらったことはあるのですが、それはアメリカのテロの前だったので。あれからセキュリティは格段に厳しくなったのでよく写真まで撮らせてもらえたなぁと思います。
それにしてもクルーの方々、グッジョブですね!
ちなみに、こんな素晴らしいフライトなら私なら寝ません。起きてます、ずっと(たぶん)

07

21

08:15

LHR-LAX

787に乗った後の疲れ知らずな感覚はよく分かります。
飛行中の乾燥がかなり改善されているのが、長時間飛行になればなるほど実感しますね。

私もすっかりフルフラットでないと熟睡できない体になってしまいました。昔は斜めに横になるライフラットでも快適に感じていたのに。
横になって眠れる快適さがビジネスクラスの一番の進化です。もう座席タイプでのオーバーナイトは無理かも。

ニュージーランド航空のクルーの応対は神掛かってますね〜
もしかして管理人さん、雑誌のライターだと思われたんじゃ!?
なかなかここまで飛行機好きの心をくすぐるサービスはできませんよ!
コックピット見学は、日系ではまず無理ですが、海外のエアラインでは今でも見せてくれるところはあるようです。

NZで絵葉書とか用意されてないのは意外です。飛行機の絵柄のほかにニュージーランドの美しい風景の絵柄のとかありそうなのに。
絵葉書やグッズ載せるスペースの分をニュージーランドワインを一種類でも多く載せる、なんて考えだったりして!

07

21

13:29

京九快速

JQさん こんにちは
コメントありがとうございます。

私も普段ビジネスクラスなんて高くて乗れないですよ~。
今回はバーゲン価格で売り出されていたので乗ることができました。
こういうバーゲン販売情報にはアンテナを高く張っていたいですね。

今回出会ったニュージーランド航空のクルーの方々を見ていると、社内の雰囲気がそのままクルーのサービスに反映されているのかなと感じました。
おおらかというか、フリーダムというか、あまり規則に縛られていなくて、「自分がしてあげたい、してもらったら嬉しいと思うサービスを進んで提供しましょう」みたいな。
ニュージーランド行きの飛行機の中で、まさか北京語でクルーを会話することになるとは思ってもいませんでしたが、台湾人のマギーさんにしてみれば日本人から北京語で話しかけられて嬉しかったというのもあるのかもしれません。
でも、頼んでもいないのに「反対側の窓から日の出が見えてきたよ」と教えてくれたり、内緒でキャプテンに連絡を取って最後にサプライズでコックピットに招いてくれたり、見ようによっては過剰サービスに感じる人もいるかもしれませんが、ここに一人熱烈なニュージーランド航空ファンを作ったことは、マギーさんとイヴァンさんの功績に間違いないです。

07

21

23:41

京九快速

タムタムさん こんにちは
コメントありがとうございます。

機内では初めての長距離国際線ということもあって興奮しっぱなしでした。
寝不足もなんのその、成田で出発してから、成田に帰ってくるまで全てが楽しかったです。
コックピットは、最初ドアのところから中を見せてもらえる程度なのかと思っていたので、ドアのところで立ち止まってコックピットの中を眺めていました。するとキャプテンが背中を押すように中に入れてくれたので、もうその時点で何が何だか分かりませんでした。
キャプテンの帽子を被せられて、私の手からカメラをコーパイさんが持っていってツーショット写真は撮り始めるし、自分の理解よりも事の方がどんどん先に進んで行ってる感じで、たぶん時間にして10分以上コックピットに座って話を聞いたりしてたんですけど、もう一瞬の出来事みたいな感じでした。
今思い出しても「夢かな?」と思うほど、現実感がない出来事でした。

07

21

23:50

京九快速

LHR-LAXさん こんにちは
コメントありがとうございます。

787の機内加湿の効果は、長距離で乗って初めて実感しますね。
東京から台湾へ飛ぶ時に、機内の乾燥で爪がいつも割れるので出発前には爪を短く切るように心がけていたのですが、今回はそれを忘れてしまいました。
でもオークランド空港に着いてから気付いて爪を見たのですが、割れている爪は一つもありませんでした。顔や腕の肌のガサガサ感も全くなかったので、787はやっぱスゴイわ~と改めて実感しました。

ニュージーランド航空ってもしかすると、あまり航空ファンが乗らないエアラインなのかもしれません。
今回のクルーの方々の対応や反応を見ていると、飛行機マニアをものすごく珍しそうな、ANAやJALのように「マニアはこうあしらっておけばOK」みたいな感じが全くなくて、マニアを喜ばせようという対応がすごく新鮮でした。

07

22

00:02

PMdiet

 さすが787は違うんだなぁと、最近ANAに乗ってないとまたエンジンで大変なことになっているみたいですが。
 CAさんやクルーのサービス精神も凄いですが、プレミアムエコノミーの待遇もよくある、シートが大型でサービスは基本エコノミーにプラスアルファ、とは明らかに違いを感じますねぇ。
 乗ってみたいけど国外線はパスポート取るところからだな。

07

22

10:15

overdose

入国時の食料品検査についてのレポートは為になりました。
検査員はかなり厳しく言ってきますか?非常に緊張しますね。
検査前に、持ってる食べ物は全部捨てた方が良さそうですね。

空港着陸前の動画は、まるで北海道のような風景ですね。とても広々としているイメージだったのですが、家が密集してるのを見て、日本と同じような感じがしました。

07

22

17:08

京九快速

PMdietさん こんにちは
コメントありがとうございます。

ANAの787、確か2年ぐらい前もファンブレード破損問題で運航停止が相次いでましたが、ここにきてまた、しかもこんなに大量の運休便が発生するなんて、思ってもいなかったです。
念には念を入れての安全策で、ということなんでしょうね。大きな事故が起こるより前に、運休してでもしっかり直して欲しいですね。

初めてのニュージーランド航空利用でしたが、予想もしていなかった「大盛り上がり」な感じでフライトが楽しめたので、人生の中でもかなり記憶に残るフライトでした。
もっといろんな航空会社の長距離路線に乗ってみたいですね。

07

24

10:58

京九快速

overdoseさん こんにちは
コメントありがとうございます。

オークランドでの入国時の食料品検査が厳しいというのは、事前に予習しておいたので私はさほど時間が掛からなかったですが、同じ便に乗ってきた日本人の中には、スーツケースの中に入れていたカップ麺やフリーズドライの食品を掻き出して提出したりしてる人もいてかなり大変そうでした。

向こうは毎日の仕事でこなしているプロなので、チェックには慣れている感じですし、強面で脅されるように言ってくる感じではないので、そんなに緊張しなくても大丈夫です。
検疫チェック前に、持っている食品を全部手元にひとまとめにして、すぐ提出できるようにしておけば検査員もチェックが楽でしょうし、時間も掛かりません。

オークランド空港着陸前の風景を眺めていて、私も牧草地帯が広がっていて、家がポツポツと点在していて、羊の群れが見えるような風景を想像していたのが、ほとんど日本と変わらない密集した住宅地だったのには驚きました。

07

24

11:08

niko

NZに乗りたくなるような搭乗記ですね。
今回もとても楽しく読ませて頂きました。

国内線でも上級クラスだとクルーによっては結構フレンドリーだったりしますけど長距離国際線PYでここまでしてもらえると個人的にはセール料金で乗るのが申し訳なくなるかもしれませんw

歳を重ねても飛行機に乗って旅に出ると今だにウキウキしちゃいますがこれだけのホスピタリティを体験してしまうと生涯忘れる事のないサービス体験になりそうですね。

私も余裕が出来れば1度乗ってみたくなりました。

07

27

16:38

剛力やばめ

シートは広くて快適そうだし、機内食も美味しそうだし、キャビンアテンダントも気が効く人が多いし、素晴らしい航空会社ですね。
ニュージーランド航空ってそんなに有名じゃないというかメジャーなイメージが無いんですけど、ブログを読んで乗って見たくなりました。
コックピットへはどのようにお願いして入らせてもらったのですか。

07

27

22:51

京九快速

nikoさん こんにちは
コメントありがとうございます。

搭乗記を楽しく読んでいただけているようで、頑張って書き綴った甲斐があります!
自分はこれが初めての長距離で一晩を越すフライト体験だったのですが、最初から最後まで未体験なことばかりで、生涯きっと忘れることのないフライトになりました。
ニュージーランド航空、ホントにステキなエアラインです。
でも、最初の体験がこんなに素晴らしいプレエコでサービスだったので、次に他のエアラインに乗った時に期待値が高くなりすぎて、満足できなくなってしまったらどうしようと、ちょっと思っています。

07

28

22:51

京九快速

剛力やばめさん こんにちは
コメントありがとうございます。
うちのブログもついにZOZOTOWNの方からコメントつけてもらえる様になりましたか~(違)

プレエコもこの後出てくるビジネスプレミアも、実際プロダクトとしてはあまり新しいものではないんですが、CAさんのちょっとした心遣いや座席周りのわずかなゆとりが長い時間のフライトでは非常に心地良く感じられるもののように思いました。

コックピット見学は、こちらからお願いしたわけではありません。
成田で搭乗した際に、最初のCAさんとのコンタクトで飛行機好きだとか初めてのロングフライトでドキドキワクワクです~みたいな会話をして、フライト中にもCAさんとおしゃべりをしていくうちに、CAさんが気を利かせて機長さんに話をしてくれた、というのが流れです。

07

28

23:02

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

京九快速

Author:京九快速
ちょいちょいアップします。

カテゴリ

Designed by

Ad