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JR四国のバースデイきっぷで周遊旅行 その14

特急「宇和海」号に乗ってやってきた八幡浜。

次はバスに乗るんですが、てっきり駅前広場のバス乗り場から発車するバスだと思ってて、乗り場を探したんですが目的地の行先のバス乗り場が無い。

偶然、回送でバス乗り場に入ってきたバスの運転手さんに聞いてみたら、駅前バス乗り場からではなく、駅前通りをちょっと進んだ先にあるバス営業所前の停留所から発車だそうで。
この回送バスが来なかったら、危うく予定のバスに乗り遅れるところでした。

で、やってきたバスはなぜか高速仕様のバス。
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バスの中も3列シートで、高速バス仕様。
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このまま高速道路に入って、目的地と全然違うところに行っちゃったらどうしようと心配になりましたが、無事目的地に到着。


やってきたのは、八幡浜港フェリーのりば。
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「バースデイきっぷ」の有効期限はこの日までなので、まだあと半日はJR四国の特急が乗り放題なのですが、今回の旅行では、ここ八幡浜港からフェリーに乗って、九州へと向かいます。




四国と九州はすぐ隣同士の島なので、フェリー航路がいくつかあります。

宇和島運輸フェリー 八幡浜~別府  八幡浜~臼杵

九四オレンジフェリー 八幡浜~臼杵

国道九四フェリー 三崎(愛媛)~佐賀関(大分)

宿毛フェリー 宿毛~佐伯

松山・小倉フェリー 松山~小倉


今回は、最初から四国から九州へと渡る予定で計画を立てていたので、「バースデイきっぷ」利用の乗り放題と同時に、フェリーへの乗り継ぎも考慮しながらルート作成をしました。

結局、四国最終日に「伊予灘ものがたり 大洲編」の指定券と食事券が予約できたので、「伊予灘ものがたり」が走る予讃線沿いにある八幡浜港からフェリーを利用することにしました。

ちなみに、
国道九四フェリー → 三崎・佐賀関ともに、マイカー利用でないと各港へのアクセスはほぼ不可能
宿毛フェリー → 宿毛港・佐伯港ともJR駅からのアクセスがよいが、一日3本と本数が少なすぎ
松山・小倉フェリー → 夜行便のみの運航で、昼行便の設定が無い
と、それぞれに一長一短。


結果、2社が競合することで本数も多く、各港からのアクセスもよい八幡浜便が一番使い勝手が良いです。
どのくらい運航便があるのかというと・・・

八幡浜00:20 → 別府 03:10 宇和島運輸
八幡浜01:15 → 臼杵 03:40 オレンジ
八幡浜02:50 → 臼杵 05:15 オレンジ
八幡浜05:50 → 臼杵 08:15 宇和島運輸
八幡浜06:20 → 別府 09:10 宇和島運輸
八幡浜08:40 → 臼杵 11:05 オレンジ
八幡浜09:40 → 臼杵 12:05 宇和島運輸
八幡浜10:15 → 別府 13:05 宇和島運輸
八幡浜11:45 → 臼杵 14:10 宇和島運輸
八幡浜12:45 → 臼杵 15:10 オレンジ
八幡浜13:00 → 別府 15:50 宇和島運輸
八幡浜14:35 → 臼杵 17:00 オレンジ
八幡浜15:35 → 臼杵 18:00 宇和島運輸
八幡浜17:25 → 別府 20:15 宇和島運輸
八幡浜18:45 → 臼杵 21:10 オレンジ
八幡浜20:30 → 別府 23:20 宇和島運輸
八幡浜21:00 → 臼杵 23:25 オレンジ
八幡浜22:00 → 臼杵 00:25 宇和島運輸
八幡浜23:50 → 臼杵 02:15 宇和島運輸

朝から晩までこの本数。(一部土日休航便あり。2018年2月現在)




フェリー乗り場へ歩いていくと、ちょうど九州からやってきたフェリーが入港するところでした。
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接岸すると、フェリーは船首部分を大きく開いて、トラックを受け入れる準備に入りました。
ボーイング747貨物機のカーゴノーズを思わせる光景です。
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八幡浜港のフェリーターミナルは、天井照明が少なくて昼間でも薄暗かったです。
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1階には売店があり、乗船前にお土産や軽食・お菓子や飲料を買うことができます。2階には喫茶レストランもあります。
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こちらは宇和島運輸フェリーのチケット売り場。
ちょうど運航便が無い時間帯なので、窓口はカーテンで閉じられています。
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こちらは九四オレンジフェリーの窓口。
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窓口に行き、これから乗る便のチケットを買おうとしたら、「乗船名簿を記入して下さい」と言われました。
乗りなれない乗り物なので、どうも勝手が分からず戸惑います。
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発券された乗船券です。ちなみに支払いは現金のみ。クレジットカードは使えません。
(インターネット予約でも乗船券は窓口購入となり、ネット決済はできないので、結局は現金精算になります)
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乗船開始時間になりました。
改札口のようなものは無く、乗船員さんが「こっちでーす」と乗客を引率して船内に連れて行くスタイル。
九四オレンジフェリーには「おれんじ四国」と「おれんじ九州」の2隻のフェリーが在籍しています。
これから乗るのは「おれんじ四国」でした。(ちなみに2つに、設備の違いは全く無いらしい)
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船内に入ると、売店と窓口カウンターがあります。(画像右端の自動ドアがフェリーの入り口)
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売店ではおみやげや軽食などいろいろ揃っていて便利に使えそうです。
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売店カウンターの反対側は、3階客席に上がる階段。
このあたりの大掛かりな設備と空間の広さは、さすがフェリーという感じです。
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順に客用設備を見て行きます。

まずは、さきほどの階段を上がらず、その奥にある2階客席。
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客席入り口のエントランススペースです。
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その奥には、広めのカーペット敷きの2等客席が8区画あります。
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この日の乗客は10人ほどとかなり少ない人数だったので、1グループ2~3人でこの広い区画を占有できるほどでした。
私は一人で一番広い区画を貸切利用できたのですが、広すぎて逆に落ち着かなかったです。


売店カウンターの裏手には、カフェテリアがあります。
船内では軽食の提供も行われていて、温かい出来立ての食事をここで食べることができます。
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階段を上がって、3階です。
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3階の2等客席は、2階の客席よりこじんまりとしているので、少人数ならこちらの方が落ち着きそうです。
実際、左舷側の2区画は真っ先に使われていました。
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階段の吹き抜けを3階から見下ろしたところです。
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3階の船尾部分には、カーペット席とは違ったスペースがあります。
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2等椅子席です。
客席というより、シアタールームという感じで、何かのドキュメンタリー番組が放映されていました。
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マッサージコーナーには、マッサージチェアが置かれていました。ちなみに、有料です。
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ゲームコーナーです。古い旅館を連想してしまいました。
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3階船尾の一番奥は、展望ラウンジスペース。
見晴らしも良く、ソファーもフカフカで居心地が良い空間ですが、なぜか終始無人でした。
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このほか、3階には特等洋室・1等洋室・1等和室という特別ランクの客室があるみたいです。
特等洋室には専用のシャワーとサニタリースペースが完備されているよう。
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空室があれば、船内でも差額を払ってクラスチェンジできるようです。
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3階の2等客室スペースの真ん中にはシャワールームがあります。
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シャワー室の中は、お世辞にも「新しくてきれい」とは言えないものですが、シャワーブースは広く、水圧も良いのでけっこう使えます。
無料で利用でき、予約不要で空いていれば誰でも利用できるので、乗船中にこのシャワーを使わせてもらいました。
真夏の旅行時や、夜間の乗船時にはありがたい設備ですね。
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ちなみに、シャワー室にはシャンプーとボディーソープは備え付けがありますが、タオルはありません。
売店でシャワー用のアメニティグッズが販売されているので、手持ちのタオルが無ければ船内で購入できます。
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このほかに、長距離トラックドライバーのための専用のベッドルームとシャワールームが完備されています。
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船内には、GPSを利用した現在の航行位置を知ることができるモニターが設置されています。
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船内では無料のWiFiサービスが使えます。
スマホで実際使ってみましたが、速度はさほど早くなく、長時間安定して繋がっていたと思ったら、短時間の間に何度も受信が途切れたり、接続状況はあまり安定していません。
ポータルサイトなどを軽く見る程度のものと考えて、Youtubeなどの動画閲覧はかなり厳しいと考えたほうが良いかも。
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八幡浜港を出航したフェリー。
宇和海を航行していきますが、右舷側にはずっと佐多岬半島が見えるので、あまり「今まさに海のド真ん中を航行している~!」という感じはしません。
逆に、「周りに何にも見えない一面の海の風景が不安になる」という人には、ずっと陸地が見えているので安心かも?!
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港を出てしばらくは、フェリーに乗るという物珍しさから海の風景を眺めていましたが、進んでも進んでも風景があまり代わり映えしないので、シャワーを浴びて、カフェテリアで名物の「フェリーちゃんぽん」食べて、カーペット席で昼寝してました。
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八幡浜港を出て約2時間30分で、九州は大分県の臼杵港に入港です。
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接岸、そして上陸です。もうすっかり夕方の空になってしまいましたね。
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臼杵港のフェリーターミナルです。
八幡浜のターミナルよりも薄暗くて、ちょっと不気味に感じるほどでした。
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臼杵側からフェリーに乗る際も、ターミナルには売店や軽食スタンドがあるので乗船前に便利に使えそうです。
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ターミナルの外に出ました。建物が想像以上に小さかったのでビックリしました。
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こうして見ると、やっぱりフェリーは大きいですね。
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臼杵港から一番近いJRの駅は臼杵駅です。
バスのアクセスはありませんが、ターミナル内の案内ではタクシーで3分、歩いても10分ほどということでした。


「暑いし、タクシー使っちゃおうかな!」と思ったのですが、タクシーが一台も待機してない・・・・

結局、歩いて臼杵駅まで向かいました。



(つづく)


217 FK

オレンジフェリーの臼杵航路使ったんですね!
僕はよく(?)宇和島運輸フェリーの別府航路使っています!
なんか去年宇和島運輸フェリーに新造船が導入されたそうで。いつか乗りに行ってみたいですw

03

10

00:19

瀬戸内海の微風

京九快速さん、こんにちは。
「バースデイきっぷ」の旅行記はネット上に多数ありますが、(九州在住者はともかくとして、それ以外のところから来られて)フェリーで九州に進むというパターンを(寡聞にして)見たことがありませんでしたので、とても新鮮でした。初日の旅行記で「また八幡浜に訪れることになる」と書かれていたのは、こういうことだったのですね。
九四オレンジフェリー、私は乗船したことがありませんが、短距離航路の割には設備が整っているようですので、機会があれば乗船してみたいものです。

また、八幡浜港まで乗車された伊予鉄バス(八幡浜・三崎特急線)は、貸切落ちの中型バスが入ることもありますが、京九快速さんが乗車された便(松山市駅11:50発)には、高速落ちの3列車が入ることが多いようです(乗車されたナンバー「50-90」には、「オレンジライナーえひめ」号(大阪線)で、何度か乗車したことがあります。独立シート車でありながら床下ではなく後方にトイレがあるので、印象に残っています)。
もっとも、一般道を走る特急バスで乗車すると、乗り得感とともに違和感があるかも、しれませんね。

また、その特急バスに限って駅前のバスターミナルに乗り入れずに、国道197号線の路上(伊予鉄南予バスの本社前)で客扱いをするという“トラップ”ですが、どうしてそのような扱いになっているのか、疑問ですね
(絶対数は少ないかもしれませんが、JRから特急バスに乗り継ぐ需要もあるでしょうに…)。

03

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17:00

京九快速

217FKさん こんにちは

宇和島運輸の新造船は、ターミナルにポスターやらパンフレットがいっぱい出てて宣伝してました。
本当はこの新しいフェリーに乗ってみたかったのですが、臼杵側で乗り継ぐ列車と時間が合わないので、オレンジフェリーの利用となりました。
この区間はフェリーの運航本数が多いので、便利ですね。

03

10

23:15

京九快速

瀬戸内海の微風さん こんばんは
「八幡浜に再び」というのは、実はこういうことなのでした。

最初は、松山空港からANA利用か、高松からサンライズ瀬戸でそのまま関東へ帰る予定でいたのですが、フェリーで簡単に九州に渡れるのが分かったので、九州に寄り道してきました。
おかげで、あのホテルに泊まることもできたし、リニューアルしたあれにも乗れたし、乗る機会がないと思っていたあれにも乗車できたので・・・続きはお楽しみということで。

八幡浜駅からフェリー乗り場までのバスには焦らされました。
駅員さんに聞いても、駅の中の7-11のおばちゃんに聞いても誰も知らなくて、回送バスの運転士さんに聞いて知った時にはバス発車予定時刻の10分前でした。
(結局バスがちょっと遅れていたので、余裕で間に合ったのですが)
八幡浜駅にも何の案内も無かったので、JRからフェリーに乗り継ぐ人って少ないんでしょうか。

03

10

23:23

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Author:京九快速
ちょいちょいアップします。

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