lounge SRG 見た目は大人、中身は子供!
宇和島からは、予土線で四国を北から南へ縦断。

乗車するのは、「四国新幹線」です。

写真だけで見ると「ゲテモノ」感しか感じられませんが、実物を見ると「ローカル用のディーゼルカーをよくぞここまで新幹線に似せようと頑張ったな!」と、ある種の感動すら込み上げてきます。(ホントに!)
先頭部分を横から見て、比べてみると・・・・


なかなかのモノです。
山間部を走る予土線は、うっそうと茂った木々の枝が列車にバシバシ当たるし、線路はヘロヘロだし、まるで鉱物でも運ぶトロッコ貨物運搬線みたいな雰囲気です。


江川崎駅で10分ほど停車。
四国新幹線の車内にはトイレが無いので、車内放送でも「トイレは江川崎駅でお済ませ下さい」と案内がありました。

それにしても、思いっきり田舎のローカル駅に単行の新幹線が停まっている光景は、シュールそのもの。
クッソ暑い駅らしいですよ?!

「らぶらぶベンチ」

クッソ暑い駅のベンチで寄り添って、さらにクッソ暑くなるという、「リア充○ね!」的な「インスタ映え」スポット。
宇和島駅を発車した時は、高校生を中心に車内はいっぱいの乗客が乗っていたのですが、駅ごとに乗客がポツポツ降りていって、江川崎駅を出ると貸切になってしまいました。

壁も床もロングシートもブルー一色という、不思議な空間。
窪川方には、0系新幹線で使われていた転換シートが2脚設置されていて、記念写真スポットになっています。

新幹線とはいえ、ワンマンカーなので運転席の後ろには精算箱と運賃表があります。
運賃表には東海道新幹線の駅も書かれていますが、さすがに料金は表示されていませんでした。
(金額表示も4桁じゃ足りないな)

宇和島方には、ロングシートを取っ払って、プラレールの展示棚が設置されています。

最新の新幹線から、SLや485系・165系といった国鉄型電車まで、プラレールの守備範囲の広さには驚きです。
窪川駅に到着。宇和島駅から約2時間20分、平均時速約40km/hのローカル新幹線の旅でした。

列車は折り返し、宇和島行きになります。
ここまで先頭だった流線型の先頭車が、今度は後部になるわけですけど、「テールライトはどうするのかな?」と思っていたら、運転士さんがヘッドライトに赤いフィルターを差し込んで、黄色いヘッドライトが赤いテールライトに早変わり。

ローカルな駅に流線型の0系新幹線・・・やっぱりシュールな光景です。

窪川駅からは、特急「南風」に乗車します。

2000系ディーゼル特急で、さきほど松山から宇和島まで「宇和海」で乗った「TSE」の量産型車両です。
窪川からは土佐くろしお鉄道に乗り入れて、終着駅の宿毛まで直通運転です。
「バースデイきっぷ」では、土佐くろしお鉄道区間もグリーン車や特急に乗車することができます。

グリーン車は、大型のハイバックシートが横3列で並びます。

ヘッド部分の両脇が大きく張り出し、背面はバックシェルが覆い、茨城県民には651系「スーパーひたち」のデビュー当時のグリーン席を連想させます。

中村駅から先はほぼ全線が高架で、山を迂回することなくトンネルで一直線に結ぶ形で線路が敷設されているので、ローカル線の特急とは思えないほど高速でブッ飛ばして走ります。


終点の宿毛駅に到着。

宿毛駅というと、圏外から来た人間はすぐあれを思い出してしまうんですが・・・
「南風」号で到着した列車は、折り返し「あしずり」号になるので、ヘッドマーク幕の回転が見られました。
「いしづち」号。

「うずしお」号。

「宇和海」号。

「あしずり」号。

そのまま折り返しの「あしずり」号に乗って、来た道を戻ります。
グリーン車は宿毛から下車駅までずっと貸切でした。

「あしずり」号を中村駅で下車。

中村駅近くのビジネスホテルに泊まって、四国島内一日目が終了です。

(つづく)

乗車するのは、「四国新幹線」です。

写真だけで見ると「ゲテモノ」感しか感じられませんが、実物を見ると「ローカル用のディーゼルカーをよくぞここまで新幹線に似せようと頑張ったな!」と、ある種の感動すら込み上げてきます。(ホントに!)
先頭部分を横から見て、比べてみると・・・・


なかなかのモノです。
山間部を走る予土線は、うっそうと茂った木々の枝が列車にバシバシ当たるし、線路はヘロヘロだし、まるで鉱物でも運ぶトロッコ貨物運搬線みたいな雰囲気です。


江川崎駅で10分ほど停車。
四国新幹線の車内にはトイレが無いので、車内放送でも「トイレは江川崎駅でお済ませ下さい」と案内がありました。

それにしても、思いっきり田舎のローカル駅に単行の新幹線が停まっている光景は、シュールそのもの。
クッソ暑い駅らしいですよ?!

「らぶらぶベンチ」

クッソ暑い駅のベンチで寄り添って、さらにクッソ暑くなるという、「リア充○ね!」的な「インスタ映え」スポット。
宇和島駅を発車した時は、高校生を中心に車内はいっぱいの乗客が乗っていたのですが、駅ごとに乗客がポツポツ降りていって、江川崎駅を出ると貸切になってしまいました。

壁も床もロングシートもブルー一色という、不思議な空間。
窪川方には、0系新幹線で使われていた転換シートが2脚設置されていて、記念写真スポットになっています。

新幹線とはいえ、ワンマンカーなので運転席の後ろには精算箱と運賃表があります。
運賃表には東海道新幹線の駅も書かれていますが、さすがに料金は表示されていませんでした。
(金額表示も4桁じゃ足りないな)

宇和島方には、ロングシートを取っ払って、プラレールの展示棚が設置されています。

最新の新幹線から、SLや485系・165系といった国鉄型電車まで、プラレールの守備範囲の広さには驚きです。
窪川駅に到着。宇和島駅から約2時間20分、平均時速約40km/hのローカル新幹線の旅でした。

列車は折り返し、宇和島行きになります。
ここまで先頭だった流線型の先頭車が、今度は後部になるわけですけど、「テールライトはどうするのかな?」と思っていたら、運転士さんがヘッドライトに赤いフィルターを差し込んで、黄色いヘッドライトが赤いテールライトに早変わり。

ローカルな駅に流線型の0系新幹線・・・やっぱりシュールな光景です。

窪川駅からは、特急「南風」に乗車します。

2000系ディーゼル特急で、さきほど松山から宇和島まで「宇和海」で乗った「TSE」の量産型車両です。
窪川からは土佐くろしお鉄道に乗り入れて、終着駅の宿毛まで直通運転です。
「バースデイきっぷ」では、土佐くろしお鉄道区間もグリーン車や特急に乗車することができます。

グリーン車は、大型のハイバックシートが横3列で並びます。

ヘッド部分の両脇が大きく張り出し、背面はバックシェルが覆い、茨城県民には651系「スーパーひたち」のデビュー当時のグリーン席を連想させます。

中村駅から先はほぼ全線が高架で、山を迂回することなくトンネルで一直線に結ぶ形で線路が敷設されているので、ローカル線の特急とは思えないほど高速でブッ飛ばして走ります。


終点の宿毛駅に到着。

宿毛駅というと、圏外から来た人間はすぐあれを思い出してしまうんですが・・・
「南風」号で到着した列車は、折り返し「あしずり」号になるので、ヘッドマーク幕の回転が見られました。
「いしづち」号。

「うずしお」号。

「宇和海」号。

「あしずり」号。

そのまま折り返しの「あしずり」号に乗って、来た道を戻ります。
グリーン車は宿毛から下車駅までずっと貸切でした。

「あしずり」号を中村駅で下車。

中村駅近くのビジネスホテルに泊まって、四国島内一日目が終了です。

(つづく)
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