11

21

コメント

JR四国のバースデイきっぷで周遊旅行 その5

「四国鉄道文化館」を見学後は、伊予西条駅から特急「しおかぜ」5号に乗車。
この列車も8000系特急電車です。
201707shikoku099.jpg

この列車もグリーン車はガラガラでした。
201707shikoku100.jpg

振り子車両なので、急カーブが連続する区間では車体を右に左に豪快に傾けて疾走します。
201707shikoku101.jpg

伊予西条から約1時間ほどで、終点の松山駅に到着。
特急しおかぜ号が到着したホームに、反対側から特急宇和海号が入ってきて、向かい合う形になりました。
201707shikoku102.jpg

以前はディーゼル特急のしおかぜ号やいしづち号が松山から先の宇和島まで直通運転していましたが、松山までの電化が完成(実際には松山のちょっと先まで電化されている)したことから、しおかぜ号といしづち号はディーゼルカーから電車になり全列車が松山止まりになり、松山-宇和島間はディーゼルカーの宇和海号に分離されました。
201707shikoku103.jpg
しかし、列車が分離された後も、双方の列車を乗換えて通しで乗車する利用者が多いことから、このような形で同一ホームに2本の列車を着けて、乗り換えの利便性を高めているというわけです。
実際に、階段を上り下りせずにホームを歩くだけで別列車に乗り換えられるのは、かなり便利に感じました。

宇和海号には2000系ディーゼル特急が使われていますが、一部の列車は試作編成の「TSE」が固定運用で投入されています。
201707shikoku104.jpg
「TSE」は世界初の振り子式ディーゼルカー。平成元年(1989年)に登場しました。
営業運転開始後は、四国島内の各地で運用され、「剣山」と「むろと」を除く四国島内の全ての特急に投入された経歴を持っています。
2017年現在、「TSE」は基本的に特急「宇和海」7・13・31号と2・12・18号に運用固定されています。

しかし、ディーゼルカーは自由自在に編成内の車両が1両から組み換えが可能なことから、この「TSE」編成も3両全てが「TSE」車両ということはそう多くないようで、「TSE」の中に量産車が組み込まれていることもしばしばあるようです。
この日は運良く、3両全てが「TSE」車両でした。


先頭車の左側上部には「TSE」のロゴ入り。「TSE」は「Trans Shikoku Experimental」の略称です。
201707shikoku105.jpg

行先表示機は、試作車両らしくシンプルな表示。
201707shikoku106.jpg

世界初の振り子式ディーゼルカー、日本初の制御付振り子式車両という技術的な部分が評価されて「ローレル賞」を受賞しました。
201707shikoku107.jpg

さらに「日本機械学会賞」も受賞しました。
201707shikoku108.jpg

「試作」らしい光景が客室内部でも見ることができます。
201707shikoku109.jpg
高松寄りの先頭車「2101」は、連結面寄りの4列だけがバックシェルタイプの座席となっています。
「TSE」の登場時、この4列分の空間には「ソファー」席が置かれていました。
もし2000系気動車の開発に失敗した際には「TSE」をイベント列車に流用する予定があったため、車内客室設備にジョイフルトレイン的な要素を持たせていました。
2000系気動車は無事に量産・実用の目処が立ち、試作の「TSE」も後から製造された量産車に混ざって特急列車に投入されることになりました。
幸か不幸かこのソファー席は不要という事になり、ソファーが撤去された後には量産車と同じタイプの座席が追加搭載された、という経緯があります。

TSE宇和海号の車内でお昼ご飯。松山駅で購入した「マドンナ弁当」です。
もちろん、夏目漱石の小説「坊ちゃん」に登場する「マドンナ」がモチーフのお弁当です。
(ぶっちゃけ、「坊ちゃん」の「マドンナ」は小説内での出番はかなり少なく、背の高い色白な美人という表現が作中に出てくるぐらいなんですけど)
201707shikoku110.jpg

そんなことを考えると、「う~ん、このお弁当の何が「マドンナ」なんだろうか?」と思わずにはいられないわけですが、とりあえず2段重の見た目に華やかなお弁当、美味しく頂きました。
201707shikoku111.jpg

宇和海号は山側のトンネルが連続する内子線を経由するので、海沿いを走るシーンは多くありません。
201707shikoku145.jpg

その分、内子線内は高規格軌道になっているのか、ものすごいスピードでぶっ飛ばして走るので、特急らしい爽快な高速運転が味わえます。
201707shikoku146.jpg

松山-宇和島間は予讃線の末端区間なので列車本数もそんなに多くないような気がしますが、特急宇和海はほぼ1時間に1本という高頻度で運転されています。
ですので、特急宇和海同士の行き違いもけっこう頻繁にあります。
201707shikoku147.jpg

宇和島に着く直前の伊予吉田駅のあたりで、ちらっと海が見えました。
201707shikoku148.jpg


終点・宇和島駅の手前の車両基地には、単行のディーゼルカーがいくつも停まっているのが見えました。
・・・おっと!新幹線が!?
201707shikoku112.jpg


松山から約1時間半で宇和島駅に到着です。
201707shikoku113.jpg

宇和島駅は駅の建物の上部がステーションホテルになっているので、地方駅とは思えない堂々とした佇まいです。
201707shikoku114.jpg



(つづく)

黒潮

夏の旅行で自分も四国に行き、TSEに乗りましたが、2101が量産車に変更されていました。
指定席を取っていたので、せっかくTSEに乗りたかったのに乗れませんでした。
2001の自由席のほうにあとで移りましたが、もうボロボロですね。
量産車のほうから移ると古くて年季が入ってるのが一目瞭然です。

11

22

13:36

217 FK

「宇和海」ってことは⋯八幡浜通ったんですね!
実は、帰省先は八幡浜なんですよ~
帰省時にはよく、「宇和海」にお世話になっていますw八幡浜周辺は撮影地も豊富(?)なので、また来てあげてくださいw

2600系もTSEの件があるから、「宇和海」に優先投入されると思ったんですが⋯どうなるのでしょうかね⋯

11

23

01:27

京九快速

黒潮さん こんにちは
コメントありがとうございます。

私のお友達さんがTSEに乗車した際も、2101が量産車に振り替えれていたようでした。もしかすると同じ時期に当たったのかもしれませんね。
2000系の量産車はリニューアルが進んでいるので、さらにTSEのボロさが目立ってしまいますね。

11

23

22:12

京九快速

217FKさん こんにちは
コメントありがとうございます。

八幡浜、通りましたよ!
旅が進むと、もう一度八幡浜が出てきますので、どうぞご期待下さい?!

四国の特急はほとんどが振り子車両なので、とにかく速い!という印象が残りました。883系ソニックやE351系あずさよりも四国の特急のほうが乗ってて迫力ありますね。

11

23

22:15

QUWA

宇和島駅…確かに駅前は広く、見栄えがいいのですが、
一回だけ夜に行ったことがある(しかも↑のホテルに泊まった)のですが、
20時頃だったか…と過ぎると、飲食できる店が全くなく、
コンビニも、暗い道を歩いて7~10分くらいとのこと。

軽くしか食べなかったので、
ひもじい思いをしたことがありました(汗)。

12

07

15:33

京九快速

QUWAさん こんにちは
コメントありがとうございます。

地方都市って、そういうことよくありますよね。
駅近くのビジホに入ったはいいけど、開いてると思ってた駅のコンビニは早くに閉店しちゃってて、大手のコンビニも見当たらないし、個人経営の食堂らしき店も終わっちゃってるし。
ビジホのフロントで売ってたカップめんで晩御飯なんてこともありました。

12

07

22:49

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

京九快速

Author:京九快速
ちょいちょいアップします。

カテゴリ

Designed by

Ad