スタアラ特典でアジアぐるぐる 【7】上海滞在 その2

翌日は朝早くから起きて、地下鉄1号線に乗って「陝西南路駅」で下車。
車の通りが激しい大通りから一歩中へ入ると、喧騒がウソのような静けさの下町が上海にはまだ残っています。
乾いた空気に街路樹が立ち並ぶ光景が、異国の雰囲気を感じさせます。
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朝食は「避風塘(ビーフォンタン)」という、手軽に飲茶を楽しめるレストランで。
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上海にはいくつもの支店があり、上海っ子には手軽なレストランとして親しまれているそうです。
あまりの人気に、同じ「避風塘」を名乗るニセモノの店舗があちこちに開店してしまったほど。
さすが中国。金のためなら節操がないですな。

お店によって営業時間が異なりますが、ここ錦江店は24時間営業です。

店内はカジュアルレストランといった雰囲気。
朝早い時間だったためか、お客さんは数人だけで、店内はとても静かでした。
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注文は、メニューを見て、オーダーシートにチェックを入れて店員さんに渡すスタイルなので、中国語ができなくても大丈夫です。

オーダーしたのは、「避風塘蝦餃5小宝(4色エビ餃子と上海風お餅のセット)」と、
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「香辣拌木耳(キクラゲのピリ辛和え)」、「芒果凍布甸(マンゴープリン)」、「葡式蛋撻(エッグタルト)」。
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無料で出てくるお茶は、中国レストラン定番のジャスミン茶ではなく、プーアル茶というのもちょっとオシャレ。

しかし、飲茶は一人で来るといろんなメニューを頼めないし、(この店の場合、食事メニューは1品が2~3人で取り分けるくらいの量)、飲茶本来の飲んで食べておしゃべりを楽しむことはできなくて、食べたらすぐ帰るという感じになってしまいますね。

ちなみに、これだけ食べて日本円で800円くらいでした。

http://www.shanghainavi.com/food/53/




食事のあとは、地下鉄1号線と8号線を乗り継いで、「虹口足球場」駅で下車。
駅から歩いてすぐの魯迅公園を訪れました。

朝の公園は、近所のお年寄りの憩いの場。
あちこちで太極拳や社交ダンスが繰り広げられていました。
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日本のテレビとかでよく見る「これが中国の朝です」的な、ステレオタイプなイメージの光景がまさに目の前で繰り広げられているのが和みます。

公園の入り口あたりにいる屋台で煎餅(ジェンピン)とか油条(ヨウティヤオ)とか買って朝の公園散策とか、マジで中国通っぽいぞ!
(この場合、屋台の多少の不衛生さは考慮しない)


公園のすぐ脇には、サッカースタジアムが建っています。
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公園内には中国の偉人で小説家の魯迅の墓があります。
今日は20年ぶりくらいにお墓参りに、この公園に来ました。
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公園内には、魯迅に関する様々な展示物がある魯迅記念館があります。
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インターネットで調べておいた情報では休館日は無いはずだったのですが、実際には月曜日が休館日になってて、残念ながらこの日は月曜日だったので参観できませんでした。

魯迅公園の近くには、魯迅ゆかりの建物が2ヶ所、今でも残されています。
ついでにそちらも見に行ってきました。

公園周辺は住宅地となっています。
このあたりも街路樹が高く茂っていて、異国の雰囲気が充分に感じられます。
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魯迅公園から歩いて10分ほどのところにある「中国工商銀行」。
ここはかつて、日本人の内山完造が経営していた「内山書店」がありました。
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魯迅はこの内山書店に足繁く通い、店主の内山完造とも深い交流があったそうです。
そのことを記した石碑が銀行の壁に埋められています。
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説明文が中国共産党に都合の良いように書かれてるのがアレですけど。

銀行の建物の2階は内山書店にまつわる資料館になっています。
ここも見学するつもりでしたが、あいにく銀行の開店時間前だったので見られませんでした。


内山書店跡からさらに歩いて、山陰路へと歩いていきます。
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歩いて数分のところに、魯迅が晩年を過ごした家が今でもそのまま残されています。

アパートが建ち並ぶ小さな路地へと入り、頭上に物干し竿が伸びる中を歩いていくと・・・
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「魯迅故居」と書かれた看板が出ているアパートの一室が、魯迅が実際に住んでいた住居です。
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20年ほど前、上海に留学していた頃に時々見学に来たことがあります。
ここも渡航前に調べておいたネット情報では年中無休だったのに、実際には月曜日が休館日でした。

魯迅記念館、内山書店資料館、魯迅故居と、楽しみにしていたところが3ヶ所とも見られずじまいで、非常に残念でした。

今回、上海は到着早々に嫌なことの連続で「もう2度と来るかー!」と思ってましたが、この3ヶ所が訪問できなかったのは実に心残りで、これらを再訪問するため(だけ)にまた上海に行きたいと思っています。




ホテルに戻り、チェックアウト。
(チェックアウト時にちょっともめたのは、「上海滞在 その1」をご参照ください)


地下鉄とリニアを乗り継いで、浦東空港へ向かいます。
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リニアの駅からは、3両編成の地下鉄が走っているのが見えました。
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数年前に上海に来た時にはまだ走っていなかった路線です。
中国全土を網の目のように結ぶ高速鉄道もそうですが、短期間にいくつもの新規鉄道路線が一気に開業するパワーには圧倒されます。
まぁ、ぶっちゃけ「安全」については「乗る人の自己責任」っぽいところもあるのが恐ろしいですが。




リニアが入線です。
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龍陽路駅は近未来的な雰囲気です。
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車内はご覧のとおり、ガラガラでした。
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今まで3度乗ったリニアは最高速度が300km/hどまりでしたが、今回初めて430km/hを体験できました。
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龍陽路駅を出て3分ぐらいで430km/hに達しますが、加速時の振動がそれはもうハンパないです。
「え?リニアモーターカーって浮いて進むから、揺れないんじゃないの?」って思ってた私が素人でした本当にごめんなさい。

もうね、離陸前の旅客機よりアブナイ感満載です。
明らかに300km/hを超えたあたりから、何かが怪しい。

走りながら分解→爆発するんじゃないか・・・・いや、もうすでに車体が分解し始めてて、部品をばら撒きながら進んでるんじゃないかってレベル。

速度表示が300km/hを超えてどんどん加速するので、「これは430km/h到達か!?」と思って、「430km/hになった瞬間を写真に撮ったるでー!」と、手に汗握ってカメラを構えてたのですが、実はその手の汗は違う汗だった。

「あーなんか軌道を外れて車体がぶっ飛んで乗客全員死亡とか起こってもおかしくないわー」


430km/h台で進むのは数秒間だけで、400km/h台も30秒間くらいです。


で、


無事死なずに、あっという間に浦東空港に到着。
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(つづく)

この記事へのコメント

七氏 : 2017/02/04 (土) 23:01:52

久々にブログ拝見させていただいています。
ビジネスクラスの座席が見られて嬉しいです。
座席探訪さんではなぜJR四国の座席を取り上げていないのですか?
最近はJR四国も新型特急を投入しているようです。
自分はJR四国の8600系のグリーン車に乗り鉄してみたいです。

京九快速 : 2017/02/06 (月) 18:51:38

七氏さん はじめまして
いつもご覧下さりまして、誠にありがとうございます。

今回、初めて国際線ビジネスクラスを利用しました。
帰ってきてから撮った写真を見て、「もっと写真を撮っておけばよかったなぁ」と思う部分がいろいろあります。

このあともエバー航空のビジネスクラスの続きがありますので、どうぞお楽しみに!

座席探訪ではJR四国の列車をまだひとつも取り上げていないので、いつかは四国へいろいろな列車を乗りに行きたいなとは思っております。
特急電車と特急気動車に新型車輌が出てきたようなので、今までの2000系や8000系が淘汰され始める前に乗り鉄したいですね。

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