台湾に行ってきました 〔2016年8月〕 その10:台鐵の座席指定システムがヤヴァイ件

台湾2日目の朝です。

モーウィング ホテル フェアリーテイルの宿泊プランは朝食付きなんですが、ホテルの建物内にはレストランはありません。
朝食は、ホテルから歩いて3分くらいのところにあるマクドナルドで食べます。

朝、フロントに行き、「マクドナルド行くので朝食券下さい」とお願いすると、こんなチケットがもらえます。
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1人利用での宿泊でも、なぜか毎回チケットを2枚くれます。
食べようと思えばマクドナルドの朝セットを2つ食べられるということですが、さすがに朝からマクドを2セットも食べたら胃もたれしそう。
ちなみに、ホテルからマドクナルドへ行く途中には、おかゆや麺、具がごってり挟まったサンドイッチなどの台湾式の朝食を出すお店がいっぱいあるので、「台湾まで来てマクドかよ!」という方は、それらのお店で自分で金出して食べるのもおすすめ。
自分としては、海外のファーストフードのメニューって日本のお店と違うメニューがあったり、味が違ったりするので、ファーストフードもアリかなって思うのですね。(さすがに毎回3食マクドとか有り得ないが)

で、マクドナルド。
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店内はすごい混んでました。レジも10分ぐらい並んだし、台湾の人って朝マクドがかなり好きな模様。
朝マクドのセットも写真に撮ったんですが、林檎社の陰謀により(以下略)。



さて、今日は、昨日ちょっとだけしか乗れなかった「新太魯閣HELLO KITTY彩繪列車」に乗って、台北から台東まで行きます。
台東は観光しません!
台東を通り過ぎて、次の終点・知本駅まで行きます!
太魯閣キティー特急に乗るためだけに、台東の知本まで行きます!
知本に着いたら、すぐに折り返しの「新太魯閣HELLO KITTY彩繪列車」で台北へとトンボ帰り!
知本温泉にも入りません!
いやぁ、うちっちキティラーの鑑だね!(嘘)
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【注意:太魯閣キティー特急は2016年10月20日のダイヤ改正で投入される列車が変わりました。】
(新しい運行ダイヤはこのブログ記事の一番下にて追記しています。今回の旅行記は、2016年10月19日以前のダイヤで運行されていた太魯閣キティー特急について記載しています)



太魯閣キティー特急は、金・土・日にそれぞれ1往復しか運転されない上に、台北基点で台湾南部への観光へ向うために乗るにしては時間が中途半端なので、台湾旅行中に行程に組み込むのがなかなか難しいです。

今回は、まさに「乗るためだけ」が目的なので、太魯閣キティー特急が投入される自強426次と自強441次の樹林-知本間の往復の指定券が取れればそれで準備完了!!




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しかし、なんでかこんなに大量の指定券が手元にあるのだが・・・・

今回の台湾旅行は直前に航空券を予約していきなり出発を決めてしまったものだから、自強号の指定券も当然ネットで直前予約。



・・・・しかし、週末の東部幹線はヤバすぎた。



太魯閣キティー特急どころか、自強号の指定券が全然取れねぇ。
自強号どころかキョ光号(急行列車)すらも満席。
朝から晩まで満席。
東部幹線では毎週末が帰省ラッシュです本当にありがとうございました。



そこで、こまめに駅間を区切って空席照会をしてみたところ、

樹林11:08→宜蘭12:46 普悠瑪自強222次
宜蘭13:05→花蓮14:39 復興684次
花蓮15:03→玉里15:49 太魯閣自強426次(太魯閣キティー特急)
玉里15:51→知本16:45 太魯閣自強426次(太魯閣キティー特急)

の列車の指定券が確保できました。

知本までで3列車乗り継ぎ・4回乗り換えアホすぎワロタ。
しかも、絶滅寸前の復興号とかいう謎列車を絡ませてやっと全区間の席確保とかいうまさに奇跡。


台北→花蓮間は、かなりの本数の自強号が走っているのですが、通しで空席照会すると早朝から深夜まで1本も空席が出ない。
宜蘭までで区切るとかなりの自強号に空席があり、人気の普悠瑪や太魯閣でも空席がある列車がけっこう出てきました。

台北→宜蘭でなんとか指定券が買えそうなので、今度は宜蘭→花蓮で区切って空席照会をしてみると、これがまた全く空席が出てこない。
宜蘭-花蓮間は高速道路が未開業のため高速バスの運行がなく、現状のこの区間の交通手段は鉄道に全て頼っている状況のため、宜蘭-花蓮間は年柄年中混雑しているそうです。

とはいえ、ほとんどの自強号が宜蘭-花蓮間だけ満席というのもおかしな話。
台北から宜蘭までの乗客もかなりいるはずなのに、宜蘭から空くその席はどうなっているのか?
そもそも台北→花蓮が満席なのに、台北→宜蘭で空席がいっぱい出てくるってのもヘンな話である。


太魯閣キティー特急の太魯閣自強426次も、花蓮→知本の通しでは空席が出ません。
しかし、途中停車駅の玉里で区切ったら、花蓮→玉里、玉里→知本でそれぞれ空席が見つかりました。
玉里駅は花蓮から先の台東線内では一番大きな駅ですが、かといって乗客がごっそり入れ替わるほど乗降があるとは思えません。


知本から台北までの帰りも、やはり通しだと全然空席が出ないので、駅間を区切って空席を照会。

知本17:28→玉里18:28 太魯閣自強441次(太魯閣キティー特急)
玉里18:30→花蓮19:17 太魯閣自強441次(太魯閣キティー特急)
花蓮19:24→宜蘭20:38 自強435次
羅東20:30→頭城20:55 自強435次
頭城20:57→台北22:27 自強435次

帰りにいたっては、2列車乗り継ぎなのに、5回も乗り換えとかアホすぎワロタ。

太魯閣キティー特急の太魯閣自強441次も、やはり玉里で区切らないと空席が出てきません。
花蓮→台北の自強435次の区切り空席照会は3区間にも及びました。
しかも、花蓮→宜蘭だと空席が出るのに、宜蘭より手前の羅東までの花蓮→羅東だと空席が出ない。
一方、宜蘭→頭城だと空席が出ないのに、羅東→頭城だと空席が出てくる。
羅東-宜蘭間は重複する指定券を買わないと空席が出てこないという謎。

以上のことでハッキリ分かったこと。



「台鐵のオンラインシステムは、区間ごとに割り当ての席数が決められている。」



JRの指定席のオンラインシステムだと、例えば、東京から新函館北斗まで行く東北・北海道新幹線だと、(短区間発券がされないようにある程度のロックはかかっているかもしれないが)、全ての乗客が東京から新函館北斗までの指定券を希望すれば、全ての席が東京→新函館北斗で発売されるはず。

しかし、例えば東北新幹線「はやぶさ」号の指定席を台鐵のシステムに置き換えると・・・・

(例)
「はやぶさ901号:東京→新函館北斗 全700席設定」
東京→新函館北斗間の割り当て400席
東京→新青森間の割り当て100席
東京→盛岡間の割り当て100席
東京→仙台間の割り当て100席

仙台→新青森・新函館北斗間の割り当て70席
仙台→盛岡間の割り当て30席

盛岡→新函館北斗間の割り当て120席
盛岡→新青森間の割り当て10席

新青森→新函館北斗間の割り当て110席

東京から新函館北斗まで乗り通したい乗客がどんなにたくさんいても、400席分しか座席設定枠が無い。
だから総定員700席でも全区間の指定席を通しで買えるのは400人だけ。
東京→新函館北斗は満席でも、乗車区間を区切って空席照会をすると、東京→盛岡/盛岡→新青森/新青森→新函館北斗みたいに、座席割り当て数に対して空席がボロボロ出そうなところで指定席が取れる

・・・なんてことになってるんじゃないかと。

これに途中の一ノ関・八戸などに停まる多停車タイプの列車だと、おそらくもっと複雑に区間ごとに座席割り当て数が決まってくると思います。


実際に台湾で、これらの列車を乗り換え・乗り継ぎしながら台北→知本・知本→台北を移動してみて分かったのは、同じ列車内で停車駅ごとに指定券を片手に座席を移動している乗客が非常に多いということ。
台湾の皆様は、台鐵のオンラインの謎設定にすっかり慣れていらっしゃるようで、長距離の指定券が一発で買えなかった時は、こまめに乗車区間を区切った指定券を買って自強号に乗っているようです。

さらに台鐵には「無座票」という、JRで言うところの「立席特急券」が「太魯閣」と「普悠瑪」を除く全ての自強号で販売されているので、どうしても指定券が取れなかった区間だけはデッキや通路で立ったままで、指定券が取れた区間ではその席で座って移動・・という乗客もごく普通にいっぱいいるのです。


「長距離の自強号の空席が全然取れないよ~」とお嘆きの画面の前のあなた。

とりあえず、乗車区間を区切りまくって空席が出てこないか調べてみよう!

ちなみに、台鐵のネット予約は一日あたり最大6枚まで予約可能。今回は裏技で一日分で9枚の指定券を購入してます)



(つづく)

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追記
【注意:太魯閣キティー特急は2016年10月20日のダイヤ改正で投入列車が変わりました。】

<月曜日>
自強206次 樹林6:58発→板橋/台北/松山/宜蘭/羅東停車→花蓮9:26着
自強217次 花蓮11:14発→羅東/宜蘭/松山/台北/板橋停車→樹林13:41着
自強238次 樹林16:08発→板橋/台北/松山/宜蘭/羅東停車→花蓮18:36着
自強239次 花蓮19:04発→新城/羅東/宜蘭/松山/台北/板橋停車→樹林21:34着

<金曜日>
自強402次 樹林6:00発→板橋/台北/松山/宜蘭/花蓮/玉里/台東停車→知本10:05着
自強417次 知本10:58発→台東/玉里/花蓮/松山/台北/板橋停車→樹林15:10着
自強436次 樹林17:38発→板橋/台北/松山/花蓮/光復/玉里/関山停車→台東21:55着

<土曜日>
自強405次 台東6:18発→玉里/花蓮/松山/台北/板橋停車→樹林10:26着
自強426次 樹林12:38発→板橋/台北/松山/花蓮/玉里/台東停車→知本16:45着
自強441次 知本17:28発→台東/玉里/花蓮/松山/台北/板橋停車→樹林21:41着

<日曜日>
自強206次 樹林6:58発→板橋/台北/松山/宜蘭/羅東停車→花蓮9:26着
自強217次 花蓮11:14発→羅東/宜蘭/松山/台北/板橋停車→樹林13:41着
自強238次 樹林16:08発→板橋/台北/松山/宜蘭/羅東停車→花蓮18:36着
自強239次 花蓮19:04発→新城/羅東/宜蘭/松山/台北/板橋停車→樹林21:34着

月曜日にも運転日が追加されたのと、一日あたりの運転本数が増えたので、だいぶ乗りやすくなりました。


この記事へのコメント

PMdiet : 2016/10/20 (木) 21:28:39

ムーンライトながらが昔は途中で指定席から自由席になる車両があったのと同じようなものかと思ったら違うんですね。
フェリーだと、行先別に席の指定が分かれることはありますがねぇ。
別々にとった指定席券が別々の席の指定だと短い時間はデッキに立つ方が良かったりして(振り子は考えないとして)

京九快速 : 2016/10/21 (金) 22:26:04

PMdietさん こんばんは
座席が指定されない「無座票」でも、車内で席が空いていればそこに座っていていいので、車内ではけっこう、無座票で乗ってきて座っている乗客に座席指定券を持った乗客が乗ってきて「私の席です」と席を空けてもらっている光景を見かけました。
JR東日本の「スワローサービス」や「ひたち/ときわ全席指定サービス」の台湾バージョンって感じでしょうか。お国柄というか民族性というか、ゆる~い感じです。

普悠瑪や太魯閣は高速運転時にとにかく揺れがすさまじいので、立ち乗りだとかなり厳しいです。
台鐵はサービス向上のために立ち客を排除したような言い分でしたが、あれは揺れで転んで怪我をする客が出ないようにするための措置っていうのが大前提な気がします。

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