台湾に行ってきました 〔2016年8月〕 その6:VエアーA320各席を比較してみる

フライトも半ば過ぎで、機内は一通りのサービスが終わって、すっかり落ち着いています。
機内では、ほとんどの乗客がお昼寝タイム。
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搭乗客数は定員の半分以下といった感じで、3人掛けの席をひとりで座っている人も多く見かけました。
前方席の「Fast-V」席に座っているのは、たったの1人。
最前列と非常口席の「Fancy-V」席を利用しているのは、私だけでした。
やはりLCCだと、追加料金を払ってプライオリティ席を使おうという利用者は少ないのかも。




ざっと見たところでは、日本人と台湾人の比率は1:9といったところです。
機内からすでに「ここは台湾」

茨城空港発着の便というのもあるかもしれませんが、なにより日本における「Vエアー」の知名度の低さが要因ではないかと。
同じく台湾のLCCで、Vエアーのライバルともいえる「タイガーエア台湾(台湾虎航)」は、台湾旅行の雑誌記事などでちょくちょくその名前を目にしたり、Webでは広告を打ったりしているのを見かけますが、Vエアーについてはほとんどメディアでその名前を見かけることはありません。
さらに、日本発の格安ツアーでも、台湾虎航が使われているものはよく見かけますが、Vエア利用のものは今まで一度も見たことがありません。


親会社の復興航空の経営も火の車だというウワサですし、Vエアーを海外で宣伝するほどの資金を掛けられないのかもしれませんが、まずは名前と存在を知ってもらわなければ台湾に行く際の選択肢にも上がりませんからね・・・
というかですね、コスト高でA330手放そうという会社が、なぜLCCを立ち上げようと思ったのか謎すぎ。さすがボンボンの2代目社長、ポルシェで(以下略)。そんな復興にシビれる!あこがれるぅ~!

せっかくVベアーという日本人もかわいいと感じるマスコットがいるのだし、もっと派手に攻めの宣伝を仕掛けていたら、この末期の状況はかなり変わっていたんじゃないかなと思います。
(しかし、茨城空港就航初便での記念品の配り方を「攻めの宣伝」とは認めない!←まだ根に持ってる人)



さて、

飲み食いした後は、トイレですよ?


トイレは前方1ヶ所と後方2ヶ所。この乗客数だとトイレの前で空くのを待つこともほとんどありません。
トイレの中は、パッと見では大手航空会社とそう変わりありませんが・・・・
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ハンドペーパーや便座カバーシート、ディスポザルバッグ(ゲロ袋)が入っているべきところには、トイレットペーパーが突っ込んであってワロタ!
「LCCかくあるべき!」清々しいまでの光景!
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空席があちこちに目立つので、失礼して写真を撮って、各席の比較をしてみましょう。
まずは非常口席の「Fancy-V」。A320では14列目と15列目がこの席になります。
壁側がそのまま非常口となっているので、この2列の窓側席は外側の肘掛がありません。
14列目はリクライニングしないので、もし利用するなら15列目がオススメ!(と言っても、この記事をアップする頃にはVエアーはもう・・・・・うううぅぅぅ涙)
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こちらは最前列席の「Fancy-V」。足元が広くて、一番前の席だから、到着地ですぐに飛行機から降りられるという素晴らしい席。にもかかわらず無人。やはりプラス2,400円は高いか・・・
まぁ、たしかに「ここで2,400円も払うんだったら、台湾着いてからその金で旨いもん食えるんじゃね?」というご意見もごもっとも。
しかし、この機体の場合「2,400円払ってでもこの足元広い席を買いたい!」
その理由は、読んでくとすぐに分かるぞ。

試しに座ってみましたが、非常口席より快適です。多分、窓側席に座ってて、となりに人がいても楽に通路側に出られます。
壁のすぐ向こうがギャレイなので、通路側席だと空姐といつも目が合ってしまってなんだか落ち着かない・・・
マニアなおっさんにはこの上なく素晴らしい極上席かと。オッサンエロスギー!
目の前が壁なので、「飛行機の機内では、視界の目の前に空間が広がってないと不安になるんだわ」という方にはおすすめできない席。
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一般席。
前4列(A320・A321とも2・3・5・6番列目。4番は欠番)は、到着地で早く機内から降りられる「Fast-V」。
それ以外の普通席は「Fit-V」という座席の愛称が付いています。
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「Fast-V」も「Fit-V」もシートピッチは同じですが、ご覧のとおりの激狭空間。
LCCでは標準でしょうか。
私の場合、1時間くらいのフライトなら耐えられそう。それ以上は無理。

しかしこれは「廉價航空的服務に何求めてんだこの貧乏人が!」という復興航空様からのメッセージです。
大人しく座って「いつかは長榮の皇璽桂冠艙!」と心の中で唱えましょう。
(しかし、この会社のA321では大手航空会社のエコノミーも真っ青のこの広さなのだが)


足元の広さがどんなもんか、写真を撮ってみました。
まず非常口席の「Fancy-V」。素晴らしい!JRの特急電車くらいの余裕があります。
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「Fit-V」。すでに膝が前の席のポケットに付いてしまいそうなんですが。
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これで前の席にリクライニングなんかされた日には、拷問以外の何者でもありません。
しかしこれは「廉價航空的服務に何求めてんだこの貧乏人が!」という復興航空様からのメッセージです。
大人しく座って「いつかは華航の豪華商務艙!」と心の中で唱えましょう。


ティータイムに、フルーツティーとVベアーチーズロールケーキを注文。
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Vエアーのホットティー系飲料は、ティーバッグからかなり濃くお茶が抽出されるので、手元に届いたら早めにティーバッグをカップから取り出しておくのがよろしい。
で、お湯のお替りは無料なので飲み終わってから「また飲みたいな~」と思ったら空姐に「お湯入れてくれ」とお替りを頼む。
で、さっきのティーバッグをお湯に入れておくと、またホットティーが楽しめる。
これで3回目くらいのお替りまで、フルーツティーの香りと味が楽しめました。
LCCを選んでいる以上、「自分は貧乏人!」という自覚を持って、このくらいまでサービスを吸い尽くす意識が大切です(キリッ)

あと、ロールケーキが激ウマでした。さすが評判の復興空厨!
ボク、台湾着いたら、滞在中絶対に復興空厨のパン屋さんに行ってパン買って食べるんだー!!



機長さんからめっちゃ聞き取りにくい北京語で「台北桃園国際空港への着陸態勢に入ったからシートベルトしめろ」的なアナウンスが入りました。

機体は洋上で左旋回中。
「桃園空港へ向って北側からそのままアプローチする場合、旋回する必要なくね?」と思ったんだけど、陸地も見えないし、機内モニターでどこ飛んでるかも見られないから、今どうなってどこ飛んでるのかさっぱり分からない。
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あと、台湾系キャリアって、なぜか着陸態勢に入ってから着陸後に滑走路を抜けるまで、デジカメ禁止なんですよね。
同じ路線・同じ空路を飛んでる日系キャリアでは常時デジカメOKなのに。
なんで?


(つづく)

この記事へのコメント

まき : 2016/10/03 (月) 22:09:39

いつも楽しく拝見させていただいております。
京九快速さまのvエアーへの愛がひしひしと伝わって参ります。

京九快速さまの旅行記でvエアーを知ったのが半年前。
関東在住の私ですが茨城空港使ったことないし近いうちに乗ろう!と思っていた時に気づいたら運行休止…
早く行動に移せばよかったと後悔しています泣

>デジカメ禁止〜
過去に台湾に訪問した際、JALもPeachも「台湾上空は撮影が禁止されているから撮らないでください〜」とアナウンスしていました。軍事機密になっているのでしょうか?
ちなみにインドでも同じく撮影が禁止されていました( ´∀`)

これからも楽しみにしていますっ!

京九快速 : 2016/10/04 (火) 10:01:34

まきさん はじめまして こんにちは

いつもご覧下さりまして、ありがとうございます!
Vエアー、日本に各地に就航し始めて、これから台湾行く時には便利に使えるなぁ~と思った矢先に突然の休業宣言。
本当に残念です。
台湾では「Vエアーが復興航空を吸収合併すればいいのに!」とか「エバー航空、ぜひVエアーを買い取って下さい!」とか、Vエアー存続を希望する声が多かったそうです。

>デジカメ禁止
Vエアーでは特に撮影禁止の理由はアナウンスされませんでしたが、「全ての電子機器は電源を切ってください」と3度もアナウンスがあったので、よっぽどなんだなと思ってそうしました。
ANAとバニラを使ったときは、特にそういったアナウンスも無かったので普通に撮影してましたが、各社バラバラというのは不思議ですね。

まだまだ続くので、どうぞお楽しみに!!

Kimi : 2016/10/04 (火) 21:47:01

こんばんは。チャイナエアーのダイナスティクラスでリッチに、いやいや、エバー航空のキティジャットでキティちゃんとキャッキャウフフしながら台湾旅行に憧れる、最近LCC利用がほとんどな人です(笑)

V-airはLCCより少し上な感じで1度乗ってファンになりましたから運行停止は残念です。日本台湾線は書かれているように本当に競合が激しくて、V-airの経営にとどめを刺す結果になってしまったのではないかと思います。今年の冬ダイヤから一部のLCCで台湾線の減便もありましたから、運賃は若干上がってしまうかもしれませんが、それで経営が少しでも安定するならやむなしかもしれませんね。

写真の件ですが先日バニラエアーに乗ったときは電波の発信しない状態なら台湾での離着陸時を含めてOKでした。むしろ旅の思い出にどんどん撮影してね!みたいな感じでした(笑)

昔は松山空港周辺など厳しかったようですが、今は日系(ANA系?)に乗れば撮り放題っぽいですね。

Kimi : 2016/10/04 (火) 21:48:40

追記
エバーはプレミアムローレルの名称使ってますが、中華航空はダイナスティクラスって言わなくなったんですね・・・

京九快速 : 2016/10/04 (火) 23:19:52

Kimiさん こんにちは。
台湾まで一回くらいビジネスクラス使ってみたいなーと思いつつも、片道4時間ならエコノミーでキティや熊と戯れるのも悪くないなーと思ってたのに、まさか熊死す・・・本当に残念です。
台湾線はフルサービスキャリアの便数だけでも「こんなに乗る人いるの?」ってくらい飛んでるのに、LCCもバカスカ増便しまくってて、もはや意味不明な感じです。時間帯も料金も選び放題で、下手すると国内ローカル線より便利かもしれない・・。

松山空港発のANA便に乗った時も、離陸時の撮影について何も言われなかったので、滑走路から離陸する数分間をスマホ(機内モード)で録画してました。

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