エアドゥ特別塗装機「ベア・ドゥ北海道ジェット」 就航初便搭乗記 その1

2016年7月29日。
この年に会社設立20周年を迎えるエアドゥが、その記念として特別塗装機を就航させました。

その名も「ベア・ドゥ北海道ジェット」
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機体に描かれた風景は、北海道の四季がモチーフ。

・草花がいっせいに芽を出し新緑に溢れる春-富良野の丘
・心地よい爽やかな風が大草原に吹く夏-帯広郊外の農場のサイロと牧草ロール
・収穫と紅葉の中で動物たちが冬支度を始める秋-美瑛のパッチワークの丘
・一面が白銀の世界に変わり、幻想的な雪景色となる冬-雪の中の函館ハリストス教会と札幌の時計台

そこに散りばめられた北海道の動物たちが、北の大地へ旅する気分をよりいっそう盛り上げてくれます。
そして、大きな垂直尾翼には、雲に乗って空を旅するエアドゥのマスコット「ベアドゥ」の姿が。



エアドゥの特別塗装機は、この「ベア・ドゥ北海道ジェット」が初めてではありません。
過去には、2種類の特別塗装機が活躍していました。

・ベア・ドゥ号 ボーイング737-500(JA8196) 2009年4月から2014年3月まで活躍。
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・ベア・ドゥ ドリーム号 ボーイング737-500(JA305K) 2011年3月から2014年11月まで活躍。
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いずれもベアドゥを機体に大きく描いたデザインで、機体自体が小柄ということもあって非常に愛くるしい印象の飛行機でした。
羽田空港で飛行機撮影をする航空ファンからも、非常に人気の高い存在だったのではないかと思います。

しかし、エアドゥではボーイング737-500を順次ボーイング737-700へと機材更新する計画を発表。
ANAで活躍していたB737-700がエアドゥへと次々に移籍してくると、それに押し出されるようにB737-500はANAへとリースバックされてエアドゥのフリートから離れていきました。
特別塗装機のこの2機も、もちろん機材更新の対象となっていて、2014年に退役の順番が回ってきて姿を消すと、エアドゥからは特別塗装機が1機もいなくなってしまいました。


それから約2年の時を経て、今回の「ベア・ドゥ北海道ジェット」の登場となりました。
今回は、エアドゥが持つ機材の中でも一番大きなボーイング767-300に特別塗装が施されることになり、これまでの2機よりもさらにダイナミックでカラフルなデザインになりました。


ちなみに、今回この「ベア・ドゥ北海道ジェット」に選定されたのは、この機体。
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ANAの「モヒカンジェット」で活躍していた「JA602A」。
2009年12月から2014年8月まで、このリバイバル塗装で活躍していました。
重整備でいったんANAのトリトンブルーの塗装に戻りましたが、今回再び特別塗装機への変身に白羽の矢が立てられました。



さて、この「ベア・ドゥ北海道ジェット」は基本的に就航フライトの事前公開を行っていません。
エアドゥのB767-300が使われる路線・フライトのいずれかに、毎日ランダムに充てられています。
今回、「ベア・ドゥ北海道ジェット」の初就航を告知するプレスリリースでは、就航初便とその折り返しとなる第2便だけが事前に公開発表されました。

就航初便は、2016年7月29日 エアドゥ15便 羽田8:15発 → 新千歳9:45着
折り返しの第2便は、 エアドゥ16便 新千歳10:20発 → 羽田12:00着

この2フライトでは、搭乗証明書やベアドゥ北海道ジェットオリジナルグッズのプレゼントがあり、さらにこの機限定デザインのエプロンを装着したCAさんがサービスにあたり、ヘッドレストカバーやドリンク用の紙コップもオリジナルデザインのものが使われるとのこと。
この機体の就航にエアドゥがかなり力を入れている様子がプレスリリース上からも伺えるようでした。


「ベア・ドゥドリーム号」の就航初便とラストフライトに乗っている私は、この「ベア・ドゥ北海道ジェット」の初便ももちろん乗る気マンマンです。
予約を入れたのは、初就航日と就航初便のプレスリリースが発表されてすでに数日が経ってからでしたが、まだまだ割安運賃での予約には空席がありました。
行きのADO15便はエアドゥのサイトから予約し、帰りのADO16便はANAのサイトから割安運賃で、さらに手持ちで余らせているスカイコインも消化して安く予約することができました。

ADO15便は最初に予約した時は窓側席が全て埋まっていたのですが、こまめに座席指定で空席チェックをしていると、何日後かに翼の上の窓側席に空席が出ててそこに変更。
さらに、またチェックしていると、翼より後方の窓側席に空席が出たので、さらにそこへ変更しました。
ADO16便は、ANAから予約したのですが、コードシェア便だとANAユーザーには不人気なのか、前方スターサイドのANA割り当て席がズラッと空いていて、余裕で前方の窓側席を指定することができました。


出発前日の夜には、エアドゥが「ベア・ドゥ北海道ジェット」を報道公開したという記事がネットのニュースで出回りました。
報道公開では、ベアドゥ北海道ジェットをバックに、会社創立から3世代の制服をまとったCAさんがお披露目されたそうで、そこには一度本物を見てみたいと思っていた、初代の制服であるサロペットを纏ったCAさんの姿も写っていました。

「明日はサロペットのユニフォームを着たCAさんが見られるのかな~?」とか、「ベアドゥの着ぐるみとツーショット写真撮れるといいなぁ」とか、年甲斐も無く楽しみのあまり、なかなか眠りにつけないくらいワクワクしてました。



(つづく)


この記事へのコメント

ターセル : 2016/08/07 (日) 15:45:56

はじめまして。以前からこちらのブログを楽しく拝見させていただいております。
当日に私は新千歳空港でこの飛行機の到着をカメラを持って待っていました。
予想外の展開でしたが、羽田空港から乗られた管理人様がどのような体験をされたのか、このあとの執筆の続きを楽しみにしております。

京九快速 : 2016/08/08 (月) 11:32:06

ターセルさん はじめまして
いつもご覧下さりまして、ありがとうございます。
この飛行機、まさかの展開となったことはターセルさんもご存知のことと思います。
就航初便でこんなことってあるものなんですね・・・ビックリでした。
このあとの展開の結果はさておき、羽田を出発してからどうなったのか、続きをどうぞお楽しみに!

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