富士山ビュー特急 乗車記 その3

大月駅からは、折り返しの富士山ビュー特急5号に再び乗車します。
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東京方面からのアクセスにもちょうど良い頃合の時間なので、JRの連絡改札口の混雑も、朝よりさらにも増して人でごったがえしていました。


途中駅までの短い時間の乗車なので、自由席に乗ります。
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自由席車も「水戸岡ワールド全開!」という感じでリニューアルされています。
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自由席車両は2号車と3号車ですが、それぞれで車内の雰囲気が異なっています。
2号車は赤系のシートモケットをメインに使った、あたたかな雰囲気。
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3号車は青系のシートモケットをメインに使った、さわやかな雰囲気。
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2列ごとにシートモケットの柄を変えるという凝り様で、座席そのものは全く同じなのですが、座る位置によって全く違う印象を受けます。モケット柄はたった2両なのに10種類にも上ります。
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371系「ワイドビューあさぎり」号時代の座席。
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ドーンデザインによるリニューアル後の座席。
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見比べてみると、座席の機構に直結する基本的な部分はそのままですが、テーブルを木目板に変えたり、肘掛に木目のプレートを貼ったり、いろいろと手を加えていますね。


「ワイドビューあさぎり」号時代の371系の最大の特徴であり、セールスポイントでもあった窓の大きさが、今回の「富士山ビュー特急」への改装ではかなり変わっています。

「ワイドビューあさぎり」号の頃。
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富士山ビュー特急。
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木製の窓枠が取り付けられ、2列で1枚だった大窓は、1列1枚の小窓のようになりました。
さらに、窓の下辺が肘掛よりもさらに下という大きさを誇った窓は、窓に黒いフィルムを貼って、座ったときに頭より下に来る視界が隠されてしまいました。
おそらくは、木枠にビルトインされたすだれ風のブラインドの効果を活かすためにこのようになったのではないかと思いますが、371系の頃の巨大な窓からの雄大な眺めを知っている身としては、わざわざ眺望をスポイルしてしまったのは残念としか言いようがありません。
せっかく「ビュー特急」と名付けたのに、なんとも勿体無いところです。

窓に取り付けられた木製の窓枠も、肘掛に腕を乗せたときに見事に干渉してしまっています。
さらに窓と窓枠の間には大きな隙間ができていて、ここにペットボトルがスッポリ入るほどの幅の隙間となっています。
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この窓枠があることによって、車内を見渡した時には、見た目に「額縁ごしにアートのように車窓が流れる」ようにも見えるのですが、座って車窓を眺めている時はそのような効果もあまりないので、この木製の窓枠だけは不要だったなと感じました。

窓間の柱の部分にも木製パーツがはめ込まれて、球形の照明が灯ります。
このあたりのセンスの良さと、印象に残るような細かい演出は、さすがドーンデザインと水戸岡先生です。
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とまぁこんな感じで、20分ほど自由席車両に乗って、都留文科大学前駅で富士山ビュー特急を下車しました。
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河口湖へと向けて出発する富士山ビュー特急。線路の先は、どんどん坂道が急になっていきます。
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(つづく)

この記事へのコメント

笠がない : 2016/05/27 (金) 00:28:23

いつも楽しく拝見させていただいております。

この後はまさかの500km/hの世界ですか。

京九快速 : 2016/05/27 (金) 10:37:40

笠がないさん こんにちは
いつもご覧下さりまして、ありがとうございます。
リニアの実験線の真下は通りましたが、リニアのほうには今回行ってません。
試乗会に何度も応募してるんですが、一回も当たったことがないです。
この後の展開もどうぞお楽しみに♪

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