富士山ビュー特急 乗車記 その1

富士急行に、「富士登山電車」に続く水戸岡デザインの特別列車が登場しました。
その名も「富士山ビュー特急」。

JR東海と小田急の直通特急として活躍していた、独特な意匠が特徴的だった371系を、ドーンデザインがリニューアルしたというだけでもテンションが上がりそうなところに、車内は「ななつ星in九州」や「或る列車」の流れを汲むレストランタイプの内装になって、週末には「スイーツ列車」として運転されるというのだから、首都圏在住の水戸岡デザインのファンにとってはたまらない列車の登場です。

ゴールデンウィーク直前にデビューしたこの列車。
さすがに連休中の「スイーツプラン」の予約は満席続きだったようですが、連休も終わると時間帯によってはかなり空席もあるようなので、さっそく予約して乗ってきました。


まずは、新宿駅から「スーパーあずさ」1号に乗って大月駅まで向かいます。
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スーパーあずさ1号は、指定席もグリーン席も満席でした。
「甲府や松本まで行く人で混んでいるんだろうな」と思ったら、大月駅でかなりの人が下車。
しかもほとんどの人が富士急行線との連絡改札口に歩いていきます。

私は「休日おでかけパス」を利用していたので、一度JRの改札口を出て、外から富士急行の改札口へ向かいました。
富士急行の大月駅は、駅舎らしいものはなく、ホームから伸びている簡単な通路に沿って屋根があるだけ。
それでも、改札へ続く通路の入り口には立派な朱色の鳥居が立っていて、富士山への玄関口という威厳が漂っています。
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外側から回った改札口は誰もおらず、切符を買ってすぐに改札口からホームに入れました。
一方、JRのホームから直接富士急行のホームへアクセスできる連絡改札口は、50人以上にも見える人たちが大行列を作って大変な混雑でした。しかもその大半が西洋人や中国人。
外国語での案内に四苦八苦している駅員さんは大変そうでした。
外国人の案内に手間取って、行列の長さはなかなか解消されそうにもありませんでした。
大月駅でJRの改札口から出られる切符を持っている場合は、連絡改札ではなくて、一度JRの改札を出て外から回ったほうが、早く富士急行のホームに入れるようです。

今回は、富士急行線内の特急の自由席が乗り放題となる「富士急特急フリーきっぷ」を購入しました。
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以前は「フジサン特急フリーきっぷ」という名前で販売されていましたが、特急のラインナップに「富士山ビュー特急」が加わったことからこの名称に変更され、お値段も若干アップとなりました。
なぜか富士急行のホームページの「お得なきっぷ」の中では紹介されていませんが、窓口で言えばすぐに購入することができます。


まずは、大月駅から富士山駅まで「フジサン特急」1号に乗ります。
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この電車、元はこんなでした。
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小田急~JR御殿場線を直通運転していた特急「あさぎり」号のRSEロマンスカーです。
小田急での運転を終了したあと、富士急行に買い取られて、第2の人生(車生?)を再び富士山の麓で送っています。

指定席車両は予約で満席だったため、自由席に乗車です。
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車内は空席ばかりですが、これは連絡改札口の大行列の人たちが乗り込んでくるより先にホームに入れたためです。
発車前には満席になり、立ち客も出るほどの混雑となりました。

運転席と客室を仕切る窓の上部には、小田急時代に受賞したブルーリボン賞のプレートが今でも残っています。
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大月駅から40分ほどで富士山駅に到着です。
駅構内は木材をふんだんに使った水戸岡流のリニューアルが施されていて、以前来た時とはだいぶ雰囲気が変わっていました。
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駅舎はショッピングセンターが一体化した大きな建物なので、大掛かりなリニューアルは行われていませんが、柱などに木材で飾りが付けられ、駅の入り口には大鳥居が設置されています。
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駅の構内もドーンデザインによるリニューアルが施されています。
きっぷ販売の窓口の脇にあるショップ「ふじやま屋」。
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富士急行の電車グッズを販売してます。
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改札口の脇にある待合室は、まるでJR九州の駅のような雰囲気。
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改札口には「富士山ビュー特急」と「富士登山電車」の宣伝が大きく出ていました。
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駅の中もいたる所に「富士山ビュー特急」のポスターが貼り出されています。
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富士山駅からは「富士山ビュー特急」2号に乗って、再び大月方面へと戻ります。
いよいよ「富士山ビュー特急」とご対面の時間が近づいてきました。




(つづく)

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