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列車は途中の芦ヶ久保駅で停車。
この駅ではドアが開き、列車からホームに出ることができます。

13:14到着から、13:49発車まで芦ヶ久保駅では改札口を出て、駅付近を散策することができます。
駅前の広場から坂を下ると、道の駅があるので、そこへ行く人が多いようです。


駅の外から4両編成の電車を眺めてみます。
1号車は「春」で、芝桜や長瀞の桜をイメージ。

2号車は「夏」で、秩父の山や流れる川のイメージ。

3号車は「秋」で、秩父連山の紅葉をイメージ。

4号車は「冬」で、芦ヶ久保の氷柱や冠雪の秩父の山々をイメージ。

乗客の多くが駅の周囲を散策している間に、無人の車内を撮影。
こちらは4号車で、天井が西川材の格子仕上げになっています。

分かる人にはすぐ分かりそうですが、インテリアデザインは隈研吾さん。
木材を格子状に組み上げたデザインは、彼の得意とするところで、多くの代表作に見られます。
ちなみに、この「52席の至福」の改造元になった電車は、こんな車内です。

窓に元の電車の面影が残っている程度で、パッと見た感じではこんなボックス席が並んでいた電車だとは想像もできません。
30分ほどの散策タイムの後は、電車は終点の西武秩父駅へ向けて出発。
芦ヶ久保駅到着時に食事は全て終了で、芦ヶ久保駅から西武秩父駅の間では飲み物だけ注文することができます。
トンネルに入ると、車内は特に天井の意匠が際立ちます。
4号車の木材の格子組みの天井はこんな感じに。

2号車の柿渋和紙を貼った天井はこんな感じに照明が当たります。

芦ヶ久保駅から10分ほどで、終点の西武秩父駅に到着です。
ドアのところには、下車時にもレッドカーペットが敷かれます。

となりには、レストラン電車の改造元となったのと同じ電車が停まっていました。

西武秩父駅には、至るところにレストラン電車を歓迎するポスターや装飾が。



西武秩父駅の駅舎です。初めて来ました。
仲見世通りは、温泉施設の建設工事が進んでいます。

秩父では、まだ「あの花」が観光の牽引役として大活躍です。




「52席の至福」に乗車すると、西武線全線(多摩川線を除く)が一日乗り放題となるフリー切符が付いてくるので、ブランチコースで西武秩父駅からの帰りには、途中下車しながら東京方面へ帰ることもできます。
(↓画像は加工済みです)

帰りは、特急レッドアローちちぶ号に乗って、池袋駅へと戻りました。

(おわり)
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