ラストラン目前の寝台特急カシオペアに乗る その3

今回の旅行では、お友達さんが寝台券の購入と同時に、なんとダイニングカーのディナーも予約していました。
カシオペアでのディナーは、初めての体験です。
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車内放送でディナータイムの案内が流れ、さっそくとなりの食堂車へと向かいました。
4号車だとラウンジカーは遠いけど、食堂車は近いので便利です。
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和食ではなく、フレンチのコース料理です。
アテンダントさんに案内されて席に着くと、メニューが立ててありました。
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オードブル 「海の幸のグリーンアスパラムースのサラダ仕立て」
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魚料理 「真鯛のポワレ 2種のソース」
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パン 美味しかったので2つお替りしました。
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肉料理 「牛フィレ肉のソテー ポルトソース」
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デザート メニューには「スペシャルガトーの盛り合わせ」と書いてありましたが、出てきたのはチーズケーキのスフレでした。
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お皿には全てカシオペアのロゴが入っていて、スペシャリティ感があります。
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食事の途中の停車駅。後続のスーパー北斗に道を譲ります。
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食後には紅茶をもらいました。
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食堂車のアテンダントさんは3人でしたが、満席だととても忙しいみたいで、見るからに余裕がなさそう。
食事のお皿を出す時は、メニューに書いてあるままを早口で簡単に言うだけで、集中力は「残りの食事を早く出さなきゃ」と次のテーブルに料理を運ぶことにいっちゃってる感じ。
お皿を下げるときも、私とお友達さんでは食べるスピードが異なるので、お友達さんが食べ終わっていても私はまだ食事中。
なのに、まとめてお皿を下げようとするのには驚きを隠せませんでした。

時間いっぱいカシオペアのディナーを楽しもうと思っていても、アテンダントさんがそうさせてくれない雰囲気が暗に流れています。
ドリンクの追加オーダーや、パンや水のお替りをしたくても、声も掛けにくいオーラ全開で、「大丈夫かな?」と思ってしまいました。

実際に別のテーブルの夫婦が「写真を撮ってもらえますか?」と声を掛けたら、「のちほどお伺いしますのでお待ちください」と言われて、その「のちほど」がデザートを出し終わってからでした。もし、この夫婦がメインの料理を食べているところを撮って欲しかったとすれば、こんなガッカリなことはありません。

カシオペアと双璧をなす豪華列車といわれたトワイライトエクスプレスの食堂車のディナーでは、食事を出す時に食材の産地からどうやって調理したのかまで説明してくれたり、「お写真撮りましょうか?」とスタッフのほうから声を掛けてくれたりしてくれました。

カシオペアの旅でも一番期待が高まるディナータイムが、運行終焉の頃でもこの程度のサービスレベルだったのはある意味驚きでした。

で、デザートを食べ終わってすぐに席を立ったのかと言えば・・・・・「高いコース料理代払ってて、こんな居心地悪い雰囲気での中で食事させられたんじゃ割に合わない!意地でも時間いっぱいダイニングカーを楽しんでやる!」と2人で決め込んでディナータイム終了いっぱいまでダイニングカーでのんびり車窓を眺めて飲みながら談笑して、一番最後に席を立ちました。

ダイニングカーにはブルーリボン賞の受賞記念プレートが掲げられていました。
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列車は、先ほどの「先行列車がシカをはねた」影響で、30分ほど遅れていました。
もうすぐ函館駅に到着する時間です。
定刻よりも遅れているため停車時間を切り詰めて機関車の交換が済んだらすぐに発車する旨の車内アナウンスが流れました。

函館駅ではDD51型機関車を切り離して、ED79型機関車を連結するシーンが見られます。
4号車からは、ED79型機関車を連結する1号車が近いので見に行こうかと思いましたが、ホームに出たら雪が積もっていてうまく歩けません。
遠目にも機関車の連結をするところには、すでに前が見えないほどに人だかりができていたので、結局機関車連結シーンは見ずにすぐに車内に戻りました。
機関車の連結が終わったのか、すぐに発車ベルが鳴り響き、焦ってホームを走って戻ってくるたくさんの人が滑って転倒しているのが見えました。
お友達さんは機関車のところまで撮影しに行ったのですが、雪がひどく降っていたのと、あまりの人だかりで連結作業はほとんど見えなかったとのこと。

函館駅に着く頃に、食堂車のパブタイムが始まっていたのですが、ディナーでけっこうお腹いっぱいだったので私はパス。
お友達さんは一人で食堂車に向かったのですが、じきに戻ってきました。
パブタイムに入るために長い行列ができていて、終了時間までに入れなさそうだし、シャワーの予約時間もあるので帰ってきたそうです。

青函トンネルに入りました。海底駅の明かりが一瞬窓に見えます。
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お友達さんはシャワーの予約の時間になり、はるばる10号車まで出掛けていきました。
シャワーから戻ってきてから、ソファーをベッドにして寝ることにしました。


(つづく)

この記事へのコメント

QUWA : 2016/07/29 (金) 08:36:32

>カシオペアの旅でも一番期待が高まるディナータイムが、運行終焉の頃でもこの程度のサービスレベルだったのはある意味驚きでした。
終焉を迎え=客数が増え、余裕がなかったからこの程度に落ちた…と思ってます。
ただ、私が乗った、廃止になる前年8月(=半年以上前)ですらそんな状態でしたけどね…。半年も経てば人が多くても慣れるだろうに。


トワイライトの場合、大阪~札幌間の運行が終わった後、1年間、旅行会社のチャーターとしてクルーズ列車として運転されましたが、カシオペアも同じく、クルーズ列車として運転されています。
トワイライトの方は定員も抑えられた一方、乗務員は以前よりも多いようで、私が乗った際は非常にゆとりがありましたが、編成は変わらないカシオペアの方はどうなんでしょうかね...。乗りたいなとは思っていますが、人集め(2人参加が大原則)が面倒なので実行に移していません。

京九快速 : 2016/07/30 (土) 12:36:58

QUWAさん こんにちは
もうだいぶ前の乗車記録ですが、あの時のバタバタと慌しいムードのディナータイムはよく覚えています。
今までもピーク期には満席なんて珍しくなかったであろうに、なんでこんなに不慣れな感じなのか不思議でした。

今のカシオペアクルーズは2階個室のみ販売で、食堂車が使える乗客もコースによってかなり限定されているようです。乗っている人数そのものが少ないので、ゆったりとしたカシオペアの旅が楽しめそうですね。

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