台湾に行ってきました 〔2015年12月〕 桃園機場背包客に泊まる -1-

今回の2泊3日の台湾旅行で、一番長い時間が取れる2日目はどうするか、いろいろと行程や行き先を考えました。

12月1日に台湾高鐵に3つの駅が新しく開業するので、それらの駅を訪問するか。
それとも、前回の台湾旅行でもうちょっとゆっくり見て廻りたいなと思っていた台南へ向かうか。
台北から近い九份と平渓線に行こうか。

ある日、書店で見かけた月刊エアライン2015年12月号を立ち読みしていると、興味深いレポート記事が載っていました。
台湾の空の玄関口である「桃園国際空港」のすぐ脇に「桃園機場背包客」という宿泊施設があり、部屋のバルコニーの目の前はすぐ滑走路で、離着陸する旅客機を部屋に居ながらにして一日中撮影できるという紹介記事でした。

この宿泊施設が、桃園空港のどのあたりにあるのか調べてみると、南側の滑走路の末端のすぐ脇でした。
成田空港で言えば「さくらの丘」や「さくらの山」に、伊丹空港で言えば「スカイランドHARADA」のような場所に位置します。
(画像はFlightradar24.comより)
201512taiwan-154.jpg
桃園空港には滑走路が2本ありますが、この頃は北側の滑走路(05L-23R)が補修工事中のため、全ての離着陸を南側の滑走路(05R-23L)の1本で裁くというアクロバティックな運用がなされていました。
つまり、「桃園機場背包客」からは、桃園空港に集まってくる旅客機の全てを見ることができるという環境。

【注意:2015年12月23日からは、2本の滑走路を使った運用に戻されています】

「これは面白そうだ」ということで、桃園機場背包客に泊まりに行ってみました。
ところが、予約の段階から、実際に到着して部屋に入ってからも、いろいろと普通のホテルに泊まるのとは異なる点が多く戸惑うこともありました。
「月間エアラインで記事は見て、泊まりに行ってみたいと思ったけど、どうやって行けばいいのか分からない」とか、「このブログ記事を見て行ってみたいと思った」と、興味を持たれた方にとって参考になればと思い、実際のところどのようにして現地まで行きつけたかをご紹介したいと思います。




桃園機場背包客はホームページがあります。http://www.thewordfisher.com/pages/hostelling.html

漢字で書かれているので、日本人にはなんとなく、どんな宿泊施設なのか分かると思います。
ホームページに出ている写真もきれいで大きめなので、雰囲気もよく分かりますね。

まずは、予約をするところから始まりますが、エクスペディアやアゴダといった世界的な宿泊予約サイトでは予約することはできません。
ホームページに記載されているメールアドレス宛に、宿泊予約のメールを送ります。


ここでいきなりハードルが高くなります。

メールは北京語が前提で、英語でも何とかなるかなという感じです。
ですので、まず北京語での文章作成ができないと厳しいです。
北京語が全くできない人は、インターネットの北京語の翻訳サイトなどを駆使して頑張って下さい。
ちなみに台湾は「中国語繁体字」になります。「中国語簡体字」は中国本土の人が使う文字なので、台湾の人は簡体字を見てもさっぱりチンプンカンプンです。
メールを送る際に翻訳サイトを使う場合は、必ず「繁体字」で変換翻訳をして下さい。
(あと、翻訳サイトで変換された文章は、中国語に限らずヘンテコな直訳で翻訳される場合が多々あります。翻訳サイトで作成した文章が、必ずしも相手に100%伝わるとは限らないので、注意が必要です)

ホームページには、予約の際に伝えるべき項目が書かれています。
・姓名
・電話
・性別
・幾月幾號入住 (何月何日にチェックインして、何泊するか)
・人數
・哪一種床/房別 (どの部屋タイプにするか)
・幾點抵達台灣, 幾點離開 (何時に台湾に着いて、何時に出発するか)

このブログを見ている人は、「部屋から飛行機撮影する!」というのが一番の宿泊目的になると思います。
ですので、部屋タイプはどんなタイプかさておき「飛行機がよく見える部屋を予約したい」ということになるでしょう。
予約の時点で、私はどの部屋タイプが飛行機がよく見える部屋なのか分からなかったので、
「私は日本人で、飛行機が大好きです。お部屋から飛行機の写真を撮りたいと思っています。飛行機と空港がよく見える部屋を希望します」と書いておきました。

桃園機場背包客でも、客室から空港と飛行機がよく見えるというのを施設のウリのひとつにしていますし、部屋からの飛行機撮影を目的に台湾はもとより、香港や上海からのスポッター客もかなり多いので、このあたりの要望はしっかりと聞いてくれます。

ちなみに部屋タイプは以下の種類があります。
•單人上下舗 (バックパッカー向けの2段ベッドのドミトリー部屋。バス・トイレ共用)
•雙人雅房 (ダブルベッドの部屋。バス・トイレ共用)
•雙人套房 (ダブルベッドの部屋。室内にバス・トイレ付き)
•家庭雅房 (ファミリールーム。バス・トイレ共用)
•家庭套房 (ファミリールーム。室内にバス・トイレ付き)

「日本人がホテル並みの設備のある部屋として利用する」レベルにあるのは、「雙人套房」です。
「雙人套房」の部屋代は、2名利用で1,900台湾ドル(約7,600円)、1名利用で1,600台湾ドル(約6,400円)です。

メールで「部屋から飛行機がよく見える部屋」という希望を書いたところ、予約された部屋は「雙人套房」でした。
ホテル並みの設備の揃った部屋(実際にどうだったかは後述します)で飛行機撮影をすることができるので、飛行機撮影目的で泊まっても快適に滞在することができます。

「何時に台湾に着いて、何時に出発するか」という項目については、空港に近い宿泊施設ということもあってか、出発の前泊や到着の後泊に利用するという人が多いため、桃園空港と桃園機場背包客の間を車で送迎してくれるサービスを行っているので、その送迎時間の目安として聞かれるようです。
桃園空港から直接ここへ行く(ここから直接空港に行って帰国する)という人は、何時の何便で着いて、何時の何便で出発すると書きます。
私のように、前日に台北の松山空港について、翌日に松山空港から帰国するという人は、「出入国は松山空港利用で、宿泊当日は大体何時ごろにそちらにお伺いします」と書くと親切でしょう。


メールは送信してから3~5日後くらいに返信が来ます。
質問があったりして何度かメールのやり取りをしましたが、必ず返信してくれます。
中3~5日かかるというのは、日本人にとってはレスポンスが遅いと思うかもしれませんが、気長に待ちましょう。


宿泊予約の返信メールでは、宿泊代金の一部前払いを要求されます。
支払いはペイパルを使います。ペイパルのアカウントを持っていない人は、アカウントの作成が必要となります。
(さらにペイパルに登録するクレジットカードも必要になります)
私が予約した時は、前金として1,100台湾ドルの支払いの指示がありました。(100ドルはペイパルの手数料)

支払いの手続きができたら、すぐに支払い完了のメールを送ります。
「支払いを確認できました」というメールが来て、初めて予約完了、希望する部屋の予約が確約となります。
ですから、前払いの案内のメールが着たら、早めに支払いして返信する必要があります。

前払いした宿泊料は、キャンセルしても基本的に返金されません。
また差額分の宿泊代は、現地に到着してチェックインする際に現金で支払いとなります。


ここまでのやり取りが完了すると、あとは台湾に行く日を待つばかりとなります。
念の為、メールでのやり取りはプリントアウトして持っていったほうがいいでしょう。




(つづく)

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