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ジャンボと北斗星に乗ってきたはなし その3

つづきです。その1はこちらから、その2こちらからはどうぞ。


列車は順調に長万部まで来ましたが、長万部で停車したまま動かなくなってしまいました。
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10分くらいして「この列車の前を走っている貨物列車が人身事故のため、しばらく停車します」と車内放送が流れました。

その後も走り出す気配は全く無く、乗客の一部が車掌室に集って車掌さんに怒号が飛び、罵声を浴びせる始末。

おばさんが車掌さんに言い放った「本当に人身事故なの?故障して走れないのを隠してウソついてるんじゃないでしょうね?!」とか、「JR北海道に対しては今叩くのが正義!!」みたいな社会の風潮もどうなのと思いますが。


ちなみに車掌さんは車掌室のドアを開けて、車掌室に訪れた乗客全てに経緯の説明と遅れの謝罪をして丁寧に対応していましたし、車内放送で逐一状況を知らせてくれましたので、不満は感じませんでした。



長万部駅に停まったまま、食堂車はパブタイムになりました。
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煮込みハンバークセットをオーダー。

車内調理とは思えないほど、ハンバーグと煮込みソースが美味しかったので感動しました。




結局、列車は日付が変わった0時10分過ぎに長万部駅を発車。
「深夜になり、お休みになられているお客様もいますので、車内放送は終了いたします」と、ここでお休み放送となりました。
(函館駅から乗車されるお客がいるので、函館駅発車後に短く車内放送をしますと付け加えてました)
ちゃんと「車掌は5号車におりますので、何かご不便な点などがございましたらお申し付け下さい」と言葉を添えているのが偉いと思いました。


このあとは函館での機関車交換と青函トンネル通過というイベントがあるのですが、列車が動き出した後にすぐ寝ました。


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携帯電話のアラームで目が覚めると、ちょうど八戸を通過したところでした。
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シャワーを浴びて、6時30分オープンの食堂車で朝食。
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定刻であれば、郡山駅で通勤通学客の視線を感じながらの朝食ですが、列車はまだ北東北を走っています。



車内放送では、この先の停車駅に着くのが4時間以上の遅れになる見込みであることと、盛岡駅に臨時停車して東北新幹線「はやて」へ振替(ただし上野駅まで)するので希望者は車掌に申し出るようにと案内がありました。

東京駅からの東海道新幹線「のぞみ」号の指定券はどうなるのか、みたいな乗客が車掌と揉めてました。
まぁ、客からすればJR東日本もJR東海も関係ないでしょうからね。
(その後どういう事になったのかは不明。)



盛岡駅では駅弁の積み込みがあり、人海戦術で1号車から乗客全員にお弁当(わっぱめし)が配られました。
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すでに食堂車では朝食が始まっているので、おそらく「昼ごはん」として用意されたものと思われます。
私は昼ごはんとして食べました。


どっかの機関車基地。
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青函トンネル用の新型機関車が試運転していました。



名勝地「松島」の脇を走ります。
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仙台駅では機関車の運転士さんが交代するので2分停車。
先頭の機関車は「EF510-514」でした。
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ちなみに仙台の定刻発車時刻は4時56分ですが、この時点で9時40分。
すでに上野到着の時刻です。



食堂車は通常9時30分でラストオーダーですが、この日は1時間延長の10時30分ラストオーダー、11時閉店でした。
11時まで朝食タイムでの営業で、幻のランチ営業はありませんでした。
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首都圏に近づくに連れて「北斗星」は、通常ダイヤの中に無理やり入れてもらっているのか、加速しては減速・・の繰り返し。それでも途中駅で後発の列車には抜かれない『優等列車』としての面子は保ったよう。


それでも遅れはどんどん延び、「北斗星」の車内で見るにはありえない時間になってきました。
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上野到着は14時40分。
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5時間2分の遅れで終点上野着となりました。

過去経験したことの無い遅れですが、北斗星という豪華列車であったことと、個室の「ソロ」利用だったので飽きるほど個室内でゴロゴロダラダラ過ごせたので、なんか得した気分でした。

途中でほとんどの乗客が新幹線に移っただろうと思っていましたが、予想外に上野まで乗り通した乗客は多かったです。たぶん、それだけ北斗星は「先を急がない『北斗星』そのものを満喫する」という利用者が多いのだと思います。

通常だと到着後15分くらいはホームに留まっているのですが、この日はリネンを載せるとすぐに回送されていきました。


上野駅のみどりの窓口で、特急料金分だけ払い戻しになるということでしたが、払い戻すと寝台特急券は回収されてしまうので、約3,000円分の戻り金は普段より長く北斗星の旅が楽しめた「延長料金」?ということにして、寝台券は記念に持って帰ってきました。




***遅れの記録***

仙台発 9時40分 (定刻4時56分)
福島発 10時34分 (定刻6時00分)
郡山発 11時46分 (定刻6時39分)
宇都宮発 13時05分 (定刻8時12分)
大宮発 13時45分 (定刻9時12分)
上野着 14時40分 (定刻9時38分)
 
大宮から上野まで1時間もかかっているのを見ると、スジ屋さんの相当な苦労が垣間見えるようです。


おしまい。

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