中国に行ってきた その26

(前回までのあらすじ)
寝台新幹線で北京を出発ー!!


今回は、4人で1つの個室に収まるように寝台特急券を発券してもらったので、かつての4人用個室「カルテット」のように、気兼ねなく楽しい一晩が過ごせそう・・・と思っていたのですが、私は熱射病の症状がまだ完全に引けていなかったので、30分くらいおしゃべりをしたり車窓を見たりして、早々に上段寝台で寝入ることにしました。

そうそう、熱が引けば・・・と、念の為に風邪薬を携帯して持って来ていたKMさん、おかげであの薬が効いたのか一晩で熱が一気に引きました。さすがの準備万端さに感謝です!!
翌朝には朝起きると、熱っぽさはもうすでに無く、万全ではないけどかなり体調も良くなりました。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




朝、目を覚ますとすでに同行のみなさんはお目覚め済み。
私が一番先に寝て一番遅く起きたのでした。

朝食に、昨日の晩に北京駅で買ったマックのハンバーガーの食べかけでも食べようかと思ったら・・・・あれ?そういえばどこに置いたっけ?

思い出すと・・・・改札開始のアナウンスを聞いて、慌てて荷物まとめて改札へと向かったので、マックのハンバーガーの食べかけはそのまま軟座待合室に置いて来ちゃった模様。
朝食用に「パイナップルパイ」も買っておいたのに・・・もったいない・・。

仕方ない、朝食になりそうなものを買いに食堂車行ったら、商品全部売り切れだって言うし、結局、同行のCさんが購入したお菓子のような小さなバターケーキを頂くことに。
昨日からみなさんのご厄介になりっぱなしで、本当にスイマセン・・・


車窓を見ると、左手には高速鉄道の線路が。
2012shanghai-379.jpg
この左手に見えるのは上海と南京を結ぶ「滬寧高速鉄路」のようで、この列車は在来線の線路を走っている模様。

北京-上海の夜行新幹線は、車体はCRH型でも走行するのは在来線みたいで、夜間の最高速度は160Km/h。
KMさんのお話では、夜間はだいたい150Km/hくらいでの安定走行だったみたいです。
そのおかげなのか、深夜帯の走行中は揺れや騒音も少なく、非常に安定した走りで快眠することができたのでした。


列車は上海行きですが、我々は手前の「蘇州」駅で下車します。

下車前に、個室内のあちこちをメジャーで計測しまくってきました。
2012shanghai-374-2.jpg
こんな感じです。ベッドに関しては、日本の寝台特急のB寝台と同じぐらいですね。
上段寝台では腰をかがめた姿勢で座れるほどの天井高さがあるので、極端な窮屈さは感じません。
下段寝台ではもちろん、ベッドに座った状態でも、頭上にちょっと余裕があります。
ベッド間の、足を投げ出す空間は日本のB寝台と比べてもかなり狭いような気がします。

テーブルの上にはお湯を入れるポットがありましたが、今回は個室内でカップ麺を食べることなく、また自前のお茶を持ってくることも無かったので使いませんでした。
中国では、車内の食事にカップメンを用意して、飲み物に瓶にお茶っ葉を入れて、デッキの給湯器でこれらを飲み食いする乗客が多く、ごくごく普通の光景です。
(寝台夜行列車でカップメンは、私も留学時代に何度かやったことがありますが・・・いつも食べてるごく普通のカップメンが車内で食べるとなぜか美味いんですよね。)



蘇州駅に到着。下車客はあまり多くなく、乗客のほとんどが上海まで乗り通すようです。
2012shanghai-380.jpg


下車して先頭車の写真を撮っていると、「滬寧高速鉄路」のほうをICE型のCRHが走ってきたので、思わず1枚。
2012shanghai-381.jpg


蘇州駅はまだ改装途中のようで、あちこちが工事中。
2012shanghai-382.jpg


駅の南口側は、駅舎そのものをまだ作っている途中のよう。
2012shanghai-383.jpg
完成すると、きっと南京南駅や北京南駅みたいな、巨大ホームが並ぶ橋上駅舎になるんでしょうね。


-----------------------------------------

ちなみに、1998年当時の北京-上海間の速達列車の時刻表。
2012shanghai-384.jpg

夜行快速(日本の最速達特急)が2往復あるだけ。
日中には1本、超ドン足の急行がありましたが、それを含めても3往復。
当時の北京-上海間の切符は確保するのがとても難しかったのです。
私も上海旅行から北京へ戻る時に、どうしても上海で北京行きの切符が取れず、仕方なく天津行きの夜行列車の寝台券を購入し、天津からは北京行きの都市間特急に乗り換えて北京へ帰ったことがあります。


今回乗ったD311次は、北京20:52発→上海8:40着。走行時間12時間12分。
1998年当時は、最速達列車でも約15時間。
それが今や「京滬高速鉄路」の最速列車で4時間48分で、運転本数も20~30往復ですから、とてつもない驚異的な成長ぶりです。

↓今回乗ったD311次の寝台券
2012shanghai-385.jpg


↓当時はプラチナチケットだった北京発上海行のK21次の寝台券
2012shanghai-386.jpg




(つづく)

この記事へのコメント

管理人のみ通知 :