中国に行ってきた その25

(前回までのあらすじ)
熱射病にやられ、王府井で他の仲間たちと離れて一人で先に北京駅で休んでいることに。
そうこうしていると、乗車する列車の改札が始まりました。



「もう、ほかのみんなは乗っているのかな?」と車内へ。
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個室入り口脇に電光表示された番号を見て、自分の寝台を探す。
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あ、ここです。



中を見てみると、
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まだ誰も来ていませんでした。
逆に、みんなが北京駅内を自分の事を探しまわっているんじゃないかと心配になってきた。

と思いつつ、寝台の細かい部分を撮影しておく自分って酷い人間(笑)

寝台は2段です。
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2段が向かい合わせで、1区画が4人納まるタイプ。
車体のベースが、JR東日本のE2系はやてタイプ車両なので、天井は寝台客車と比べるとかなり低い。
とはいえ、ものすごく狭いというほどではなく、まぁ快適な空間です。

ドアがあるので、完全な個室になります。
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各寝台に液晶テレビが付いていて、これは日本の寝台車より進んでます。

「4人用個室」というカタチではありますが、寝台券は部屋売りではないので、一人旅だと同じ部屋に自分以外に中国人3人とかあえりえるわけで。
今回は、最初に切符を買う時点で「4人同じ部屋で固まるように発券してくれ」とお願いしていたので大丈夫・・・なはず。

4人分のスリッパは、
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それぞれで使った時にわかりやすいように、4色にしてあるという、中国国鉄にしては珍しい心遣い。


じきにほかのみなさんも乗り込んできて、無事車内で全員合流。

ほかの3人のほうは、みなさんのほうでいろいろあったらしい。
けっこう「鳥の巣」から「北京駅」までの移動に時間が掛かった上に、北京駅の駅前が大変な混雑で、駅の中に入るのにも苦労したとか。
日本と違って、中国では夜行列車が多方面へ向けてまだまだ大活躍中なので、昼間よりむしろ夜のほうが駅に向かう人が多いのかもしれません。

全員の寝台番号を確認すると・・・4人で1つの個室に収まるように発券されていました。上海浦東空港の発券カウンターのお兄さんGJ!!



中国の夜行列車といえば・・・乗客たちによる洗面台争奪戦(笑)
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(画像は出発前のキレイな状態)
寝台新幹線の車両の洗面台は、1車両に2台しかないので、それはそれは激しい戦いです。
しかも、中国人の洗面台の使い方がハンパなく汚く、始発駅で満タンのハンドソープも空っぽになるほど。
トイレのトイレットペーパーも全て無くなってしまうほどです。
夜寝る前も、朝起きてからも、洗面台は歯を磨いたり身支度したりする乗客で大混雑です。

ちなみに、最新型の寝台新幹線なのに、編成中にシャワールームがありません。

そんなわけで、中国で夜行列車に乗る時には、以下のものを準備して乗車すると便利かもです。
・ポケットティッシュ
・ウェットティッシュ
・汗拭きボディーペーパー
・タオル
・セッケン
・耳栓とアイマスク
・軽食と飲料水

最後の「軽食」は、朝起きてから食堂車に行ったら、真空パックのヘンな漬物しか売ってなくて、カップメンもパン類もミネラルウォーターすらも全て売切れでした。食堂車があるからと安心せずに事前に食べ物を調達しておいうたほうが得策です。(ただし食堂車で売り切れでも、車内を回っているワゴン販売には商品があるあることも稀にあるみたい)

ちなみに私は、車内にシャワーが無いというのを事前に知っていたので、全身が拭ける大判のボディウォッシュペーパーを持っていって、洋式トイレのほうに篭って全身の汗を拭いました。
洋式トイレのほうにはベビーベッドが付いているので着替えにも便利。
あらかじめ、当日の朝にボロくて捨ててもいいアンダーウェアを身に付け、トイレ内で新品に着替えた後は、汗まみれのボロボロの下着を袋に入れてデッキのゴミ箱にポイしてきました。


さぁ、寝台新幹線はいよいよ北京駅を出発です!


(つづく)

この記事へのコメント

univ : 2012/12/08 (土) 22:47:26

日本では鹿児島中央から札幌まででも無理でしょうな(笑)
完全実用的な作りなんですね。
もう少し洒落っ気があれば面白いんでしょうが。

京九快速 : 2012/12/10 (月) 12:09:23

univさん こんにちは
中国では、日本と違って夜行列車の需要が非常に高いのですが、CRHの寝台バージョンになると、寝台車は全て軟臥(A寝台)となるので、実質の値上げ状態。
北京から地方行きで旧来の寝台客車には硬臥(B寝台)が連結されているので、一般的にはこっちのほうが人気みたいです。

curoka : 2012/12/10 (月) 21:44:38

こんばんは。

日本では出来なかった寝台”新幹線”が海外で実用化されているということが衝撃的でしたね。

天井高さが低かったり、Z列車よりも洗面台やトイレの数が少なかったりと、値上げのわりには・・・な感じでしたが、一度は乗車したかったものの、1人で乗車する勇気はなかったので、今回ご一緒できてありがたかったです。

京九快速 : 2012/12/11 (火) 21:45:05

curokaさん こんばんは

寝台新幹線は天井がものすごく低いと聞いていたのですが、上段で寝ていた私には、さほど低いと言う感じがしませんでした。

軟臥なので、ミネラルウォーターとかタオルセットみないなものが貰えるのかな?と思ったのですが(昔に軟臥に乗った時にそういうサービスがありました)、なんのサービスも無かったので「あれッ?」と拍子抜けでした。
北京局の受け持ちだからですかね?
昔に上海局受け持ちの寝台特快に乗った時は、軽食(晩・朝)や乗車記念品を貰ったことがあります。

4人で1個室に収める発券をしてくれた浦東空港の切符売り場のお兄さん、グッジョブです!

PMダイエット : 2012/12/14 (金) 16:21:16

新幹線の寝台ですか、窓割りそのままでユニット工法とか思ったのですが、
そうでもないようで、シャワーないんだ(ここでもこだわる)
 日本の2段式寝台と違い扉の上のスペースが荷物置きでないとなると、
荷物が多いと困るんでは?
ポット完備なのはさすが中国ですなぁ、しかしゴミ捨ての容量は足りるんだろうか。
 スリッパ色違いはいいですなぁ。

京九快速 : 2012/12/15 (土) 22:18:14

PMダイエットさん こんばんは

寝台新幹線だと通路上の空間が無いので、荷物をいっぱい持って乗ると置き場に困ってしまいますね。でも中国の乗客はみんな大荷物を抱えている人ばかりで、ムリヤリ個室内に押し込んでいました。

洗面台の向かいにあるゴミ捨ては、朝にはもう入りきらないほどにゴミが溢れていました。

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