台湾行ってきた その13

(つづきです)


七堵駅からは、再び東海岸線を南下。

今日は1日掛けてちょいちょい途中下車しながら、台湾南端の「高雄」まで移動します!!


まず乗るのは、こちら。
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特急の「自強号」ですが、黒枠で「太魯閣(タロコ)」とあります。
さっき三貂嶺駅で撮影した、台湾国鉄の最新型振り子特急の「太魯閣」號に乗ります!
いやっほぅ~!!これ乗るの楽しみだったんだぁー!


ちなみに、「太魯閣」は列車名や列車種別ではなく、車両の愛称。
だから本来は「太魯閣型『自強号』」というのが正しいらしいです。
でも、台湾ではわざわざそんな面倒な言い方しなくても、「太魯閣号」で充分通じます。


駅の発車表示案内にも「太魯閣」と出てる。
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入線してきました!
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「太魯閣」號は、JR九州の885系特急がベースとなっていて、どちらも日立製作所が製造。
(↓JR九州885系)
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見比べてみると、どことなく似ている。


「885系がそのまま台湾バージョンになるとこんな感じなんだろうか」
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とか妄想しつつ、さっそく電車に乗り込みます。

あ、運転席の下には「Taroko」のロゴマーク。
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「太魯閣」の愛称の由来となった、国定公園の「太魯閣渓谷」のイメージ。

車内は、当然ながらJR九州の革張りゴージャスシートとは全然違う。
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(画像は終点の花蓮駅で撮った)


車内は、ほぼ満席の大混雑でした。
太魯閣型車両が投入される列車に乗客が集中するので、いつも混んでいるみたいです。
我々3人は並びで席が取れず、号車もバラバラでした。

手元の切符に従って自分の席に行ってみると、窓側席でした。
が、すでにおばちゃんが座ってた。

「ここ、私の席です」と言うと、テーブルにパンやら飲み物やら広げまくっていたおばちゃんは明らかに『チッ、動くの面倒くせぇな』というヤな顔をしてこう言い放つ。


「この席は日が当たって暑いから、あんたは通路側に座りなさい」




唖然・・・・・




「いや、暑くてもかまいませんから」というとこっちが言うや否や、こんなタイミングでおばちゃんの携帯が鳴って、おばちゃんはそのまま携帯で話し込む。

結局ウヤムヤにされたまま通路側の席に座るハメに。

ちなみに座席はこんな感じ。
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(この写真も終点で撮影)
このあたりはJRの特急と似た感じ。
意外なことに、座席にテーブルが付いているのは、台湾の特急ではこの太魯閣号が初のことだそうです。


さて、列車は高速運転で東海岸線をどんどん南下。
さすが振り子特急。急カーブでも減速無しでおかまいなしに突っ込んで行きます。

しかし、揺れはすさまじい。
座っているとさほどでもないのですが、トイレに行こうかと通路を歩き始めると自分の足だけで真っ直ぐ歩くのはほぼ不可能。
椅子の頭の部分を必死に掴みながらでないと移動できません。

デッキには、男性用の立って用が足せるトイレがあるのですが、壁に体を打ちつけながら用を足すという恐ろしい環境です。


あ、あとね、全部の車両に「携帯電話コーナー」があるのが珍しいなーと。
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しかし、せっかく鉄道会社がこんな設備を設けてくれていても、台湾の方々は自分の席でお構い無しに大声で喋る喋る。
日本人は卒倒しそうな勢いです。



やがて車窓に海が見えてきました。
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海から離れて内陸の方に入ると、一面に美しい水田風景。
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川の流れも雄大です。
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途中の鉄橋。隣りのボロボロの橋は「旧線跡」かな?
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ちなみに、山側にはこんな風景が広がっています。
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七堵駅から2時間弱で終点「花蓮」駅に到着。
終点間近の頃には、電光表示装置に「ご乗車ありがとうございました」のご挨拶。
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東海岸線はここ「花蓮」までしか電化されていないので、全ての太魯閣号はここが終点です。
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「花蓮」で途中下車。
ここで昼ごはんに名物料理の、とある物を食べに行きます。



(つづく)

この記事へのコメント

univ : 2012/05/11 (金) 09:00:59

イイですねぇ。
885系も青に統一するんじゃなく、色々な色がある方が面白いと思うのですが…。
窓側席は残念でした。台湾人強しですね(笑)
客室乗務員さんや車販はなかったのでしょうか?

QUWA : 2012/05/11 (金) 11:23:48

嘘電、お久しぶりです。一瞬、タロコ号に、いくつかデザイン違いの車両があるのかと思ってました。しかし、タロコ号そのものをじっくり見たことがないからとは言え、違和感が全くありませんな。

窓側席…壁にあるカップホルダーも2つ占拠してそうな(汗)…外の背景を撮るからと、どさくさに紛れてそのおばちゃんの顔も撮ってしまえ(笑)。

京九快速 : 2012/05/11 (金) 21:06:04

みなさま こんばんは コメントありがとうございます

>univさん
885系も最後の黄色(かもめ色?)が工場入りしたとかで、いわゆる「原色」は消滅ですね。カラー統一じゃなくて、逆にいろんな色を設定したら面白かったかもしれないですね。
車内販売はこの七堵駅から花蓮駅までありました。日本の車販より小さいワゴンで弁当や飲み物、スナック菓子を積んでましたよ。

>QUWAさん
久々の捏造電車画像、お楽しみいただけましたでしょうか?!
タロコ号は今度の増備分からデザインが一新されるみたいです。製造も日本車輌が担当するそうで。

おばちゃんは結局ずっと携帯でメールしたり話したりしてました。メールはまだしも、すぐ隣で大声でおしゃべりされるのはうっとおしかったです・・・。

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