lounge SRG 見た目は大人、中身は子供!
(続きです)
窓側席のお客さんがまだ来ていなかったので、窓から隣に並ぶ2号機をパチリ。

座席に着いてベルトを締めて、出発の準備万端・・・・のはずが出発時間を過ぎても機内は落ち着く様子が無く、それどころかまだ搭乗が全て終わっていないようで。
結局、時間よりかなり遅れてドアクローズ→プッシュバック開始。
ま、このあたりの遅れは、初日でタラップからの搭乗ということで、ANA側も予測済みでしょう。
私は中央列の通路側席に座っていましたが、窓の外の展望デッキにたくさんの人が集まっているのが見えました。
窓から遠い席でも窓の外が見えるのは、窓が大きくなったB787ならでは。
そういえば、放水車のアーチとかなかったな。ちょっと期待したんだけど。
羽田発の初日初便ということで、2タミの目の前のC滑走路から飛び立つ姿を披露するのかと思っていましたが、西へ向かう飛行機の通常通りで新滑走路から離陸。
遠く離れた新滑走路からの離陸に、展望デッキへ見物に来た人はちょっとガッカリだったんじゃないかな?
さて、いよいよ離陸です。
座っていたのはほぼエンジンの真横の席だったのですが、驚くほど静か。
エンジン全開の爆音が全くと言っていいほど響いてこなく、むしろ機内の空調の噴出し音のほうが大きく聞こえるほど。
これまでだと、エンジンの爆音に「いよいよ飛び立つぞ~!」と心が高揚して・・というのが飛行機に乗る楽しみの一つでもあったのですが、B787ドリームライナーでは滑走を始めてそのままフワッと浮き上がるという感じ。
それくらいに自然に空へと浮き上がる。
いやぁ、これはホントに未来の飛行機だなって感動しちゃいました。
飛び立って、海上での旋回中に聞こえる「キューン」という独特な音もほとんど聞こえない。
ちょっと甲高いような「ヒューン」という表現に近い音が微かに聞こえるかな~という程度。
さらに驚いたのが、この間に機内放送が流れたのですが、ものすごくクリアに放送の声が聞こえる。
こんな状況での機内放送なんてほとんど聞こえないのが普通でしたが、まるで耳元で直接話されているかのように一言一言までクッキリ聞こえる。
そして、耳ツンが全然来ない。
私はわりと離着陸時に耳ツンが次々に酷く起こるのですが、この時は1度軽く耳ツンが来たのでペットボトルの水をちょっと飲んだだけ。
たったこれだけで耳ツンをおさえて上空まで出られたことは、今までにはありません。
離陸だけで「新世代旅客機」の快適空間を体験できてしまったかのよう。
上空に出て、ベルトサインが消えると・・・・さっそく多くのファンが立ち上がり機内見物に。
私も、通路の行列が収まった頃に出歩いてみました。

L2-R2ドアのところにあるカウンター。

国際線ビジネスクラスのバーカウンターです。
将来的に、この機体は機内コンフィグを国際線仕様にチェンジして使用する予定があるのかも。
飛行中ここでは、B787のポストカードが配られてました。
この空間の天井がスゴイ。

ドリームライナーのモックアップでもこんな天井がありましたが、雑誌で見た時は「こんなの単なるボーイングの描くイメージ広告みたいなもんで、実機には採用されないんでしょ」と思ってました、正直。
それが今、こうして実機として飛んでる。
柔らかい曲線の吹き抜けに、LEDによる青い間接照明。
これはぜひ、夜間飛行の中でどんな雰囲気の空間になるのか体験してみたい!!
小さいけれど、B787で新しくなったポイントがコレ。

これまでは[←非常口 EXIT→]だったのが、ピクトグラムの採用でどこの国の誰にでも一目で分かるように。
R2ドアの窓から外を見てみる。

客席の窓が従来のボーイング機よりも大きくなった反面、ドアの窓はかなり小さくなったような気がしました。
ま、普段はこの窓から外を見ることなんてほとんどないですけどね。
L3ドアから見た翼。

翼のしなりっぷりがスゴイ。
L3ドア近くにあるトイレには窓がついています。

長距離国際線の上級クラスのトイレでは珍しくないですが、国内線の普通席ゾーンにあるトイレで窓付きというのはかなり珍しいかも。
ちなみに、トイレ内もLED照明になっています。
ドアを開けた瞬間に、目に飛び込んでくる青白い小部屋はちょっと衝撃。

客室ではよく見えないLED照明が、トイレならどんな風に取り付けられているのかよく見えます(笑)
そして、B787ドリームライナーのトイレっていうと、これが常に話題に上がってますよね。

ウォシュレット (By TOTO)。
試しに使ってみましたが、地上で使うのと同じでした(当たり前だ)
あ、ちなみに。
暫定国内線仕様機で7ヶ所あるトイレのうち、最後方ゾーンの中央に位置するトイレだけにはウォシュレットが付いてません。ご利用の際はご注意アレ(笑)
機内はどこに行っても混雑。
機内サービスもままならない状態のようで、結局ドリンクサービスすらも一度も回ってきませんでした。
ギャレイに行ってみたら、お茶の入ったカップが並べられていてセルフサービス状態(笑)
カップのお茶を貰い、機内見物を早々に切り上げて、座席に戻りました。

カップも「787」仕様。
途中で機長さんからのご挨拶が機内放送で流れました。
ボーイング787がいよいよ今日から定期便に就航しました的な軽い挨拶だけで、もっと
「ANAが世界で一番最初に飛ばすんです!!」
「ANAがローンチカスタマーの最新鋭旅客機です!!」
「しばらくはANAでしか体験できないドリームライナーです!!」
みたいなチカラの入った挨拶を、喜び溢れんばかりに話してくれるのかと思ったのですが・・・ちょっと拍子抜け。
フライト後半は、座席のモニターで遊んでました。
(続く!)
窓側席のお客さんがまだ来ていなかったので、窓から隣に並ぶ2号機をパチリ。

座席に着いてベルトを締めて、出発の準備万端・・・・のはずが出発時間を過ぎても機内は落ち着く様子が無く、それどころかまだ搭乗が全て終わっていないようで。
結局、時間よりかなり遅れてドアクローズ→プッシュバック開始。
ま、このあたりの遅れは、初日でタラップからの搭乗ということで、ANA側も予測済みでしょう。
私は中央列の通路側席に座っていましたが、窓の外の展望デッキにたくさんの人が集まっているのが見えました。
窓から遠い席でも窓の外が見えるのは、窓が大きくなったB787ならでは。
そういえば、放水車のアーチとかなかったな。ちょっと期待したんだけど。
羽田発の初日初便ということで、2タミの目の前のC滑走路から飛び立つ姿を披露するのかと思っていましたが、西へ向かう飛行機の通常通りで新滑走路から離陸。
遠く離れた新滑走路からの離陸に、展望デッキへ見物に来た人はちょっとガッカリだったんじゃないかな?
さて、いよいよ離陸です。
座っていたのはほぼエンジンの真横の席だったのですが、驚くほど静か。
エンジン全開の爆音が全くと言っていいほど響いてこなく、むしろ機内の空調の噴出し音のほうが大きく聞こえるほど。
これまでだと、エンジンの爆音に「いよいよ飛び立つぞ~!」と心が高揚して・・というのが飛行機に乗る楽しみの一つでもあったのですが、B787ドリームライナーでは滑走を始めてそのままフワッと浮き上がるという感じ。
それくらいに自然に空へと浮き上がる。
いやぁ、これはホントに未来の飛行機だなって感動しちゃいました。
飛び立って、海上での旋回中に聞こえる「キューン」という独特な音もほとんど聞こえない。
ちょっと甲高いような「ヒューン」という表現に近い音が微かに聞こえるかな~という程度。
さらに驚いたのが、この間に機内放送が流れたのですが、ものすごくクリアに放送の声が聞こえる。
こんな状況での機内放送なんてほとんど聞こえないのが普通でしたが、まるで耳元で直接話されているかのように一言一言までクッキリ聞こえる。
そして、耳ツンが全然来ない。
私はわりと離着陸時に耳ツンが次々に酷く起こるのですが、この時は1度軽く耳ツンが来たのでペットボトルの水をちょっと飲んだだけ。
たったこれだけで耳ツンをおさえて上空まで出られたことは、今までにはありません。
離陸だけで「新世代旅客機」の快適空間を体験できてしまったかのよう。
上空に出て、ベルトサインが消えると・・・・さっそく多くのファンが立ち上がり機内見物に。
私も、通路の行列が収まった頃に出歩いてみました。

L2-R2ドアのところにあるカウンター。

国際線ビジネスクラスのバーカウンターです。
将来的に、この機体は機内コンフィグを国際線仕様にチェンジして使用する予定があるのかも。
飛行中ここでは、B787のポストカードが配られてました。
この空間の天井がスゴイ。

ドリームライナーのモックアップでもこんな天井がありましたが、雑誌で見た時は「こんなの単なるボーイングの描くイメージ広告みたいなもんで、実機には採用されないんでしょ」と思ってました、正直。
それが今、こうして実機として飛んでる。
柔らかい曲線の吹き抜けに、LEDによる青い間接照明。
これはぜひ、夜間飛行の中でどんな雰囲気の空間になるのか体験してみたい!!
小さいけれど、B787で新しくなったポイントがコレ。

これまでは[←非常口 EXIT→]だったのが、ピクトグラムの採用でどこの国の誰にでも一目で分かるように。
R2ドアの窓から外を見てみる。

客席の窓が従来のボーイング機よりも大きくなった反面、ドアの窓はかなり小さくなったような気がしました。
ま、普段はこの窓から外を見ることなんてほとんどないですけどね。
L3ドアから見た翼。

翼のしなりっぷりがスゴイ。
L3ドア近くにあるトイレには窓がついています。

長距離国際線の上級クラスのトイレでは珍しくないですが、国内線の普通席ゾーンにあるトイレで窓付きというのはかなり珍しいかも。
ちなみに、トイレ内もLED照明になっています。
ドアを開けた瞬間に、目に飛び込んでくる青白い小部屋はちょっと衝撃。

客室ではよく見えないLED照明が、トイレならどんな風に取り付けられているのかよく見えます(笑)
そして、B787ドリームライナーのトイレっていうと、これが常に話題に上がってますよね。

ウォシュレット (By TOTO)。
試しに使ってみましたが、地上で使うのと同じでした(当たり前だ)
あ、ちなみに。
暫定国内線仕様機で7ヶ所あるトイレのうち、最後方ゾーンの中央に位置するトイレだけにはウォシュレットが付いてません。ご利用の際はご注意アレ(笑)
機内はどこに行っても混雑。
機内サービスもままならない状態のようで、結局ドリンクサービスすらも一度も回ってきませんでした。
ギャレイに行ってみたら、お茶の入ったカップが並べられていてセルフサービス状態(笑)
カップのお茶を貰い、機内見物を早々に切り上げて、座席に戻りました。

カップも「787」仕様。
途中で機長さんからのご挨拶が機内放送で流れました。
ボーイング787がいよいよ今日から定期便に就航しました的な軽い挨拶だけで、もっと
「ANAが世界で一番最初に飛ばすんです!!」
「ANAがローンチカスタマーの最新鋭旅客機です!!」
「しばらくはANAでしか体験できないドリームライナーです!!」
みたいなチカラの入った挨拶を、喜び溢れんばかりに話してくれるのかと思ったのですが・・・ちょっと拍子抜け。
フライト後半は、座席のモニターで遊んでました。
(続く!)
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京九快速
QUWAさん こんばんは
バーカウンターのあるところの天井は、なんとかきれいに撮りたいと実は四苦八苦しながら、腰をかがめて撮りました。
新機材の登場直後だと、同様のファンの姿があるのでこういう時は心強い?ですね。
バーカウンターのところは一種の「機内の見どころ」のようになっていたので、ここでサービス展開していたら大混乱だったかもしれません?!
JALは初号機を羽田ボストン線に投入とのことで、しばらく国内線では乗ることができなさそうですが、ANAとどのように内装の違いを出してくるのか、JAL機材の787にもはやく乗ってみたいです。
12
05
21:32
QUWA
内外含めて色々とB787の写真は出ていますが、天井とか非常口とか、そういえば初めて見たのかも。いいもの見させてもらいました。
ANAかJALかはともかく、どちらにしろ落ち着いてから乗ろうとも思いましたが、これらを見て、「早く乗ってみたい」感が少し強まりました(笑)。
>国際線ビジネスクラスのバーカウンターです。
>ギャレイに行ってみたら、お茶の入ったカップが並べられていてセルフサービス状態(笑)
せっかくなら、このカウンターでセルフサービス状態にすれば良かったのにねぇ~。
12
05
13:14