パンフレットに見るJR特急ヒストリー -Vol.3 1989

いよいよ1989年です。

3月11日のダイヤ改正で、「新生JR」を印象付けるエポックメイクな新特急たちが日本各地で登場。


■651系 スーパーひたち
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>>登場当時の時刻表はコチラ<<

JR東日本エリアで先陣を切って新型特急が投入されたのが常磐線。
こんな斬新な新型車が、どちらかというと地味な印象の「常磐線」に投入されたので、より一層際立ったインパクトがありました。
当時、地元では「新幹線みたいな電車がやって来た」と評されていました。


■キハ85系 ワイドビューひだ
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実際には3月のダイヤ改正より1ヶ月ほど前から運転が始まっていました。
ディーゼルカーでも、ここまでオシャレなデザインの車両が作れるのかという印象でした。(ディーゼルカーというと重々しくて厳ついというイメージがあったので)


■485系 スーパー雷鳥
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東の「スーパーひたち」に対して、西には「スーパー雷鳥」が登場。
どちらも最高速130Km/hが売り物でしたが、「スーパー雷鳥」は既存の485系を改造した車両でした。
ちなみに、JR西日本ではアーバンネットワークに221系新型「新快速」を投入。ドル箱路線に新型特急を投入するよりも、競合する私鉄路線との熾烈な乗客獲得競争に晒されている「新快速」への新車投入を優先させた点から、このエリアの特性のようなものが垣間見えます。


■100N系 グランドひかり
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この頃はまだ100系新幹線に新車効果がありましたが、2階建て車を4両も繋いだダイナミックさは群を抜いてインパクトがありました。「まるで模型の編成がホンモノになったみたい」とか思ってました(笑)


■キハ71系 ゆふいんの森
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「ゆふいんの森」・・・なんてオシャレなネーミングだろうかー!
「スーパー○○」の愛称にワクテカしてた中坊も、「ゆふいんの森」という響きにうっとり。
そしてその優雅なネーミングに反してズングリムックリな車両・・・・そのギャップにズコー!
(この中坊にこの車両の素晴らしさが分かるまでは、この後10年ほどを要することになる)


■夢空間
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「新型車両」というより、パビリオンですかね。「横浜博覧会-YES'89」の。
YES'89は何度か行ったのですが、桜木町駅前で公開されていた「夢空間」も毎回見に行ってました。
当時はこの車両がまさか営業路線上を走るとは思わなかった(それこそ車両そのものもハリボテみたいなもんだと思い込んでいた)ので、車内の写真を撮ったり、食堂車で軽食を摂ったりしなかったことを今でも悔やんでます。


ちなみに1989年はこんな年。
--鉄道界--
・首都圏近郊快速を「アクティー」「タウン」「スイフト」「ラビット」「アーバン」と命名
・東海道線211系に2階建てグリーン車が登場
・下り寝台特急「北陸」でチェックアウトサービスを開始
・JR四国で2000系振り子式気動車「TSE」の試作車が運転開始
・寝台特急「富士」「はやぶさ」にB寝台個室「ソロ」が登場
・標津線・天北線・名寄本線・池北線が廃止
・上越線でD51-498による「SL奥利根」号が運転開始
・東海道新幹線25周年

--世相--
・昭和天皇が崩御 新元号「平成」を発表
・消費税施行(当時の税率は3%)
・任天堂が「ゲームボーイ」を発売
・中華人民共和国で天安門事件が起こる
・美空ひばりが死去
・幕張メッセが開場
・ベルリンの壁が崩壊
・横浜ベイブリッジが開通
・宮崎駿監督の「魔女の宅急便」劇場公開



次回は1990年。
1989年の新型車両登場で勢い付いたJR各社が、好景気に後押しされてさらに飛躍します。

この記事へのコメント

くずはEX : 2010/11/05 (金) 00:31:46

こんばんは。

この時代のパンフ、車両よりも女性たちのファッションについ目が…

モロ80年代ファッションですね。

懐かしい~。
(主題とかけ離れていてスミマセン。。。)

改めて拝見させていただいても、これらは貴重なコレクションということは間違いですね!!!


ちょっと関係ない話で恐縮ですが、♪雨は夜更けすぎに~♪で始まるJR東海のクリスマス・エクスプレスのCM、1988年が第1弾で、1989年バージョンの第2弾が一番人気の牧瀬理穂さんのやつなんですよね。


そんな時代だったんだな~~~と。。。


次回も楽しみにしてます^^




京九快速 : 2010/11/05 (金) 21:02:22

くずはEXさん こんばんは

なんとも「時代」を感じさせるモデルさんたちの服装。
とはいえ、なんでかつい最近に見覚えがあるような気がしたのは・・・ケーブルテレビで時々やっている80年代後半のドラマをちょい見してたからかも。

「ひだ」や「スーパー雷鳥」のモデルさんのポージングも、最近のアイドルだってしなさそうな赤面モノのポーズ・・・

>JR東海のクリスマス・エクスプレスのCM
毎シーズンごとに「○○エクスプレス」がシリーズ化してましたよね。
クリスマス以外で覚えているのは「ファイトEXP」「ハックルベリーEXP」「マイコのEXP」とか。
300系のぞみの登場あたりでシリーズ終了でしたっけ?「そうだ京都行こう」はけっこう息が長いですね。
個人的には最後の「JR、東海」のジングルが好きでした。復活しないのかなー、あれ!

OK : 2010/11/05 (金) 22:37:59

京九快速さまこんばんわ。
いつ見てもホントすっごいメンツ!
鉄道界の黄金世代とはまさに89年生まれの彼らのことだと思います。


ここには載ってませんが221系は小学校上るか上らないかのちびっ子だった私ですら「うおおっ! すっげぇ!!」という感じだったのを今でも覚えてます。
先代新快速の177系もそれなりにいい電車なのにそれを遥かに上回る電車でしたのでね。
アレから21年経ちましたけど関西私鉄の一般車両は今だこの電車に追いつけてない気がします。
さすがは一般車両ながら、あの年のローレル賞採っちゃっただけの事はあります。
でも、新快速のお顔のレベルはこれをピークに年々下がっていってるような…(笑)

ではでは。
PS、「JR、東海」のイントロいいですよね。
   とんねるずのみなおかで流れるのが楽しみでした。

京九快速 : 2010/11/06 (土) 23:00:38

OKさん こんばんは

平成元年デビューは、なかなかすごい顔ぶれ。今見返しても651系やキハ85系は全然古くささが感じられませんね。

221系も、最近のステンレスの新型新快速に比べると重厚さがあって見た目に安心感がありますね。顔のデザインも221系が一番でしょうか。223系とかはライトケースが前照灯と尾灯が一体で、目の下にクマができた疲れ顔に見えるような・・?!

curoka : 2010/11/07 (日) 15:47:57

こんにちは。

JR世代の車両が引退し始めているので、JR初期のパンフは懐かしいですね~改めて、見返すと、グランドひかりの1階は2+2でした。今では新幹線1階は2+3が当たり前ですから今となっては新鮮です!

京九快速 : 2010/11/08 (月) 20:53:01

curokaさん こんばんは

そろそろこの年代の車両も引退が近い頃ですね。
この中で後継車が出ていない・出るとアナウンスされていないのはキハ85系くらいでしょうか。

グランドひかり、当初は東京発午後2便だけだったんですね。パンフレットを見返してみて初めて知りました。全盛期は東京発午前中にもグランドひかりありましたよね。

ちゅう : 2010/11/14 (日) 06:06:36

おはようございます。
出遅れましたがレスさせてもらいます。

スーパーひたち、デビュー時には相馬止まりだったんですね。でもコレじゃ、広野からの日帰り出張は無理。某社が地元を巻き込んで介入したのが眼に見えるようです。

おぉ、ワイドビューひだ! 出張が絡まない北陸遠征には、あさイチ新幹線名古屋経由でこれに乗ると昼チョイ過ぎに富山入りが出来ました。乗ったことが無い方には山岳路線の良い景色と、カミンズの軽快なエンジン音が心地良いので、おすすめのルートですよ!
(岐阜駅まで後ろ向きで走るんですけどね)
お世話になった、グランドひかり(始発がコレになってから多用、大分出張でも使ったし)もスーパー雷鳥も同時期だったんだ。

既に北海道開拓に従事していた私は、標津線・天北線・名寄本線・池北線も全て複数回乗って「原野」を味わっています。いやっ、直径2m位の蕗だらけの線路風景なんて上記路線じゃなきゃ味わえなかったです。

京九快速 : 2010/11/14 (日) 13:18:47

ちゅうさん こんにちは

ちょうど「平成元年」とこれらの新型車の登場が重なって、今思うとなんとタイミング良くひとつの新しい時代の始まりだったのだろうと思います。

「スーパーひたち」は登場するとすぐに利用者がこの列車に集中して、「ひたち」の乗客が「スーパー」に食われてしまうという現象が地元新聞にも載ったことがありました。
翌年のダイヤ改正で「スーパー」は本数倍増、いよいよ仙台にも進出します。

北海道へ初上陸するにはこのあとまだ7~8年を要しますが、それでも初上陸で見た北海道の車窓は想像以上の「でっかいどぉ」でした。
千歳空港から石勝線へ入ると、すぐに原野風景真っ只中を延々と走るように風景が変わるのが印象深いです。

ちゅう : 2010/11/22 (月) 07:03:06

おはようございます。

再度書きこむのは、昨日の龍馬伝の裏番組(笑)であったテレ東の「もう一度見たい!なつかしCMグランプリ」の録画を見てたから…

もちろん、大原麗子さんのサントリーウイスキーCMは最強なのですが、シンデレラEXPの四部作フルバージョン(60秒以上?)を見られて、浮き上がっています!

いやーっ、グランドひかりもピッカピカ。今なら携帯でスレ違いなんて起こりませんし、バブリーな服装やら楽しさ満載でした。

中島みゆきさんの時代が聴こえてくるような…

京九快速 : 2010/11/22 (月) 18:19:22

ちゅうさん こんばんは

あら奇遇! 私も見てました。
台所で洗い物してたらちょうどクリスマスEXPのところだったので、思わず手を止めて見入ってしまいました。
3作目の、マンションの部屋に帰るとドアの前に張り紙がしてあって街へ駆け出していく・・・バージョンは初めて見ました。

2000年だったかに、限定1日限りのバージョンが流れましたね。深津絵里さんと牧瀬里穂さんが主人公たちを見つめているバージョン。
バックが100系から700系になってましたが、700系でも撮り様によってドラマティックなシーンにも合うんだなぁと。

個人的には「三井のリハウス」シリーズがなつい!

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