寝台特急「日本海」に乗ってきた その5

ちょっと間が開いてしまいました。続きです。


上り「日本海」号は、終点の大阪着が10時30分近くなので、ゆっくり朝寝ができる寝台特急ですが、なんとなく朝早くに目が覚めてしまいました。
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金沢駅には6時16分に到着。
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ここで下車していく乗客もチラホラいます。
金沢では3分停車。

金沢からは車窓に北陸新幹線の高架線の工事現場が続きます。
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金沢から北の区間は高架線もほぼ完成しているようですが、金沢から南の区間はまだまだこれからという感じ。

金沢からは車内販売のワゴンが乗車します。
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飲み物にお菓子、駅弁はいくつかの種類が積み込まれていました。
朝の定番、ホットコーヒーはもちろん、朝から?ビールも数種類。
ワゴンはA寝台車から廻っていくので、B寝台に乗っていて朝御飯に駅弁を買うにはA寝台に近い号車の方が有利。ちなみに加賀温泉と福井でも駅弁の積み込みが行われています。

A寝台の車内は起きている乗客がほとんどに。
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みんな慣れた手順でベッドをソファーに転換しています。

北陸トンネルを抜けて、敦賀駅に到着。
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敦賀駅では20分も停車します。
この長時間停車の理由は、機関車交換。
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まず、青森から客車を引っ張ってきたEF81型機関車の45号機が切り離されます。

そして、別の機関車が先頭に付け替えられました。
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見た目に全く同じ形、同じ色ですが、ここから先頭に立つのは107号機。

で、機関車交換をしている間に、「日本海」号の後ろを追いかけてきた特急に追い抜かれます。
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まず、「しらさぎ」号。

そして、さらに「サンダーバード」号が追い抜いていきます。
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敦賀駅を発車すると、上り線は新疋田のループ線へと入っていきます。
徐々に高い場所を走るようになり、上り線は下り線の頭上をクロス。
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ちょうどクロス地点で特急「しらさぎ」号とすれ違いました。
上り列車に乗りながら、下り列車を上から見下ろすという、珍しいシーン。

トンネルを抜けると急カーブを走り続けながら、さっき停車した敦賀の町が眼下に。
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ループ線を抜けて山を下ると、湖西線へと入り、車窓左側には琵琶湖が続きます。
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ずーっと琵琶湖が見えているので、その距離から琵琶湖の大きさを実感。

さきほどの敦賀で立て続けに特急2本に抜かれましたが、また特急に追い抜かれます。
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近江舞子駅に運転停車。
こっちを追い抜いて行ったのは、485系の特急「雷鳥」号でした。

京都駅がもう間近です。新幹線や通勤電車に囲まれて賑やかなシーン。
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京都まで来ると、かなりの下車があります。
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それでも車内にはまだけっこう多くの乗客が乗っていて、多くの乗客が大阪まで乗り通すよう。

途中車窓に見えた電車の車庫。
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関西圏では、国鉄型がまだ元気に頑張っていますね。

新大阪、さすがは新幹線乗換駅。ほとんどの乗客が降りていきました。
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A寝台はほとんどカラッポになりました。

淀川を渡るともう、すぐに終着・大阪駅。
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青森から約15時間。大阪駅に到着しました。
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ひとつ手前の新大阪でほとんど降りてしまったせいか、大阪駅で下車した乗客はそんなに多くありませんでした。
到着時間は10時30分近く。朝というより、もう昼という感じの時間帯です。

回送列車として出て行くまで10分弱停まっているので、反対側のホームから写真撮影。
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この機関車とこの客車の、ベーシックな組み合わせ。
今の時代に、この姿で毎日走っていること自体が「奇跡」のようなものに見えました。



メインの「日本海」号はここまで。大阪からは飛行機で東京へと帰ります。
この続きはまた、のちほど・・・

この記事へのコメント

鉄三郎 : 2010/09/07 (火) 09:11:23

京九快速さん、おはようございます。
先日は突然のお電話大変失礼いたしました。m(__)m
ご迷惑おかけしたのではないかと思います。

新疋田のループ線の画像、いい感じですね。
京九快速さんシャッターチャンスに恵まれております。
ついていらっしゃいますね。
私もここは一回通ってループ線を堪能したいです。(^^)

京九快速 : 2010/09/07 (火) 11:45:36

鉄三郎さん こんにちは

ここのループ線はこれより前にトワイライトエクスプレスで通りましたが、この時は交差する電車がありませんでした。今回下り線を特急が丁度良く通っていったので、ループ線の始まりを強調するような写真が撮れました。
今度は、外からこの両列車が交差する様子を撮ってみたいですね。

ちなみに、敦賀市を見下ろす画像、下のほうにちょこっと見える線路は小浜線です。

ちゅう : 2010/09/08 (水) 22:04:15

こちらでも、こんばんは。

頻繁に有った関西出張の三分の二を「北陸ワイド周遊券」で行っていた(帰りは金沢・富山辺りをうろつく為)、会社員でした。しかし、新疋田の辺りは早くても夕刻以降なのでループ線とか見たこと無かったです。

しかし、あれから10年以上の月日が経ちましたが、JR西の物持ちの良さには驚きますね、塗料とかも大量在庫を抱えてるのだろうか?
でも、この様な会社とを結ぶ列車だったからこそ「日本海」が生き残っていられるのかもしれませんね。

以前、車販の他に駅弁業者が金沢ー敦賀間では、駅弁満載のアルミのボックスに紐をつけて引きずりながら、販売していまして色々なものを楽しめました。サンダーバード辺りから、亡くなりましたが独占したかったんだろうなJR...

京九快速 : 2010/09/08 (水) 23:10:28

ちゅうさん こんばんは

駅弁も積んだ車内販売があるとは知らなかったので、ワゴンが通路を通り掛った時は驚きでした。これを事前に知っていたら、青森でコンビニパンを朝食用に買わずに乗ったのですけど・・・。

北陸本線といえば特急街道と同時に駅弁街道というイメージもありますね。大昔の「旅と鉄道」誌に特急白山号の車内販売中心のレポがあって、短区間で様々な駅弁業者が代わる代わる車内販売を展開していたのが衝撃的でした。
車内販売も今やJR系のフード会社の弁当ばかりですものね。JR東日本エリアだと、どこに行ってもNRE(笑)

>新疋田の辺りは早くても夕刻以降なのでループ線とか見たこと無かったです
私の場合は同じ事が「板谷峠」で、いつも旅の帰りや途中で通るのが夜間だったので、なかなか峠の山深い中やシェルターを行く風景を眺める事ができませんでした。400系最後の乗車でこの板谷峠の車窓が眺める事ができたのは、今ではいい思い出です。

やっぱ好きやねん : 2014/09/18 (木) 00:16:23

日本海の記事を読まさせていただきました。青森から大阪までの旅情がぎっしりと詰まっており、私も旅をした気分になりました。同時に、日本海が沿線住民にとって欠かせない列車だと感じました。このような列車が無くなり、非常に残念でなりません。日本海の平均乗車率は5割代、週末には満席になることが多かったと聞きます。移動手段が不便な日本海沿いだからこそ残すべきだったのではないのでしょうか。東北新幹線が青森まで延伸し、廃止になったと聞きます。その東北新幹線も、盛岡で人がほとんど降り、新青森まで乗る人はごく少数しかいないと知り合いから聞きました。また、教授からは、東北新幹線は赤字に陥ったと聞きました。日本海が廃止になり、移動が不便になったと言う記事から、東北新幹線は盛岡までで十分だった気がします。そこから青森までは、在来線特急に任せればよかったのではないのでしょうか。そうすることが、在来線と新幹線を共存させるだけでなく、沿線地域に大きく貢献するのではないかと考えています。

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