寝台特急「日本海」に乗ってきた その4

続きです。


青森駅を19:33に発車。
夕陽の光がうっすらと空に残り、闇が迫る頃の寝台特急らしい雰囲気の中でターミナルをあとにします。


A寝台には客室手前に喫煙コーナーとしてフリースペースがあります。
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ここで晩御飯。
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青森駅で買ってきた駅弁の「帆立釜めし」。
もっといろんな駅弁が揃っているかと思ったのですが、これしか残っていませんでした。
時間的にしょうがないのかな・・・


さて、晩御飯を食べ終えてしまうと、ほかにやることがありません。
「日本海」号にはサロンカーや食堂車・シャワー室なんかがないので、他の車両へ出歩くこともない。

さっそく自分の寝台のベッドをソファーにして、
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通路側のカーテンを閉め切って「個室」気分で外の風景を眺めます。
でも、外の風景も人家の無いところだとホントに真っ暗。


青森を出ると、弘前・大鰐温泉・大館・・・と10~20分おきくらいにこまめに停車。
各駅でちょこちょことお客さんを拾っていきます。
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秋田までの「座席車扱い」を利用して乗ってくる、軽装のお客さんもけっこういるよう。

大館駅を出ると早くも車内は減光。
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通路の照明は補助灯だけになり、かなり暗くなります。

そして東能代駅を出ると、減灯に続いて「おやすみ放送」。
次の停車駅の「秋田」で一部車両の座席扱いが終了となるのと、翌朝6:30までは緊急時を除いて車内放送は行われないことが伝えられました。


秋田駅到着。ここでは4分停車です。
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さすがは奥羽本線・羽越本線・秋田新幹線の大ターミナル駅。
「日本海」号の乗車口にはかなりのお客さんが行列を作って、到着を待っていました。

ホームの自販機で冷たい水を購入。
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ついでに先頭の機関車の写真も撮ってきました。


A寝台は秋田駅からの乗客で、下段はほぼ満席。上段もちらほら埋まりました。
小型のキャリーバックを引いた若いお客さんが多かったのが意外でした。
翌朝の様子だと、新大阪・大阪まで乗り通す人がほとんどだったので、関西圏までの足として「日本海」が若い層にも浸透しているのがちょっと驚きでした。
でも、きっと安い運賃の夜行バスが運行されていれば、そっちが選ばれてしまうのでしょうね。

しばらく窓越しに外の風景を眺めていましたが、
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23:00すぎの羽後本荘駅発車後に寝ました。

寝台の中の幅はこんなものです。
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チマッとした「カプセルホテル」的な空間が好きな人には、このコンパクトさは心地よいかも。
ベッドの上では寝返りが余裕で打てます。


深夜の羽越本線を疾走する「日本海」号。
乗車時にはひとつ、必ず持って行った方がよいアイテムがあります。


「耳栓」


走行音と隣りの電源車からの騒音がけっこう激しいので、「耳栓」あるのとないのでは熟睡の度合いが全然違ってくるはず!!ぜひ持参をおすすめします。



翌朝、目覚めると・・・・続きはまた次回にて。

この記事へのコメント

ちゅう : 2010/08/26 (木) 21:12:39

こんばんは。
羽越本線に寝台列車が残っている理由。「高速バス等の補完が効かないから」でしょうね。
秋田までなら、そこそこ人口が集中しておりますし、秋田自動車道経由で東北道へのルートが有るのでギリギリ成り立ちます。しかし、そこから先は疎らな人口に高速すら無いのでバスじゃ無理です。

駅弁は、その時間に有っただけラッキーですよ!!
以前は東北地方でも最多種の駅弁を誇った青森駅の伯養軒でしたが、5年ほど前に業務を譲渡して廃業しちゃいました。ですから、会社自体は別物なんですよ。(詳細はネットで探すと直ぐ分かります)
この時に商品も半分以上淘汰され、廃棄数を抑えるために製造数も精査されたらしく夕刻には販売所に寄っては限られたものしかありません。今は駅舎が工事中とのことですが、改札外の売店が種類も量も一番有ったんですが...

気になったので CyberStation のメンバーズスクエアを見に行ったら、未だ私の駅弁紹介投稿が残ってました。ほんの数年前までの古き良き「伯養軒」の駅弁を"目で”お楽しみ下さい。閲覧は可能らしい...
http://www.cyberstation.ne.jp/member/content/square/

京九快速 : 2010/08/27 (金) 22:41:54

ちゅうさん こんばんは

高速夜行バスの脅威が無いから生き残れた・・・逆を言えば夜行バスに対抗する術も無く消えていった数々の夜行列車があるということですね。

青森駅で買った帆立弁当。あれだけが2個残っていました。すぐ駅前には24H営業のコンビニがあるし、お客の様子を見ているとそのコンビニのビニル袋を提げて乗っている人が多かったです。中はきっと晩御飯用の弁当や朝用のパン。

>メンバーズスクエア
これまた懐かしい!!
ちゅうさんの投稿拝見してきました。湘南電車弁当がなんとも微笑ましい内容です。

ちゅう : 2010/08/29 (日) 03:18:12

こんばんは。
連日でスミマセン、それにスレ違いだし・・・

先日、TV見ていたら鹿島鉄道の線路跡を急ピッチでバス専用道化してる、との内容を見たのですが駅舎とかも跡形も無くなっていました。確認したら明日から運用開始で空港行きだけでなく、鉄道代替バスも走らせて、鉄道が走っていた頃のように定時運行が可能になるそうで、ちょっと良いニュースなのでしょうか?

返信を書き忘れていました。「あけぼの」がミニ新幹線に追いやられて羽越本線経由になってからの方が、沿線から乗られる方々の割合が増えている様に感じています。それが新幹線延伸後の廃止を回避できる理由になるのではないかと、密かに期待しているんですよ。甘いかもしれませんけど、トクトクきっぷ使う以外の渡道も尽く「あけぼの」利用してきたファンですから(笑)

京九快速 : 2010/08/31 (火) 13:25:03

ちゅうさん こんにちは
ちょっと仕事が忙しくてコメ返し遅れました。失礼いたしました。

鹿島鉄道跡のバス専用道化、ついに完成したんですね。昨日の地元の新聞にも大きく出ていました。空港行きのほかに一日10数往復の路線バスが設定されるとかで、かしてつがそのまんまバスになったような感じです。
それなら、バスも「懐かしの鹿島鉄道カラー」に塗り替えてみてはどう・・?なんて。

その一方で、スカイマークの撤退・即再就航のゴタゴタで空港バスがとばっちりを受けた感じで、スカイマークが運休する1ヶ月間はアクセスバスも臨時運休になるそうな。

>羽越本線経由になってからの方が、
>沿線から乗られる方々の割合が
>増えている様に感じています

「出羽」「鳥海」の分も「あけぼの」に集約されて、「あけぼの」がより太いパイプになったのかもしれませんね。
あとは地元でのネームバリュー?「あけぼの」=東京行きという根強い支持があって生き残れたのもあるのかも?!

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