新型スカイライナー1番列車乗ってきました その1

昨日開業した成田空港への高速新線「成田スカイアクセス」。

お友達さんがなんと、スカイアクセス経由でデビューする新型スカイライナーの初日一番列車の切符を取って下さったというので、お言葉に甘えてご一緒させてもらっちゃいました!
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一番列車は、京成上野駅を朝の6時30分に出発する「スカイライナー」1号。
茨城からだとTXの一番電車でギリ間に合うかなという感じです。

TXと日比谷線を乗り継いで京成上野駅へ。
初日ということでものすごい大混雑の大混乱っぷりを想像していましたが、混んではいましたけど想像していた程よりは落ち着いた雰囲気でした。

改札口上の発車案内表示機。
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成田空港へのルートは、これまでの京成本線経由と成田スカイアクセス経由の2ルートになったので、発車案内の脇には経由路線案内も。
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コンコースでは開業記念切符が売ってましたが、大行列。
並ぶと「スカイライナー」1号に乗り遅れそうだったので、買わずに改札口を通ってホームへ。

すでにホームには新型スカイライナーの「スカイライナー」1号がスタンバイ。
でもドアが開いてなくて、中には入れませんでした。

先頭部分ではセレモニーとかやってるのかなと行ってみましたが・・・・
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ホームや電車の先頭部には特に何の装飾も無く、人が多い以外は普段の姿。
(発車直前に車掌さんへの花束贈呈があったそうです。あと、セレモニーとテープカットは、お隣の日暮里駅で行われてました)

けっこう発車ギリギリでドアが開きました。さっそく中へ。

デッキから客室に入ると、まずバゲージスペース。
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これまでのスカイライナーの倍以上の大きさになって、荷物収納力が大幅アップ。

座席はこんな感じ。
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見た目に全体が肉薄でスマートな感じ。座面は想像していたよりも固く無かったです。
リクライニングがかなり倒れるので驚きました。
あと、リクライニングのレバーとリクライニングの連動が軽くてスムーズ。

お友達さんも言ってましたが、小田急のMSEもこのくらいの座席に仕上げてくれたらよかったのにね。

座席を支える下の支柱部分にはコンセントが2口ついてました。
上下列車どちらの向きでも使えるように、支柱両面にコンセントがあるので、自分の座席の真下と前の座席の下とあわせると、計2口のコンセントが使えるということになります。
でもコンセントの位置的に、ちょっと手が届きにくいかも。このへんは、手元にコンセントが付いてる新型「成田エクスプレス」に軍配が上がるかな。

4号車のデッキにはサービスコーナー。
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AE100形のサービスコーナーに比べると、一気に小さなスペースになりましたが、3連の丸窓やカウンターもあって、ちょっとした息抜きにはいい感じのスペースです。
ここには飲料の自動販売機のほか、AEDも設置されてました。

さて、記念すべき一番列車は京成上野駅を出発。
動き出したのが分からないぐらいにスムーズな走り出し。

日暮里駅でセレモニーと横断幕が出ているのが見えました。
高砂駅まではこれまでのスカイライナーと同じルートなので、東京の下町を連続する急カーブで通り抜けながら走ります。このあたりでは新型の俊足も活かすことができず、これまでのスカイライナー同様にまったりした走り。
ただ、座っていて感じる揺れは、前のAE100形よりも格段によくなっているように感じました。

青戸のあたりで、この列車にずっと着いて来るヘリコプターが飛んでいるのを発見。
お友達さんの撮影画像を見てみると・・・テレビ朝日の取材ヘリでした。

高砂からはいよいよ「成田スカイアクセス」を走行開始。
高砂のお隣の新柴又通過辺りまではゆっくりしたスピードですが、そこを通過すると一気に加速開始。
後ろからググググーーッ!!と押されるような加速度を直に感じるほどです。


えー、ちなみに画像がほとんどありませんが・・・・お友達さんとおしゃべりしていたのと、通路は初乗りファンやマスコミ関係者が頻繁に行き来していたのであまり出歩く気がしなかったためで・・・・文章だけでゴメンなさい。


先日、試運転の模様を撮影に来た東松戸駅などのあたりも、ぶっ飛ぶようなスピードで通過。
各駅ではこちらにカメラを向ける人の姿が見えました。

印旛日本医大駅を通過すると、いよいよ高速新線での最高速160キロ走行の開始。
モーターの唸りがいっそう激しくなって、さきほど背中から感じたような押される感覚がさらに強まります。

デッキ仕切りドアの上部には大型液晶画面が据え付けられてますが、
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高速新線に入ると前方からの展望画面に切り替わりました。
ハイスピード運転をアピールするナイスな演出。

ただ残念なのが液晶画面には「ただいま時速○○○キロ」といったような表示が一切出ません。
窓の風景の流れる様子がほぼ一定で進む感じがしたので、常に時速150~160キロで走っているのかもしれません。

ちなみに、この液晶画面。
どうやら故障していたようで、京成上野スタンバイ時から終点の成田空港に着くまで、この走行シーン以外の表示が全く出ませんでした。
正常に動いていると、こんな風に画面にはいろいろな情報が表示されます。
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(画像は帰りのスカイライナーで撮影)

お友達さんと一緒に運転席の直後まで行ってみました。
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運転席との仕切り壁(ドア)には丸窓があって、そこから中の様子が見えます。
初日の初便ということもあってか、運転席にはたくさんの人がいて、物々しい雰囲気。

1号車の荷物コーナーの上にはこんなシール。
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一番列車は、新型AEの第一編成が使われていました。

北総鉄道線内では造成された人工的な街の風景が続きますが、高速新線に入ると田園風景が車窓に広がります。
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途中には印旛沼の大きな水の風景も見え、高速度で駆け抜ける中ちょっと心が和みます。


ちょっと目を離した隙に、あっという間に新駅「成田湯川」駅を通過。

複線だった線路は単線になって、じきに既存のJRの空港線と合流して併走。
右側には成田山も見えてきて、終点の空港駅はもう間近。
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途中「空港第2ビル」駅に停車。
ほとんどが初乗りファンと思われ、下車する人は僅か。

そして、終点「成田空港」駅に到着。
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一番列車出迎えのセレモニーなどもなければ、空港発の一番列車の出発式などもありませんでした。
一番列車の車内でも、記念品の配布なども無く、全体的に淡々とした「一番列車」でした。

この初便スカイライナーが到着して数分後にJR側のホームには成田エクスプレスが到着。
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東京を6時18分に出てきた「成田エクスプレス」1号です。空港着は7時18分。

こちら「スカイライナー」1号は、京成上野を6時30分に出て、空港着は7時14分。
所要時間は44分。
これまでの「スカイライナー」1号だと上野発は同じで空港着は7時29分。
「成田エクスプレス」や昨日までの「スカイライナー」の所要時間を考えると、高速新線経由での160キロ運転がかなりインパクトがあることが分かります。
実際に乗っていて、「あれ?もう空港に着くの?」という感じでした。
北総鉄道線に入ると、なんだかもう「空港まであと少し」という感覚になります。


さて、成田スカイアクセスができて、京成の成田空港駅は以前と様子がちょっと変わりました。

スカイライナーが到着したホームには、先端の方に立ち入り禁止の柵で同じホームが前方と後方に2分割されています。
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コンコースの案内を見ると・・・
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やたらとホームの数が増えています。

今までは1面2線の単純な島式ホームだったのですが、これまでの1番線と2番線を前後方で2分割して、2番/3番線と4番/5番線ができまして、さらにその脇に新しくホームを新設してこれを1番線に。

なんでこんな複雑になっているのかというと、京成本線と成田スカイアクセス線では終点は同じ上野駅だけど経路によって上野まで乗った場合の運賃が異なるため、同じ会社だけどわざわざ改札口を分けたためのことらしいです。

これは慣れないとかなり迷ってしまいそう。
現に、当日はホームで「こっちの乗り場じゃねぇ!」と慌てて戻っていく日本人や案内に戸惑っている外国人が見受けられました。

改札口を出て、お友達さんと帰りのスカイライナーの切符を購入するために窓口へ。
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カウンター奥のタペストリーが昨日までの古い「スカイライナー」の情報でお客さんに向けられてましたけど・・・これいいのか京成さん?!


初便列車で乗車記念品などの配布も無かったのが残念でしたが、コンコースなどではスカイアクセス開業や新型スカイライナー運転開始を祝う「お祭り」的な雰囲気やグッズの販売なんかも全く無かったのも「あれー?」って感じでした。
京成のキオスクでは、たぶん今日に合わせて発売されたのであろう新型スカイライナーの小物が置いてあったので買ってきました。
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特に「開業記念グッズ」という触れ込みで店頭に並んでいたわけではないのですが・・・新型スカイライナーのストラップ(根付け?)です。ちっこいボディがかわいい。


「新型スカイライナー一番列車乗車」篇はここまで。
このあと当日の模様、まだ続きます。

この記事へのコメント

OK : 2010/07/18 (日) 22:12:53

京九快速さまこんばんわ。
記念の一番列車に乗車とはウラヤマシスです。

今までになくスムーズに成田まで行けたようですが、一般に人にとってあの列車案内はスムーズとはかけ離れた感じですね。

新型AEも旧型AEも「特急」な上に一般車両も「特急」を名乗っていますから。(しかも目的地同じ)
空港アクセス列車ですから土地勘のない人や外国人の方も使うわけでしばらくは大きな迷子が続出するのではないかと危惧してます。(笑)

続き楽しみにしてます。
ではでは。

ちゅう : 2010/07/19 (月) 23:31:43

昨日の東京都交通局のフリーきっぷ旅では、共に初代スカイライナーの試運転にも遭遇した幼馴染と京成上野駅にも行ってきました。

2日目とはいえ、休日なのでファンも子供たちも一杯居て盛況でしたが、駅周辺は地下道で移動出来たりして大きく変化していたのに30年ぶり位の上野駅は冷房も効かずほとんど昔のままで大笑です。日暮里舎人ライナーにも乗る予定でしたので、1本前の電車で日暮里へ移動しホームへ入ってくるスカイライナーを動画撮影しました。(こちらの駅は内外ともに大変身ですね)

増えた番線は昔を知る友人と共に「やっぱ京成だわw」と・・・
上野と日暮里の落差はどうにかならんのか? と考えたけど、あの混沌も「京成らしいよね」で納得してしまいました。

横浜からの行き帰りは、珍しく京急を使って(+都営交通フリーきっぷが安いのです)使ったのですが、車内には海外旅行のバックを持った人達がロングシートに一杯です。「成田と東京を結ぶ」と言うのなら、やっぱり都営地下鉄との接続も考えないと、更なる羽田の国際化に拍車が掛かると思うんですよね。

京九快速 : 2010/07/20 (火) 12:44:29

OKさん こんにちは

新型スカイライナーは予想以上にインパクトのある電車でした。車内も京成がこんな電車作っちゃイカンだろう!と思うくらいシャープさが際立つ雰囲気。さすがは山本寛斎デザインです。

当日は開業初日ということもあって、乗客も乗務員も浮き足立ったお祭り感がありましたが、もう一度落ち着いた頃に乗って普段の姿を体験したいです。

新しくなった京成の成田空港駅。
ちょっとした迷路のようです。

京九快速 : 2010/07/20 (火) 12:50:29

ちゅうさん こんにちは

先日のロマンスカー乗り鉄で京成上野駅は訪れたばかりでしたが、それでも成田スカイアクセス開業までにはシャレっ気ある改装をするんだろうなと思ってましたが・・・当日の上野駅はまんまの姿で笑ってしまいました。
いや、あれこそが正しい「京成」の在り方なのかも?! 逆に日暮里駅は、もはや正体不明な新しさになっちゃいましたね。どこのTXの駅かと思うような雰囲気です。

>都営地下鉄との接続も考えない
スカイアクセス開業の新聞記事にありましたが、浅草線のバイパス線を作って東京駅付近に新駅を設置して東京から成田までが37分、羽田までは22分とかありました。
いったいいつできるのやら・・・?!

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