lounge SRG 見た目は大人、中身は子供!
こないだのブログ記事のコメントで駅弁の話題が出て、「そういえばこれまであちこち行ってはけっこうな種類の駅弁やら食べてきたなぁ」と思い、その中でも「あぁ、あれ食べたっけ」「あれは美味しかったなぁ」とすぐに思い出せたお弁当20個を、改めて画像と共にご紹介。
まずは、当時の画像記録を見てて「美味しかったっけなぁ」と思い出したお弁当から。
【かにめし 北海道:遠軽駅】

オホーツク号の途中駅積み込み弁当として車内販売メニューに載っていたのを見て、すぐに車内でアテンダントさんに予約して買ったお弁当です。このお弁当の画像を見ると、大雪積る車窓を眺めながら、淡々と走るオホーツク号の光景が脳裏に蘇ります。
大昔に初めて北海道へ行った時にも食べたのですが、その時もオホーツク号で購入して食べました。
雑誌なんかで「特急オホーツク号」という文字を見ると、183系気動車よりも「かにめし」のほうがすぐに思い浮かぶ私です(笑)
【松茸にぎわい弁当:新潟駅】

過去に何度か東日本エリアを特急乗り放題切符で乗り鉄する旅行をしてきましたが、ずっと食べたいと思っていながら、季節モノで売ってない時期だったりとか売りきれだったりとかで、なかなか買える機会がなかったお弁当です。
やっと購入できて、特急「いなほ」号の車内でいただきました。
【ずわいがに寿司弁当:富山駅】

特急「サンダーバード」号に乗る前に「駅弁買わなくっちゃ!」と、富山駅ホームの駅弁スタンドの前でさんざん迷って買ったお弁当。
車内でパッケージを開けた時に思わず「オーッ!」と口に出てしまう感動があったお弁当。
見た目に反して、味は意外と淡白でした。
【鶏めし:秋田駅】

寝台特急「あけぼの」号の朝ごはんに、秋田駅での5分間停車で買ったお弁当。
寝台特急で夜を越えて、朝の停車駅で朝ごはんに駅弁を買う・・・・なんてすてきな旅情ー!
【ふく寿司:下関駅】

今は無き寝台特急「あさかぜ」号の車内で、夕食に食べました。
さきほどの「あけぼの」号とは逆に、淡々と夕闇を走る寝台特急の雰囲気を思い出すお弁当です。
「ふぐ」が想像していたよりも量が少なくて「えーッ!?」と思いました(笑)
【JTB時刻表80周年記念・伊豆づくし:伊豆急下田駅】


たまたま伊豆へ行った時期に売っていた記念駅弁。
ボイルした伊勢海老やサザエが、まんまドカーン!と入っていてビックリ。
見た目にゴージャスですが、意外とおかずとしての量は少なくて「あれー?」って感じ。
右下の押し寿司が美味しかったです。
【JR弁当:水戸駅】


今はもう売っていない、伝説の駅弁。
何が伝説かというと、掛け紙。そのほとんどが廃止や愛称変更などで姿を消したヘッドマークをずーっと、堂々とプリントしたものを使い続けていました。
中身は小分けにされた仕切りにいろんなおかずやご飯が詰まっていて、見た目に楽しいお弁当。
【特選おつまみ弁当:首都圏NRE店舗】

「懐かしく思い出す弁当」というよりも、東京行った帰りの電車で今でもついつい買っちゃう弁当。
「おつまみ」のようなおかずがメインで、これがまたおっさんが好きそうなラインナップなのよ。
こまめにおかずの変更がされるので、これもついつい買っちゃう理由です。
【さよなら寝台特急富士・はやぶさ記念弁当】

最近の夜行列車廃止の度に発売される記念弁当。
3日ごとに掛け紙が変わったりだとか、マニアに買わせる作戦は正直どうなのよと思いますが。
このお弁当は旧東京機関区で行われた寝台特急牽引機関車の撮影会で貰えたお弁当です。
私の好きなおこわ・おかずが入っていたので美味しくいただきました。
【桃太郎の祭り寿司:岡山駅】

のぞみ号で東京に帰る時に、岡山駅の駅弁スタンドで買いました。
弁当のふたを開けた瞬間に、目に飛び込んできた色とりどりの色彩感が強烈でした。
【まさかいくらなんでも弁当:新潟駅】

弁当の名前に惹かれて買いました。 そして中身は・・・名前以上に強烈でした。
1,000円でこれはかなり安い!
ここからは、「過去食べた駅弁」を思った瞬間に、すぐに思い出した、そして「あぁあれは美味しかったっけなぁ」とあのときの味が蘇る・・・そんな弁当の「ベスト10」です。
第10位【はやて弁当】


新幹線「はやて」が登場した時の記念弁当。さっそく「はやて」の車内で食べました。
インパクトあるパッケージに反して、中身はとっても素朴。
高校時代に母親が作ってくれた弁当を思い出すような、とってもオーソドックスなおかずに日の丸弁当が、逆にインパクトがありました。
第9位【黄門弁当:水戸駅】

3段重ねのお重のお弁当。それぞれに栗ご飯・手まり寿司・おかずに煮物が詰まってます。
初めて食べたのは、水郡線を水戸から郡山まで延々と乗った時。
このお弁当を見ると、その時に車窓に見た山間の渓谷の風景が思い出されます。
第8位【菜の花弁当:千葉駅】

説明不要。たまごが菜の花畑。
シンプルだけど、甘~いたまごそぼろと鶏そぼろの最強のタッグです。
第7位【ありがとう0系新幹線・さよなら運転記念弁当】

0系新幹線のさよなら運転最終日の最終便、正真正銘のファイナル運転の車内で。
この手のイベント弁当ってどこかやっつけ仕込みみたいなお弁当が多いイメージがあるのですが、これは実に美味しかった! 幕の内的な内容ですが、見た目に華やかさが感じられるお弁当でもありました。
第6位【ぶたはげの豚丼:帯広駅】

これは厳密には「駅弁」ではないかも。帯広駅のモールで匂いに惹かれて購入。
釧路へ向かう「スーパーおおぞら」の車内で食べました。
「帯広の豚丼がウマい」というのは聞いていましたが、食べる前にまず匂いでノックアウト。
食欲をそそる匂いがタマリマセン!
甘いソースで味付けされた豚肉は見た目に反して柔らかく、あの味付けでご飯が進む進む!
北海道では「海鮮系」弁当のいろいろ食べましたし、またそれらが有名というのもあるのでしょうけど、私は北海道というとすぐにコレを思い出しちゃいます。
第5位【つばめ弁当】

九州へ行くと、必ず一回は食べるのが「つばめ弁当」
つばめ号沿線の名物が詰まったお弁当は、九州の味を手っ取り早くいろいろと堪能するのにも持ってこい。
これを食べないと、「九州に来たー!」って実感が無いんですよねー。
第4位【赤飯弁当:東京駅など】

鉄道会社の弁当屋が作っているモノではなく、崎陽軒のお弁当。
東海道新幹線を東京駅から乗る時はよくこれを買って食べます。
ごはんのところが、お赤飯とかおこわになっているお弁当が好きなんです。
エビフライに崎陽軒のシウマイ、デザートにあんこもちが入っているのも個人的に評価高し(笑)
第3位【牛肉どまん中:山形新幹線の駅】

デパートなんかの駅弁大会でも人気ナンバーワンらしいですが、個人的にはこれは山形新幹線「つばさ」号の車内で奥羽本線の景色を見ながら食べるに限る!と思っておりますです。
第2位【大阪弁VS博多弁:新大阪駅など】

「水了軒」がなくなっちゃって、真っ先に思ったのが「これが食べられなくなっちゃうのかー!」という点でした。それだけお気に入りのお弁当でした。
大阪のイイトコと博多のイイトコを詰め込んだ、欲張りなお弁当。
パッケージは「0系運転終了記念」ですが、それよりも前から売っていて、大阪へ行った時にこれを買って食べるのがちょっとした楽しみでした。大阪滞在時にホテルででも晩御飯で何度か食べたっけなぁ。
そして・・・・
第1位は
【青函トンネル弁当:函館駅】

もうね、駅弁っていうと、真っ先に思い浮かぶのがこれ。 ・・・邪道かしら?(笑)
ビジュアル的に、ちょっと無理っぽいトンネルのイメージも好きなんですが、そぼろご飯に私の好きな海幸いろいろぎっしりなところが私の中では「駅弁ナンバーワン!」なんですね。
あと、何度か食べているせいか、いろいろ思い出す。
特にトンネルくぐって北海道についに上陸!とか、北海道を去る時に津軽海峡線の車窓を見ながらとか、そういうイメージがあるからかな。やっぱり「乗り鉄」には、「北海道上陸」と「さらば北海道」っていうのがすごく「旅」を感じさせるからでしょうか。それにお供するお弁当であればなおさらなのかも。
え?「峠の釜飯」が入ってないじゃないか?ですって?
まぁまぁ。私個人の旅の心象についてきた駅弁たちなので。
------番外編-------
【ホットケーキ:つばめビュッフェ】

叶うことなら、あのスタンドビュッフェ「サハシ787」でこのホットケーキをもう一度食べたい。
【ロコモコ丼】

映画「ハッピーフライト」のエキストラに参加した時に配給で出たお弁当。
劇中のジャンボ機がホノルル行きという設定だったからかな?
いやー、これ冗談抜きでマズくって2口3口で箸が止まっちゃいました(笑)
映画のエキストラ出演って初めてのことだったのでいろいろ楽しかったのですが、この不味い弁当もいい思い出でした。
ちなみに本編には残念ながら映ってませんでしたが・・・本編紹介のナビゲート篇にちゃっかり出てます(笑)
【トワイライトエクスプレス ダイナープレヤデスの朝食】

豪華列車の「朝」にふさわしい雰囲気の中での朝食。
いちまんにせんえんのディナータイムより、なぜかこっちの朝食の方が印象に残ってます。
あのフワフワの卵料理。たまりませんなー。
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くずはEX
こんばんは。
いい企画ですね!
某SNSの日記で私もマネしてみようかな?
駅弁って、やっぱり列車に揺られながら車窓を楽しみつつ…というのが醍醐味ですから、記憶や印象も、そういった外的要素と共に残りますよね。
ちなみに、この20種類の中で私が食べたことがあるのは3つしかありませんでした。。。
07
17
19:52
京九快速
KUTAMUKIさん こんばんは
(あれ・・?「はじめまして」でしたでしょうか?!)
遠出した時は必ず「駅弁」食べます。
最近は事前に「この駅はコレが名物」とか調べておいたりするのですが、いざ現地に着くと別の弁当の方が美味しそうだったりして、せっかく調べた「名物」を食べずに帰ってきちゃうこともあったり。
07
17
22:58
京九快速
くずはEXさん こんばんは
ぜひぜひくずはさんのフェイバリット ベントーズを紹介してください!
私より旅に出ているくずはさんの心に残っているお弁当、どんなのがあるのか興味あります。
旅中に食べたモノって、かなりの確率でその時の思い出と共にありますよね。
駅弁に限らなければ、特急「つばめ」の車内販売のベイクドチーズケーキなんかは、車販の弁当売り切れでひもじい思いをしながら博多までの3時間強をそれでしのいだ思い出とか。。。
07
17
23:03
ちゅう
こんばんは。
昨日は東京都交通局のフリーきっぷ使って幼馴染の鉄友と都内旅するので、前日からプラン立てしてたためネット巡回していませんでした。(そして、あまりの日射を浴びながらの旅は今日一日眠ることでやっと解消...)
北海道のカニ飯と言うと「長万部」なんて言う人が多い中、遠軽駅のとは嬉しいですね!
以前は、立売もあったのですが廃線が相次ぎ折り返しの駅となってから受注生産のみで、立売も亡くなり寂しいものです。ここのも美味しいですが稚内駅にもあった「さいほくカニめし」も販売していたお爺さんが亡くなって、味わえなくなっちゃいました。
駅弁は大好きなんだけれど鉄道関連会社が手を広げて過ぎて、地元の業者が亡くなっていったのを見ているので、地元業者以外は最近はどうも食指が動かなくて...
一番古いお弁当(内容)写真は、水戸駅の「よかっぺ寿司」で北海道への第一歩の旅で30数年前です。お弁当写真といえば掛紙ばかりで、内容を写した本が出るのも10数年以上後だったので自分的には画期的だった様な、しかし昨年で水戸駅の駅弁が全て亡くなるとは驚きでした。
07
19
23:08
京九快速
ちゅうさん こんにちは
旅先での楽しみ・・・
・地元ならではのヘンな食べ物(妙なフレーバーのアイスとか)
・何も調べずに、とりあえず駅前の観光案内所で手ほどきを受けて町へ繰り出す
そして
・駅弁買うのに、何分もスタンド前で迷う
そう、優柔不断な私です(笑)
立ち売り駅弁は、ほとんどイベントぐらいでしか買ったこと無いですが、電車の窓を開けて「おーい!こっちお願いします!」とかやってみたいです。
水戸駅も駅弁絶滅後は行ってませんが、改札口の中の角にあった駅弁屋は今どうなっているのだろう・・・
07
20
12:40
sk
はやて弁当は限定版でアルミ弁当容器のものが出ていましたよね。でもやっぱり個人的に1番は大館駅の「鶏めし」ですね。このお弁当もJR東日本の策略により立ち売りができなくなってしまったんですよね。
07
21
23:31
京九快速
skさん こんばんは
はやて開業記念の時のアルミ弁当箱の駅弁は瞬殺でしたね。私も買えませんでした。開業1周年の時はわりと遅い時間まで残っていて、これは販売期間中に2回アルミ製弁当箱バージョンを買うことができました。
今でも持っていますが、お仕事にはお弁当を持っていかないので、このお弁当箱も出番が無く、小物入れとしても使う機会が無く、しまったままです。
07
23
21:58
KUTAMUKI
どれも美味しそうですね。紹介された駅弁で食べた事あるのは「菜の花弁当」と「牛肉どまん中」の2個。出かけた時には最低1個は駅弁食べようとは思っていますが、まだまだ修行が足りません。
07
16
21:27