寝台特急カシオペアの旅 その3

ウェルカムドリンクを頂いたところで、今度は列車最後尾のラウンジカーへ行ってみる。

ちなみに今回、4号車の寝台券が渡されました。
食堂車が隣りの3号車なので食事に行ったり買い物に行ったりするには便利だったのですが・・・

その一方でこのラウンジカーは一番端っこの12号車なので、4号車から12号車のラウンジカーまで行くのが大変なんてもんじゃない。8両分も延々と歩く。先日お亡くなりになられた「北陸」だったら、最前部から最後尾まで行けちゃうってなもんです。

移動距離を考えると、とてもじゃないけど「フリースペースでちょっと気分転換でも・・」なんて気が起きません。この点は「北斗星」のロビーカーや「トワイライトエクスプレス」のサロンデュノールのように、編成のほぼ真ん中に連結されている方が使いやすいですね。

さて、長話はさておき、ラウンジカーを目指します。
歩けど歩けど、全く同じ作りの寝台個室車。(4号車から11号車までは全部カシオペアツイン)

ラウンジカーへ行くのに、途中でラウンジスペースで休憩とか(笑)
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延々歩いて、やっと着きました。
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客が誰もいなーーーー-い!!

こういうフリースペース、しかも豪華寝台特急と称する乗り物でのラウンジカーに誰もいないなんて・・・
いくら乗客が少ないとはいえ、ありえなくね?
やっぱりみんな「ここまで歩くのメンドー」で「客室でも居住性悪くないしね」ということで、ここラウンジカーまでわざわざ来ないと見た。

(ちなみに翌朝、宇都宮線を上野に向かってラストスパートする頃に「あらー、こんなところがあったのねー」みたいなおしゃべりしながらラウンジカーに入ってきたグループがいた。どんだけ秘密の存在なんだ、ここは)

ハイデッカーのラウンジカーは窓が大きく、なかなかいい眺めです。
床下にはカシオペアの電気の全てを賄うための電源装置が仕込まれているので、ドルドルドル・・・・と足の下から音と振動が伝わってきて、まるでディーゼルカーに乗っているような気分。

展望スペースはこんな感じ。
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上り列車では、津軽海峡線内以外では誰でもワイドな後展望が楽しめます。
(津軽海峡線内ではこちら側に機関車が連結されます)

スーパー北斗がびゅんびゅんすれ違っていくー!
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徐々に日が沈んで、北の大地は白から青へ。
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ラウンジカーから再び自室へと戻ります。帰り道の道のりがまた遠い・・・。

全室個室のカシオペアでは、車内販売のワゴンが自分のいる号車に来るとこんな風にパネルの案内が点灯して、車内販売が来ましたよーと知らせてくれます。
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車内販売では弁当や飲み物のほか、カシオペアグッズもいろいろ。
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子供向けのおもちゃのようなグッズばかりで、正直あまり購買意欲が沸きません。
昔は「CASSIOPEIA」のロゴ入りの時計や革製ストラップ、マグカップといった大人向けのグッズが多く揃っていたのですけど。トワイライトエクスプレスの時のような車内でのお買い物の楽しみがなかったのがちょっと残念。

最新型の(といってももう登場から10年以上経ってますが)寝台特急なのですが、室内のコンセントが洗面台の「カミソリ用」しかないのはちょっと不便でした。
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ですので、携帯電話の充電もご覧の通り。
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洗面台から充電コードをめいっぱい延ばして、なんとかソファーに座りながら使うという。

もうすっかり日も暮れた18:30。洞爺駅に停車。
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ここでは10分停車なので、ホームへと出てみる。


食堂車では優雅なディナータイムが始まっているはず。
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乗客数が少ないためか、ディナーのお客もそんなに多くないみたいです。

ここでは後続のスーパー北斗18号に追い抜かれます。
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札幌をカシオペアの40分後に出たスーパー北斗は、カシオペアより40分早く函館に着きます。
さすが北海道イチの俊足ランナー。

姫川駅では運転停車。
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単線なので、札幌行きのスーパー北斗21号を優先して通すためにその通過待ち。


で、21:00近くに函館駅到着。
ここでは機関車が交換されて、進行方向が変わります。
鉄っ気のある乗客も、ない乗客も、こぞって外に出て機関車交換の模様を見学。
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青いディーゼル機関車からED79型電気機関車に交換。ヘッドマークは両側に付いてました。
これまで最後尾だったラウンジカーが、函館からは先頭になって進みます。


函館を出ると、いよいよアレです。

(続く!)

この記事へのコメント

ちゅう : 2010/04/01 (木) 01:53:53

こんばんは。
前回の書き込みは、宇都宮行きの2F G車から対向する線路を見ながら携帯で書いたので、誤字だらけで申し訳ありません。あの後、直ぐに北斗星も見られて幸先の良い旅でした。

カシオペア、10年ちょっとの月日は、車内販売員の近接表示等の設備や留守宅時の運用も随分しっくりきている感じですね。詳細な探訪で思わず乗ってしまったかの様に錯覚したり(笑)
でも、カシオペアを含めた青函トンネル通過の列車の行方が気になります。新車の増備をしないのは、やはり新幹線の開通を見込んだ施策の様な気もしますし。客車じゃ、先日ニュースで見たJR北海道が開発するという貨物列車にスッポリ被せる、新幹線サイズの車両みたいなわけには行かないでしょうし。その辺も今後のお楽しみではありますけど...

さて、日・月の泊まり旅ですが1日目が 横浜=大宮ー黒磯ー福島ー米沢ー横手。2日目が 横手ー北上ー仙台ー福島ー黒磯ー宇都宮=横浜、みたいなルート。(=は乗換無しで!)
寒波到来でしっかりと雪景色が堪能出来ましたが、驚いたのが行きも帰りも10回程度の乗り換えだったのですが、ほとんど10分程度の待ち時間なダイヤでシートも良いので長時間でも疲れない、とJR東日本を「良くやった」と、褒めてあげたい気分です。(接続良すぎて、昼飯食べそこねましたけど)

残った1枚は来週中に沼津にでも出かけて、旨い魚でも食ってきます(笑)

京九快速 : 2010/04/01 (木) 20:58:08

ちゅうさん こんばんは

車内販売の点灯パネルやお留守でしたのでシールは、全室個室の寝台車ならではのサービスですね。
しかし、この10年という年月の流れがサービスアップの面とは逆に、車内外の痛みとしても出てきているようにも感じられました。ステンレスボディの車両だとピカピカな状態を保つのが大変なようで・・・

青函トンネルを通る寝台列車。トンネル内を牽引する機関車の問題もありますね。新しいEF510型は青函トンネルまで入らないようですし、トンネルと機関車と北斗星用客車まで面倒見なければならないJR北海道としては頭の痛い課題かもしれません。

>日・月の泊まり旅
南東北ぐるっと旅行ですね。(横手はもう北東北??)目玉焼きの乗ったやきそば堪能されたのでしょうか。
これだけの乗換え回数で、いずれも10分程度の待ち時間とはかなりアクセス良いダイヤになっているんですね。驚きです。
接続悪くて待ちぼうけの時間というのも、あとから思い返すと旅の思い出になっていることもありますけど、やっぱり接続が良い方がいいに越したことはありません。


くずはEX : 2010/04/01 (木) 22:56:13

こんばんは。

コンセントは私も困りました。
まさかトイレ(洗面)にしかないなんて・・・

A寝台なのに~

京九快速 : 2010/04/03 (土) 12:43:10

くずはEXさん こんにちは

おもわず部屋のあちこちを探してしまいました。

・・・もしかして可動ソファの下あたりにあるのかも?

・・・もしかして荷物棚の陰に隠れているのかも?

・・・もしかして灯台元暗しで入り口ドア脇とかに?

最後にはアテンダントさんに聞いて、やはり洗面室にしかないと判明。ガッカリというより驚きでした。

ちゅう : 2010/04/03 (土) 15:04:32

こんにちは。一応、電気が専門なので解説をば...

この手の電気周りの事を「サービス電源」と呼ぶのですが、照明>空調> ・・・ >サービスの順になると考えて下さい。
1客車当たりのトータルの容量も限られ、10室も有れば1室に割り当てられるものは微々たるものです。同時に数室でドライヤーなんって使ったら、ブレーカー飛びますよ。(「サービス電源」系統だけ..笑) 北斗星とかシャワー設備がある場所にコンセントが無く、備え付けのドライヤー(弱いけど..)が有るのは、なるべく市販の電気食う奴を使わせないためでしょう。

ロイヤルのヒゲソリ・コンセントから良く給電してましたが、結構冷や冷やしながら使ってましたよ。

curoka : 2010/04/03 (土) 20:45:20

こんばんは。ラウンジの遠さが、ガラガラ感と途中休憩でよーく分かりました。

SA個室ばかりが続いている中を5両以上移動するのはかなりの苦痛ですね。通路も209チックでしょうから、装飾も少なそうですし…。


京九快速 : 2010/04/04 (日) 13:27:55

ちゅうさん こんにちは

サービス電源は「後回し」なんですね・・。
あのコンパクトな電源室からカシオペア全ての電源を賄っているのだと考えると、やはりコンセントは各部屋1箇所というのは仕方なさそうです。
その1箇所というのもリビング側ではなく洗面室側に設定したのは・・・想像は付きますね。

トワイライトエクスプレスでは各個室とも1箇所(A個室はシャワー室の例の場所も含めて2ヶ所)のコンセントがあったので、最新のカシオペアでは「アレ?」と思いました。しかしよく考えると両者では個室の数があまりに違いすぎました。

今回はあの「ヒゲソリ用」に3つ口コンセントかませて携帯の充電とデジカメの電池の充電を同時にしましたが、実はけっこうアブない行為だったのかも??!

京九快速 : 2010/04/04 (日) 13:32:49

curokaさん こんにちは

行けども行けども同じ構造の車両なので、だんだん何号車にいて何両分歩いてきたのか、感覚がマヒしてきます。
「ここまでで半分来た」「あと3両」とか頑張りながら行くラウンジカーってなんか違うような気が・・・(笑)

>通路も209チックでしょうから・・・
そうなんですよ!内装のパネルが「シンプル」っていうより「素っ気無い」って感じなんです。
個室内にもそういう感じがあって、豪華寝台特急に見え隠れする通勤電車な部分がちょっと興ざめでした。

ちゅう : 2010/04/04 (日) 23:35:09

京九快速さん こんばんは。mac不調で、入れたばかりのWindowsなもんで打ち辛いっす(笑)

サービス電源が「後回し」なのは、乗客の輸送に差し支える部分ではないからですね。

> 今回はあの「ヒゲソリ用」に3つ口コンセントかませて携帯の充電とデジカメの電池の充電を
> 同時にしましたが、実はけっこうアブない行為だったのかも??!
あっ、全く問題ないレベルですよ、ざっと見込みで 0.2A程度です。
ロイヤルで私がやってたのは、京九快速さんと同じ位の充電とPC1台の連続稼動で1.2A程度。

ちなみにドライヤー、最近のものは高出力なんで1台で10A程度は喰いますから…要注意です。

京九快速 : 2010/04/05 (月) 18:34:12

ちゅうさん こんばんは

>あっ、全く問題ないレベルですよ、ざっと見込みで 0.2A程度です
携帯とデジカメの充電ならその程度で済むんですね。コンセント付きの個室寝台の時は毎回これをやってましたが、実は内心ちょっとドキドキでした。

サービス電源・・・いまはパソコン用に各席にコンセント備えた電車も珍しくなくなりましたが、それに慣れてしまうと今度はコンセントのない電車がすごく不便に感じてしまうようになってしまいました。人間ってつくづくワガママだなって感じちゃいます(汗)

杏奈ちゃん大好き♪(メトロアニメ) : 2010/04/07 (水) 15:44:00

ご無沙汰しています。
今回の投稿から杏奈ちゃん大好き♪(メトロアニメ)と改名します。

いろんな列車に乗って旅するのも羨ましいですね~
私はカシオペアには乗ったことないのですが、東北新幹線が青森・北海道方面へ延伸したら北海道行きの寝台列車(北斗星・カシオペア)がどうなるのか気になるところです。
# カシオペアはどうせ1編成しかないから学校休みの時期(春休み・夏休み・冬休み)のみで運行してもいい気がしますが

P.S.私の体形は身長167cm、体重が48Kgと管理人さんに準じてるほうです。

京九快速 : 2010/04/07 (水) 22:23:51

杏奈ちゃん大好き♪(メトロアニメ)さん こんばんは  (カッコの部分もHNに含まれるんでしょうか・・?)

新幹線が北海道まで繋がっても、寝台特急は走り続けて欲しいですね。カシオペアやトワイライトは北海道へ行くための・・というより列車そのものを「乗って楽しむ」という要素の方が大きいのですから。そこに「北海道へ行く」という目的が乗っかってきて、だから魅力ある存在なのだと思います。

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