土日きっぷでヲタ旅 その3

「象潟(きさかた)」駅まで来た理由は、こちらの電車に乗るため。
200910tabi035.jpg
羽越本線の地域密着型ジョイフルトレインの「きらきらうえつ」。
パッチワークみたいなボディペイントがデーハーすぎます(笑)

この電車、通常は新潟-酒田間の運転ですが、年に何度か象潟まで延長運転されます。
が、車内はご覧の通りガラガラ。
200910tabi036.jpg
車内や座席の写真を記録したい私には、なんて好都合な延長運転(違)

先頭車の運転席後ろには展望ラウンジがあります。
200910tabi037.jpg
窓も大きくて、開放的。(でもトンネルの多い区間では運転室のブラインドが下ろされます)

先頭展望も思いのままですが、
200910tabi038.jpg
いかんせん、走っている電車がとんでもなく少ない過疎路線なので、対向する下り電車とのすれ違いとか滅多にありません。

真ん中の車両にはラウンジカーがあります。
200910tabi039.jpg
この手の電車では珍しく、和風を意識した作りのラウンジカー。
でも営業は酒田-新潟間限定なので、酒田に着くまでは無人です。

線路は、内陸部から海岸線へ
200910tabi050.jpg
夕陽に照らされて、日本海の輝きはまさに「きらきら」。
上り「きらきらうえつ」の一番の見所はやっぱり、この海に沈む夕陽と夕焼けの眺め。

酒田駅に到着。
200910tabi051.jpg
ここからが、この電車の本来の「テリトリー」。
旅行会社のツアー一団が乗り込んできて、車内はあっという間にほとんどの席が埋まりました。

酒田からラウンジカーの営業が始まったので、さっそく行ってみました。
以前は「利き酒セット」とかあったみたいですが、今はだいぶメニューが変わって、ただの「売店」+「フリースペース」として機能しているだけになってしまったみたいです。
この日も、売店でビールとつまみを買ってラウンジスペースで酒盛りの一団に占拠されてました(笑)

そんな中、こんな気の利いた「隠れメニュー」があります。
200910tabi040.jpg
お茶と和菓子のセット。
掲示されているメニューには載っていませんが、お茶と和菓子のセットと注文すればOK。
お茶は急須と竹を模した湯のみで出てくるのが素敵。しかもお茶はお湯の継ぎ足し無料!

和菓子は、村上市の「酒田屋」の葡萄羹「深山のしずく」。
一口サイズで、甘さ控えめ。


「鶴岡」駅を出ると、車窓にはうっそうとした草むらに打ち捨てられたバスの姿。
200910tabi041.jpg

200910tabi053.jpg
ボルボの「アステローペ」を日本で初めて夜行バスに使った「夕陽」号じゃないですか~?!
ボディは水垢が至るところに浮いて、見るからに何年も手入れがされていないような状態。
すでに「続行便」としても使われていなさそう。

再び、海岸線に沿って走る区間に出ました。
200910tabi042.jpg
上り「きらきらうえつ」の一番のハイライトシーン。
夕焼けが最も美しい時間帯ですが、残念なことに雲に覆われてしまいました。
微かな雲の切れ間に、真っ赤に染まる空が見えます。
雲がかかっていなければ、さぞ絶景だったことだろうに・・・・う~ん、残念。

「あつみ温泉」駅で「きらきらうえつ」を下車。
200910tabi043.jpg
今晩は「温海温泉」に投宿・・・というわけではなく、乗り継ぎの下り電車を待ちます。
時間があるので、駅の外に出てみました。
200910tabi055.jpg
シンプルな作りの駅。「国鉄時代の駅」って感じがしますね。
ちなみに、駅前広場のすぐ向こうには日本海。

行き違いの対向電車を待っているのはディーゼルカー。
200910tabi054.jpg
全線電化されている羽越本線ですが、なぜにディーゼルカー?

調べてみたら、村上-間島間のデッドセクションがあるためと、新潟支社には交直流の近郊電車が存在しないため、このエリアを通しで走る普通列車はディーゼルカーなんだそうです。


(続く!)

この記事へのコメント

ロック : 2009/10/24 (土) 15:05:12

この区間で使われている気動車は新津運輸区の所属なので、磐越西線や米坂線と共通運用が組まれています。そのためキハ40だけでなくキハ110や新型のキハE120も普通に入ってきます。

ちなみに「きらきらうえつ」の座席そのものは外見の派手さとは裏腹に座面スライド機能もないいたって普通の座席なんですよね・・・(^_^;)
また、ラウンジカーのテーブルがグループ客に占拠されているのは日常茶飯事なので、テーブルが埋まっていたり海側の座席が取れなかったときは海岸線を走る村上~鶴岡間だけ売店向かいにある立食スペースにいたことがありました。

ちゅう : 2009/10/24 (土) 23:13:51

こんばんは。最近はHDDレコーダーに、鉄道キーワードでも予約しているので色々な映像が勝手に録画されて、ハードディスクが圧迫されています。(笑)

「きらきらうえつ」って、あの辺を走っていたんですね。なんで象潟なんてレアな地名知っておられるのかと思っていましたが、了解です。羽越本線のディーゼルカーは、奥羽本線米沢駅でも見ていたので知ってはいたのですが、横浜からですと18きっぷ日帰りは無理なので、只見線みたいなわけには行けません。

あっ、“あつみ温泉駅”!。数多いトラブルの10指に入る「あけぼの」で強風雨で長時間止まってた駅です。今までJRから、“炊き出し”と呼ばれる食料配給(調理パンと紙パック飲料)を受けた2回目が、ここ。道内乗り込み用の指定券とかをこの駅で戻して、道内フリーの指定券の変更とかをスムーズにするために交渉して一筆証明を貰っておきました。

結局、(「あけぼの」秋田打ち切り後)辿り着いた青森駅で、一日ずらして全指定取り直しました。貯まりに、貯まった有給休暇の連続消化中だったので、全く問題は無しでしたが(笑)

京九快速 : 2009/10/25 (日) 00:30:19

ロックさん こんばんは

新潟駅になんだかやたらとディーゼルカーが出入りしているのはそういう理由なんですね。
キハE120がここにもいたのは初めて知りました。水郡線のほかにも走っているところがあったんですね。

「きらきらうえつ」の座席は、GUPあさまの指定席とかで使われていたタイプの座席でした。
最近のスライドタイプと比べると、こっちのほうが私の体にはしっくり馴染むのです。意外とこっちのほうが長時間乗車に向いているんじゃないかなぁと思います。

京九快速 : 2009/10/25 (日) 00:38:46

ちゅうさん こんばんは

今回は米坂線から内陸部へと抜けようかと思ったのですが、列車の本数の少なさから接続がうまくいかず、米沢に出たところで最終列車でも目的地に辿り着けないのが分かったので諦めました。

「あつみ温泉」駅・・・・もっと観光地っぽい盛り上がったテンションの高い駅かと思ったら、実にのんびりした田舎の駅そのものでした。(シーズンには賑やかな駅になるのかなぁ?)
あの駅で炊き出しとか、道内行きの指定券の変更とか・・・・今思い出してもそんなにオオゴトを受け入れられるような駅とは思えませんでしたが・・・・緊急事態に強い駅とか?!

ちなみに、「え~、只今より下りいなほ号の改札を始めます。ご乗車のお客様は・・・」と放送が流れて改札が始まるという、いまどき珍しいと言うか、まだこういう駅ってあったのね~!な体験ができたのがこの「あつみ温泉」駅でした。

ちゅう : 2009/10/26 (月) 00:13:01

こんばんは。
炊き出しと言っても、地元の業者に依頼して指定数量のパンと飲み物を持ってこさせるだけです。鉄道無線を聞いていましたので、その辺の事情は筒抜けなもので...

今更、抑止の原因である鉄橋はどの辺に有ったんだろう、とかマップで調べたら色々面白い事がわかりました。結局、鉄橋は6kmほど先にやや大きめの川を越える箇所らしかったのですが、現線路に平行するが途中で途切れている真直ぐな線路がトンネルに入りますが出口が有りません。調べると、どうやら羽越本線高速化構想の名残の様な、負の遺産らしいです。専門の「廃モノ」か...(笑)

私が止められた頃は駅員もそこそこ居たのですが、今では業務委託駅に格下げで「みどりの窓口」は、簡易タイプになっちゃったのではないかな? 羽越線の駅って、どこも寂しい雰囲気で廃線にでもならなけりゃ良いけど、と心配したくなります。

あつみ温泉自体も地元の方々が車で来る、寂れた温泉の様な感じですね。

京九快速 : 2009/10/26 (月) 21:19:14

ちゅうさん こんばんは

>炊き出し
それが「あつみ温泉」駅の駅前には、見た限りでは旅館や食堂もあるような雰囲気は無く・・・けっこう駅から離れたところから車で運んできたんでしょうね。

この日のあつみ温泉駅は、初老の駅員さんが1人だけでした。窓口の向こうの駅事務室はだだっ広く、かつてここは多くの駅員さんが詰めていた駅だったかと思わせます。

そういえば、「きらきらうえつ」の車窓から草むらに隠れたトンネルの入り口が見えました。
妙に不自然に整地だけが終わって長年手付かずみたいなところが線路端にあったり・・・
これも高速化構想の成れの果てでしょうか。

ちゅう : 2009/10/29 (木) 01:38:26

こんばんは。

羽越線高速化構想の残骸は、調べるとそこかしこに残っていそうです。ただ、閑散とした海岸に近い場所を縫って行く羽越線は、単線区間が多く残っていますのでそれが単に複線化のものなのか、高速化構想に沿ったものなのかは、判別出来そうには有りません。
しかし、人口が少ない各県を結ぶため県毎の足並みも揃わず、この経済状況ではいつの事になるのか?

そういえば、「きらきらうえつ」。6月から横浜でやっていた、あの大赤字イベントの当初に「きらきらヨコハマ」号として運行されていたのを終了後にパンフで見ました。他にも七種ものジョイフルトレイン?も来ていたとは...それどころじゃなかったんですけどね。(笑)

京九快速 : 2009/10/29 (木) 23:50:25

ちゅうさん こんばんは

そういえば、羽越線特急と上越新幹線を「新八代駅」方式で同一ホーム乗り換えできるようにするとか、そんな計画が発表されましたね。
この日だけに限ってみた感じでは、新幹線から「いなほ」に乗り継いでいるお客はそんなにいるような感じはしませんでした。
せいぜい混んでいても「鶴岡」ぐらいまでで、その先は6両編成が悲惨なくらいの空きよう。
この景気模様で、肝心の乗客も少なくては高速化や増発などは厳しそうですね。。。。

>「きらきらヨコハマ」号
この夏は1週間おきぐらいにお座敷電車やジョイフル電車が横浜のイベントに合わせて走っていましたね。
結局あのイベント、一度も見に行きませんでした・・・。

のりっち : 2011/11/05 (土) 16:18:23

どうもはじめまして、のりっちと申します。
つい最近になって京九快速さんのページを見つけ、以後ちょくちょく見に来させて頂いております。
ただ乗り物が好きなだけで詳しくはわかりませんが、どうぞよろしくお願いします。

2年ほど前のお話のようですが、あつみ温泉駅、私の地元です(笑)
高校生の頃は毎朝6時半に家を出て、ここから鶴岡駅まで電車で通っていたので、駅舎を見て思わず懐かしくなりました。
今は酒田に住んでいます。

あつみ温泉の温泉街は、この駅から2km程山側にあります。
バスやタクシー(ほとんどハイヤーですが)で駅から移動するのがほとんどです。
この地方には庄内空港-羽田空港の便がありますが、あつみ温泉近辺の人たちは空港に行くにも遠い&お金かかるんで東京に行くにはほとんどがいなほ→上越新幹線を利用していますね。
羽越本線の海沿いの景色はいつ見てもいいものです。
写真の左側に出ていた「立岩」という大きな岩ですが、この立岩をバックにした夕陽はもう言葉が出ないくらいに綺麗ですよ。
いつかまたいらした時に是非ご覧になってみてください。

お初なのに長々とすみませんでした。

京九快速 : 2011/11/06 (日) 15:25:59

のりっちさん はじめまして こんにちは

あつみ温泉の記事を見て、当の本人も思わず懐かしくなってしまいました。
この日は雲が厚くて、海に沈む夕陽が見られなかったのが残念でした。
ただ、赤く染まる雲から夕陽の光が漏れて、海を染めていたのが印象に残っています。

また、今度は夕陽を眺められる時に「きらきらうえつ」に乗りたいです。

管理人のみ通知 :