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コメント

【カードコレクション】国鉄61.11ダイヤ改正 特急トレインマークオレンジカード -11-四国・九州の特急+オマケ

昭和61年(1986年)11月ダイヤ改正で発売された、特急トレインマークのオレンジカードシリーズの11回目。
このトレインマークオレンジカードのシリーズは今回で最後です。

最終回の今回は、四国と九州の特急トレインマークのオレンジカード、プラスおまけとして2枚のオレンジカードのご紹介です。



★L特急「しおかぜ」  高松-松山・宇和島
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このダイヤ改正で、特急「しおかぜ」は急行「うわじま」「いよ」の一部を特急格上げする形で一挙に9往復増発となり、全13往復となりました。
運転本数の増加で、「しおかぜ」はL特急に指定されます。
当時はディーゼル特急のL特急化は、かつてキハ181系で運転されていた「やくも」以来のことでした。

この改正で、翌年の国鉄分割民営化を見越して製造された新型車両のキハ185系が「しおかぜ」に投入されました。
民営化後のJR四国は規模が小さく、営業収入が厳しくなることが予想されたため、当面は新型車両の製造も難しいだろうということで、国鉄が最後の置き土産として製造した新型車でした。
(しかし、実際にはJR四国は発足後すぐに振り子式気動車特急の研究・開発を推し進め、この改正からわずか4年後の1990年には2000系気動車を登場させています)



★特急「南風」  高松-高知・中村
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この改正で、特急「南風」は急行「あしずり」が1往復格上げ増発され、全4往復となりました。
この時点ではまだL特急には指定されておらず、「南風」がL特急になるのは、1988年の瀬戸大橋線開業によるダイヤ改正から。

「しおかぜ」号と同様に、この改正から「南風」号にもキハ185系が投入されるようになりました。




★L特急「有明」  門司港・博多-熊本・西鹿児島
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「有明」号はこの改正で、それまでの15往復から一挙に25往復へと大増発されました。
それまでは7両編成を基本に、一部が5両編成で運転されていたところを、この改正では西鹿児島発着を基本5両編成に、熊本発着の列車は当時の国鉄特急としては史上最短の3両編成が充てられることになりました。

運転本数の増加は、中間車の先頭車化改造で編成数を増やすことで賄われ、短編成で少しでも定員数を確保するために、座席数の少ない485系ボンネット型は「有明」号から外されてほとんどが勝田電車区へ移籍。
ボンネット型より座席数の多いクハ481型200番台・300番台の先頭車が「有明」号用に九州にコンバートされました。

「有明」号の短編成化の副作用として、はるか遠くを走る「ひたち」号がボンネット型だらけになるという、車両の広域転配がおこなわれた国鉄ならではの出来事がありました。



★L特急「にちりん」  博多・小倉・下関-大分・宮崎・西鹿児島/別府-宮崎・西鹿児島
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この改正で「にちりん」号は下関発着の列車が誕生し、関門トンネルを抜ける電車特急が久しぶりに誕生しました。

この頃の「にちりん」号は、小倉駅で山陽新幹線に接続するアクセス特急としての役割が強く、ほとんどの列車が小倉発着となっていて、博多まで乗り入れる列車はごくわずかでした。
「にちりん」号が大増発され、現在の特急「ソニック」のベースとなる運転本数となるのは1988年のダイヤ改正からです。



★特急「かもめ」  小倉・博多-長崎
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この改正で「かもめ」号は、それまで博多-肥前山口(現:江北)で行われていた特急「みどり」との併結運転が解消され、「かもめ」「みどり」の全列車が全区間単独運転へと改められました。



★特急「みどり」  博多-佐世保
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この改正で「みどり」号は、それまで博多-肥前山口(現:江北)で行われていた特急「かもめ」との併結運転が解消され、「かもめ」「みどり」の全列車が全区間単独運転へと改められました。
これにより、「みどり」号は「かもめ」との併結運転を基本とした、4両編成で9号車-12号車が割り当てられていましたが、「かもめ」との併結が無くなって4両編成で1号車-4号車の号車番号に変更されました。






以上が1986年11月ダイヤ改正記念で発行・発売された特急トレインマークのオレンジカード全65種です。


それ以外にこのシリーズとは別で、似たようなデザインのヘッドマークオレンジカードがあったので、それをご紹介。


★湘南ライナー
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1986年(昭和62年)11月のダイヤ改正で運転を開始した湘南ライナー。
その誕生記念で発行されたオレンジカードです。おそらく東京南鉄道管理局内だけで販売されていたものと思われます。
運転開始時の本数は、朝の上りが2本、夜の下りが4本と、末期の運転本数と比べるとかなりささやかな運転本数です。

「湘南ライナー」はこのあとJR東日本発足後にどんどん増発が行われ、「湘南新宿ライナー」なども登場して、乗車直前では乗車整理券の入手が困難なほどの人気列車へと成長を遂げることになります。



★シュプール白馬
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シュプール号は1986年1月から運転が開始され、「シュプール白馬」は千葉-新宿経由-信濃森上間で運転されました。
このカードが発行されたのは1985年なので、おそらく「シュプール白馬」の運転開始を宣伝する意味合いで、列車の運転開始よりも前にオレンジカードが発売されたものと思われます。

同時期に、「シュプール上越」「シュプール信越」「シュプール蔵王」といった列車も誕生しており、このあとJRが発足すると冬季には首都圏・名古屋圏・大阪圏発着のシュプール号が多数運転されるようになりました。


「湘南ライナー」「シュプール」号とも、国鉄末期に登場してJR化後に“大ヒット商品”となった列車ですね。
「国鉄」の最後の頃には、こうした民間企業のような柔らかい頭で考え出した企画力とアイデアもあったんですね。
(もしかすると、もう後がないというヤケクソでやり始めた企画だったのかも・・・?)



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mys

こんにちは。

この投稿の中で四国の特急の名前が出てきて、初めて四国に行った時に2000系と2700系に乗った時は性能の良さにびっくりしたのを思い出しました。今では、一番好きな鉄道車両は?と聞かれたら、2700系と即答できるくらいです。特に2700系は、トイレも綺麗でコンセントやWi-Fiもあって快適ですし。

この改正でデビューしたキハ185も剣山で乗ったところトイレの洋式化改造がなされてたり、まだまだ使うんだろうなという印象を受けました。また、四国まんなか千年ものがたりと2代目伊予灘ものがたりも乗車機会がありましたが、こちらも綺麗にリニューアルされてて、とても好感が持てました。ものがたり列車は接客や料理の満足度も高いうえにお手頃価格なので、何度でも乗りたいくらいです。関東からは遠いですけどね…

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13:02

京九快速

mysさん こんにちは
コメントありがとうございます。
オレンジカード2枚とはいえ、私のブログでJR四国の話題が出てくるのは珍しいですね。
四国には2017年の夏に行って以来です。8000系と2000系にはいっぱい乗れましたが、8600系はちょっとしか乗れなかったし、2600/2700系はデビュー前だったのでまた四国に行って乗り鉄旅行したいです。

キハ185は、特急で走っているものから観光列車に、普通列車改造されたものまで幅広く活躍していますね。
国鉄でキハ185の製造にかかわった人たちも、この車両がまさか40年近くも活躍するとは思ってもいなかったんじゃないでしょうか。

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11:31

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