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(前回からのつづきです)
787系の観光列車「36ぷらす3」に博多から熊本まで乗ってきました。
本当なら終点の鹿児島中央まで「36ぷらす3」を乗り通したかったのですが、帰りの飛行機の時間の関係で熊本にて下車。
このあとは、飛行機の時間まで適当に乗り鉄旅行をして時間つぶし。
熊本からは九州新幹線に乗りました。
熊本駅の新幹線コンコースにいた巨大なくまモン。しかも頭だけ。

つばめ316号に乗車します。

800系新幹線です。 800系に乗るのも久しぶり。
内装がより豪華になった800系の後期増備編成(U007~U009)にまだ乗ったことがないので、後期編成に当たるといいな~と期待してたんですが、

初期編成も一番最初のトップナンバーU001編成でした。
車内は指定席も自由席もガラガラ。 誰も乗ってない車両もありました。

九州新幹線を久留米駅で下車。

久留米からは、観光列車「ゆふいんの森」に乗ります。

博多行きの「ゆふいんの森」2号。

通常だと「ゆふいんの森」1・2・5・6号は、「ゆふいんの森」Ⅲ世で運転されるんですが、この時はⅢ世が検査期間中で運休。
そのかわりに3・4号で使われている「ゆふいんの森」Ⅰ世がピンチヒッターでⅢ世の運用に入ってました。
(で、「ゆふいんの森」3・4号は、特急「ゆふ」の185系で運転されてました)
上りの「ゆふいんの森」は鳥栖でビュッフェの営業が終わってしまうので、乗車後すぐにビュッフェに行って軽食とお土産を購入。

「ゆふいんの森」特製弁当を購入したのですが、あらかじめ電話予約をしておいたので買うことができました。
お弁当類は博多発の下り列車で売り切れてしまうと、上り列車用に確保はしていないので「売り切れ」になってしまいます。
上りの「ゆふいんの森」で確実にお弁当を買いたい場合は、事前に予約しておくことをお勧めします。
(この日の2号でも、お弁当類はもちろん軽食などもほとんどがすでに売り切れになっていました)
ビュッフェコーナーのとなりには、森のロッジのような雰囲気のサロンコーナー。

中途半端な時間に博多に戻る観光列車なので、車内は空席が目立ち、とても空いていました。

先頭車の最前列席を確保しておいたので、博多までの短い時間ですが展望車窓を楽しみました。

(横一直線に張り出している梁がちょうど目線の高さになるので、前面展望としてはなんとも微妙ですが・・・)
展望車窓を眺めながら、ビュッフェで購入した「ゆふいんの森オリジナルたまごアイス」を頂きます。

特急「ゆふいんの森」 前面展望動画 原田駅通過→博多駅到着
博多駅に着きました。

博多駅からは特急「ソニック」33号に乗り換えます。

885系のSM7編成。元「かもめ」用の編成です。
ネット早得で指定席を購入していたので、ほぼ乗車券分だけの金額で特急指定席を利用できました。

革張りからモケット張りに交換された座席だったので、振り子の揺れも快適でした。
グリーン席は博多から小倉まで無人だった模様。

小倉駅で「ソニック」を下車。

特急「ソニック」 小倉駅での上下列車行き違い発車
小倉駅からは山陽新幹線で博多駅へと戻ります。
乗るのはピンク色のあいつです。


博多方の1号車はグッズショップと映像シアターの特別車両。

下り列車のショップの営業は小倉まで。
小倉到着前に商品とレジ閉めを行うようで、乗車した時には商品棚はカラッポでした。
ただ、小倉から博多までの乗車でもアテンダントさんに言えば、乗車記念のしおりは貰うことができます。
2号車の自由席は、キティーちゃんで装飾された内装になっています。

以前乗った時は運転開始から日が浅かったせいか、多くのキティラーや外国人観光客で賑わっていましたが、この日は出張帰りのビジネスマンがちらほら乗っている程度で車内はガラガラ。非常に静かでした。
車内はあちこちにキティーちゃんがいます。 「隠れキティー」みたいに人目が付かないところに潜んでいるキティーちゃんも。


あっという間に博多駅に到着です。

小倉駅から博多駅まで新幹線だと約15分。 さすが新幹線は速いです。


このあと博多でしばらく停車した後、博多南行きの列車となります。
ここまでの乗り継ぎ行程。
博 多09:52 → 熊 本11:50 36ぷらす3
熊 本12:38 → 久留米13:10 つばめ316号
久留米13:48 → 博 多14:20 ゆふいんの森2号
博 多14:57 → 小 倉15:39 ソニック33号
小 倉15:55 → 博 多16:11 こだま849号(キティー新幹線)
博多駅から地下鉄で福岡空港へ。
スカイマークの茨城空港行きに乗って帰ります。


茨城空港行きのフライトも福岡発が20時くらいだと、目一杯の時間まで九州に滞在したという気分になれるんですけど。
18時台の出発だとちょっと早いですね。
最前列のフォワードシートの空席状況表です。

今回は、2日前に福岡空港に到着した時点で、この日のフォワードシートを予約しておきました。
フォワードシートは座席の予約と購入が完了していれば、搭乗地の空港のカウンターで事前にフォワードシートを購入しておくことができます。

空港カウンターで1,000円の追加料金を払うとこのような「航空引換証」が発券され、これを当日の搭乗前にカウンターで提出するとフォワードシートの搭乗券が発券されます。

フォワードシートの事前予約はネットで操作・購入はできず、搭乗地の空港カウンターに行く必要があるのと、フォワードシート事前予約をするとネット上での予約変更などの操作に制約が生じるので、確実に予約した便に搭乗するというのであれば便利です。
これから乗る飛行機です。

この日は、ピカチュウジェットは2機とも沖縄路線に固定のスケジュール期間に入っていたので、ピカチュウが来るのはアテにはしていませんでした。
スカイマーク836便 大雨が降る福岡空港を出発~滑走路16離陸
A席なので、上空に出ると西日が眩しい。

「ゆふいんの森」のビュッフェで購入した「ゆふいんの森弁当」を機内で食べました。

御飯、おかずともに量も味も大満足でした。
機内サービスのオニオンスープとキットカット。

乗った時から「機内の照明が薄暗くて、窓周りもなんだか古めかしいな」と思っていたのですが。

機内をよく見ると、「ボーイングスカイインテリア」ではなく、従来からのボーイング737仕様の機体でした。
真っ暗な茨城空港に到着。 この日はなぜか百里基地側の戦闘機用の滑走路へ着陸でした。

福岡空港出発時は土砂降りの雨でしたが、茨城は小雨がぱらつく程度でした。
だいぶ色褪せてますが、新しいポスターに交換しないんでしょうか。

ところで最終章の最終話っていつになるんですかね。
この日のスカイマーク836便のフライトルートです。

(Flightradar24.comより)
スカイインテリアじゃなかったJA73NA。
どんだけ古い機体なんだと思ったら2010年登録の機体で、思ってたよりも古くなかった。
787系にいっぱい乗れて大満足の九州旅行でしたが、「にちりんシーガイア」でグリーン個室乗れなかったのが心残り。
あと、またしても「36ぷらす3」が途中駅下車だったので、次こそは始発駅から終点まで乗り通したいですね。
30年目の787系は、同時期に生まれたJR他社の特急車の多くが引退・格落ちな感じなのに対して、787系はまだメイン特急として九州島内をくまなく走る主役なのがすごいなと改めて思いました。
(ちなみに1992年生まれの新車は・・・300系のぞみ/400系つばさ/215系2階建てライナー/901系京浜東北線/キハ281系(試験車)/681系(ニュー雷鳥) などなど)
その一方で、客室内のメンテナンスはだいぶ放置な感じで、外観がまだ斬新さを失ってないのとは対照的に、車内は「もうあと数年で廃車なんで」と言わんばかりのくたびれた感がすごかったのが残念でした。
特急「つばめ」の頃の思い出話で、当時のパンフレットやビュッフェメニュー、小物なんかを引っ張り出してきて記事中に出しましたが、自分で思っていたよりもたくさん保管・保存してあったので、これらの品々はいつかブログにアップしようかなと考えてます。
-おまけ-
JR九州の特急・新幹線の動画集 783系・787系・883系・885系・36ぷらす3・800系・N700系

(おしまい)
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