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東武特急「スペーシア」の個室と「SL大樹」乗車記 その1


2022年6月下旬に、東武鉄道の「SL大樹」に初めて乗りに行ってきました。
その時の旅の模様です。


出発駅は、東武鉄道の浅草駅。
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浅草駅の正面エントランスというと、↓コレの印象が強い、おっさんな私です。
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ちなみにこの看板を模したキーホルダーが発売されて人気を博しているそうなので、↑コレの印象が強いという人はかなりいるようです。


1階の特急券売り場には、東武特急の空席情報案内があります。
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今日はこれから、9時発の特急「けごん11号」に乗車します。
一般席の空席は「〇」ですが、個室は全6部屋ある中で、残室はわずか2部屋になっています。
この日は月曜日だったのですが、個室がこれだけ売れているのには驚きました。


浅草駅の構内には、あちこちに2023年デビューのN100系「新型スペーシア」の告知が出ていました。
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愛称は「プレミアムスペーシア」「スペーシアエックス」「グランスペーシア」「スペーシアルクス」のどれかになるようで、愛称を予想して当てるキャンペーンが大々的に行われました。

この「新型スペーシア」、多彩な車内設備を有することが東武鉄道から発表されて大きな話題になりました。

首都圏の民鉄の豪華特急といえば「小田急ロマンスカー」が筆頭に挙げられますが、こちらは「VSE」の引退と車種・サービスの縮小で先行き明るいニュースに乏しい感じです。

その一方でこの東武鉄道の「新型スペーシア」は豪華な個室や座席にラウンジやビュッフェサービスが行われることも明言されていて、「首都圏で最も華やかな優等特急」のイメージと地位が小田急ロマンスカーから東武スペーシアに取って代わることになるんじゃないかなと予想。



浅草駅からスペーシアに乗る時には、この4番線・5番線にところにある売店でよく飲み物やお菓子、駅弁を買ったものですが、コロナ禍の中で閉店となってしまいました。
東武の電車グッズもここでよく買いましたっけ。
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正面改札口側にあった駅弁屋とキオスクのようなお店もなくなり、1階にある小さな売店は営業時間が昼の12時からとなってしまっているため、午前中に浅草駅を出発する特急に乗る場合は、食べ物を駅構内で手に入れることができなくなっています。
(飲み物は自動販売機が駅構内の至る所にあるので入手可能)

ビュッフェサービスが有名だった「スペーシア」も、今では全列車のビュッフェが閉鎖されており、飲料の車内自動販売機も停止されています。
車内販売も無くなったため、東武特急は一度乗ってしまうと降りるまで食べ物・飲み物を手に入れることは出来ません。

浅草駅正面口側にセブンイレブンがあるので、そこでコンビニ弁当やお菓子は購入可能なほか、松屋浅草がオープンする時間以降ならデパチカ的な食べ物は購入することができます。



これから乗車する「けごん」11号が入線してきました。
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デビュー塗装やDRC塗装が来るのを期待してたんですが、まさかの「日光詣スペーシア」のお出ましでラッキーでした。


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車両基地からの回送列車でやって来たのかと思ったら、「スカイツリーライナー」という通勤特急での到着です。
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こんな金ピカな特急車両が「通勤特急」というのもスゴイですね。


スペーシアのロゴ。 3つの星はスペーシアが繋ぐ「浅草」「東京スカイツリー」「日光・鬼怒川」の3大観光地を意味するそうです。
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両先頭車の側面には「東京スカイツリータウン10周年」の記念ステッカーが貼られていました。
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「スペーシア」の一般席は、リニューアル後もJRのグリーン席以上のグレードの高さを誇っています。
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足元の広さ、座り心地、背もたれのホールド感が最強で、JR・私鉄の優等特急車両の普通席としては、私個人としては間違いなく「日本一」じゃないかと思っています。


そんな「最強の普通席」ではなく、今日は「スペーシアの個室」に一人で乗ってきます!
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スペーシアの個室は、豪華な設備(その豪華さは後ほどご紹介)に対して個室料金が驚くほど安い設定になっています。
平日は1室3,150円、土休日でも1室3,770円で、この個室料金に使用する人数の特急料金を加えるだけ。
今回のように一人で個室を使っても何ら問題ありません。

ちなみに、この安い個室料金というのは浅草駅発着の東武線内完結の「スペーシアけごん・きぬ」の場合で、JR新宿駅発着の「スペーシア日光・きぬがわ」では、JR線から東武線を跨いで乗した場合の個室料金は、JR線分の料金約3,000円+東武線分の料金約3,000円で約6,000円の個室料金が必要となり、浅草駅発着の特急の2倍以上の個室料金が掛かります。


「まるでホテルのよう」としばしば紹介されるスペーシアの個室ですが、本当にホテルような雰囲気です。
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今日指定された部屋は「1番個室」です。
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ちなみに、個室特急券を購入する際は1番室から順番に売っていき、6番室が最後売りになるようです。
1番室はデッキ仕切りの自動ドアが開く「プシュー、プシュー」という音が若干うるさく、6番室は運転室を客室を行き来する車掌さんがドアを閉める「バターン!」という大きな音がうるさいので、2番室~5番室の車両真ん中あたりの部屋が一番居住性がよさそうです。


さっそく個室の中へ。 大きなソファーが合い向かいに、その真ん中には大理石のテーブル。
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「日光詣スペーシア」の106F編成なので、個室内の壁も金ピカ仕様になってて、1人で日光までの約2時間を過ごすには、とにかく空間にゆとりがありすぎるくらいの豪華さです。


浅草駅を発車。 個室は私の1番室のほか、2番室から4番室まで埋まっていました。
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急カーブで浅草駅を発車して隅田川を渡ると、すぐに巨大なスカイツリーが見えてきます。

東武特急スペーシアけごん 浅草→北千住 車窓動画



北千住駅でかなりの乗車があり、個室にも乗ってきたグループがいたので、個室は6室中5室が埋まるという、平日にしては驚くべき盛況ぶり。

普通車のほうは各車両とも3~4割くらいの席が埋まっていて、こちらも日光という観光地へ行く特急で平日の午前中なのを考えると、かなりの乗車率ではないかと思います。
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「クレヨンしんちゃんの街」春日部に停車。 駅名表示板はしんちゃんのキャラクターで装飾されていて、発車メロディーもしんちゃんのテーマ曲のインストが流れていました。
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春日部駅から個室に乗ってきたグループ客がいて、なんと個室は6室全室が埋まりました。


南栗橋の電車基地には、懐かしいクリーム色一色の8000系が一瞬見えました。
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下り特急スペーシアの場合、個室は進行方向左側になるため、鉄道ファン的には上りの行き違い列車や北春日部・南栗橋・新栃木の電車基地、下今市のSL車庫を個室に居ながらに見ることができないのがちょっと不満です。


利根川を渡る手前の築堤と急カーブは、東武日光線のハイライトシーンのひとつ。
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スマホのスピードメーターで走行速度を計ってみると、栃木県内に入って直線が続くあたりでは最高で123km/hくらいまで出ていました。
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もっとも、スペーシアの営業最高速度は120km/hなので、スピードメーターの誤差の範囲内ということで、栃木県内ではスピードが出せるところでは常に最高速度の120km/hで走っているようです。

北千住からの複々線もかなり飛ばすのかなと思ったら、こちらは列車の運行本数が多くて特急の前に何本も急行や準急が走っているためか、常に80~90km/hで走っていて、そんなに「快速線をかっ飛ばす」という感じは無いです。

日光線の急勾配でも速度を落とすことなく速さをキープできるように大容量で高出力のVVVFインバータモーターを6両全てに積んでいる「スペーシア」は、信号やブレーキ関係なくスピードに全振りして走ろうとすれば200km/hは余裕で出るというウワサを昔に聞いたことがあるんですが、ホントですかね?

そんなウワサはともかく、スペーシアが120km/hの速さをキープしつつ走っている時のモーター音というのが、これまた「余裕を持って流して走ってる」感がすごくて、全速力でモーター全開で唸らせて必死に走ってる感じが全然しないのです。

豪華な内装もさることながら、こうした走行機器にもとんでもないお金を掛けて、必要以上に高出力なモーターを6両全車に積んでいるところがなんとも「さすがバブル時代の申し子」という印象です。




つづく

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