fc2ブログ

03

21

コメント

【1996年7月】 ほのぼの群馬DC Vol.3-C58+D51重連 SL奥利根号 水上→高崎


(約25年前のネガフィルムをデジタルサルベージした画像で、当時の模様をお伝えする旅行記です。
 一部の画像はフィルムの劣化や退色などでかなり見難いことをご了承ください。)


前回からのつづきです。


水上駅に戻ると、留置線にいたお座敷列車「くつろぎ」はいなくなり、代わりに185系が入っていました。

199607gunma-033.jpg

新特急「谷川」「草津」「あかぎ」に使われていた、新前橋区の185系200番台車は、この1年前の1995年から更新工事が行われ、車内は転換シートからリクライニングシートにリニューアル、外装も3色ブロック塗装に「≪EXPRESS 185≫」のロゴが入れられました。


このリニューアル更新工事は、約4年近くかけて全編成に行われ、この当時(1996年)はまだ緑帯のいわゆる「新幹線リレー号塗装」の未更新車が大半を占めていました。
199607gunma-040.jpg



機関区で折り返し整備を終えたD51-489とC58-363が戻ってきました。

水上駅の中線に進入してくるSLの姿を見て、ビックリ!! 
199607gunma-034.jpg

なんと、C58-363がD51-498を従えて先頭に立つ形で走ってきます!

これまで何度か行われたD51とC58の重連「SL奥利根号」では、往復ともD51が先頭に立って運転されることが多く、C58が先頭に出ることは滅多に無かった(全く無かったわけではなかった)ので、大変驚きでした。

199607gunma-035.jpg

199607gunma-036.jpg


水上駅の南側で転線して、バックでホームに入線。
199607gunma-037.jpg


そのまま旧型客車と連結されて、C58がD51と旧客8両を従えて先頭に立つという、圧巻の編成が完成。
199607gunma-038.jpg

重連運転時のC58-363は、D51-498の脇役とか引き立て役というイメージが強かったのですが、この時のC58の姿はまさに「威風堂々」という雰囲気で、普段は小さく見えるC58がとても大きな姿に見えました。


C58の次位に就いて、出発前の最終整備を受けるD51。
199607gunma-039.jpg


199607gunma-041.jpg


C58を先頭に、上りの重連「SL奥利根号」は水上駅を出発。

上りの「SL奥利根号」は空席が目立つことがよくあるのですが、この日はSL重連の旧型客車牽引ということで上り列車も満席でした。



途中の沼田駅で10分ほど停車。
199607gunma-042.jpg
停車中に反対側のホームへ走り、C58-363を先頭に次位のD51と旧客8両が連なる編成写真を何枚も撮影。


199607gunma-043.jpg

199607gunma-044.jpg

199607gunma-045.jpg


渋川駅に到着。
199607gunma-046.jpg
今の「SLぐんま みなかみ」号は、下りも上りも渋川駅では一番外側の3番ホームに入りますが、この頃の上り列車は真ん中の2番ホームに到着。

ここでも5分ほど停車して、蒸気機関車の簡単な点検と整備が行われます。

SL列車の指定券は水上から高崎まで購入していましたが、この時は渋川駅で「SL奥利根号」を下車。



というのは、煙を猛烈に吐き上げながら発車していく、蒸気機関車の勇壮な姿を撮りたかったから。

199607gunma-047.jpg
C58が吐き上げた煙が、風に吹かれてちょっと前面に掛かってしまい、やや視界が悪そうな写真になってしまいました。


199607gunma-048.jpg
こうして写真を見返してみると、手前側の1番ホームでSLの出発シーンを撮影している人が全然写っていませんね。
もし今の時代だったら、溢れんばかりの鉄道ファンですごいことになっていそう。


当時、渋川駅の東側には貨物ターミナルがあり、駅南側の工場と貨物線が繋がっていて荷役が行われていました。
(今は貨物ターミナルも線路も更地になって、SL運転時には人がたくさん集まる公園になっていますね)
199607gunma-049.jpg


渋川駅でSL重連列車を見送ったあとは、後続の上り普通電車に乗ってSL列車を追いかけます。

普通電車は新前橋でSL列車に追い付き、高崎までSL列車を先行するので、そのまま普通列車を井野駅まで乗車。


井野駅南側の線路沿いの道路から、やって来るSL列車を撮影。
199607gunma-050.jpg

乗っている時には全く感じなかったほどの猛スピードで駆け抜けていったので、当時使っていたコンパクトカメラではその速さに追い付けず、先頭のC58の顔がブレてしまいました。

199607gunma-051.jpg


この後、井野駅から再び上りの普通電車で高崎に向かいましたが、蒸気機関車の周囲はものすごい人だかりで、全く近づけなかったので、高崎駅での撮影は諦めました。


高崎駅から渋川駅まで、「ほのぼのぐんまフリーきっぷ」で新特急「草津」号の自由席を利用しました。
199607gunma-052.jpg
窓が開く185系ならではの走行写真ですね。

今の「草津」号の下り列車は、上野発が午前中に2本という少なさですが、この当時の「新特急草津」号は、上野発が朝から夕方まで約3時間おきに1本くらいに本数がありました。


渋川駅に到着。
199607gunma-053.jpg
ヘッドマークが「普通」になっていますが、下り最終の「新特急草津」号は、渋川から先の吾妻線内が夕刻の帰宅時間に重なるため、渋川からは普通電車に変身。
温泉地への観光アクセス特急としての役割のほか、吾妻線沿線の利用者の便利な足としても活躍していました。


車体側面の方向幕は「新特急草津」表示ですが、ちゃんと「渋川-万座・鹿沢口間 普通」と追記されていますね。
199607gunma-054.jpg
今の「草津号」は全列車が「長野原草津口」駅が終点なので、若い世代の人が見たら「万座・鹿沢口ってどこ?」ってなりそう。




この日は渋川の親戚の家に泊めてもらい、「ほのぼのぐんま」旅行の1日目が終了です。



つづく



関連記事

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

京九快速

Author:京九快速
ちょいちょいアップします。

カテゴリ

月別アーカイブ

Designed by

Ad