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コメント

東北エモーションに乗ってきた 〔2014年4月〕 Vol.4 久慈→八戸 東北エモーション(上り)

前回からのつづきです

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2014年4月に「東北エモーション」に乗車した時の旅行記です。
コロナウイルスの影響により2020年2月以降は旅行の予定は全てキャンセルして一切の外出を自主的に控えているため、
新しくお出掛けしてきたレポートの記事アップは、今後しばらくありません。
そこで、過去の旅行でまだ旅行記にしていなかったお出掛けの模様をブログ記事にアップしてまいります。
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(以下は2014年4月現在のレポートです。現在とは異なる部分が多いかと思いますので、予めご了承下さい)


久慈から八戸への戻りも、「東北エモーション」に乗車します。
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久慈駅のホームには「東北エモーション」と並んで、「うみねこ」と書かれたリゾート列車が停まっていました。


八戸駅で乗車した時と同じように、「東北エモーション」へは2号車のレッドカーペットが敷かれた出入り口からの乗車。
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お見送りの横断幕も出ていました。


2号車のライブキッチンカーでは、車内で出す料理の盛り付け準備中。
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下り列車ではコース料理でしたが、上り列車ではスイーツがメインで車内提供されます。


コックさんの手によって、テキパキとプレートにスイーツが次々に盛り付けられていきます。
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見ただけでもテンションが上がりそうなスイーツプレート。
席に届けられるのが今から楽しみです。



行きは1号車のコンパートメントカーでしたが、帰りは3号車のオープンダイニングカーに乗車です。
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オープンダイニングカーの壁掛け照明は、久慈の「琥珀」をイメージしたデザイン。
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床のカーペットは、青森の「こぎん刺し」をモチーフにした柄になっています。
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久慈駅を発車するとじきに、各席にスイーツプレートが運ばれてきました。

【デザートのアソートプレート】
左:イチゴのカタラーナ  中:りんごのキャラメルパウンドケーキ  右:パンナコッタ 山ぶどうソース
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ホワイトチョコレートには「東北エモーション」のロゴマークが入っていて、スペシャリティな感じがします。


飲み物は、ソフトドリンクやお茶が飲み放題です。

【ソフトドリンク】 オレンジジュース ウーロン茶 アイスコーヒー アイスティー ミネラルウォーター(龍泉洞の水)
【ホットドリンク】 コーヒー 紅茶 ハーブティー



上り列車では、このデザートプレート以外はなんとケーキバイキング食べ放題が車内で提供されます。

車内放送で2号車のキッチンカーでケーキバイキングの準備が整った案内が流れたので、さっそく2号車キッチンカーへ。

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ホテルメトロポリタン盛岡のパティシエが作ったケーキが、キッチンカーのカウンターにずらり並んでいます!


【赤い果実のタルト】
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【金のフロマージュブランムース】
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【岩泉ヨーグルトのクレームダンジュ】
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【津軽りんごのジュレ 季節のフルーツとともに】
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【ガトークラシックショコラ・クレームシャンティー】
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【蜂蜜のロールケーキ ほうずきのジャムを添えて】
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【濃厚クリームチーズケーキ】
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もちろん、一通り全種類をいただきます!
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ケーキバイキングなので、何度おかわりしても自由です。
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乗客のほとんどが満腹になっておかわりをしなくなった頃でも、品切れになっているケーキはありませんでした。
かなり余裕を持ってケーキを積んでいるようなので、あまり焦って一気にアレもコレもと食べる必要はなく、車窓を眺めながらゆったり「車内アフタヌーンティー」を楽しむくらいの感覚で大丈夫そうです。





車窓には海岸線が見えてきました。
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海を見ながらケーキと紅茶で、優雅な食堂車の旅。
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途中トンネル区間がありますが、3号車のオープンダイニングカーでは照明の美しさが際立ちます。
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1号車のコンパートメントカーでは味わえない雰囲気なので、3号車もオススメです。


車内ケーキバイキングの時間もオーダーストップとなり、片付けが一段落した頃にキッチンの中をチラッと見せてもらいました。
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IHのコンロや肉を焼くような鉄板やオーブンなど、街中のレストランの厨房にも負けないような本格的なキッチン設備が整っていました。
一昔前のブルートレインの食堂車の厨房と比べるとかなり近代的で、コックさんも仕事がしやすそうな環境に見えます。

この2号車のオープンキッチンカーには、「キクシ112」の形式が与えられています。
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キは気動車、クは運転室付き、シは食堂車。
国鉄時代からを含めても「キクシ」の形式はこの車両が「初」のものとなります。

自ら「シ」を形式に使うところを見ると、JR東日本としても「本格的な厨房設備を備えた車両」という自負が込められているのでしょう。



下り列車は八戸から久慈までノンストップでしたが、上り列車では途中いくつかの駅に停車してホームに出ることができます。
いずれの駅も1分停車の短いもので、ホーム上でお見送りイベントとかマルシェが開かれたり・・・ということはありませんでした。

「鮫」駅だけは、5分ほどの停車時間があったのでホームに出て「東北エモーション」の写真を撮ってきました。
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「東北エモーション」は、JR東日本の非電化線区ではポピュラーなキハ110系の改造車。
この汎用ディーゼルカーをレストラン列車にするべく、外装デザインを、E6系新幹線のトータルデザインを担当して注目を浴びた奥山清行さんと「KEN OKUYAMA DESIGN」が担当しました。

白い石積みの建物のような外観は、イタリアのビストロレストランをイメージ。
イタリアのリグーリア地方に伝わる「建物のだまし絵」にヒントを得たビジュアルが、まるで石造りの建物が走っているかのような、斬新だけどどこか古くて懐かしさも感じるような、これまでの日本の鉄道車両には無かった不思議な雰囲気の列車です。
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久慈駅から約2時間ほどの乗車で、終点八戸駅に到着です。
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八戸駅ではトレインクルーやコックさんに見送られて、乗客はホームをあとにします。

今回一緒だったお友達さんとは八戸駅で解散。

八戸駅でちょっと撮り鉄。
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今回八戸へは新幹線とホテルがセットになったダイナミックパッケージで来たので、帰りも東北新幹線の利用です。
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帰りも追加料金でグリーン席にしました。
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八戸で乗車した時点では10人程度の乗客数でしたが、盛岡で全ての窓側席が埋まり、仙台でほぼ満席になる盛況振りでした。


この頃の「はやぶさ」「はやて」「やまびこ」のグリーン席では、ドリンクサービスとおしぼりサービスがありました。
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盛岡駅で、秋田からの「こまち」を後ろに連結。
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口をあけて目を光らせているE6系は、深海生物みたいな表情ですね。



終点の東京駅に到着しました。
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「東北エモーション」は、車両もとことんまで改造されていて雰囲気も良かったし、料理の質や量も満足でしたし、トレインクルーのみならずコックさんまでもが接客レベルが高いので、全てが大満足の列車でした。
乗客としては、ツアー料金で払った金額以上の感動と満足が得られるので、この列車はかなりコスパがいいと思います。

この頃すでに日本各地で「レストラン列車」のブームが始まり出していた頃で、「東北エモーション」はその中でもわりと早い時期から走り始めていた列車になります。

自分はこの「東北エモーション」のあとに、「西武 旅するレストラン52席の至福」、「フルーティア」、「富士山ビュー特急」、「伊豆クレイル」、「THE ROYAL EXPRESS」、「伊予灘ものがたり」(さらにいえば最終期間近の「北斗星・グランシャリオ」「カシオペア・ダイニングカー」もこの頃)に乗車しました。

コンセプトは列車それぞれで、ターゲットにしている年齢層や客層なども違いますが、乗客からすればその列車の行き先や車内の雰囲気はもちろん、「払った代金分のサービスが受けられたと感じられるか」がかなり大きなウェイトを占めると思います。
「満足だったけど、話のタネに一度乗ればいいかな」という列車もあれば、「お金返して!!!」という列車もありました。

そんな中で、今思い出してもこの「東北エモーション」は「伊予灘ものがたり」と並んで「もう一度乗りに行きたいな」と、今でも思わせる数少ない列車です。

この時一緒に「東北エモーション」に乗車したお友達さんと会うと、今でも「東北エモーション大絶賛」の話が出ますし、レストラン列車に乗れば必ず「東北エモーション」との比べ合いの感想になります。

乗った4人が4人とも大満足だったという列車はそう多くは無く、けっこう評価や意見が割れたりするものです。
それだけに、「東北エモーション」は車内インテリアも、食事の内容も、人的サービスのレベルも、全てが高評価を得られるものを持っていると、自信を持って多くの人にオススメできるレストラン列車です。





------ 一緒に「東北エモーション」に乗車したお友達さんのブログなど ------

★「のまゆ」 kimiさま 「SL銀河と東北エモーションを楽しむ旅
  →最初から読む場合は「その1」から。
  →「東北エモーション」から読む場合は「その9」から。

★「駅旅・ゆけむり研究室」 curokaさま 「観光列車散策」→「東北エモーション

★「たけりんの旅と酒とホニャララと・・・」 たけりんさま 「回顧2014






(おしまい)

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ロック

私もちょうど同じ時期(2014年4月)に乗りましたが、今でももう一度乗りたいと思えるのは同感です。
料金はそこそこするものの、内容はそれに十分見合っていますね。

07

11

20:03

京九快速

ロックさん こんにちは
コメントありがとうございます。

JR東日本の「車内で食事を楽しむ」系の列車は、東北エモーションのあとに出たものは、窓口での一般販売車両の連結も始まったので、ツアー貸切スタイルの良さがスポイルされてしまった感がありますね。
車内インテリア改造から食器に至るまでのこだわりは、東北エモーションがいまのところ最高なのではないかと思っています。

07

12

11:36

こころぴょんぴょん

こんにちは。車内の内装、お料理、テーブルセッティング、お料理名のプレートなど細かい演出がとてもオシャレで男子心も女子心も擽られてわくわくしますね!
乗車記を読んでいるだけで素晴らしい列車だったということが推察できます。

こういうレストラン列車は支社ごとに企画・運行しているのかと思いますが、採算重視か顧客重視かで演出やサービスが天と地の差ほど変わりそうですね(笑

まだレストラン列車に乗車したことがないので、いつかは利用してみたくなりました。

07

19

17:37

京九快速

こころぴょんぴょんさん こんにちは
コメントありがとうございます。

この「東北エモーション」は、車両からお皿に至るまで、細かいところまで全てに気を遣って、普段の旅とは一味違ったものを感じさせる素晴らしいものでした。
こんな稚拙な内容のブログ記事ですが、旅の感動が少しでも伝えることができたならうれしく思います。

レストラン列車は、この「東北エモーション」デビューの頃から日本中の鉄道会社に大ブームに乗って登場しましたが、中途半端なコンセプトだと長続きしなかったり、集客が途絶えたりしたものもあるようです。

コロナの影響でレストラン列車には厳しい環境ではありますが、これを乗り越えてまた車窓を愛でながらおいしいものに舌鼓を打つ旅に出たいなと思います。

07

20

20:07

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