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2001年3月31日をもって引退した、高崎支社のお座敷列車「やすらぎ」。
引退を前に信越線・吾妻線・上越線で数々のさよなら列車が運転され、最終日の本当の最終運行にはD51-498が牽引するという、当時でもかなり驚きのファンサービスで高崎支社が引退の花道を盛り上げました。
同時に高崎支社からは、引退記念オレンジカードも発売されています。

1994年に「トワイライトエクスプレス」編成が団体列車で東京まで来た際に、復路の列車が発車する品川駅で、車掌さんが「トワイライト」のオレンジカードやテレホンカードを撮影に来たファンに販売して下さり、その時に購入した乗車記念テレホンカードです。

JR北海道が寝台特急「北斗星」の乗車記念で、車内で販売していたオレンジカードです。

当時の中学校の鉄道友達が、家族旅行で「北斗星」に乗ってきたお土産で頂いたものです。
この時は「うわ~、北斗星に乗ったのか~。すごいな~うらやましいな~」としか思っていませんでしたが、今考えると、学校の友達にあげるお土産で2000円のオレンジカードセットを買ってきてくれるなんて、なんて金持ちな一家だったんだろうかと思います。
1989年発行のオレンジカードですが、台紙の表紙に使われている写真の北斗星は、牽引機のDD51が北斗星色と国鉄色の混色となっています。
国鉄色のDD51が北斗星を牽引していたのは、北斗星が1988年に運行を開始して間もない一時期だけで、北斗星のイメージアップのために北斗星牽引機のDD51はあっという間に北斗星色に塗り替えられたので、かなり珍しい写真の台紙だと思われます。
1992年に運行を開始した山形新幹線の400系は、当初は6両編成でしたが、その後の山形新幹線の人気と利用者の定着で6両では増え続ける乗客数を捌ききれなくなってきました。
しかし、「つばさ」と「やまびこ」を併解結作業が行われる福島駅の構造がネックとなり、「つばさ」号を単純に増発して増える乗客に対応することができませんでした。
そこで、400系の全編成を6両編成から7両編成へと増強する対策が取られました。
1995年11月より7両化が図られ、翌12月中には全編成が7両化となり、年末年始の繁忙輸送前に一気に定員増強が完了しました。
その7両化1周年を記念して、1996年年末に発行されたオレンジカードです。

今回ご紹介するオレンジカードは、駅の窓口や通販などで一般販売されていたものではなさそうなオレンジカードセットです。
(このカードも、西日本エリアにお住いのお友達さんに昔頂いたものなので、詳細は分からず)

厚紙の立派な台紙の表紙には、夜明けの車両基地から出庫しようとする500系新幹線の写真。
500系のシャープなフォルムとギラリと光るヘッドライトが最高にかっこいいです。
2003年10月から運行を開始した、新型気動車特急「スーパーいなば」の記念オレンジカードセットです。
(このカードは、西日本にお住いのお友達さんが使用済みになったカードを譲って下さったものです。)

キハ187系という気動車で、今は山陰本線の特急列車の主力車両ですが、登場当時に実車の新車速報で初めて見た時は、あまりにノッペリした顔に「海外輸出向けの車両かな?」と思ったほどでした。
新幹線「はやて」八戸開業の1周年記念で発売されたオレンジカードです。
前回の記事では、東北新幹線八戸開業記念の「はやて」と「スーパー白鳥」ペーパークラフト付きオレンジカードを紹介しましたが、八戸開業の1周年では「はやて」と「こまち」のペーパークラフト付きオレンジカードが発売されました。

前回の記事に続いて、今回も2002年12月の東北新幹線八戸開業関連の記念オレンジカードです。
新幹線「はやて」と、北海道連絡特急「スーパー白鳥」のオレンジカードセットです。
「スーパー白鳥」はJR北海道の新型車両で運転される特急ですが、JR東日本発行のオレンジカードでも登場しています。

このオレンジカードのセットには、「はやて」と「スーパー白鳥」のペーパークラフトがオマケに付いています。
2002年12月の東北新幹線八戸開業で登場した最速達新幹線「はやて」のデビュー記念オレンジカードです。

首都圏ではすでにSuicaの利用の一般的になってきていて、東京の主要駅では「はやて」デビュー記念Suicaが発売されました。
(東京圏ではすでに記念オレンジカードの販売は行われなくなっていました)
しかし、その「はやて」記念Suicaはダイヤ改正日の午前中には主要駅で完売となるほど出足が早く、カードコレクターの対象がオレンジカードからSuicaに移行していることを強く感じました。