lounge SRG 見た目は大人、中身は子供!
(約30年前のネガフィルムをデジタルサルベージした画像で、当時の模様をお伝えするレポートです。
一部の画像はフィルムの劣化や退色などでかなり見難いことをご了承ください。)
カメラ・写真フィルムの大手メーカー「コニカ」(現「コニカ・ミノルタ」)。
現在はカメラ関連の事業から撤退してしまっていますが、私がフィルムカメラで電車を撮ったり、旅行に出掛ける時にはよくコニカのカラーフィルムにお世話になりました。
最大手の「フジフィルム」のカラーフィルムよりも、「コニカ」のほうがちょっと安かったので、お小遣いの中でカラーフィルムを買っていた中学生・高校生の頃はもっぱら「コニカ」のを購入していました。
30年経ってその頃のカラーフィルムネガをデジタル化した際、「コニカのフィルムは安かったから劣化が激しいだろうなぁ・・」と思っていたのですが、実際にデジタル画像にしてみたら、フジフィルムのネガもコニカのネガも、劣化具合は大して差が無かったので、この点はちょっと驚きでした。
さて、そんな「コニカ」とタイアップしたSL列車が過去3シーズン、JR東日本管内で運行されたことがありました。
1989年の初シーズンは、なんと京葉線の蘇我→新木場間で、D51-498が14系客車を牽引。
1990年の2シーズン目は、D51-498が水郡線に登場し、水戸-下小川間を走行。
1991年の3シーズン目は、D51-498のホームグラウンドでもある上越線の高崎-水上間で運転されました。
この1991年の運転が実質最後のものとなりました。
1991年の運転時は、私はちょうど夏休み中に群馬の祖母の家に帰省していた中学生。
この機会に、初めて蒸気機関車に一人で乗りに行こうと、前もってSL列車の座席指定券を購入していました。
ところが、同じ日に祖母の家に来る従弟も一緒にSLに乗りに行きたいというので、SL列車に乗りに行く叔母が私の分と合わせて座席指定券を買い直してくれ、当時まだ小さかった従弟を連れて、その面倒を見つつのSL列車の旅になりました。
(約25年前のネガフィルムをデジタルサルベージした画像で、当時の模様をお伝えするレポートです。
一部の画像はフィルムの劣化や退色などでかなり見難いことをご了承ください。)
当時、JR東日本の首都圏エリアで団体用として活躍していたお座敷列車は「江戸」「なごやか」の2編成がありましたが、この頃は団体貸切列車の需要が非常に高く、それらの2編成では大口団体予約を賄いきれないほど予約状況が逼迫した状況でした。
(実際に、この頃「鉄道ダイヤ情報」などで公開されていたジョイフルトレイン運転ダイヤを見ると、車両基地で休んでいる暇がないほどほぼ連日のように運転日が設定されていました。)
また、「江戸」「なごやか」は古い客車を国鉄末期に改造したもので、そう遠くない将来に老朽化による引退も視野に入っている状態でした。
そこで、お座敷列車の高需要に応えるべく、そして引退していくお座敷客車をスムーズに代替していくために、電車方式による「お座敷車両」が開発されました。
その第一弾となったのが、「宴(うたげ)」です。
デビュー運転開始の数日前に、品川駅でそのお座敷電車「宴」をお披露目する展示会が開かれました。
