lounge SRG 見た目は大人、中身は子供!

(JALの平会員である私が、発売開始と同時にネット上から蒸発して消えた初日初便のチケットをなぜ取れたのかという謎は、永遠の謎でいいと思うよ。)
当日の朝です。まぁ、2019年10月27日なんですけど。
お友達さん4人で「スーパービュー踊り子」に乗ってきました。
2020年春に伊豆方面への新型リゾート特急E261系「サフィール踊り子」がデビュー予定。
それに伴って、1990年から30年間走り続けてきた251系「スーパービュー踊り子」は引退という見方が強くなっています。
(2019年10月現在で引退・廃止が公式発表されているわけではありませんのであしからず)
新宿8時30分発の「スーパービュー踊り子」1号で、伊豆を目指します。

早くも8時ちょっとすぎには入線。 ただ、車内整備やサービス品の積み込みなどで8時20分までドアは開きません。

2階から1階へと下がるカーブラインが美しい、先頭の流線型。


両先頭車に掲げられたエンブレム。

一時期このデザインの行先表示幕が流行りましたが、この「スーパービュー踊り子」が最後となりそう。

今日はこれから、こちらの車両に乗車します。

「スーパービュー踊り子」では全列車が乗車口で、アテンダントさんのグリーティングと指定券の改札が行われています。

グリーン車の乗車口は2号車の1箇所のみ。
2号車の乗降口にはホテルのようなカウンターとクロークがあり、特別な列車という雰囲気が漂っています。

アテンダントさんに指定券を見せて乗車します。今日これから利用する席は・・・・

2号車の1階にあるグリーン個室です。

2人掛けのソファーがテーブルを挟んで対面配置されている、4人用個室となっています。


開放室のグリーン席に比べると横幅は狭いですが、仲良しグループで利用するなら気兼ねなくワイワイ騒げますし、テーブルも大きいので持ち込んだお菓子やお弁当、お惣菜を広げて車内パーティーも楽しめます。


というわけで、持ち寄った菓子やおつまみで軽く宴会。

肘掛には小さなスイッチが付いていて、これを押すと・・・・

電動で座面と背摺りが迫り出し、ソファーなのにリクライニングできるようになっています。

新宿駅を発車すると、すぐにアテンダントさんが乗車の挨拶とドリンクサービスのオーダーを取りに来ます。
個室内にはドリンクのメニューが置いてあり、5種類の飲み物から選べます。

グリーン車サービスどころか、車内販売ですら風前の灯となったJRグループの特急列車ですが、「スーパービュー踊り子」のグリーン車ではドリンクサービスが続けられています。

おしぼりにも「スーパービュー踊り子」のエンブレムがプリントされていて、特別感があります。

個室内にはインターホンがあり、1号車1階サロンのギャレイと繋がっていて、ドリンクのおかわりやサロンで販売している商品の注文もできます。

列車は快調に走り、小田原を過ぎたあたりから海がかなり近く見えるようになってきました。

個室を出て、1号車にあるサロン室へと行ってみます。

個室の通路は、まるでリゾートホテルの中にいるみたいです。
個室の通路の奥には、非常時に外に脱出できる非常口があります。

1号車のエントランス。右の階段を上がるとグリーン車の開放室、左の階段を下がるとサロン室です。


サロンはグリーン車の乗客専用の設備なので、混み合っていることはほとんどありません。

モニターは以前は運転席のカメラから前展望をリアルタイム放映していましたが、私の知る限りではこの10年ほどは「現在調整中」のまま放置されているような気がします。

丸い椅子だけなぜか、リニューアル前のソファーの生地となっています。

「スーパービュー踊り子」のグリーン車を利用した時の楽しみといえば、サロンでの飲食やグッズ・お土産品の購入でしたが、車内販売の縮小に伴い、サロンで取り扱う商品も激減してしまいました。

パンとおつまみ、お菓子がちょっと売ってるだけ。
メニューも寂しいものになってしまいました。

以前はメニューもこのように商品豊富でした。


昔は「スーパービュー踊り子」乗車記念グッズもたくさんありましたが、今はそういったグッズも全て姿を消しました。


サロンでの軽食も乗車時の楽しみでしたが、それらも全て無くなってしまいました。



そんなわけで、サロンにあるギャレイも今ではドリンク倉庫兼車内販売準備室みたいになっていて、以前の「厨房」みたいな雰囲気はなくなってしまいました。

「スーパービュー踊り子」1号は伊豆高原に到着。ここでは上り列車の行き違いのため5分ほど停まります。
伊豆高原駅に隣接している伊豆急の車庫には、ロイヤルエクスプレスがいました。

ボディは塗装が剥がれたところから錆びていて、それが雨水で滴って汚れが目立ちます。

行き違いの上り列車は「スーパービュー踊り子」2号でした。

251系同士が並ぶシーンを見ることができました。

片瀬白田駅を過ぎると、列車はかなり海岸線まで接近。

個室の窓から見ていると、まるでクルーズ船に乗っているかのような眺めです。
終点の伊豆急下田を目前にして、河津駅で途中下車。


河津駅のホームで見つけました。来春には全て車種が変わるのかな?

河津駅から普通電車に乗って片瀬白田駅へ。有名な撮影ポイントで「スーパービュー踊り子」号を撮影。
上り「スーパービュー踊り子」4号。
(動画からのキャプチャー画像)

下り「スーパービュー踊り子」3号。

青い海と晴れた空をバックに、爽快なカラーリングのリゾート特急が映えるはずなのですが・・・
塗装が全体的に色褪せてしまっている上に、外板の塗装剥がれを抑えるためかフィルムがパッチワークのように貼られてみすぼらしい状態。


185系踊り子号も撮影できました。

片瀬白田駅に戻り、普通電車で伊豆急下田へ。

下田ではロープウェイに乗ります。


ロープウェイは水戸岡デザインで「ロイヤルエクスプレス」風にリニューアルされています。

室内も、床がフローリング、ベンチは木枠に白のレザークッションに。


ロープウェイの山頂駅も水戸岡デザインによって「ザ・ロイヤルハウス」という、「ロイヤルエクスプレス」風のレストランに生まれ変わりました。

店内は、そのまんま「ロイヤルエクスプレス」という感じです。





畳敷きの個室もあります。

メニューは喫茶・軽食が中心ですが、ランチ時ならカツカレーや和風スパゲティもおすすめ。

お冷のグラスとコースターは「ロイヤルエクスプレス」で使われているのと同じもの。

オープン記念でロゴバッチがもらえました。
お友達さんはみんな和風スパゲティ。

で、私はひとりでがっつりカツカレー。

パッと見は量が少なく見えますが、お皿が意外と深くてライスもカレーもけっこうな量。
トンカツもかなり肉が厚くて、ボリューミィーな一皿です。
食後は山頂の展望台まで歩いて、下田湾を一望。

再びロープウェイで下山します。

眼下には下田の街が一望できます。

伊豆急下田駅もよく見えるので、運がよければ電車が走ってくるところも見られるかも。

下山後は、伊豆急下田からリゾート21のキンメ電車に乗ります。

前展望席が取れました。

ブルーリボン賞の受賞記念プレートも健在。

中ほどの車両は海向きのベンチシート。

他の普通電車に比べると、明らかにリゾート21は乗客数が多く、特に観光客はわざわざ「リゾート21」の時間の電車を選んで乗っているように感じられました。
展望席の開放感は、スーパービュー踊り子とは比べ物にならないほど素晴らしいものです。

キンメ電車を伊豆稲取駅で下車。

伊豆稲取から再び下田方面へ戻るのに「スーパービュー踊り子」7号に乗ります。
ダメ元で聞いてみたら、グリーン展望席の最前列が空いていたので購入しました。(ちなみに料金は1,190円)

「スーパービュー踊り子」7号がやって来ました。

伊豆急行線内だけの乗車でも、グリーン席ではちゃんとドリンクサービスがあります。

短い乗車ですが、サロンも利用してきました。

サロンの照明は、普段は気が付きにくいのですが、トンネルに入ると独特な明かりを照らし出します。


20分ほどの乗車で伊豆急下田駅に到着。

そのまま折り返しの列車に乗るのですが、下田駅では列車ごとの改札でホームに滞留できる雰囲気ではないので、一度ホームから出て改札口で案内を待ちます。

「スーパービュー踊り子」10号で池袋まで帰ります。

ボディの傷みもさることながら、方向幕もけっこう酷くて、電気が点かない・方向幕が壊れてて表示が真っ白・幕の停止位置がずれてるなど、たぶん廃車前提でもう直す気はないんだろうなというのが垣間見えます。

帰りは、10号車の普通車展望席の最前列をお友達さんが購入してくれました。

展望席1列目からの眺めです。

展望席2列目からの眺めです。横に走る梁が目線に掛かって若干目障りな感じですが、まぁ眺望は良いほうです。

展望席3列目からの眺めです。真下に線路しか見えず、「展望が開けている」とはちょっと言い難い眺めです。

宇佐美駅でリゾート21黒船電車とすれ違いました。

10号車の1階には子供室がありますが、クッションは崩れて形を成していないし、カバーも剥がれて下の土台が見えてしまっていて、酷い惨状となってしまっていました。


さらに普通席の座席背面にあるポケットも、ほぼ全席がこのようなゴムが伸び切って、ポケットの役目をなしていない状態。

先ほどの方向幕の酷い状態と併せて、もう修繕をする気は全く無い(=転用などで継続して活躍の見込みは無い)のが伺えるような状態でした。
個人的に好きな、前展望から見るトンネルの通過。 SF映画のワープシーンのような非日常感。

ちなみに、伊豆急下田駅の売店では駅弁を売っていますが、14時過ぎには早くも50%オフのセール状態でした。
キンメ鯛のお弁当がなんと500円。


池袋駅に到着です。

一日中「スーパービュー踊り子」三昧で、お名残乗車としては大満足な一日でした。
JR東日本の在来線特急では常に「フラッグシップ」的な存在感だった251系「スーパービュー踊り子」。
「スーパービュー踊り子」として去る前に、アジュールブルーとフューチャーグレーのリバイバルは望めないものですかねぇ。

2020年春以降、願わくば1編成だけでもどこかにリゾート列車として転用されて、元気に走っている姿が見られたらいいなと思っております。
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今回一緒だったお友達さんのブログ
駅旅・ゆけむり研究室 特集「スーパービュー踊り子」
のまゆ~Ver.gooブログ! 「週末パス旅 ~Day1 伊豆編~」
たけりんの旅と酒とホニャララと・・・ 「日帰りで伊豆」
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■おまけ■ Super View Odoriko archive
デビュー告知パンフレット




車内配布パンフレット(1990年頃)





車内配布パンフレット(1991年頃)





駅配布の列車案内パンフ






(おわり)
2020年春に伊豆方面への新型リゾート特急E261系「サフィール踊り子」がデビュー予定。
それに伴って、1990年から30年間走り続けてきた251系「スーパービュー踊り子」は引退という見方が強くなっています。
(2019年10月現在で引退・廃止が公式発表されているわけではありませんのであしからず)
新宿8時30分発の「スーパービュー踊り子」1号で、伊豆を目指します。

早くも8時ちょっとすぎには入線。 ただ、車内整備やサービス品の積み込みなどで8時20分までドアは開きません。

2階から1階へと下がるカーブラインが美しい、先頭の流線型。


両先頭車に掲げられたエンブレム。

一時期このデザインの行先表示幕が流行りましたが、この「スーパービュー踊り子」が最後となりそう。

今日はこれから、こちらの車両に乗車します。

「スーパービュー踊り子」では全列車が乗車口で、アテンダントさんのグリーティングと指定券の改札が行われています。

グリーン車の乗車口は2号車の1箇所のみ。
2号車の乗降口にはホテルのようなカウンターとクロークがあり、特別な列車という雰囲気が漂っています。

アテンダントさんに指定券を見せて乗車します。今日これから利用する席は・・・・

2号車の1階にあるグリーン個室です。

2人掛けのソファーがテーブルを挟んで対面配置されている、4人用個室となっています。


開放室のグリーン席に比べると横幅は狭いですが、仲良しグループで利用するなら気兼ねなくワイワイ騒げますし、テーブルも大きいので持ち込んだお菓子やお弁当、お惣菜を広げて車内パーティーも楽しめます。


というわけで、持ち寄った菓子やおつまみで軽く宴会。

肘掛には小さなスイッチが付いていて、これを押すと・・・・

電動で座面と背摺りが迫り出し、ソファーなのにリクライニングできるようになっています。

新宿駅を発車すると、すぐにアテンダントさんが乗車の挨拶とドリンクサービスのオーダーを取りに来ます。
個室内にはドリンクのメニューが置いてあり、5種類の飲み物から選べます。

グリーン車サービスどころか、車内販売ですら風前の灯となったJRグループの特急列車ですが、「スーパービュー踊り子」のグリーン車ではドリンクサービスが続けられています。

おしぼりにも「スーパービュー踊り子」のエンブレムがプリントされていて、特別感があります。

個室内にはインターホンがあり、1号車1階サロンのギャレイと繋がっていて、ドリンクのおかわりやサロンで販売している商品の注文もできます。

列車は快調に走り、小田原を過ぎたあたりから海がかなり近く見えるようになってきました。

個室を出て、1号車にあるサロン室へと行ってみます。

個室の通路は、まるでリゾートホテルの中にいるみたいです。
個室の通路の奥には、非常時に外に脱出できる非常口があります。

1号車のエントランス。右の階段を上がるとグリーン車の開放室、左の階段を下がるとサロン室です。


サロンはグリーン車の乗客専用の設備なので、混み合っていることはほとんどありません。

モニターは以前は運転席のカメラから前展望をリアルタイム放映していましたが、私の知る限りではこの10年ほどは「現在調整中」のまま放置されているような気がします。

丸い椅子だけなぜか、リニューアル前のソファーの生地となっています。

「スーパービュー踊り子」のグリーン車を利用した時の楽しみといえば、サロンでの飲食やグッズ・お土産品の購入でしたが、車内販売の縮小に伴い、サロンで取り扱う商品も激減してしまいました。

パンとおつまみ、お菓子がちょっと売ってるだけ。
メニューも寂しいものになってしまいました。

以前はメニューもこのように商品豊富でした。


昔は「スーパービュー踊り子」乗車記念グッズもたくさんありましたが、今はそういったグッズも全て姿を消しました。


サロンでの軽食も乗車時の楽しみでしたが、それらも全て無くなってしまいました。



そんなわけで、サロンにあるギャレイも今ではドリンク倉庫兼車内販売準備室みたいになっていて、以前の「厨房」みたいな雰囲気はなくなってしまいました。

「スーパービュー踊り子」1号は伊豆高原に到着。ここでは上り列車の行き違いのため5分ほど停まります。
伊豆高原駅に隣接している伊豆急の車庫には、ロイヤルエクスプレスがいました。

ボディは塗装が剥がれたところから錆びていて、それが雨水で滴って汚れが目立ちます。

行き違いの上り列車は「スーパービュー踊り子」2号でした。

251系同士が並ぶシーンを見ることができました。

片瀬白田駅を過ぎると、列車はかなり海岸線まで接近。

個室の窓から見ていると、まるでクルーズ船に乗っているかのような眺めです。
終点の伊豆急下田を目前にして、河津駅で途中下車。


河津駅のホームで見つけました。来春には全て車種が変わるのかな?

河津駅から普通電車に乗って片瀬白田駅へ。有名な撮影ポイントで「スーパービュー踊り子」号を撮影。
上り「スーパービュー踊り子」4号。
(動画からのキャプチャー画像)

下り「スーパービュー踊り子」3号。

青い海と晴れた空をバックに、爽快なカラーリングのリゾート特急が映えるはずなのですが・・・
塗装が全体的に色褪せてしまっている上に、外板の塗装剥がれを抑えるためかフィルムがパッチワークのように貼られてみすぼらしい状態。


185系踊り子号も撮影できました。

片瀬白田駅に戻り、普通電車で伊豆急下田へ。

下田ではロープウェイに乗ります。


ロープウェイは水戸岡デザインで「ロイヤルエクスプレス」風にリニューアルされています。

室内も、床がフローリング、ベンチは木枠に白のレザークッションに。


ロープウェイの山頂駅も水戸岡デザインによって「ザ・ロイヤルハウス」という、「ロイヤルエクスプレス」風のレストランに生まれ変わりました。

店内は、そのまんま「ロイヤルエクスプレス」という感じです。





畳敷きの個室もあります。

メニューは喫茶・軽食が中心ですが、ランチ時ならカツカレーや和風スパゲティもおすすめ。

お冷のグラスとコースターは「ロイヤルエクスプレス」で使われているのと同じもの。

オープン記念でロゴバッチがもらえました。
お友達さんはみんな和風スパゲティ。

で、私はひとりでがっつりカツカレー。

パッと見は量が少なく見えますが、お皿が意外と深くてライスもカレーもけっこうな量。
トンカツもかなり肉が厚くて、ボリューミィーな一皿です。
食後は山頂の展望台まで歩いて、下田湾を一望。

再びロープウェイで下山します。

眼下には下田の街が一望できます。

伊豆急下田駅もよく見えるので、運がよければ電車が走ってくるところも見られるかも。

下山後は、伊豆急下田からリゾート21のキンメ電車に乗ります。

前展望席が取れました。

ブルーリボン賞の受賞記念プレートも健在。

中ほどの車両は海向きのベンチシート。

他の普通電車に比べると、明らかにリゾート21は乗客数が多く、特に観光客はわざわざ「リゾート21」の時間の電車を選んで乗っているように感じられました。
展望席の開放感は、スーパービュー踊り子とは比べ物にならないほど素晴らしいものです。

キンメ電車を伊豆稲取駅で下車。

伊豆稲取から再び下田方面へ戻るのに「スーパービュー踊り子」7号に乗ります。
ダメ元で聞いてみたら、グリーン展望席の最前列が空いていたので購入しました。(ちなみに料金は1,190円)

「スーパービュー踊り子」7号がやって来ました。

伊豆急行線内だけの乗車でも、グリーン席ではちゃんとドリンクサービスがあります。

短い乗車ですが、サロンも利用してきました。

サロンの照明は、普段は気が付きにくいのですが、トンネルに入ると独特な明かりを照らし出します。


20分ほどの乗車で伊豆急下田駅に到着。

そのまま折り返しの列車に乗るのですが、下田駅では列車ごとの改札でホームに滞留できる雰囲気ではないので、一度ホームから出て改札口で案内を待ちます。

「スーパービュー踊り子」10号で池袋まで帰ります。

ボディの傷みもさることながら、方向幕もけっこう酷くて、電気が点かない・方向幕が壊れてて表示が真っ白・幕の停止位置がずれてるなど、たぶん廃車前提でもう直す気はないんだろうなというのが垣間見えます。

帰りは、10号車の普通車展望席の最前列をお友達さんが購入してくれました。

展望席1列目からの眺めです。

展望席2列目からの眺めです。横に走る梁が目線に掛かって若干目障りな感じですが、まぁ眺望は良いほうです。

展望席3列目からの眺めです。真下に線路しか見えず、「展望が開けている」とはちょっと言い難い眺めです。

宇佐美駅でリゾート21黒船電車とすれ違いました。

10号車の1階には子供室がありますが、クッションは崩れて形を成していないし、カバーも剥がれて下の土台が見えてしまっていて、酷い惨状となってしまっていました。


さらに普通席の座席背面にあるポケットも、ほぼ全席がこのようなゴムが伸び切って、ポケットの役目をなしていない状態。

先ほどの方向幕の酷い状態と併せて、もう修繕をする気は全く無い(=転用などで継続して活躍の見込みは無い)のが伺えるような状態でした。
個人的に好きな、前展望から見るトンネルの通過。 SF映画のワープシーンのような非日常感。

ちなみに、伊豆急下田駅の売店では駅弁を売っていますが、14時過ぎには早くも50%オフのセール状態でした。
キンメ鯛のお弁当がなんと500円。


池袋駅に到着です。

一日中「スーパービュー踊り子」三昧で、お名残乗車としては大満足な一日でした。
JR東日本の在来線特急では常に「フラッグシップ」的な存在感だった251系「スーパービュー踊り子」。
「スーパービュー踊り子」として去る前に、アジュールブルーとフューチャーグレーのリバイバルは望めないものですかねぇ。

2020年春以降、願わくば1編成だけでもどこかにリゾート列車として転用されて、元気に走っている姿が見られたらいいなと思っております。
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今回一緒だったお友達さんのブログ
駅旅・ゆけむり研究室 特集「スーパービュー踊り子」
のまゆ~Ver.gooブログ! 「週末パス旅 ~Day1 伊豆編~」
たけりんの旅と酒とホニャララと・・・ 「日帰りで伊豆」
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■おまけ■ Super View Odoriko archive
デビュー告知パンフレット




車内配布パンフレット(1990年頃)





車内配布パンフレット(1991年頃)





駅配布の列車案内パンフ






(おわり)