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ニュージーランド航空搭乗記 その13  ビジネスプレミア篇 Vol.4

ニュージーランドのオークランド空港を飛び立って10時間あまり。
成田空港まであと2時間ほどというところまで飛んできました。
「ビジネスプレミア」の旅ももうすぐ終わりです。
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真っ暗だった機内の照明が徐々に明るくなってきて、機内は朝焼けを連想させる淡いオレンジ色に包まれます。
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到着2時間前から、機内では2回目の機内食が始まります。
出発して最初の食事は軽めの朝食でしたが、2回目の食事はフルコースの夕食です。
(まだ時間は日本時間の14時30分の頃で、夕食というにはかなり早い時間なんですけど)

夕食のメニューです。
前菜は2種類から、メインは3種類から選べます。
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メニューの「P」マークは、ニュージーランドを代表するカリスマシェフ「ピーター・ゴードン」氏が監修したメニュー。
同じく「M」マークは、オークランドで人気の高級レストランを経営する「マイケル・メレディス」氏が監修したメニューです。


最初の機内食の朝食は、1A席の客から希望を聞いていったので、この夕食は反対側の6K席の乗客から希望を取って回ります。
私は4A席だったので、夕食のオーダー希望は最後のほうでした。

前菜はピーター氏の「チキンむね肉とトーストしたくるみのサラダ」、メインはマイケル氏の「モンクフィッシュのグリル」にしようと思ってたのですが、残念ながら私の席にオーダー取りが来た時はどちらもすでに売り切れでした。


前菜は、マイケル氏監修の「海老のタマリンド風サラダ」をチョイス。

ダイニングテーブルにテーブルクロスが敷かれて、パンと前菜が運ばれてきます。
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-前菜-
海老のタマリンド風、モッツアレラチーズ、メロン、チェリートマト、ラディッシュ、パンプキンシード添え

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海老のほのかなしょっぱさと瑞々しさが、乾燥した機内では非常に美味しく頂けました。
結果として、この海老のサラダは当たりだったかも!

パンはCAさんがバスケットに乗せた4~5種類のパンを見せてくれて、その場で見ながら好きなものを選べます。
食事中はパンのおかわりはいつでも自由に頼めます。
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メインはピーター・ゴードン氏監修の「牛のほほ肉の煮込み」

-メインコース-
牛ほほ肉の煮込み、セイヨウワサビ風味のマッシュポテト
カポターナ、チャード、ポルチーニバター添え

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行きのオークランド行きのプレミアムエコノミーでも「牛ほほ肉の煮込み」を食べていたので、帰りのこのフライトでは違うものが食べたかったのですが、残念ながら食べたいものが売り切れだったので同じものを食べることになりました。

正直言うと、成田発で食べたものより美味しくなかったです。
行きのフライトで食べたお肉は、口の中でとろけるような柔らかさだったのですが、このフライトの煮込み肉は硬くて、口の中でなかなか噛み切れませんでした。
味付けも脂っこいばかりで、何で味付けしたのか分からないほどでした。



食後のデザートは3種類から選べます。
メニューに記載されているパンナコッタとフルーツどっちも食べたいな~と思ったので、CAさんに「どっちも食べたいんですけど、いいですか?」と言ってみたら、ニッコニコの笑顔で「もちろんOKよ!準備できたものから順番に持ってくるわね!」


まずはパンナコッタ。
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ブルーベリーとバニラのパンナコッタ、ジェルとフリーズドライのブルーベリー添え

普段コンビニとかファミレスとかで食べなれてるパンナコッタとは全然違って、高級感のあるパンナコッタでした。
「今まで食べてきたパンナコッタはいったい何だったんだ?!」と思うくらい。
一口一口食べながら、「あ~、今セレブへの階段を上がってる~」という気分になりました。


次にフルーツプレート。
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乾いた機内ではやっぱりフレッシュなフルーツが一番ですね。
口に含むとと、体に水分がいきわたる感じがします。

ただ、正直なところ、フルーツプレートはエバー航空のが最強かな、と。
全体的に柔らかくなりすぎて、一口一口のシャキシャキ感が無く、ブジュブジュと潰れるような食感。
固いのがいいか、柔らかいのがいいか、ここは個人の好みが分かれそうです。



メニューにはドリンクの取り揃えも併記されていますが、アルコール類は書ききれないほど積んでいるみたいです。
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特にニュージーランドワインは、どの食事にどのワインが合うか、CAさんが詳しく教えてくれるみたいなので、どんなワインが搭載されているのかはCAさんに直接聞いたほうが良さそうです。
あとでトイレに行く時にギャレイを通りかかった際、驚くほどの数のワインボトルが並んでいたので、おそらくワインの搭載数に関しては世界中のエアラインの中でも一番なんじゃないでしょうか。




ディナータイムが終わる頃には、成田空港まであと30分ほどで到着というところまで来ていました。
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機内の照明も通常モードに戻り、ビジネスプレミアの乗客は到着までの時間をまったりと過ごしています。
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ビジネスプレミアでは、着陸時も座席はリクライニングを倒したままで大丈夫なので、飛行機を降りるその時までリラックスした体勢で過ごせます。



着陸態勢に入る前に、キャンディサービスがありました。
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いよいよ高度が低くなってきました。
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窓の外は厚い雲に覆われていて、海も陸地も見えません。


オークランド空港を飛び立って約11時間。成田空港に到着しました。
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スポットインしてボーディングブリッジが据え付けられ、降機が始まった時、ニュージーランド人のCAさんがやってきて驚きの一言。


「よかったらコックピット見学していきますか? キャプテンが『ぜひどうぞ』と言ってます」


まさか成田でもコックピット見学させてもらえるという、超ビックリの展開!
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オークランドでコックピットを見せてもらった時は「ニュージーランド航空のお膝元の空港だから、きっとここまでオープンなんだろうな」と思ったのですが、まさか日本の空港でもここまでオープンにしてくれるとは!
(てっきり、日本ではコックピットに乗務員以外を招き入れるのは航空法で禁止されてるのかと思ってました)


キャプテンはなんと女性でした!
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コックピットに連れて来てくれたCAさんが「写真撮ってあげる!」というので、キャプテンと記念撮影までしてもらっちゃいました!

ちょっと恥ずかしがり屋さんのパイロットさん。
日本では女性パイロットはまだまだ珍しい存在ですが、このキャプテンのお話では、ニュージーランド航空では女性パイロットは別に珍しくもないそうで、特にニュージーランドで国内線を飛んでいるA320には女性パイロットがたくさんいるそうです。
やっぱり、海外のエアラインはいろいろと日本より進んでいますね。

コックピットのオーバーヘッドパネルには「787 DREAM LINER」のロゴが誇らしげに。
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コックピットを出る時、ちょうどおじさんの副操縦士さんが休憩スペースから出てくるところでした。
その副操縦士のおっさんに「こっちも見ていきな! 普段は絶対に見られないところだぞ!」と促されるように中へ。


「まさか・・・?!」と思ったら、そのまさかで2度目のビックリ。
通常は非公開の、雑誌やネットの記事でしか見ることができない、あの空間が今、目の前に!!
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コックピット直後にあるビジネスプレミアのギャレイには、トイレでもないのになぜかドアが付いている部分があります。
このドアを開けるとステップが付いていて、ステップを上がると、パイロットの休憩スペースになっています。
位置的にビジネスプレミアのキャビン前方の天井裏にあります。

中はベッドが2つ、カーテンで仕切られて並んでいました。
日本線では、コックピットクルーは3名乗務して、交代で一人ずつこの部屋で休むんだそうです。


オークランド空港到着の時はコックピットに座らせてもらって、パイロットさんたちといろいろ話しをさせてもらえましたが、成田では折り返しのオークランド行きになるための準備があるので、そこまでの余裕はありませんでした。
しかし、そんな忙しい合間にも関わらず、コックピットに案内してくれたキャプテンや、秘密の小部屋にも上げてくれた副操縦士さんには本当に感謝感謝で、何度もお礼と握手をしてお別れしました。




飛行機を降りる際、コックピットへ案内してくれたCAさんにもお礼をして、そのついでに「なぜ私をコックピットへ招いてくれたのですか?」と聞いてみました。

「いろいろ熱心に撮影していたし、スーツケースにエアラインステッカーが貼ってあるのを見かけたから、飛行機好きの人かな?と思って声をかけたのよ。」

とのことでした。

たったそれだけのことで、ここまでしてくれるなんて。
すごいぜ! ニュージーランド航空!!


到着スポットは、初日にオークランドへと旅立ったときと同じ43番スポットでした。
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このスポットだと、機首部分しか見えず、機体全体を見渡すことができません。
あとでターミナルの展望デッキから、オークランドへ向かうこの機体を撮影しましょう!



入国は、外国人レーンは混雑していましたが、日本人レーンはほとんど人がいなかったので、すぐにパスできました。

アライバルボードの、上から5番目の「オークランド発 ニュージーランドNZ99」が今乗ってきた飛行機です。
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定刻より5分早着だったみたいですね。


今乗ってきたニュージーランド航空のボーイング787-9が、オークランドへと出発するところを撮影するために、展望デッキへやって来ました。
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最初は小雨だったのですが、徐々に降りが強くなってきました。
オークランド行きのニュージーランド航空99便の出発時間まで待ってみようかとも思いましたが、空はさらに厚い雲に覆われて暗くなってくるし、雨も本降りになってきたので、残念でしたが撮影を諦めて帰ることにしました。



今回乗ったニュージーランド航空99便のフライトルート (Flightradar24より)
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というわけで、弾丸ニュージーランド航空旅行はこれにて終了です。

初めての10時間越えのロングフライト、初めての機上オーバーナイト、初めての長距離ビジネスクラス搭乗、そして初めてのニュージーランドと、何から何までが「初モノづくし」という感じでしたが、弾丸ツアーのキツさも忘れるほどに、とにかく楽しかったです。

今回はとにかく、「ニュージーランド航空のホスピタリティレベルの高さ」が強く記憶に残る旅行でした。
ニュージーランド航空のCAさんたちのテンションの高さと楽しく仕事をする姿は、こちらまで心が躍るような楽しい気分にさせてくれました。
陽気なCAさんたちが、これから始まる長距離フライト・オーバーナイトフライトへの「不安」「疲労」「侘しさ」といった負の雰囲気を全て打ち消してくれ、行きのオークランド空港、帰りの成田空港で飛行機を降りるときに、10時間以上も飛行機に乗っていてヘトヘトなはずなのに「もう着いちゃったのかぁ・・・まだ乗っていたかったのになぁ」と思わせるほどのモノでした。

「ビジネス・プレミア」のプロダクトも、世界のビジネスクラスのトレンドからすると、あの「ヘリンボーン」スタイルは一昔前のものというイメージが強いですが、実際に乗って機上で10時間を過ごしてみると、とても居心地が良いものでした。
最近のビジネスクラスは「個室化」が進み、席の周りを高いパーテーションで囲んでパーソナル空間を作り出すのが流行っていますが、壁で囲まれる弊害として「圧迫感」が生まれてしまうのも否めません。

しかし、ニュージーランド航空の「ビジネス・プレミア」は個々の空間を仕切るパーテーションは、座った体勢では肩より若干高い位置までのもので、普通に座った状態だと隣りが気にならないのに視界は開放的に感じられ、リクライニングを深くすると視界は完全に両脇のパーテーションに囲まれるので、自分だけのプライベート感に溢れる空間を過ごせるという、「開放感」と「プライベート感」を両立させた絶妙な空間作りに成功している稀有なプロダクトであるのが分かりました。

窓を背にして座るという点は、「窓からの景色が楽しめないなんてつまらない」という意見がすぐに出てくると思いますが(私もそう思ってました)、日本-ニュージーランド路線の場合はフライト中がほぼ洋上で海と雲しか見えず、行きはオーバーナイト、帰りは機内が擬似夜間モードになるので、実のところ、窓から外の景色を眺めるという機会はほとんどありません。
それでも「窓からの景色」にもフライト中の楽しみを得たいという方は、ブログ記事中の「座席位置と窓位置がそこそこ合っている席」の席番号を指定されるといいかと思います。

今回、勉強になったのは「機内食は、日本発なら洋食・和食どっちも当たり。海外発は洋食でもビミョ~かも」。
そして、機内食のオーダーを希望のものをぜひ取りたいなら、「席は前の方がいいぞ」という点かも。

今回、これだけニュージーランド航空には大満足のフライトを提供してもらってしまったので、「今後乗る機会が巡ってくる別のエアラインのサービスに満足できるかな?(ニュージーランド航空に乗った時は良かった・・・なんて比較の感想を持ってしまいそう)」という、要らぬ心配をしてたりします。








せっかくなので、ニュージーランドで買ったお土産などを紹介してみるのコーナー。

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左上から、オールブラックスのクマのぬいぐるみ、ラバーダック、モッコナコーヒー、エヴォルのリップバーム、クッキータイムのクッキー詰め合わせ(ばら撒き土産用)、ウィッタカーズのアーモンドチョコ(ばら撒き土産用)
下はウィッタカーズのチョコ各種、ピュアリシャスのキウイフルーツのチョコ、ニュージーランド限定のトワイニングティー「ニュージーランド・ブレックファスト」

オールブラックスショップには、ラグビーグッズやユニフォームレプリカ以外にも、かわいいぬいぐるみやキーホルダーなど、オシャレな小物なども多く揃っているので、お土産にはオススメです。
エヴォルは、元ニュージーランド航空のCAさんが立ち上げたコスメブランドで、オーガニック原料の製品が人気。
ばら撒き土産には、クッキータイムや個別包装のウィッタカーズチョコがオススメ。
ピュアリシャスはニュージーランドで有名なキウイフルーツジャムブランドですが、同社のチョコレートを見つけたので買ってみました。


ニュージーランドといえば、やっぱり乳製品ですよね!
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缶に入った巨大なバターと、ブロックチーズを2個づつ買ってきました。
空港のエアサイドにある免税店で買ったのですが、特にバターは日本で買うよりもものすごく安いので、料理好きな人へのお土産に買って行くと喜ばれそう。
免税店ではちゃんと保冷バッグに、さらに中に保冷材も入れてくれて、10時間のフライトののちに自宅で保冷バッグを開封しても、中の保冷材がまだカチカチに凍っていたほどなので、安心してお土産に買って来れます。


オークランド空港のコンビニの雑誌コーナーで見つけた航空雑誌。
飛行機好きのお友達に買ってきました。
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「AUSTRALIAN AVIATION」は表紙が、カンタスのA350XWB。
特集は「アビエーションシーンで活躍する女性たち」で、ヴァージン・オーストラリアで活躍する女性パイロットから軍用機の女性パイロットのルポなどが豊富な写真と共に紹介されていました。
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「AIRLINER WORLD」は、ベトナム航空のA350XWBが表紙の、いかにも欧米の雑誌といった雰囲気の表紙。
雑誌の中は、日本の航空雑誌のように豊富な写真で、世界の航空業界のトレンドニュースや航空会社の紹介(この号ではベトナム航空とアレジアント航空の特集を掲載)などが載っていました。
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これは成田空港に着いたあとに、ターミナル内の航空博物館のショップで買ったニュージーランド航空の1/500モデル。
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本当はボーイング787-9のモデルが欲しかったんですが、ヘルパモデルはすでに絶版。
店頭にあったのが、ボーイング777-300ERのオールブラックス特別塗装機だったので、これを購入しました。
オークランドのノボテルの部屋から撮影した飛行機ですね。



これは、成田空港到着後にパイロットの秘密の休憩部屋を見せてくれたおっさん副操縦士さんがくれたステッカー。
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これと同じステッカーをおっさんもパイロットケースに貼っていて、「おそろいだぞ!お前もスーツケースに貼れよ!」と嬉しそうに手渡してくれました。
もちろん、もったいないので、どこにも貼らずにそのまま大切に保管してます。








さて、ニュージーランドから帰国して10日ほど経った頃、海外からEMS便が自宅に届きました。
包装のビニール袋に「AIR NEW ZEALAND」のロゴが入ってます。
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ワクワクしながら開封してみると、機内で買ったアレが届きました!
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レトロエアラインバッグです。
機内モニターの写真で見たのより、かなりいい感じのバッグでした!

バッグの表面も上質そうで、レトロなロゴマークもステキです。

今度またニュージーランド航空に乗るときには、機内持込のセカンドバッグに、このバッグを持っていこうかな~?!





(おしまい)

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ニュージーランド航空搭乗記 その12  ビジネスプレミア篇 Vol.3

ニュージーランド航空ビジネスクラス「ビジネスプレミア」の座席周りの付帯設備をご紹介。

IFEモニターは11インチ。
近年のビジネスクラスではモニターのサイズがどんどん大きくなる中で、「ビジネスプレミア」の11インチは小さめですが・・・
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このように、パーテーションに収納された状態から、着座体勢のすぐ目の前にモニターが出てくるように展開するので、実際に使っていても、画面の小ささはほとんど感じられません。
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モニター画面の下部にはUSBポートも装備されています。
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座席脇のパーテーションに各種付帯設備が凝縮されています。
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モニターの脇にはカクテルテーブル。映画鑑賞や読書を楽しみながらちょっと飲み物を置いたり、寝るときにメガネを置いたりするのに便利です。
こちらも、使わないときはパーテーションの中に収納できるので、テーブルや小物置きが必要ない時は手元の空間を広くすることができます。

カクテルテーブルの上にある黒い丸型の装置は読書灯。上半分を押し込むと点灯します。


IFEモニターの下にはコントローラーとブックラック。
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ほとんどのIFEチャンネルはモニターに直接タッチすることで操作できるので、コントローラーを使うのは、ゲームをする時ぐらいです。


ブックラックの内側には、ユニバーサルコンセントを一口装備。
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シートとブックラックの間にある窪み。その脇のボタンを押すと・・・・
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このように窪みの部分が上がってきて、肘掛になります。
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この肘掛の内側は空洞になっていて、小物入れとして使うことができます。
もちろんベッド利用時にはこの肘掛を収納して、ベッド周りの空間を広げることができます。


足先にはオットマン。その下には脱いだ靴を収納できるスペースが確保されています。
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ベッド展開時には、このオットマンもベッドの一部となります。
またスツールとしても使うことができ、別席の同行者と合い向かいに座って、テーブルを囲むこともできます。


コンパクトな空間に、たくさんの付帯設備が収納されていて、手元からすぐ手の届く範囲に全てが用意されているので、よく計算しつくされた設計だなぁと感心しきり。
ちょっと「自分だけの秘密基地」っぽい雰囲気も感じられるので、コンパクトさを好む利用者、特に日本人には嬉しくも共感を得られる作りになっていると思います。







さて、ニュージーランド航空99便は、まだまだ先の長いフライトを成田に向けて航続中。

機内では照明が落とされて、ほとんどの乗客が寝ている中、起きている乗客に軽食のサービスが振舞われました。
メニューに出ている「軽いお食事」が、この擬似的なナイトフライトの途中で提供される食事です。
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食事を運ぶカートをCAさんが静かに動かし、起きている乗客に小声で声を掛けていきます。
カートの上にサンドイッチやケーキが載せられていて、声を掛けられた乗客は、カートに載った好きなものを選ぶことができます。

とりあえず「全部」をチョイス。
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サンドイッチ3種とプチケーキ2種。
いずれも一口サイズで、映画を見ながら、読書をしながらつまむのにはちょうどいいサイズです。
サンドイッチは中の具が見た目より意外とボリューミィで味もしっかりしているので、軽食といえども、けっこう腹持ちします。

プチケーキは、欧米人が好きそうな、大味で甘いケーキ。
こちらは、繊細な甘さを好む日本人の口には合わないかな・・・という感じです。


朝食の後、すぐに機内は照明が落ちて暗くなり、この後機内に明かりが戻ってくるのは、成田到着2時間前の夕食が始まる直前なので、この間ずっと寝ていると、この「軽食メニュー」は食べる機会が無いので、フライト中に起きていた乗客だけが食せるメニューということになります。

この軽食メニューは、ワゴンサービスが終わった後でも、目が覚めた時点で食べたければ、注文すればすぐに持ってきてくれます。
ただし、IFEメニューからのオーダーはできないので、CAさんに直接注文する必要があります。




IFEメニューでニュージーランド航空のチャンネルを順繰りに見ていると、「ニュージーランド航空のフリート紹介」があったので見てみました。
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ボーイング777-300ER。
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ニュージーランド航空のフラッグシップで、同社のフリートの中で一番大きい機体の飛行機です。
主に、アメリカ・ヨーロッパ線の超長距離路線に投入されていて、日本ではほとんど見かけられる機会はありません。


ボーイング777-200ER。
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かつてはB747-400と共に超長距離路線に投入されていた花形機種ですが、後進のB777-300ERやB787-9にその座を譲っています。
現在、バンクーバー線やブエノスアイレス線などの一部長距離線に投入される以外は、オーストラリア路線やフィジー路線にも投入されています。
羽田線・関空線にも投入されることがあるので、日本でも見ることができる機種です。


ボーイング787-9。
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ニュージーランド航空がローンチカスタマーとなった、孤島のニュージーランドと世界各地を結ぶドリームライナー。
成田線のほか、羽田線や関空線にも投入される、今では日本で一番おなじみのニュージーランド航空の機種。
主にアジア路線に集中的に投入が進められていて、上海・シンガポール・香港・台北などに飛んでいます。


エアバスA320-200。
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主に国内線の主要都市へ飛ぶ機種。
ニュージーランド航空のフリート中では最多の在籍数を誇り、オークランド空港ではA320がひっきりなしに行き交う光景が見られます。
今後、エアバスA320NEOとA321NEOの導入が予定されていて、現行のA320はそれらの導入と同時に引退が決まっています。


ATR72-500/-600
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主に国内線の主要都市と離島路線に飛ぶ機種。
現在は-500型と-600型が在籍しているが、-600型への統一が進められていて、-500型は近いうちに完全にリプレースされる予定。


ボンバルディア Q300
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主に離島路線に飛ぶ機種。
こちらもオークランド空港では、一日中ひっきりなしに行き交う姿が見られる、近距離国内路線のメイン機種。



ほかにも、ニュージーランド航空のボーイング787-9のオールブラックス塗装機が完成するまでの早回し動画なんかもIFEで公開されていました。







フルフラットベッドでひとしきり寝て、目を覚ましてから軽食が出たり、お茶とお菓子を食べながらIFEをいじったりして、けっこう時間が経ったような気がしたのですが、まだ2時間ほどしか経っていませんでした。
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成田到着までは、あとまだ約5時間もあります。

窓から外を眺めてみますが、太平洋を延々と北上し続ける洋上フライトなので陸地は全く見えず、どんなに進んでも景色はほとんど変わり映えしません。
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ニュージーランド航空のフライトでは、機内販売は行われておらず、そのカタログなども機内搭載されていません。
しかし、IFEモニターを使った機内通信販売サービスが行われています。
今回、その通販サービスを使ってみました。

メニューの中に「お買い物」というコンテンツがあります。
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よく機内販売であるような、免税の化粧品とか高級ブランド品といった類のものは無く、ニュージーランド航空のグッズだけが商品ラインナップされています。

「設立75周年記念限定品」として、航空機モデル・衣服・アクセサリーが用意されていますが、すでにほとんどの商品が完売してしまったようで、モニターに映し出されている「75周年記念フォトブック」とかカップ&ソーサーなどは商品メニューからは消えていました。
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航空機モデルは、過去のTEAL時代やNAC時代の機種から最新のカラーリングを纏ったA320まで、小型機のみの取り揃え。
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今乗っているボーイング787-9のモデルや、特別塗装機のオールブラックス塗装機モデルがあれば買おうかなと思ったのですが、この中では欲しいと思う機種が無かったので、モデルの購入はパス。


アパレル関係の商品は、TEAL時代のポスターをプリントしたTシャツが中心の品揃え。
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アクセサリーは、シルクのスカーフやTEALのシンボルマークをあしらったネックレスなど。
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さらに、ビジネスプレミアやプレミアムエコノミーのアメニティキットで提供されている「アシュリー」のトラベルコスメセットや、ニュージーランド航空のロゴを入れたティーカップセットや折り畳み傘。
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「あまり欲しいものがないな~」と思う中で、昔のエアラインバッグをリデザインした「レトロキャビンバッグ」がいい感じだったので、これを買うことにしました。
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注文方法は、欲しい商品をタッチパネルで選び、「カートに入れる」をタッチ。
このあとは、ほとんどネットショッピングと変わらない操作です。


「カート」の中の商品が決定したら、「精算する」をタッチ。
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この時、ニュージーランドドルと日本円の為替は、1円=約73NZドルだったので、バッグ本体の値段は約4,800円、送料は約1,650円といった感じです。


画面が、商品選択画面から支払い入力画面に変わるので、名前と携帯電話番号を入力。
名前は、ゲームで使うコントローラーの裏面がキーボードボタンになっているので、それを使ってローマ字入力します。
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商品の届け先の住所も、同じくコントローラーのキーボードを使ってローマ字入力します。
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支払いはクレジットカードを利用します。
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コントローラーの下部に、カードを通すリーダーがあるので、そこにクレジットカード差し込んで通します。
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けっこう昔から機内IFE用コントローラーにこのカードリーダーが付いているのを見掛けていましたが、今回初めてこのカードリーダーを使用しました。

「使用できるクレジットカードはこれ」みたいな画面が出なかったので、VISAやアメックスじゃないとダメみたいなことは無いようです。
普段使っているJCBカードを通してみたら、問題なく普通に使えました。


クレジット情報を読み込むのに少々時間を置いた後、カード決済が済むと「ご注文を承りました」という画面が出て、これでショッピング完了です。
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この機内通販ショッピングは、CAさんの手を介すことが一切無いので、フライト中いつでも自席に座ったままで簡単に注文を済ますことができます。
注文完了後も、CAさんから注文確定書やレシートを受け取ることもありません。
(この後、自宅に帰ると、入力したメールアドレス宛にさっそく注文確定のメールが届いていました。)






ずっと起きていると、とにかく長い11時間のフライト。
飛び立ってすぐの朝食後に、2時間ほどフルフラットベッドで熟睡できて疲れが取れたので、体が余計に元気いっぱいになってしまいました。

自席を立って機内をプラプラと散歩してみたり、またベッドに入って半身を起こした体勢で機内サービスのスナック菓子と飲み物を食したり。

ちょっとさっぱりしたものが食べたかったので、席の前を通りかかったニュージーランド人のCAさんに「アイスとかシャーベットみたいなものってないですか?」と聞いてみたら、「ちょっと待っててね!」と言って、機体後方へ消えていきました。




数分後。

「エコノミークラスのリフレッシュメントで出してるアイスが余ってるから、よかったら食べてね!」と、レモンケーキのアイスを2個もくれました。
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どうやらエコノミークラスでは、フライト途中の軽食サービスにアイスクリームが出るみたいです。
キンキンに冷えていて、まるで新幹線の車内販売で出てくる某アイスクリームのような固さ。

しばらくほっといて、ちょっと溶け出した頃に口にアイスを含むと・・・・レモンの爽やかな風味が口いっぱいに広がって、気分もリフレッシュ!





(つづく)

プロフィール

京九快速

Author:京九快速
ちょいちょいアップします。

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