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ニュージーランド航空搭乗記 その12  ビジネスプレミア篇 Vol.3

ニュージーランド航空ビジネスクラス「ビジネスプレミア」の座席周りの付帯設備をご紹介。

IFEモニターは11インチ。
近年のビジネスクラスではモニターのサイズがどんどん大きくなる中で、「ビジネスプレミア」の11インチは小さめですが・・・
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このように、パーテーションに収納された状態から、着座体勢のすぐ目の前にモニターが出てくるように展開するので、実際に使っていても、画面の小ささはほとんど感じられません。
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モニター画面の下部にはUSBポートも装備されています。
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座席脇のパーテーションに各種付帯設備が凝縮されています。
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モニターの脇にはカクテルテーブル。映画鑑賞や読書を楽しみながらちょっと飲み物を置いたり、寝るときにメガネを置いたりするのに便利です。
こちらも、使わないときはパーテーションの中に収納できるので、テーブルや小物置きが必要ない時は手元の空間を広くすることができます。

カクテルテーブルの上にある黒い丸型の装置は読書灯。上半分を押し込むと点灯します。


IFEモニターの下にはコントローラーとブックラック。
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ほとんどのIFEチャンネルはモニターに直接タッチすることで操作できるので、コントローラーを使うのは、ゲームをする時ぐらいです。


ブックラックの内側には、ユニバーサルコンセントを一口装備。
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シートとブックラックの間にある窪み。その脇のボタンを押すと・・・・
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このように窪みの部分が上がってきて、肘掛になります。
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この肘掛の内側は空洞になっていて、小物入れとして使うことができます。
もちろんベッド利用時にはこの肘掛を収納して、ベッド周りの空間を広げることができます。


足先にはオットマン。その下には脱いだ靴を収納できるスペースが確保されています。
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ベッド展開時には、このオットマンもベッドの一部となります。
またスツールとしても使うことができ、別席の同行者と合い向かいに座って、テーブルを囲むこともできます。


コンパクトな空間に、たくさんの付帯設備が収納されていて、手元からすぐ手の届く範囲に全てが用意されているので、よく計算しつくされた設計だなぁと感心しきり。
ちょっと「自分だけの秘密基地」っぽい雰囲気も感じられるので、コンパクトさを好む利用者、特に日本人には嬉しくも共感を得られる作りになっていると思います。







さて、ニュージーランド航空99便は、まだまだ先の長いフライトを成田に向けて航続中。

機内では照明が落とされて、ほとんどの乗客が寝ている中、起きている乗客に軽食のサービスが振舞われました。
メニューに出ている「軽いお食事」が、この擬似的なナイトフライトの途中で提供される食事です。
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食事を運ぶカートをCAさんが静かに動かし、起きている乗客に小声で声を掛けていきます。
カートの上にサンドイッチやケーキが載せられていて、声を掛けられた乗客は、カートに載った好きなものを選ぶことができます。

とりあえず「全部」をチョイス。
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サンドイッチ3種とプチケーキ2種。
いずれも一口サイズで、映画を見ながら、読書をしながらつまむのにはちょうどいいサイズです。
サンドイッチは中の具が見た目より意外とボリューミィで味もしっかりしているので、軽食といえども、けっこう腹持ちします。

プチケーキは、欧米人が好きそうな、大味で甘いケーキ。
こちらは、繊細な甘さを好む日本人の口には合わないかな・・・という感じです。


朝食の後、すぐに機内は照明が落ちて暗くなり、この後機内に明かりが戻ってくるのは、成田到着2時間前の夕食が始まる直前なので、この間ずっと寝ていると、この「軽食メニュー」は食べる機会が無いので、フライト中に起きていた乗客だけが食せるメニューということになります。

この軽食メニューは、ワゴンサービスが終わった後でも、目が覚めた時点で食べたければ、注文すればすぐに持ってきてくれます。
ただし、IFEメニューからのオーダーはできないので、CAさんに直接注文する必要があります。




IFEメニューでニュージーランド航空のチャンネルを順繰りに見ていると、「ニュージーランド航空のフリート紹介」があったので見てみました。
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ボーイング777-300ER。
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ニュージーランド航空のフラッグシップで、同社のフリートの中で一番大きい機体の飛行機です。
主に、アメリカ・ヨーロッパ線の超長距離路線に投入されていて、日本ではほとんど見かけられる機会はありません。


ボーイング777-200ER。
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かつてはB747-400と共に超長距離路線に投入されていた花形機種ですが、後進のB777-300ERやB787-9にその座を譲っています。
現在、バンクーバー線やブエノスアイレス線などの一部長距離線に投入される以外は、オーストラリア路線やフィジー路線にも投入されています。
羽田線・関空線にも投入されることがあるので、日本でも見ることができる機種です。


ボーイング787-9。
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ニュージーランド航空がローンチカスタマーとなった、孤島のニュージーランドと世界各地を結ぶドリームライナー。
成田線のほか、羽田線や関空線にも投入される、今では日本で一番おなじみのニュージーランド航空の機種。
主にアジア路線に集中的に投入が進められていて、上海・シンガポール・香港・台北などに飛んでいます。


エアバスA320-200。
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主に国内線の主要都市へ飛ぶ機種。
ニュージーランド航空のフリート中では最多の在籍数を誇り、オークランド空港ではA320がひっきりなしに行き交う光景が見られます。
今後、エアバスA320NEOとA321NEOの導入が予定されていて、現行のA320はそれらの導入と同時に引退が決まっています。


ATR72-500/-600
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主に国内線の主要都市と離島路線に飛ぶ機種。
現在は-500型と-600型が在籍しているが、-600型への統一が進められていて、-500型は近いうちに完全にリプレースされる予定。


ボンバルディア Q300
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主に離島路線に飛ぶ機種。
こちらもオークランド空港では、一日中ひっきりなしに行き交う姿が見られる、近距離国内路線のメイン機種。



ほかにも、ニュージーランド航空のボーイング787-9のオールブラックス塗装機が完成するまでの早回し動画なんかもIFEで公開されていました。







フルフラットベッドでひとしきり寝て、目を覚ましてから軽食が出たり、お茶とお菓子を食べながらIFEをいじったりして、けっこう時間が経ったような気がしたのですが、まだ2時間ほどしか経っていませんでした。
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成田到着までは、あとまだ約5時間もあります。

窓から外を眺めてみますが、太平洋を延々と北上し続ける洋上フライトなので陸地は全く見えず、どんなに進んでも景色はほとんど変わり映えしません。
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ニュージーランド航空のフライトでは、機内販売は行われておらず、そのカタログなども機内搭載されていません。
しかし、IFEモニターを使った機内通信販売サービスが行われています。
今回、その通販サービスを使ってみました。

メニューの中に「お買い物」というコンテンツがあります。
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よく機内販売であるような、免税の化粧品とか高級ブランド品といった類のものは無く、ニュージーランド航空のグッズだけが商品ラインナップされています。

「設立75周年記念限定品」として、航空機モデル・衣服・アクセサリーが用意されていますが、すでにほとんどの商品が完売してしまったようで、モニターに映し出されている「75周年記念フォトブック」とかカップ&ソーサーなどは商品メニューからは消えていました。
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航空機モデルは、過去のTEAL時代やNAC時代の機種から最新のカラーリングを纏ったA320まで、小型機のみの取り揃え。
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今乗っているボーイング787-9のモデルや、特別塗装機のオールブラックス塗装機モデルがあれば買おうかなと思ったのですが、この中では欲しいと思う機種が無かったので、モデルの購入はパス。


アパレル関係の商品は、TEAL時代のポスターをプリントしたTシャツが中心の品揃え。
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アクセサリーは、シルクのスカーフやTEALのシンボルマークをあしらったネックレスなど。
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さらに、ビジネスプレミアやプレミアムエコノミーのアメニティキットで提供されている「アシュリー」のトラベルコスメセットや、ニュージーランド航空のロゴを入れたティーカップセットや折り畳み傘。
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「あまり欲しいものがないな~」と思う中で、昔のエアラインバッグをリデザインした「レトロキャビンバッグ」がいい感じだったので、これを買うことにしました。
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注文方法は、欲しい商品をタッチパネルで選び、「カートに入れる」をタッチ。
このあとは、ほとんどネットショッピングと変わらない操作です。


「カート」の中の商品が決定したら、「精算する」をタッチ。
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この時、ニュージーランドドルと日本円の為替は、1円=約73NZドルだったので、バッグ本体の値段は約4,800円、送料は約1,650円といった感じです。


画面が、商品選択画面から支払い入力画面に変わるので、名前と携帯電話番号を入力。
名前は、ゲームで使うコントローラーの裏面がキーボードボタンになっているので、それを使ってローマ字入力します。
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商品の届け先の住所も、同じくコントローラーのキーボードを使ってローマ字入力します。
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支払いはクレジットカードを利用します。
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コントローラーの下部に、カードを通すリーダーがあるので、そこにクレジットカード差し込んで通します。
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けっこう昔から機内IFE用コントローラーにこのカードリーダーが付いているのを見掛けていましたが、今回初めてこのカードリーダーを使用しました。

「使用できるクレジットカードはこれ」みたいな画面が出なかったので、VISAやアメックスじゃないとダメみたいなことは無いようです。
普段使っているJCBカードを通してみたら、問題なく普通に使えました。


クレジット情報を読み込むのに少々時間を置いた後、カード決済が済むと「ご注文を承りました」という画面が出て、これでショッピング完了です。
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この機内通販ショッピングは、CAさんの手を介すことが一切無いので、フライト中いつでも自席に座ったままで簡単に注文を済ますことができます。
注文完了後も、CAさんから注文確定書やレシートを受け取ることもありません。
(この後、自宅に帰ると、入力したメールアドレス宛にさっそく注文確定のメールが届いていました。)






ずっと起きていると、とにかく長い11時間のフライト。
飛び立ってすぐの朝食後に、2時間ほどフルフラットベッドで熟睡できて疲れが取れたので、体が余計に元気いっぱいになってしまいました。

自席を立って機内をプラプラと散歩してみたり、またベッドに入って半身を起こした体勢で機内サービスのスナック菓子と飲み物を食したり。

ちょっとさっぱりしたものが食べたかったので、席の前を通りかかったニュージーランド人のCAさんに「アイスとかシャーベットみたいなものってないですか?」と聞いてみたら、「ちょっと待っててね!」と言って、機体後方へ消えていきました。




数分後。

「エコノミークラスのリフレッシュメントで出してるアイスが余ってるから、よかったら食べてね!」と、レモンケーキのアイスを2個もくれました。
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どうやらエコノミークラスでは、フライト途中の軽食サービスにアイスクリームが出るみたいです。
キンキンに冷えていて、まるで新幹線の車内販売で出てくる某アイスクリームのような固さ。

しばらくほっといて、ちょっと溶け出した頃に口にアイスを含むと・・・・レモンの爽やかな風味が口いっぱいに広がって、気分もリフレッシュ!





(つづく)

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京九快速

Author:京九快速
ちょいちょいアップします。

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