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ニュージーランド航空搭乗記 その11  ビジネスプレミア篇 Vol.2

上空に出て、安定飛行に入ると、機内ではすぐに食事の時間となります。

オークランド発のニュージーランド99便では、最初の食事は朝食が振舞われます。

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ビジネスプレミアでは、朝食もメイン料理は3種類から選べます。
この日のフライトでは、「和食」「オムレツ」「フレンチトースト」が用意されていました。

行きのNZ90便のプレミアムエコノミーの朝食で食べた「ワッフル」がすごく美味しかったので、今回は「フレンチトースト」を食べてみたくて注文しました。

まずは、ブルーベリーやバナナで作ったスムージー。
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ビジネスプレミアのダイニングテーブルは、隣の席との間にあるパーテーションに、コンパクトに収納されています。
まず、コントロールパネルの中にあるテーブルのマークのボタンを押します。
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すると、パーテーションの下部がパカッと開きます。
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中に収まっているテーブルの縁を軽く押すと、バネでテーブルがピョコンと飛び出てきます。
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テーブルをいったん上に持ち上げて、手前に倒すとダイニングテーブルの完成です。
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テーブルはさらに手前へと引き寄せることができるので、リクライニングした体勢で食事したり仕事したりするのに便利です。
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スムージーを飲み干すと、CAさんの手によってダイニングテーブルにテーブルクロスが敷かれます。
まずはスターターとして、シリアルとフルーツヨーグルト。
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パンはクロワッサンとデニッシュ。
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どちらも機内で温め直されていて、プレエコの朝食で食べた時と同じように外はサクサク、中はフワフワ。
機内調理とは思えない、奇跡のような美味しさのパンです。


メインのフレンチトースト。
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カリカリのフレンチトーストと、甘酸っぱいラズベリーソースのコンビネーションとても美味しかったのですが・・・・
ただのフレンチトーストじゃなくて、パンの間にチョコレートソースが挟んであって、これが激甘!!
甘いものが大好きでも、日本人の朝食として食べるには、ちょっとキツい甘さでした。
ここは、オーソドックスにオムレツを注文しておけばよかった・・・とちょっと後悔。

周りの乗客に運ばれる朝食を見ていると、乗客のほとんどがニュージーランド人という中で、多くの人が和食を選んでいるのが興味深かったです。
ニュージーランド人の間でも和食はかなり浸透していて、人気のメニューのようです。


朝食は提供品数もあっさりしているので、ブレックファースト・タイムは始まって1時間もしないうちにほぼ終了。
和食・オムレツ・フレンチトーストとも、量的にやや少なめという感じです。
機内でオーバーナイトしたあとに提供される朝食ではなく、出発後すぐに、胃や体に疲れを感じていないうちに提供される食事なので、体内での消化が早いせいかもしれません。
「ビジネスプレミアの乗客は、搭乗前にラウンジで、ある程度食事をしてくる」という計算も含んでの量なのかもしれません。




朝食の後半あたりから機内の照明は徐々にオレンジ色に変わり、朝食が終わってしばらくすると、機内は照明が完全に落とされ、窓の電気シェードも強制的に暗くなり、キャビン内は人工的な「夜」が作り出されます。
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朝出発したばかりなので、最初のうちはほとんどの乗客が起きて、ワインを飲みながらIFEモニターで映画を見たりしていますが、この状態が1時間も続くと体の方がだまされるのか、不思議と眠くなってきて、最終的にキャビンの半分以上の乗客がシートをフルフラットベッドにして眠りに就いていました。

私はというと・・・・前日のプレエコでのフライトでは機内でほぼ眠れず、今朝も早朝からラウンジ突撃なんぞを決行したせいで昨晩の睡眠時間が3時間ほどという、完全に睡眠不足状態でしたので、ビジネスプレミアのフルフラットベッドで熟睡を堪能してきました。

ベッドモードへの転換は、CAさんに頼んでやってもらいます。
ビジネスプレミアのシート-ベッド変換はちょっと変わっていて、近年のフルフラットシートのようにリクライニングで座席がベッドになるスタイルではなく、背もたれを手前に思い切り倒すと、座席の裏面がベッドになるというスタイル。
寝具は頭上の荷物棚に収納されていて、敷布団と掛け布団、枕がCAさんの手によって手際よくセットされて、あっという間にベッドが完成です。
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前述のように、「ビジネスプレミア」のベッドは座席をリクライニングからフルフラットにするタイプではなく、背もたれを手前に倒してベッドにするので、ベッド面のデコボコや段差がありません。
さらに上質な柔らかいベッドパットが敷かれるので、寝心地はお世辞ではなく本当にホテルのベッドと同じぐらい快適です。
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横になってちょっと顔を上げると、視界はこんな感じです。
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ヘリンボーンタイプの座席配置ですと、ベッドにして寝ている時には頭が通路から離れた位置になるので、通路を人が行き交っても全く気になりません。
「ビジネスプレミア」のベッドモード時のベッド全長は202センチですので、普通の成人男性でも余裕で足を伸ばして寝ることができます。


IFEモニターは、若干下向きにして固定することもできるので、寝ながらの体勢で映画を見たりすることもできます。
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ふと目を覚まして、かなり長い時間寝たような気がしたのですが、まだ飛行機はフィジー上空あたりを飛んでいました。
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すっかり熟睡してたので、もうフライト行程も半分くらいまで来たのかな?と思ったのですが、まだまだ先は長いです。
本当はもっとリラックスして寝てても良かったんですが、せっかくの「ビジネスプレミア」なので、寝てるのが勿体無くて・・・


ちょっと失礼して、トイレへ。
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今までビジネスクラスを利用したことのあるANAやエバー航空では、ビジネスクラスのトイレは内装がちょっと豪華だったり、高級なアメニティ類がセットされていたり、ハブラシやマウスウォッシュが用意されていたりと、エコノミークラスのトイレとは格差をつけていましたが、ニュージーランド航空の「ビジネスプレミア」のトイレは、エコノミークラスのとほとんど変わりない感じでした。


そのかわり?エコノミークラスのトイレでも内装の壁面に、ニュージーランド航空らしい「遊び心」がいっぱいの楽しい仕掛けが。

壁一面に本棚が描かれていて、まるで書庫の中にでもいるような気分になるトイレ。
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蝶のイラストが描かれて、標本や図鑑の中にいるような錯覚を覚えるトイレ。
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自分の席(ベッド?)に戻って、しばらく横になって「空飛ぶホテル」気分を楽しみます。
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電子シェードは暗くされていますが、外が全く見えないというほど真っ暗にはされていないので、上空の景色を見ることはできます。
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電子シェードが暗くなっているせいで、まるで宇宙空間から地球を見下ろしているかのような雰囲気です。


「ビジネスプレミア」では、IFEモニターで常時飲み物やスナック菓子をオーダーすることができます。
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さらに、ハブラシや耳栓、アイマスクといったアメニティもオーダーが可能。
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アールグレイティーとウィッタカーズチョコレートをオーダーしてみました。
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ベッド脇にはカクテルテーブルがあるので、ベッドモードで上半身を起こしてリラックスしながらティータイム・・・なんていう場合には便利に使うことができます。


IFEモニターで注文する以外にも、「ビジネスプレミア」キャビンの前方のギャレイではミニバーコーナーが用意されます。
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フルーツやスナック菓子、チョコレートなどが常時置いてあり、トイレに行ったついでに自由に自席に持っていくことができます。




(つづく)

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ニュージーランド航空搭乗記 その10  ビジネスプレミア篇 Vol.1

空港内の出発便の案内に表示されたニュージーランド航空99便のインフォメーションは、いつまで経っても「Relax(=お待ち下さい)」のまま。

成田空港をNZ90便で出発する時は、出発45分前からプレミアムボーディング(優先搭乗)が開始されたので、とりあえず出発予定時刻の1時間前にゲート前に着いておきました。
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モニターに表示された案内は、フライトナンバーと行先だけ。
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搭乗開始時間はおろか、出発予定時間も表示されていないので、「出発が遅れる予定なのかな?」とちょっと心配になりました。


30分ほどベンチに座っていましたが、何のアナウンスも無いし、モニターの表示も全く変わりません。
搭乗ゲートにいるスタッフさんに尋ねてみると、私の搭乗券を見て「ビジネスプレミアね! 優先搭乗がすぐに始まるからここで並んで待っててね!」
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そういうと、その数分後にすぐ、優先搭乗が始まりました。出発予定時刻の30分くらい前です。

日本みたいに、チャイムが鳴って「本日もニュージーランド航空をご利用くださりまして・・・」な挨拶から始まって、「ただいまより優先搭乗を開始します。対象となるのは・・・」みたいなしっかりしたアナウンスは全く無く、「プレミアムボーディングの対象の方は、先にどうぞ~」みたいな簡単なアナウンスがあるだけ。
しかも、優先搭乗レーンに行列も無く、ゲート前で立って並んでたのは「ここで待っててね!」と言われた私だけ。

海外の空港だと、こういうところがゆる~い感じで、日本の空港の搭乗シーンのようにセコセコ先を急いでないというか・・・・「あ~、海外の空港にいるんだなぁ」と妙に実感します。


これから成田空港まで頑張って飛んでくれるのは、ボーイング787-9の「ZK-NZH」。
偶然にも、2日前に成田からオークランドまで運んでくれたのと同じ機体でした。
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ボーディングブリッジが1機しかないゲートなので、ブリッジはL2ドアに据え付けられています。
ブリッジから機内に入って右に進むとエコノミークラス、左に進むとプレミアムエコノミー。

そのプレミアムエコノミーゾーンのさらに向こうには・・・・
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ヘリンボーン式にシートが並ぶ「ビジネスプレミア」です!

左からK列・J列・A列の横3列配列。全席ソロシートで、もちろんシートはフルフラットベッドになります。
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スターサイドの窓側K列と真ん中のJ列は斜めに向かい合うスタイル。
ポートサイドのA列は、J列の背中にある壁に向き合う形になるので、一人旅ならA列は最高のプライバシー感が保てます。


スターサイドの最前列1K席。
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スターサイドの4K・5K・6K席。
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ポートサイドのA列席。
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そして、これから成田までの約11時間をお世話になる、4A席。
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ヘリンボーンスタイルのシートは、窓に背中を向けて座るようになるので、窓からの眺めを楽しむという点ではやや難点があります。
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ニュージーランド航空のボーイング787-9はシートコンフィグが2種類ありますが、日本線に投入されているビジネスプレミア6列配置の場合では、1A/K席・4A/K席・6A/K席だと座った状態でちょっと体を捻って横を向くと視線の先にちょうど窓が来るベストポジション。
今回指定した4A席からだと、ちょっと横を向くとこんな感じで窓からの眺めが楽しめました。
(右側に見えるのは、3A席のバックレスト)

これ以外の席だと、2A/K・5A/K席は窓が完全に自分の背面になるので、かなり深くリクライニングするかフルフラットベッドにして起きてる体勢でないと窓から外を見ることができません。
その隣りの窓は1A/K席・4A/K席との仕切りパーテーションの向こうになるので窓が遠く感じ、さらにその席の人がリクライニングしたりベッドモードにしてると、そこを覗き込むような感じになるので、非常に気まずいです。

3A/K席だとフルに近い角度までリクライニングすると、自分の空間内に窓がちょうど一枚入ってきますが、フルリクライニングの体勢で体を真横に捻るような姿勢にならないと視線に窓が入ってこないので、あまり楽な姿勢とは言い難いです。


もっとも、このあとのニュージーランド航空のビジネスプレミアのキャビンサービスの展開を見ていくと分かりますが、フライト中に「窓から外を眺める」というような機会がほとんど無いことに気が付きます。


モニターには「kia ora」。マオリ語で「こんにちは」の挨拶が表示されています。バックの風景は南極ですね。
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出発時のフライトデータ表示。オークランド出発時点では、成田までは約10時間30分のフライトの予定です。
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フライト予定ルートは、成田→オークランドとほとんど同じルートのようです。
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シート周りに用意されている印刷物は、機内食メニューとセーフティインストラクション、ゲロ袋だけ。
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ビジネスプレミアでも機内誌は各席には用意されておらず、キャビン後方のブックラックから各自で持ってくるか、キャビンアテンダントさんに頼んで持ってきてもらうようになっています。

スリッパとヘッドフォン。
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スリッパはロゴなどの刺繍やシールも無い、真っ白な素っ気無いデザイン。
マジックテープで着脱可能なフリーサイズで、足の大きさに関係なく誰にでもフィットするようになっています。
ヘッドフォンはノイズキャンセリングのしっかりしたものです。


ちなみに、こちらはプレミアムエコノミーで提供されているヘッドフォン。
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ビジネスプレミアで提供されているものと全く同じものであることが分かります。
スリッパも、プレエコとビジネスプレミアで全く同じものが提供されています。


座席後方の窓下には、ミネラルウォーターが用意されています。
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成田発のフライトでは日本の某有名ミネラルウォーターが提供されますが、オークランド発だとニュージーランド産のミネラルウォーターで、オシャレなボトルに入ったものが用意されています。
この後フライト中にミネラルウォーターを頼んだら、これと同じものが貰えました。


真っ黒なポーチは、アメニティキットが入ったポーチ。
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ブラックで大きさも手頃なので、持ち帰った後も、男女問わず旅行ポーチなどに使えそうです。
さりげなく「AIR NEW ZEALAND」のロゴ入りタグがついているのもオシャレですね。


アメニティポーチの中身は・・・・
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靴下、アイマスク、耳栓、ミントタブレット、マウスウォッシュ、ハブラシ、ロゴ入りボールペン。
そして「アシュリー」のリップバーム(白いほう)と、ハンドクリーム(黒いほう)。

ビジネスクラスの提供アメニティが世界的に縮小化に向かっている中で、ニュージーランド航空のビジネスプレミアのアメニティキットは、種類も豊富だし、ポーチの素材や作りもしっかりしているので、かなりの豪華版と言えるんじゃないでしょうか。


こちらは、行きのプレミアムエコノミーでもらったアメニティキット。
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「アシュリーの」ハンドクリームやマウスウォッシュなど数点が含まれていないというだけで、ビジネスプレミアとほとんど同じものがプレミアムエコノミーで提供されているというのが分かるかと思います。



座席に着いて、あれこれいじっているとキャビンアテンダントさんがあいさつに来ました。
今日これから担当して下さるのは、日本人のエミさん。
日本人らしい細やかさと同時に、行きのフライトでお世話になったマギーさんやイヴァンさんのような陽気で楽しい雰囲気を持った、素敵なアテンダントさんでした。

エミさんのご挨拶が終わると、ニュージーランド人の女性アテンダントさんがトレイにドリンクを載せて「どれでも好きなのを選んでね」
ビジネスプレミアでは出発前からウェルカムドリンクが振舞われます。
トレイの上には3種類の飲み物が乗っていて、スパークリングワインとオレンジジュースとミネラルウォーターのようです。

お酒が飲めないので、オレンジジュースをチョイス。
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リアルグラスで提供されるのが、ビジネスクラスらしいプレミアム感があっていいですねぇ。
味が濃くてオレンジ果肉のつぶつぶが入った高級そうなオレンジジュースでした。


ビジネスプレミアのA席に座っている時のキャビンの眺めはこんな感じです。
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真ん中のJ列までけっこう距離感があるように感じ、J列席の人がかなり遠くに感じられます。
さらにJ席の背面には分厚いパーテーションがあるので、A席はさらにプライベート空間が強いです。

ちなみに、ビジネスプレミアでは、離着陸時はシートベルトの着用は義務付けられていますが、リクライニングを倒すのは自由です。
出発前からリクライニングを深く倒して枕を頭に当てて、離陸時もかなりリラックスした姿勢で本を読んでいる人もいました。




オークランド空港を定刻より10分ほど遅れてドアクローズ。プッシュバックが始まりました。
いよいよニュージーランドともお別れです。(名残惜しいというほど長く滞在してたわけではありませんが)
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空に浮かび上がると、窓の外には海と緑に包まれた自然豊かなニュージーランドの大地が美しく広がっていました。
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いよいよ、オークランドから成田までの、約10時間30分の「ビジネスプレミア」の空の旅の始まりです!




(つづく)

プロフィール

京九快速

Author:京九快速
ちょいちょいアップします。

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