スタアラ特典でアジアぐるぐる 【7】上海滞在 その2

翌日は朝早くから起きて、地下鉄1号線に乗って「陝西南路駅」で下車。
車の通りが激しい大通りから一歩中へ入ると、喧騒がウソのような静けさの下町が上海にはまだ残っています。
乾いた空気に街路樹が立ち並ぶ光景が、異国の雰囲気を感じさせます。
2016SA-123.jpg

朝食は「避風塘(ビーフォンタン)」という、手軽に飲茶を楽しめるレストランで。
2016SA-124.jpg
上海にはいくつもの支店があり、上海っ子には手軽なレストランとして親しまれているそうです。
あまりの人気に、同じ「避風塘」を名乗るニセモノの店舗があちこちに開店してしまったほど。
さすが中国。金のためなら節操がないですな。

お店によって営業時間が異なりますが、ここ錦江店は24時間営業です。

店内はカジュアルレストランといった雰囲気。
朝早い時間だったためか、お客さんは数人だけで、店内はとても静かでした。
2016SA-125.jpg

注文は、メニューを見て、オーダーシートにチェックを入れて店員さんに渡すスタイルなので、中国語ができなくても大丈夫です。

オーダーしたのは、「避風塘蝦餃5小宝(4色エビ餃子と上海風お餅のセット)」と、
2016SA-126.jpg

「香辣拌木耳(キクラゲのピリ辛和え)」、「芒果凍布甸(マンゴープリン)」、「葡式蛋撻(エッグタルト)」。
2016SA-127.jpg
無料で出てくるお茶は、中国レストラン定番のジャスミン茶ではなく、プーアル茶というのもちょっとオシャレ。

しかし、飲茶は一人で来るといろんなメニューを頼めないし、(この店の場合、食事メニューは1品が2~3人で取り分けるくらいの量)、飲茶本来の飲んで食べておしゃべりを楽しむことはできなくて、食べたらすぐ帰るという感じになってしまいますね。

ちなみに、これだけ食べて日本円で800円くらいでした。

http://www.shanghainavi.com/food/53/




食事のあとは、地下鉄1号線と8号線を乗り継いで、「虹口足球場」駅で下車。
駅から歩いてすぐの魯迅公園を訪れました。

朝の公園は、近所のお年寄りの憩いの場。
あちこちで太極拳や社交ダンスが繰り広げられていました。
2016SA-128.jpg

2016SA-129.jpg
日本のテレビとかでよく見る「これが中国の朝です」的な、ステレオタイプなイメージの光景がまさに目の前で繰り広げられているのが和みます。

公園の入り口あたりにいる屋台で煎餅(ジェンピン)とか油条(ヨウティヤオ)とか買って朝の公園散策とか、マジで中国通っぽいぞ!
(この場合、屋台の多少の不衛生さは考慮しない)


公園のすぐ脇には、サッカースタジアムが建っています。
2016SA-130.jpg


公園内には中国の偉人で小説家の魯迅の墓があります。
今日は20年ぶりくらいにお墓参りに、この公園に来ました。
2016SA-131.jpg

2016SA-132.jpg

公園内には、魯迅に関する様々な展示物がある魯迅記念館があります。
2016SA-133.jpg
インターネットで調べておいた情報では休館日は無いはずだったのですが、実際には月曜日が休館日になってて、残念ながらこの日は月曜日だったので参観できませんでした。

魯迅公園の近くには、魯迅ゆかりの建物が2ヶ所、今でも残されています。
ついでにそちらも見に行ってきました。

公園周辺は住宅地となっています。
このあたりも街路樹が高く茂っていて、異国の雰囲気が充分に感じられます。
2016SA-134.jpg

魯迅公園から歩いて10分ほどのところにある「中国工商銀行」。
ここはかつて、日本人の内山完造が経営していた「内山書店」がありました。
2016SA-135.jpg
魯迅はこの内山書店に足繁く通い、店主の内山完造とも深い交流があったそうです。
そのことを記した石碑が銀行の壁に埋められています。
2016SA-136.jpg

2016SA-137.jpg
説明文が中国共産党に都合の良いように書かれてるのがアレですけど。

銀行の建物の2階は内山書店にまつわる資料館になっています。
ここも見学するつもりでしたが、あいにく銀行の開店時間前だったので見られませんでした。


内山書店跡からさらに歩いて、山陰路へと歩いていきます。
2016SA-138.jpg

歩いて数分のところに、魯迅が晩年を過ごした家が今でもそのまま残されています。

アパートが建ち並ぶ小さな路地へと入り、頭上に物干し竿が伸びる中を歩いていくと・・・
2016SA-139.jpg

「魯迅故居」と書かれた看板が出ているアパートの一室が、魯迅が実際に住んでいた住居です。
2016SA-140.jpg

2016SA-141.jpg

20年ほど前、上海に留学していた頃に時々見学に来たことがあります。
ここも渡航前に調べておいたネット情報では年中無休だったのに、実際には月曜日が休館日でした。

魯迅記念館、内山書店資料館、魯迅故居と、楽しみにしていたところが3ヶ所とも見られずじまいで、非常に残念でした。

今回、上海は到着早々に嫌なことの連続で「もう2度と来るかー!」と思ってましたが、この3ヶ所が訪問できなかったのは実に心残りで、これらを再訪問するため(だけ)にまた上海に行きたいと思っています。




ホテルに戻り、チェックアウト。
(チェックアウト時にちょっともめたのは、「上海滞在 その1」をご参照ください)


地下鉄とリニアを乗り継いで、浦東空港へ向かいます。
2016SA-142.jpg

リニアの駅からは、3両編成の地下鉄が走っているのが見えました。
2016SA-143.jpg
数年前に上海に来た時にはまだ走っていなかった路線です。
中国全土を網の目のように結ぶ高速鉄道もそうですが、短期間にいくつもの新規鉄道路線が一気に開業するパワーには圧倒されます。
まぁ、ぶっちゃけ「安全」については「乗る人の自己責任」っぽいところもあるのが恐ろしいですが。




リニアが入線です。
2016SA-144.jpg

龍陽路駅は近未来的な雰囲気です。
2016SA-145.jpg

車内はご覧のとおり、ガラガラでした。
2016SA-146.jpg

今まで3度乗ったリニアは最高速度が300km/hどまりでしたが、今回初めて430km/hを体験できました。
2016SA-147.jpg

龍陽路駅を出て3分ぐらいで430km/hに達しますが、加速時の振動がそれはもうハンパないです。
「え?リニアモーターカーって浮いて進むから、揺れないんじゃないの?」って思ってた私が素人でした本当にごめんなさい。

もうね、離陸前の旅客機よりアブナイ感満載です。
明らかに300km/hを超えたあたりから、何かが怪しい。

走りながら分解→爆発するんじゃないか・・・・いや、もうすでに車体が分解し始めてて、部品をばら撒きながら進んでるんじゃないかってレベル。

速度表示が300km/hを超えてどんどん加速するので、「これは430km/h到達か!?」と思って、「430km/hになった瞬間を写真に撮ったるでー!」と、手に汗握ってカメラを構えてたのですが、実はその手の汗は違う汗だった。

「あーなんか軌道を外れて車体がぶっ飛んで乗客全員死亡とか起こってもおかしくないわー」


430km/h台で進むのは数秒間だけで、400km/h台も30秒間くらいです。


で、


無事死なずに、あっという間に浦東空港に到着。
2016SA-148.jpg



(つづく)

スタアラ特典でアジアぐるぐる 【6】上海滞在 その1

上海では、チャームスホテル(中福大酒店)に泊まりました。
2016SA-102.jpg
https://www.agoda.com/ja-jp/charms-hotel/hotel/shanghai-cn.html

地下鉄の「人民広場」駅から歩いて5分くらいの場所にあるホテルです。
AGODAで1泊5,000円くらいでした。
写真を見ると部屋のグレードも良さそうですし、上海イチの繁華街の南京路にも近いので、抜群の立地です。
2016SA-173.jpg


今回はこのホテルを選んだのは、地下鉄の「人民広場」駅に近いというのが決め手でした。
上海で行こうと思ってた場所が、地下鉄1号線と8号線の沿線にあって、1号線と8号線ともに「人民広場」駅を通ります。
さらに、浦東空港へ向かう地下鉄2号線もこの駅を経由するので、空港とのアクセスにも便利。





ホテルに入ってフロントに行くと、フロント嬢と中国人のおっさんが揉めてました。
なんか値段と部屋のグレードが見合ってないとかで、ギャーギャー口喧嘩してるんですよ。


はやくチェックインして部屋入って出掛けたいんですけど。


フロントにはもう1人小姐がいたんですけど、そいつも一緒になって喧嘩に参戦してるんですよ。



で、ほかにフロントスタッフいなくて、コンシェルジェとポーターはその喧嘩の仲裁に入ったりフロント業務を代行することなく、離れたところから「おーおーなんかやってんなー!」ぐらいな感じで楽しそうに見てるだけ。


見てるだけー。

見てるだけー。



なんなのこの国。
もうマジで日本に帰りたいんですけど?!



で、20分くらいギャーギャーやってて、どっちが折れたのかはわかりませんが喧嘩が終わったので、ようやくチェックインできました。

喧嘩のテンションのままのフロントの小姐。
なんかすげぇ勢いでこっちを睨んだままチェックイン手続きなんですよ。

当然「お待たせして申し訳ありません」なんてお詫びはありません。
この国では、先に謝罪したらそいつの負けです。


日本のパスポート出してんのに、英語を使うわけでもなく(当然日本語なんて出てくるわけもない)、さも当然のように中国語でまくしたててくるのに、いささかイラッとしたけど「こういう国だし、仕方ないか」と我慢する。

こういう場合、こっちが多少中国語ができる・分かると悟られると、さらに中国語で捲くし立ててきて優位に立とうとする人種なので、なるべく大人しくして英語で話すようにする。

パスポートの扱い方も雑だし、AGODAのコンフォメーションを出すとひったくるように取るし、レジストレーションカードとペンの出し方もパソコンの画面見ながら適当な対応だし・・・
徐々にイライラしてきたけど「こういう国だし、仕方ないか」と我慢する。


「デポジットで200元預かるからクレジットカード出せ」と言われたので、クレジットカード出しました。
そしたらカードリーダーに通した後、カードを投げて返してきたんですよ。

ちょっと手が滑っちゃって・・・・なんてレベルじゃなくて、マジもんで投げてきたんですよ。


さすがにカチンときて、
「クレジットカードをそのように返すのは、失礼じゃないですか?」と北京語で抗議しました。


それまでおとなしくしてた日本人が、突然北京語で怒ってきたのにビックリしたのか、そのあとは向こうが大人しくなりました。
まぁ、当然「すみませんでした」とか謝罪は無いですけどね。
この国では、先に謝罪したらそいつの負けです。


このレベルの接客で、このホテルは「中国ホテルサービスランキング」で4ツ星級です。(最高級は5ツ星)

まじでー、さすがーすごいねー(棒)




ちなみに、デポジットの200元を預けるクレジットカードは、JCBが使えました。
200元は一時預かり?って形になって、チェックアウトの時に預かり状態が解除されます。
ですので、あとでクレジットカード利用明細一覧を見ても、この200元は一切載っていません。




で、部屋です。
2016SA-103.jpg

接客レベルはドアホ級ですが、部屋は(金額にしては)広くてきれいでした。
ちなみにAGODAで1泊5,000円くらいでした。(朝食なし、ルームチャージのみ)

2016SA-104.jpg
部屋に電子レンジがあるのに驚きました。(一度も使わなかったけど)
電子レンジの下の棚に入っているミネラルウォーター2本は無料サービスです。

2016SA-105.jpg
冷蔵庫の中はカラッポ。近くにコンビニがあるので、飲み物は好きなものを買ってきて冷やせます。

2016SA-106.jpg
バスルームが謎の広さ。
「ここにもう一台ベッド入るんじゃねぇの?!」ってレベルの広さ。
広すぎて落ち着かないバスルームなんて初めてですわ。

シャワーの湯量は期待してなかったんですが、かなり快適な湯量が出てきたので大満足でした。
備え付けのボディーソープは肌がガサガサになるし、シャンプーは髪の毛がバサバサになってしまったので、使わないほうがよろしい。
朝シャワーの時は、日本から持ってきた使い慣れたものを使いました。

当然だが、トイレにウォシュレットは付いてない。


2016SA-107.jpg
バスルームの備え付けアメニティ。まぁ必要最低限は揃っているという感じです。
品質はお察しください。特にハブラシなんかは、使い慣れたものを日本から持ってきたほうが快適です。

2016SA-108.jpg
室内のコンセントはこの2タイプ。
下の独特な3つ口コンセントは、日本のコンセントを使うには専用のアダプターが必要です。
スマホやデジカメの電池の充電には、上の2つ口に差し込むことができます。


2016SA-109.jpg
部屋のあちこちに、いろんなアメニティグッズが充実の品揃えという謎のホテル。
男性用のビキニパンツ、女性用のショーツ、靴下、コンドーさん、大人の嗜みのアレ・・・・なんなのここラブホなの?!

さらに携帯用の歯ブラシや髭剃りなどがワンセットになった旅行用アメニティキットとか、靴の中敷とか、とにかく部屋にいろんなものが置いてあるんですけど・・・・・部屋のどこにも書いてないんですが、これら全て有料です。
持って帰るのはもちろん、箱やパッケージを開けて元に戻して置いても金を取られます。

「え?そんなのこっそり持ってっちゃえば分かんないじゃん?」って思うでしょ?

これは翌朝のことだ。
チェックアウトする時に、フロント嬢はまず客室係に「何号室チェックアウトです」って電話するんですよ。
最初は「お客が出たからすぐ掃除入っていいよ」って意味で電話してるのかと思ったんですよ。
もうAGODAで精算してるし、さーて帰ろーと行こうとしたら、フロント嬢が「帰るな」って言うんですよ。

何事かと思ったら、客室係からフロントに電話が掛かってきて、フロント嬢が「80元払え」って言うんですよ。
わけが分からなくて、「なんで?」って聞いたら、「部屋に置いてあった靴の中敷が見当たらないから、お前持って帰ってるだろ。1足40元で、2足セットしてあったから合計80元払え」って言うんですよ。

実は、部屋で荷物を広げて整理するのに邪魔だから、荷物台に置いてあったこの靴の中敷をベッド脇のナイトテーブルに移しておいたんですよね。
それを、客室係が「元置いてあった場所に無い」→「おい、そいつ持って帰ってるぞ!」って連絡してきたって次第。

・・・・なんという時間も人件費も無駄なシステム・・・

半分泥棒扱いされたような怒りを通り越して、頭がクラクラしてきました。

「ベッド脇のナイトテーブルの上に置いてあるから見てごらん」と話すと、また客室係に電話して、「ありましたー」ですって。

かるーく「ありましたー」ですって。


ちょーウケるんですけど!?


当然お詫びとかもなく、今日も中国は平常運転。
この国では、先に謝罪したらそいつの負けです。


というわけで、このホテルに泊まったら、部屋にある「誰もこんなダセェの使わねーよ。アホじゃね?」っていうアメニティグッズの数々は、いじらず、触らず、動かさずが原則です。


つーか、立地とコスパ以外でこのホテル選ぶ価値は無いですよ。
まぁ、中国で「このホテルは接客レベルに期待できますか?」ってのも愚問だがな。











さて、部屋で荷解きしてちょっと休憩したあとは、街中へ観光に出掛けます。
上海イチの繁華街の「南京東路」へは、ホテル歩いてすぐです。

2016SA-110.jpg

以前来た時(と言っても、もう20年も昔のことですが)は、狭い道にトロリーバスも走ってて道路は大混雑、歩道は多くの人で歩きにくい繁華街でしたが、道路は全面歩行者天国になってました。
しかし、それでもなお行き交う人でごった返しています。

2016SA-111.jpg

2016SA-112.jpg

外灘に向って歩いてると、おばちゃんによく声を掛けられます。

「オニイサン! マッサージー! チ○チン、キモチイイー! カワイイオンナ!」

1人2人ならまだしも、この時だけで10人以上のおばちゃんに声を掛けられて、しかも「ノーノー」「不要(ブーヤオ)!」と言って早足で逃げても追いかけてくるので、ちょーウザい。

逃げ切った!と思っても、またすぐ前から

「マッサージババァがあらわれた!」

「 たたかう
→にげる」

「けいきゅうかいそくはにげだした!」

「しかし、まわりこまれてしまった!」
「マッサージババァはじゅもんをとなえた!」

「オニイサン! マッサージー! チ○チン、キモチイイー! カワイイオンナ!」

「 たたかう
→にげる」

「けいきゅうかいそくはにげだした!」

「しかしまわりこまれてしまった!」
「マッサージババァはたすけをよんだ!」

「マッサージババァBがあらわれた!」

「 たたかう
→にげる」

「けいきゅうかいそくはにげだした!」

「しかし、まわりこまれてしまった!」
「マッサージババァAはじゅもんをとなえた!」

「オニイサン! マッサージー! チ○チン、キモチイイー! カワイイオンナ!」

「マッサージババァBはじゅもんをとなえた!」

「オニイサン! マッサージー! チ○チン、キモチイイー! カワイイオンナ!」


・・・・・・・・・

もうね、マジでこんなのの連続なんですよ。
マドハンド並のしつこさなんですよ。
使えることなら本気で「イオナズン」唱えてますよ?!

ホント、なんなのこの国?!


南京東路の歩行者天国は途中までで終わりで、そこまで逃げ切るとマッサージおばちゃんもいなくなります。

大丸デパートでは「リラックマ展」をやってました。
リラックマはこっちの国では「軽松小熊」って言うみたいです。
2016SA-113.jpg

ビルの合間から、いよいよあの悪趣味なアレが見えてきました!(しかも紫色にライトアップとか)
2016SA-114.jpg

外灘(バンド)の夜景です。
PM2.5のおかげで、川向こうまでたいした距離じゃないのにネオンがボヤケまくりです。
(写真はフォトショップで見映えがいいようにかなり補正済み)
2016SA-115.jpg

今回このあと香港に行くんで、「ビクトリア・ハーバーの夜景と見比べてみよう!」と思って、外灘の夜景を見に来たんですけど。
ぶっちゃけ言うと、大して感動はなかった。

2016SA-116.jpg

川向こうの夜景は大して感動しなかったけど、租界エリアに立ち並ぶ西洋建築のライトアップは見に来てよかった!
2016SA-117.jpg

2016SA-118.jpg

旧江海関大楼の時計台は、とりわけ美しかった。
2016SA-119.jpg

2016SA-120.jpg

建物中央のドームが美しい旧匯豊銀行上海分行。
2016SA-121.jpg

2016SA-122.jpg
もうちょっと気候が暖かだったら全ての歴史的建築物を見て歩いていったんですが、あまりの寒さに耐え切れず、途中までで引き返してきました。


このあと、ネットで調べておいた上海料理の店へ向ったんですけど。

地図を頼りにそのレストランが入ってるはずのビルの前まで来たんですが、ビルは建ってるんですけどそれらしきレストランが見当たらないんですよ。
エレベーター前のフロア案内にも、そのレストランの名前は無くてですね。

ウロウロしてたら、通りかかりのおじいさんが「どしたん?(北京語)」と声を掛けてきて、そのおじいさん、このビルの管理人だそうで。
「このレストラン、ここじゃないですか?(北京語)」って聞いたら、「もう1年以上前に潰れてなくなったよ(北京語)」ですってー。







もうね、寒いし、腹減ってるし、「なんでもいいから、暖かい室内でなんか食いたい」っていう結果。

ホテルへの帰り道にあった「肯德基(ケンタッキーフライドチキン)」で晩飯。




ちーん。





しかも、ケンタッキーフライドチキンなのに、チキンが不味いとか。

ホントなんなのこの国?!





初日は、なんかもういろんな点で「中国に負けた」って感じでした。
まったくもって不甲斐ない。


(つづく)

スタアラ特典でアジアぐるぐる 【5】 ANA/NH959便 東京成田→上海浦東 Boeing787-9 ビジネスクラス その3

空いていたビジネス席で撮影した画像で、ANAボーイング787-9のビジネススタッガードシートをご紹介。
以前、成田-伊丹線で撮影したB777-300ERのビジネススタッガードシートの画像も織り交ぜながら、B787-9用のシートがどう進化したのか見比べてみます。

B787の胴体口径で1-1-1-1配列にするためか、B777-300ERのスタッガードシートよりも、かなりスリムになったように見えます。
しかし「安っぽくなった」という感じはなく、マイナーチェンジでB787-9に合わせて進化したという印象です。
2016SA-062.jpg

B777-300ERのスタッガードシート。B787-9のと比べてみると、座席周りの付帯設備が多くて一見豪華ですが、反面ゴチャゴチャしたような印象も受けます。
2016SA-170.jpg


ダイニングテーブルを引き出してセットすると、こんな風になります。
テーブルは前後にスライドはできないので、席を立つ時はテーブルを収納しなければなりません。
2016SA-063.jpg

B777-300ERやB787-8のダイニングテーブルは、モニターの下から引き出して展開させます。
大きさはB787-9の1.2倍くらいの大きさがあります。
このテーブルの便利な点は、テーブルに食事や物を広げた状態でも、テーブルをモニターのほうに押し下げれば席を簡単に立つことができることにあります。
2016SA-171.jpg


サイドテーブルは、B787-9用のスタッガードシートでは表面が木目調になりました。
パッと見た感じでは、この木目調はナチュラルな風合いで落ち着いた雰囲気、優しいイメージなのですが・・・
2016SA-168.jpg
個人的にはB777-300ERやB787-8で採用されている、表面がコバルトブルー1色で、テーブルの縁に沿って青いネオンが灯るあのサイバーな雰囲気が、ANAらしくて好きですね。
2016SA-169.jpg



座席はリクサイニングさせていくと、そのままフルフラットベッドになります。
液晶モニターの下が空洞になっているので、足はその空洞の中に入るようになります。
2016SA-064.jpg
座席をベッドにして寝っ転がってみましたが、通路側だと人が横を通るのが気になりますが、窓側のA/K席や完全に内側になるE/F席だと、まるで完全な個室の中にいるみたいに周囲の気配や視線が気になりません。

B777-300ERのシートのフルフラット状態。
B787-9では内側の肘掛がフルフラットシートと連動して沈み込み、ベッドの一部になるように改良されているのが分かります。
2016SA-172.jpg



座るとこんな感じです。(もうちょっと目線は低いかな)
2016SA-065.jpg
液晶モニターの下は2段になっていますが、上の段はフルフラットベッドにした時に脚が入るスペース。
一番下の段は荷物を入れることができます。
この荷物スペースに入るのは、アタッシュケースとか小さめのリュックとかトートバッグ程度の大きさの荷物になります。

座席に座って、横に目線をやるとこのとおり。
2016SA-066.jpg
サイドテーブルがあるおかげで、通路側からは距離感があります。
またパーテーションがあるので、通路向こうの席の人も気になりません。




今回、B787-9のスタッガードシートを利用してみて、「これは・・・・」とどうしても気になってしまう点がひとつありました。
前の席を覆うシェルのデザインなのですが、なぜか座席ヘッド部分を覆う部分が一段低くなっているため、前の席の人の頭が斜め横から丸見えとなってしまっています。
後ろ斜めからその人の顔も見えてしまうので、後ろの席からは自分の顔も見えていると思うと、なんとなく落ち着きません。

(↓ボーイング777-300ERのスタッガードシート ヘッド部分の後方シェルは、ヘッド部分を完全に覆っている)
2016SA-163.jpg
(↓ボーイング787-9のスタッガードシート ヘッド部分の後方シェルは、ヘッド部分でえぐられている)
2016SA-164.jpg

おそらく、通路を歩くCAさんから乗客の顔が見えやすいようにこのようなデザインになったのでしょうが、B787-8やB777-300ERのスタッガードシートではこのようなことはなく、運航側としては改善であっても、乗客にとっては改悪となってしまっているのが残念です。




「D'ont Disturb」のサインは、手元のボタンひとつで座席上部にサインが点灯。オシャレですね。
2016SA-071.jpg





今、世界中の多くの航空会社がビジネスクラスの新プロダクトを開発する際に、スタッガードタイプの座席配置を取り入れていますが、ANAのスタッガードシートと他社とでは大きく違う点があります。
それは、2人が横並びですぐ隣同士で座れるシートがあるかどうか。

ANAでは全ての席が1人掛けとなっていて、2人がすぐ真横で並んで座れる席はありません。
おそらくANAは、ビジネスマンの1人利用がビジネスクラス利用者の大半を占めるから、オール1人掛け席を採用したのかもしれません。

しかし、オール1人掛け席の中でも、恋人同士や夫婦で搭乗する場合におすすめの席があります。
B787-9では246席仕様と215席仕様の2タイプのシートコンフィグがありますが、246席の場合は8EG席と11DF席、215席の場合は7DF席と13EG席です。
2016SA-067.jpg

これらの席では、ご覧のとおり、座席間にサイドテーブルがあるものの、パーテーションがありません。
すぐ真横の席との間に隔てるものがなく、お互いを見渡せるので、フライト中に会話を楽しんだりできます。
2016SA-068.jpg

しかし、一人旅の見知らぬ人同士がこの席で隣になる可能性もあるわけですが、その時はスライド収納式のパーテーションを引き出せば、このように両席を仕切ることができます。
2016SA-069.jpg


座席のマガジンラックには、座席の使い方を記した説明書がセットされています。
説明書の画像で、この座席のいろんな機能をご覧下さい。
2016SA-072.jpg
2016SA-073.jpg
2016SA-074.jpg
2016SA-075.jpg







成田から浦東空港までのフライト時間は約3時間40分。
成田を出発して、福岡手前あたりでちょうど中間地点という感じです。
機内食が広島上空手前で出てきて、それを食べて、食後の機内サービスを受けて、機内をぐるっと回って・・・・
なんてやってると、もう、じきに「浦東空港に向けて着陸態勢に入ります」という時間。

あとは、おとなしく自席に着いて、機内エンターテイメントシステムをいじってました。

フライトマップはかなり鮮明な画像がモニターに映し出されます。




2016SA-080.jpg

2016SA-081.jpg

2016SA-082.jpg

映画チャンネルには「君の名は。」もありました。
2016SA-084.jpg

ANAの国際線定期便就航30周年を記念して作成された番組。
トライスターやスーパージャンボ・テクノジャンボが活き活きと大空を舞っている懐かしい映像が満載!
2016SA-083.jpg
↓機内で放映されているのと同じものがYouTubeでも見られます。



いよいよ、上海浦東空港に近づいてきました。
2016SA-085.jpg

2016SA-086.jpg

2016SA-087.jpg


雲海の中へと徐々に沈んで行き、窓の外の雲が切れると・・・・
2016SA-088.jpg
なんじゃコリャァーー!!??
「ちょっと大気が汚れているようですね」なんてレベルじゃねぇぞ!!

PM2.5なの?

これが「本場中国のPM2.5」ってヤツなの?!



最初は靄がかかっているのかなと思ったのですが、進んでも進んでも、高度をどんなに下げてもこの光景は変わらないので、やっぱり空気が汚れているんだと確信。

マスクを持ってこなかったのを、この時初めて思い出しました。
軽く絶望です。
もう健康な体で日本に帰れる気が全くしません。





だだっぴろい浦東空港に着陸。
着陸した滑走路からターミナルまでの移動距離も長くて、中国の広大さを実感します。

ターミナルに近づいてくると、中華系のエアラインに混じって、異国の飛行機がいっぱい駐機しているのが見えてきます。
2016SA-089.jpg

日本にはA380を飛ばしていないキャリアのA380がいくつも停まっているのを見ると、上海は人と物が集う巨大ハブ空港なんだと実感します。
2016SA-090.jpg

2016SA-091.jpg


スポットに入ると、なぜか最前方のL1ドアにブリッジは据え付けられず、L2ドアのブリッジだけで降機となります。
まずはビジネスクラスの乗客が優先降機。
ビジネスの乗客が全て降りたら、そのあとにエコノミーの乗客です。

CAさんにお願いして、機内の写真を撮らせてもらいました。
2016SA-092.jpg

2016SA-093.jpg

2016SA-094.jpg

ターミナルから乗ってきたB787-9を撮影。
左後方にはアメリカン航空のB787。右後方にはエチオピア航空のB787。
世界のトレンドは、すっかりドリームライナーが主役の座になったのを上海の地で実感しました。
2016SA-095.jpg

ターミナルもバカでかい浦東空港。
2016SA-096.jpg

到着スポットから入国審査場までの移動も大変でしたが、入国審査の行列も大変でした。


だって、ですよ?!
外国人用の審査場のゲートが4つしか開いてないんですよ?!
数百人がわんさかわんさかしてるのにですよ?!

そのくせ、行列を整理する係員は10人以上いるのに。
そのうち半数以上はプラプラしてて、なにもしてないのに。
ホント意味不明。



全然行列が捌ききらないうちに次の到着便がどんどん来るもんだから、次第に入国審査場は、行列を1列に並ばせるためにロープで順路を作った場所に外国人が入りきらなくなって、人が溢れかえってました。
スーパーマリオみたいな顔の白人のオッサンが、進まない行列にキレてて、マジもんの本場の「F○CK」を連発してた。


そしたら、何のタイミングなのか分かんないんですけど、奥のほうから審査員が10人以上ぞろぞろ歩いてきて、一気に審査ゲート開放!!


なんなの?休憩時間だったの?お前ら休憩時間が終わったから出てきたの?


まぁ、そっからは行列の進み具合はハンパなくスピードアップしたんですけど・・・



まー、入国審査員の態度が悪いこと。
パスポート出したら、ひったくるように持ってくし。
隣りのゲートの係員とべちゃくちゃおしゃべりしながらパスポートチェック。

「まぁ中国だし、こんなもんか。」とは思ってたんですよね。
「ひまわりの種食って、食べかす地面にペッペッ吐き捨てながら、瓶に入れたお茶ズーズーすすってパスポートチェックしてないだけマシかなー」って、俺ってかなり寛大だネ!

そしたら、最後にパスポート投げて返してきやがった!!!


しかも、入国審査場では液晶ビジョンで、浦東空港のスタッフがキビキビ整列して歩いたり、笑顔でパスポートを返したりするPVがエンドレスで流れてて、最後に「私たちは懇切丁寧な接客で海外からのお客様をお迎えし、中国でのご旅行を快適で楽しいものにいたします」的なメッセージが流れてんの。

ちょーウケる!

どのツラ下げて懇切丁寧なのか、まじウケる!


ホント中国ブレないわー。平常運転さすがだわー。





そんなわけで、入国できました。



・・・・やっと入国できたんですけど、さらなる試練が!!


税関を通過して到着ロビーに出る前に、日本円をいくらか人民元に両替しておこうかなって思ったんですよね。
でも、税関の手前には、両替ができる銀行が小さいのが1店舗しかなかったので、「外に出れば銀行がいっぱいあるのかな?」と思ってそのままスルーしたんですよ。


そうしたら、到着ロビーに銀行全然ないんですよ。
見るからに怪しくて胡散臭くてボッタクる気マンマンの銀行が1店舗あるだけなんですよ。
その銀行の窓口のおばちゃん、カウンターに肘付いてスマホいじくり倒してて、業務やる気ゼロなんですよ。

「マジかー」と思って、到着ロビーを散々歩き回って銀行探したけど、本当にここしかないんですよ。

「マジかー」って、でも手持ちの人民元、全く無いし。
ぶっちゃけ今の俺には、水1本買う金すら無いって状態。

THE無一文。



で、仕方ないから、見るからに怪しくて胡散臭くてボッタクる気マンマンの銀行で両替しました。

銀行のカウンターに出てる日本円のレートは、1元=17.9円でした。
何年か前に上海に来た時はたしか1元=12円くらいでした。

ここの銀行のレートがオカシイのか?!ボッタクリレートなのか?
スマホでレート確認しようと思って、空港のフリーWI-FIに繋いだんですよ。
電波はビンビンなのに、ネットに繋がらないんですよ。


なんなの、この国。
もうマジで日本に帰りたいんですけど。



で、両替しました。とりあえず5,000円だけ。

したっけ、手数料60元も取られてた。(約1,060円)

5,000円両替して、手数料1,060円ってオカシくねぇか??!!

手数料分引くと、1元=22.8円。


なんなの、この国。
もうマジで日本に帰りたいんですけど。


もう、この時点で、極力この国には金落とさないと心に誓ったのであった。

ふざけんな上海。
てめぇなんかただの乗り継ぎ地点にしか過ぎねぇんだよ!
そもそもANAのスタッガードビジネス乗りたかったから寄っただけだ!
いい気になってんじゃねぇぞ?!






今日のフライトはここまでで、今晩は上海に1泊ステイします。
上海の中心部にあるホテルを予約してあるので、浦東空港からはまずリニアモーターカーで移動。
2016SA-097.jpg

コンコースにリニアの模型がありました。
2016SA-098.jpg

以前上海に来た時にも乗っているので今回は2度目。
初めての時ほどの感動はなく、単なる「移動交通手段」って感じです。
2016SA-099.jpg

今回も最高速度は300Km/hどまりでした・・・・。
2016SA-100.jpg

リニアの終点は、上海の市街から遠く離れた「龍陽路」駅。
ここで地下鉄に乗り換えて、ホテル近くの駅まで行きました。




今回乗ったANA959便のフライトルートです。(Flightradar24より)
2016SA-101.jpg






(つづく)


スタアラ特典でアジアぐるぐる 【4】 ANA/NH959便 東京成田→上海浦東 Boeing787-9 ビジネスクラス その2

成田空港を離陸した飛行機は、九十九里浜の上空で東へ向って急旋回。
2016SA-045.jpg

上昇して行く途中で、富士山のシルエットが見えました。
富士山の前をシューッと、ものすごい速さで横切っていく飛行機が一機。
2016SA-046.jpg

東京湾の上空を通り過ぎていきます。
2016SA-047.jpg

眼下に羽田空港がはっきり見えました。
空港内や滑走路をちょこまか動くたくさんの飛行機が、まるでおもちゃみたいです。
2016SA-048.jpg

そして富士山のすぐ近くを飛んでいきます。
2016SA-050.jpg

「すぐ右側には富士山がご覧いただけます」と日本語と英語で機内アナウンスがあると、右側席の乗客はみんな窓をのぞきこんで、スマホやタブレットのカメラでシャッターを切っていました。
私の前後の席は外国人だったのですが、スタッガード配列で通路側になるのに、窓に向って大きくを身を乗り出して写真をいっぱい撮ってました。
2016SA-049.jpg


ベルトサインが消えてしばらくすると、CAさんがカートを引いて、前から順番に回ってきました。
「機内食の配膳かな?」と思い、テーブルをセット。
2016SA-051.jpg
B787-8やB777-300ERのスタッガードシートのテーブルは液晶モニターの下から引っ張り出して展開させますが、B787-9のものはサイドテーブルの下からスライドさせて展開させます。


テーブルに濃紺のランチョンマットが敷かれて、出されたのは機内食ではなく・・・・
なぜか、おつまみのあられとドリンク。
2016SA-052.jpg
出発前に「先に出すお飲み物は何がよろしいですか?」と聞かれたオーダーは、ウェルカムドリンクじゃなくて、ここで出される飲み物のことだったんですね。
その時にかぼすジュースをお願いしていたので、何も言わずにかぼすジュースが出されました。

それにしても、これから機内食が出てくるのに、おつまみのあられが食後や到着前ではなく、食前に配られるというのはなぜ?
2016SA-564.jpg


ちなみに、このランチョンマットなんですが、不織布でできているので、テーブルの上でスルスルと滑って、何度もテーブルから落ちそうになりました。
この上に飲み物の入ったグラスや機内食のトレイが置かれるので、食事中はランチョンマットごとテーブルから滑り落ちるんじゃないかとヒヤヒヤでした。





飛行機はもうすぐ大阪上空に差し掛かります。
2016SA-053.jpg

そして、大阪上空を通り過ぎたあたりで前から順番に機内食の配膳が始まりました。
さっきのおつまみのあられは、機内食が出てくるまでの「つなぎ」で食べてね。ってことなのかな?


出発前にオーダーしたとおり、洋食の機内食です。
東京-上海は近距離アジア路線なので、フルコースではなくワンプレートで、前菜もメインもデザートも、まとめて配膳されます。
2016SA-054.jpg

アペタイザーは「ローストビーフ」と「ずわい蟹のサラダ 林檎のコンフィ添え」
2016SA-056.jpg


メインディシュは「ビーフとポークのハンバーグ」と「ポーチドエッグ」
左側の黄色い謎の食べ物は、ジャガイモをふわふわに漉して絞ったものを蒸したあとに軽く焼いたもの・・・という感じの味と食感でした。
2016SA-055.jpg

デザートは「ヨーグルトムース 紀州南高梅ジャム」
2016SA-057.jpg


初めてのビジネスクラスで食べる、初めての洋食プレートだったので、気分が高揚してるやら緊張してるやらで、なんだか落ち着いて味わうって感じじゃなかったんですが・・・・

正直、味は「・・・・・?」というのが感想。
ネットでビジネスクラスの旅行記を書いたブログやホームページを見ると、けっこう「ANAの機内食は、和食は美味しいけど、洋食はいまいち」って感想が多いんですが、実際に乗ってみて、その先人たちの感想を理解できました。

となりの席の外国人のお客さんは和食を食べてたんですが、ちらっと見ただけでも、「和食の方が美味しそうだな~」と感じました。





機内食のプレートも片づけが終わり、機内はまったりとした雰囲気。
席を立って、機内をぐるっと一回りしてきました

ビジネスクラスのAコンパートメント。
両サイドのA/C席・H/K席は満席でしたが、真ん中のD/E/F/G席は前3列が埋まっているだけで、後方は空席でした。
2016SA-059.jpg

ビジネスクラスのBコンパートメント。
こちらはもっと空いてて、前の方が埋まっている以外は、後方の席はほとんど空席でした。
2016SA-060.jpg

一方、エコノミークラスは超満員。満遍なく、ぎっしり席が埋まっています。
ビジネスクラスのすぐ後方にあるプレミアムエコノミーも、もちろん満席でした。
2016SA-061.jpg

ビジネスクラスのトイレには窓がついています。
2016SA-076.jpg

洗面台の脇にはアメニティ。
歯ブラシ・マウスウォシュ・フェイスシートが自由に使えるようにセットされていました。
2016SA-077.jpg

ビジネスクラスだと、フライト中に自由に乗客が使えるバーコーナーも楽しみの一つです。
2016SA-166.jpg

2016SA-165.jpg
しかし、B787-9のビジネスクラスには、B787-8やB777-300ERにあるようなバーコーナーは設置されていませんでした。
バーコーナーがある機種では、運航路線にもよりますが、フライト中にドリンクやおつまみやアメニティ類がセットされてビジネスクラスの乗客はそこで自由に憩うことができるフリースペースになっています。
今回、初めてビジネスクラスに乗るのに、このバーコーナーも楽しみにしていたのですが、B787-9にはそれがなくてちょっと残念でした。


バーコーナーはなかったのですが、AコンパートとBコンパートの間にあるギャレイには、キャンディやポストカード、ボールペンを入れたカゴが置かれていたので、その中にあったものをいただいてきました。
2016SA-079.jpg


機内食が終わって一段落すると、機内販売タイムです。
LCCだと、「ここで稼がず、いつ稼ぐ?!」と言わんばかりに凄まじいまでのワゴン販売攻勢が掛かりますが、FSCだと実に静か。
乗りなれたエバー航空と比べても、ANAの機内販売タイムはいつ始まっていつ終わったのか分からないくらい静かでした。
そんな感じの機内販売なので、事前予約をしてなければ、うっかり買い忘れるところだったかもしれません。

今回は、プリオーダーでスターウォーズのBB-8ジェットのモデルプレーンを購入しました。
このモデルプレーンは、中長距離路線のみでの販売で、近距離アジア路線では取り扱いしていない商品なのですが、プリオーダーしておけば全路線で購入できるので助かりました。
2016SA-078.jpg
右側にある丸いプレートのようなものは、コースターです。
ANAの国際線機内販売でプリオーダーサービスが始まって10周年ということで、それを記念して、プリオーダーを利用した乗客にプレゼントしている記念品だそう。

ダイキャストではなく、プラスチック素材にインクプリントしたような塗装が施されているモデルですが、BB-8のこまかいところまで緻密に表現されていて、なかなか良い出来栄えのモデルプレーンです。

2016SA-167.jpg


上海へのフライトは、順調に進んでいきます。
窓の外には雲海が広がっていますが、自分の乗っている飛行機よりもさらに上を、ちぎれたような雲がいくつも流れていくのを不思議に見てました。





(つづく)

スタアラ特典でアジアぐるぐる 【3】ANA/NH959便 東京成田→上海浦東 Boeing787-9 ビジネスクラス その1

これから乗るANA959便の出る34番ゲートは、第5サテライトのANAラウンジとは反対方向にあるので、ラウンジからゲートまでの移動が大変です。
2016SA-162.jpg




34番ゲートのすぐ近くにはこれがあったのを忘れてた・・・・
こっちのラウンジを使えばよかったな。
2016SA-026.jpg
ここもゆくゆくは「ユナイテッド・ポラリス・ラウンジ」が併設されるのだろうか。
スタアラゴールド会員はポラリスラウンジの入室資格がないみたいだから、関係ないか。



これから乗る飛行機。 ボーイング787-9  機番はJA839Aです。
2015年7月受領、ANA5機目のB789なのでわりともうベテラン機材ですね。
2016SA-027.jpg

2016SA-028.jpg

2016SA-029.jpg

ちょっと早めにラウンジを出たつもりだったのですが、ゲートに着いたのは搭乗開始予定時刻の10分前でした。
普通だったら、ゲート前に行列ができててもおかしくないのですが、運良くビジネスクラスのラインの1番先頭に並べました。
2016SA-030.jpg
とは言え、事前改札の次はダイヤモンドサービスが最優先のANA。
ANA便ということでダイヤモンド会員が5人もいた。さすがです。



「ただいまより、ビジネスクラスとスターアライアンス・ゴールドメンバーのお客様の優先搭乗を開始いたします」

はーい!今日の私はビジネスクラスでスターアライアンス・ゴールドメンバーですよ!





機内に入りました。
うっひょー!すごい! なんか「箱」が整然と並べられてるみたい!
今までの「座席が並んでいる機内」とは、雰囲気がもう全然違う!
(画像右のほうの前方にはダイヤモンド会員様がすでにご着席済みだったので、全景右側は切って撮影)
2016SA-031.jpg

前方のドアからはAコンパートメントのビジネスクラスの乗客しか入ってこないので、エコノミークラスの乗客の搭乗が始まっても、Aコンパートのビジネスクラスはゆったりした空気が流れています。
(Bコンパートのビジネスクラスだと、エコノミークラスの乗客が全員通るので、優先搭乗しても落ち着かなさそう・・・・)

自分の座る4K席を撮ろうと思ったのですが、奥まっていて上手く撮れません。
つまり、それだけ座席そのものに「個室」感があるということでしょう。
2016SA-266.jpg


空いてたAコンパート最後列の7H席の画像で失礼します。
2016SA-032.jpg
1人掛けの座席に、大きめのサイドテーブルが備わっていて、パーソナル空間のゆとりがハンパないです。
窓側席だと、このサイドテーブルが通路側になって通路からの距離感があり、さらに座席全体を包むシェルタイプのパーテーションが通路側との視界を遮ってくれるので、もう完全に「個室」と言えるぶっちぎりのプライベート感。
通路を人が通っても、全然気にならないどころか、通路を通り過ぎるCAさんに声を掛けるタイミングを掴むのが難しく感じちゃうくらいです。(あとでCAさんから「いつでもコールボタン押して下さいね!」と優しく言ってもらえたので心配はない)


座席に着くと(着くというか・・・パーテーションとサイドテーブルをすり抜けて奥まった「座席に入っていく」という表現の方が正しいかも)、ブランケットとヘッドフォンとスリッパが座席に置いてありました。
(ブランケットとヘッドフォンは画像で見て分かりやすいように、袋から取り出してあります)
2016SA-034.jpg


画面もデカくて、映像がすごくクリア。大きさは18インチだそうです。
2016SA-033.jpg



このシートの付帯設備はサイドテーブル周りにすべて集約されてるので、とても分かりやすく使いやすいです。
2016SA-035.jpg
雑誌類を収めておくマガジンラックの仕切りから出ているフック。
何に使うんだろうと不思議に思ってあとでCAさんに聞いたら、こんな感じでヘッドフォンを掛けておくのに使うのだそうだ。
新しいシートを開発する時に、「こういうのあると便利だよねー」と出た意見が反映されてのことなんでしょうね。
航空会社もいろんなこと考えますね。



座席の前後スライド/リクライニング/ベッドモードのコントロールは、サイドテーブルの縁部分にあるパネルで簡単に操作できます。
2016SA-070.jpg


マガジンラックに入っている冊子類。
機内Wi-Fiの案内、座席の使い方の案内、安全のしおり、機内食のメニュー
2016SA-036.jpg

機内販売カタログ「ANA SKY SHOP」、映画や音楽チャンネルの案内「ANA SKY CHANNEL」、機内誌「翼の王国」
2016SA-037.jpg
機内誌見開きの裏側には、長年「翼の王国」の表紙のイラストを描いてきた作家さんが逝去されたことが告知されていました。
「翼の王国」と言えば、このタッチのイラストの表紙というイメージが強い方も多いと思います。
次号の2017年1月号からはどのようなデザインの表紙が採用されるのでしょうか。
2016SA-161.jpg





座席に着いていろいろいじくっていると、CAさんが席まで挨拶にまわってきました。
チーフパーサーさん直々のご挨拶。しかも「京九さま、本日はご搭乗、誠にありがとうございます」と名前で呼んでくれるー!

先に機内食のオーダーを取るということで、メニューを広げて「和食と洋食のどちらがいいか選んでください」ということでした。
2016SA-038.jpg
昔から「初めてビジネスクラスに乗ったら、機内食は洋食のコースを食べるんだー!」などという願望を密かに心に秘めていたのですが・・・
和食の「あられ海老団子」「サーモントラウト寿司」「鶏南蛮」も気になる・・・・

で、結局、

「洋食でお願いします」

あと「最初にお持ちするお飲み物は何がよろしいでしょうか」って聞かれたんで、「お!出発前にウェルカムドリンクのサービスがあるんだ!」と思って、メニューの中から「ANAオリジナル 香るかぼすジュース」というのが目を惹いたのでそれをお願いしました。



チーフパーサーさんが次の席へあいさつに行くと、すぐに別のCAさんが来て、カゴを差し出して「どうぞお好きなものをお取りください」
何かと思ったら、ビジネスクラスのアメニティサービスでした。
2016SA-039.jpg
やっぱり東京-上海のような短距離だと、エアラインオリジナルのおしゃれなポーチに入ったアメニティキットは貰えないのね・・・。
とりあえず、差し出されたアメニティの全種類をひとつづつ貰っておきました。






ANA959便はほぼ定刻にドアクローズ。成田空港を出発しました。
ボーイング787だからか、滑走路まで移動する際の走行速度がえらく速いのでビックリ。
揺れも少なくてタキシー中も、実に快適です。

A滑走路16Rからの離陸のようで、途中第1ターミナルに入っている旅客機をいろいろ見ることができました。
2016SA-040.jpg

2016SA-041.jpg

2016SA-042.jpg

2016SA-043.jpg

2016SA-044.jpg




滑走路手前で3機ほど連続で着陸を待ったあとに、いよいよ離陸です。




・・・・・あれ?

さっきの「先にお届けする飲み物のオーダー」って、ウェルカムドリンクじゃないの?




(つづく)