スタアラ特典でアジアぐるぐる 【2】 ANA/NH959便 東京成田→上海浦東  成田空港ANAラウンジ

旅立ちは成田空港から。

ここのところ海外旅行は、LCC(はっきり言ってしまえばVエア・・・ううぅ威熊たん・・・号泣)ばかりで茨城空港からの出国が続いていたので、成田空港を利用するのも久しぶりです。


ANAをはじめとする成田空港へ乗り入れるスターアライアンス加盟各社は、第一ターミナル南ウイングへ集結しています。
以前はクラス別カウンターでの搭乗手続きでしたが、久しぶりにターミナル内に足を踏み入れてみると・・・なんか前に来た時といろいろ違うんですけど。

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2016年6月に、チェックインカウンターの区分けをクラス別から航空会社別に変えたそうです。

Aカウンター:オンラインチェックイン
Bカウンター:ANA・エアージャパン(ビジネスクラス・スターアライアンスゴールドメンバー)
Cカウンター:ANA・エアージャパン・エチオピア航空
Dカウンター:ANA・エアージャパン・ユナイテッド航空
Eカウンター:ユナイテッド航空・ルフトハンザドイツ航空・オーストリア航空・スイス航空
Fカウンター:タイ国際航空・中国国際航空・シンセン航空・トルコ航空
Gカウンター:シンガポール航空・シンセン航空・エティハド航空
Hカウンター:アシアナ航空
Iカウンター:エバー航空・スカンジナビア航空・エアカナダ
Jカウンター:ニュージーランド航空・LOTポーランド航空など
Zカウンター:ANAファーストクラス・ANAダイヤモンドサービス


今回はビジネスクラスでの旅立ちなので、Bカウンターへ。
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エコノミークラスのカウンターはそこそこ混んでいましたが、ビジネスクラスカウンターは待ち時間0分。
Eチケットとパスポートを見せてすぐに搭乗手続き完了です。

カウンターで対応してくれたのはANAのお兄さんでした。
ホントはきれいなお姉様のカウンターで搭乗手続きしたかったんですけど。
しかし、このお兄さんが飛行機好きのめっちゃ気さくな人で、話好きらしくて面白かった。

「うわー、すごいですね。こんなに一気に回るんですか!」
「僕も飛行機乗るの大好きなんですよー。乗りまくりで羨ましいです!」
「959便、スタッガードの787ダッシュ9ですよ!うちの機種でも最新型ですよ。」
「僕一度だけトリプルでスタッガードシート乗ったんですけど、どこのビジネスにも負けてないですよ!」
「959便ってたまにスターウォーズの飛行機入ることあるんですけど・・・今日は普通の787みたいです。」

こういうマニアックな面白い人なら、野郎が受付のカウンターでの旅立ちも悪くない(笑)


発券された搭乗券。
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うおー!大きな「C」が眩しいぜー!
今まで「Y」しか見たことないぜー!

ちなみに、カウンターのお兄さん「香港までの乗り継ぎ分の搭乗券も発券しておきますね!」
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「うおおぉぉーマジかよぉー! 余計なことすんなぁぁーー!!
俺は現地の各空港で発券される、各航空会社の仕様の搭乗券が欲しかったのにー!!」

しかも「香港までの乗り継ぎ分まで」と言ってるのに、香港→台北まで発券されてるしー!!
一気に4枚もまとめて発券しやがってー!!!


「上海からの搭乗券には搭乗口が入っていませんし、時刻変更などもあるかもしれませんので、念の為、それぞれ現地の空港で搭乗手続きカウンターに寄って下さい。」

「なんじゃそりゃぁぁぁーーー!!
それじゃぁ、ここでまとめて発券した意味無ぇぇぇぇぇーーー!!」



ちなみに、その後。
「念の為それぞれの現地空港で搭乗手続きカウンターに寄ってくれ」を言うとおりにしたら、それぞれの空港で搭乗券がその都度発券されて、同じフライトの搭乗券が2枚づつ手元にあるという謎展開になったのであった。




「Zカウンター」
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「Z」の意味---アルファベットの最後であることから、これより上位のものは存在しない・最終・最高・究極、などの意味を込められる。(Wikipediaより)

あぁ、赤いロゴサインが眩しすぎる。
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せっかく初めてのビジネスクラスでウキウキ気分だったのに、目に悪いものを見てしまった・・・・



搭乗手続きを終えたら、すぐにでもラウンジに行きたーい!

でもアジア便の出発時間が近いせいか、保安検査場はけっこう混んでました。





なってて良かったSFC。
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プライオリティレーンで、ここも待ち時間0分で保安検査場を通過。



そのあとの出国審査場ですが、ここはさすがにちょっと時間が掛かるだろうと思ってたのですが。
意外とゲートに審査員の人がいて、使われているゲートが多かったので、2~3分くらい並んだだけで出国できました。



エアサイドに出たら、目の前にANAの787が見えました。
34番スポットに止まってるから、これが今日乗る飛行機かな?
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免税店に用事は無いぜー!
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搭乗手続きを終えてから10分以内で、第5サテライトのANAにラウンジに到着。
今までの中でも最短記録かも。
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ラウンジの中は10人もいませんでした。
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奥のほうは人っ子ひとりいない。なんかここまで人がいないラウンジというのも不気味である。
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飛行機がよく見える窓側の席に陣取って、さっそくお楽しみのフードコーナーへ。
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鶏だし塩やきそば。美味しそう!
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みんな大好き、フライドポテトと鶏の唐揚げ。
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おにぎりと巻き寿司といなり寿司。
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パンは、クミンフォカッチャと海苔バゲットとオレンジショコラ。なんか「ANA厳選のこだわりブレッド」みたいな?
一番右のはキャラメル風味の鈴カステラのようなスイーツでした。
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ほかにもサンドイッチや酸辣湯やフルーツポンチなどがありました。
まぁ、ぶっちゃけって言うと「いつものメニュー」ということです。
(ANAプラチナとSFCになったばかりの頃は、ANAラウンジで提供される一品一品に感動してたのに、今ではこんなにスレてしまいました。ANAさんごめんなさい)


今回ヌードルバーは使わなかったのですが、うどんやそばのほかにとんこつラーメンもありました。
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今日はこれからビジネスクラスで機内のお食事が待っているので、ガッツリ食べず、軽めに。
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軽めに食べた後は、大きな窓の向こうを行き交う飛行機を眺めながら、ドリンクを飲みつつチーズやチョコレートをおつまみます。

ANA ボーイング787-9 ドリームライナー
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ピーチ A320 機体の後ろのほうに「RUNE」って書いてあった。
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ピーチ、内藤ルネの特別塗装機 ファッション誌とコラボ(Aviation Wire)
うん、おっさんにはよく分からん!

ブリティッシュ・エアウェイズ B787-9 ドリームライナー
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エティハド航空 B787-9 ドリームライナー この新塗装すごくイイですね。しゃれおつー!!
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エア・プサン A321
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フィン・エアー A340-300 ワンワールド塗装 
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個人的には、スターアライアンス塗装やスカイチーム塗装よりパンチが弱い気がするのですが、嫌いじゃないです。
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もうすぐ搭乗開始時間なので、搭乗ゲートに向かいます。


(つづく)

スタアラ特典でアジアぐるぐる 【1】プロローグ



冒頭の特典航空券の説明については、知識をお持ちの方には「今さら・・・」って感じなので、飛ばして読んでいただくことを推奨いたします。






ANAのマイレージが、2016年12月で約3,000マイルの有効期限切れを迎えることに気が付いたのが、今回の旅行の最初のきっかけでした。
その後も毎月1,000~2,000マイルづつ有効期限が切れていくので、一気に特典航空券に交換してマイレージ消化することにしました。

ANAのマイルは、ANA便のみ利用の「ANA特典航空券」と、ANAが加盟している「スターアライアンス」に加盟している航空各社のフライトも利用できる「提携航空会社特典航空券(いわゆる「スタアラ特典」)」のどちらかを利用することができます。

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以前、同じようにANAのマイルの期限切れが近づいてきた時に、羽田-台北松山の単純往復で、往路にスターアライアンスに加盟しているエバー航空を利用、復路にANAを利用する「スタアラ特典」を利用したことがあります。


今回も羽田か成田から出発して、アジアのどっかとの単純往復で消化してしまおうと最初は考えていましたが、「提携航空会社特典航空券」についてのルールなどをANAのウェブサイトで見ていると、単純往復ではなく、目的地までいろんなところを経由していくことができるというルールがあることに気がつきました。


しかし、この「いろんな地点を経由しながら移動する提携航空会社特典航空券」はいろいろ決め事があり、なかなか単純ではありません。
ANAの予約サイトの特典航空券申し込み画面をいじくり倒して、いろいろ勉強してみました。


簡単なルールとして分かってきたのは、

(1)日本-海外の単純往復と、いろいろなところを経由しながらの乗り継ぎ往復では必要なマイル数が変わってくる。

(2)日本から海外に出る(海外から日本に帰ってくる)にも、ゴール地点となる日本国内の空港まで、国内線の乗り継ぎが2回できる。
(この場合、たとえば羽田-新千歳-成田-ニューヨークのようなルートは、羽田発で成田経由だと「東京」と言う括りで地点がダブるのでダメ)

(3)日本の出国空港と帰国空港は違ってもOK(たとえば、羽田から海外へ飛び、海外から関空に帰国することもOK)

(4)日本から海外の目的地へは、24時間以内の乗継であれば、目的地までに着くまでに2地点を経由できる。

(5)海外の目的地から日本へ帰国する場合、24時間以内の乗継であれば、日本国内の空港に着くまでに海外の2地点を経由できる。

(6)経由地での滞在が24時間を超える場合は「途中降機」となり、往路・復路のどちらかに1回だけ可能。

(7)経由地に日本国内の空港は使えない。
(たとえば、羽田-インチョン-関空-上海というルートは、羽田で日本を出てしまっているので、経由地に日本国内である関空を使うことはできない)

(8)乗り換え可能な地点は、出発地から目的地に行くより必要なマイル数が高くなるゾーンの都市は使えない。
 (たとえば、東京から香港へ向かう場合、香港へ行くよりマイル数が高くなるバンコクを経由地にすることはできない。)

「経由地」「乗り継ぎ」といったルールが多数を占めているので、提携航空会社特典航空券の醍醐味は、やはり「いろんなところに寄りながら、スターアライアンスに加盟しているいろんな航空会社の飛行機に乗って日本と海外を往復できる!」という点にあるでしょう。


ほかにもいろいろと細かいルールがありますが、「特典航空券初心者」の私はとりあえず、この8つのルールに気をつけて、ルート作成に手を付け始めました。



予約前の時点で、手持ちのANAマイレージは約36,000マイル。
これだけのマイルで行ける場所をまずは決めなければなりません。

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単純往復と経由しながらの往復では必要なマイル数が異なってきます。
スターアライアンスのいろんなキャリアの飛行機に乗って、各地を寄り道しながら飛べるんであれば、飛行機好きならいろんなところを経由しながら往復するほうが絶対に楽しいですよね。
というわけで、経由しながらの往復の旅程で必要なマイル数を調べます。

36,000マイルだと、アジア1(ゾーン3)の往復でエコノミークラス23,000マイル消化というのが使えるだけでした。
アジア2(ゾーン4)へは往復で38,000マイル必要で、2,000マイルほど足りません。
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アジア1(ゾーン3)に含まれる国は、グアム・台湾・中国・フィリピン・香港・マカオ。
アジア2(ゾーン4)に含まれる国は、インド・インドネシア・シンガポール・タイ・マレーシアなど。
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あと2,000マイルあれば、シンガポール航空やタイ航空に乗って東南アジアの国々まで、比較的長いフライトを楽しめたのに~!
このときほどANAのマイレージに「マイレージ購入」というシステムがないのが恨めしかったです。
(海外系キャリアのマイレージクラブだと、足りないマイレージを「購入」できるところがけっこうあるんですよね)

まぁ、これっばかりは仕方ありません。
有効期限切れの12月末までに2,000マイル分ANAに乗ってくるというのもアリかもしれませんが、敢えてそこまではしませんでした。


アジア1のエリアに向かうためにいろいろルート作成して遊んでいる時に、ルールのひとつに「クラス混在」という予約方法があることに気がつきました。

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「クラス混在」とは、片道にエコノミークラス・もう片道にビジネスクラスというように、2つのクラスを混在させて予約する方法です。
これだと、目的地までの必要なマイル数が、それぞれのクラスに乗るのに必要なマイル数の2分の1ずつを合わせたマイル数になるというもの。
日本発・アジア1(ゾーン3)往復だと、エコノミークラスは23,000マイル。ビジネスクラスは43,000マイル。
片道ビジネスで片道エコノミーにすると、ビジネス利用分は43,000÷2→21,500マイル。エコノミー利用分は23,000÷2→11,500マイル。
この2つを足すと、21,500+11,500→33,000マイルとなり、なんと、手持ちの36,000マイル以内に収まるじゃないですかー!

さっそくこの「クラス混在」で予約して、齢40歳にして生まれて初めて「国際線ビジネスクラス」とやらを体験することにしました。


この「クラス混在」で予約するとなると、目的地とそこまでの往路と復路をしっかり決めて、往路と復路のどちらをエコノミーにするかビジネスにするかを決めなければなりません。

たとえば、東京→グアム→台北→香港→北京→東京の順で回るとします。
東京→グアム ビジネスクラス利用
グアム→台北 ビジネスクラス利用
台北→香港 エコノミークラス利用
香港→北京 ビジネスクラス利用
北京→東京 エコノミークラス利用

このようにビジネス/エコノミー混在にすると、この行程で最も遠い地点(目的地となる地点)は「香港」なので、東京から香港に行くまでにビジネスクラスを利用している区間があり、香港から東京へ戻る区間にもビジネスクラスを利用している区間があるので、予約システムは「全行程ビジネスクラス」と判断してしまい、最後の画面で「マイレージ数が足りません」というオチで終了してしまいます。
この場合、香港→北京→東京の復路の全区間でエコノミーを選択すれば、ビジネス/エコノミーの「クラス混在」予約となります。
逆を言えば、東京→グアム→台北→香港の往路区間では全区間でビジネスを利用できるということになるので、台北→香港でエコノミーを選択してしまうのはもったいないということになります。



さて、まずは最終目的地となる地点を決めて、ルート作成に取り掛かります。

東京発で一番遠いのは、香港・マカオ・マニラ・成都あたりです。
このあたりの都市を目的地に決めて、ルート作成をします。
意外だったのが「グアム」で、東京からさほど遠くないため、経由地として使えるようです。

しかし、中華圏が目的地だと予約システムが提示してくるエアラインは、ANAはもちろん、中国国際航空・アシアナ航空・エバー航空ばかりです。

ルートの中に大きなハブ空港を取り込むと、そのハブ空港を経由して遠方のエリアから飛んで来るスターアライアンス加盟航空会社を予約システムが提示してくるようになります。

「グアムを経由すると、ユナイテッド航空のビジネスクラスに乗れるな~」
「香港からインチョン経由するとタイ国際航空のA330使えるな~」
「香港から日本直行だとエアインディアとかエチオピア航空の787に乗れるのか~」

などなど、いろんな誘惑が予約システムから提示されるのですが、これらに浮気すると決まってどこかでルーティングに無理が出てくるというオチ。

何日も連休が取れて、羽田や成田への到着が深夜でも余裕で帰宅できる・・・という環境にいれば好きなように乗りまくれるのですが、なかなかそうもいきません。
仕事の都合で長い休みは取れないので、行程は2泊3日から3泊4日程度が限界。
茨城の自宅へ帰るためには、特に羽田着が深夜になってしまうのは避けたいところです。

予約システムをいろいろいじっては、区間や時間の訂正をしながらベースとなるルートを作り出し、最終的に候補となったのがこれらのルートです。




【1日目:上海ステイ】
東京(羽田)0925→北京    1235 NH961 788
北京    1930→上海(虹橋)2140 CA1857 744
【2日目:香港ステイ】
上海(浦東)1315→台北(桃園)1510 BR711 744
台北(桃園)1810→香港    2000 BR857 332
【3日目】
香港    1425→東京(羽田)1915 NH860 789




【1日目:北京ステイ】
東京(羽田)1725→北京    2035 NH963 772
【2日目:台北ステイ】
北京    0800→香港    1125 CA101 321
香港    1530→台北(桃園)1710 BR870 332
【3日目:上海ステイ】
台北(桃園)1630→上海(浦東)1820 BR722 744
【4日目】
上海(浦東)0955→東京(成田)1350 CA929 772 




【1日目:上海ステイ】
東京(成田)0940→上海(浦東)1210 NH919 788
【2日目:台北ステイ】
上海(浦東)1315→台北(桃園)1510 BR711 744
台北(桃園)1810→香港    2000 BR857 332
香港    2150→台北(桃園)2335 BR810 321
【3日目】
台北(桃園)1255→ソウル(仁川)1615 TG634 333
ソウル(仁川)1850→東京(成田)2100 OZ108 321




【1日目:上海ステイ】
東京(成田)0940→上海(浦東)1210 NH919 788
【2日目:香港ステイ】
上海(浦東)1315→台北(桃園)1510 BR711 744
台北(桃園)1635→香港    1825 BR871 332
【3日目】
香港    1530→ソウル(仁川)2005 TG628 333
ソウル(仁川)2120→東京(羽田)2320 OZ178 321




【1日目:香港ステイ】
東京(羽田)0715→大阪(関西)0830 NH093 763
大阪(関西)0930→上海(浦東)1115 NH973 763
上海(浦東)1315→台北(桃園)1510 BR711 744
台北(桃園)1810→香港    2000 BR857 332
【2日目:北京ステイ】
香港    0745→ソウル(仁川)1205 AI310 788
ソウル(仁川)1515→北京   1625 OZ335 321
【3日目】
北京    1535→東京(羽田)1955 NH962 772




【1日目:台北ステイ】
東京(成田)1345→上海(浦東)1620 NH959 789
上海(浦東)2010→台北(桃園)2205 BR721 77W
【2日目~3日目】
台北(桃園)2255→グアム   0440 BR020 332
グアム   0610→台北(桃園)0830 BR019 332
台北(桃園)1520→東京(成田)1920 BR196 321





【1日目:上海ステイ】
東京(成田)1345→上海(浦東)1620 NH959 789
【2日目:香港ステイ】
上海(浦東)1315→台北(桃園)1510 BR711 744
台北(桃園)1810→香港    2000 BR857 77W
【3日目】
香港    0950→台北(桃園)1130 BR892 321
台北(桃園)1255→ソウル(仁川)1615 TG634 333
ソウル(仁川)1850→東京(成田)2100 OZ108 321




「せっかくスタアラ特典を使うんなら、スタアラ加盟航空会社にひとつでも多く乗りたい」「いろんな機材・機種に乗ってみたい」という欲が出てしまい、なんだかまとまりのないルートばかりになってしまいました。


そこで、本当に「乗りたい!」と思うエアラインや機種を主軸において、あまりに無茶な乗り継ぎや滞在はしないでルートを考え直して、再び作成することにしました。


そして、最終的に決めたのが、このルートです。
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今回、ビジネス/エコノミーのクラス混在で予約するにあたって、真っ先に乗ってみたいと思ったのがANAの「ビジネス・スタッガード」だったので、ビジネスクラスを使えるのであれば絶対乗りたい!と思って、「ビジネス・スタッガード」を使っている機材・路線を探すところから始めました。

ところが、このANAビジネス・スタッガードでいきなり躓いてしまいました。

というのも、ちょうどルートを作っていた9月・10月頃は787のファンブレード破損問題が尾を引いていて、整備スケジュールの関係からか、東京北京線・上海線はボロ767か旧CLUB・ANAシートの777ばかりで占められていました。
787が入っていても各路線にせいぜい1本、しかもビジネスクラスはクレードルシートの787-8が投入されている程度。
もちろん近距離アジア路線で、スタッガードシートを装着したB777-300ERが定期的に飛んでいる路線はありません。

スタッガードの787は、B787-9が羽田香港線に毎日1便が確定投入されていましたが、人気が高いのか、シートマップで空席を見てみるといつもけっこう混んでいるようです。
しかも、香港は今回のルートでは「目的地」になるので、いろいろなところに経由することなく、羽田から一気に香港に飛んで目的地に到着になってしまいます。

それが、11月に入ると、12月のスケジュールで北京線・上海浦東線にかなり787が戻ってきていました。
多くがクレードルの787ですが、成田-上海浦東線に毎日一便、ボーイング787-9が入っています。
シートマップを見るとスタッガードシートを装着した機材でした。
さらに北京線にもスタッガードシートを装着したB787-9が毎日一往復入ってきていました。

次に乗りたいと思っていたのが、エバー航空のB747-400ジャンボ機です。
エバー航空のジャンボですが、B777-300ERの増備に追われて、旅客型ジャンボはわずかに3機が残るだけとなっています。
これも2016年か2017年には全機退役と言われています。

エバーのB747-400は主に台北桃園-バンクーバー、台北桃園-シアトルの往復に使われているほか、間合いで台北桃園と上海浦東の往復にも入っています。
さらに、冬季は台湾人の冬の北海道観光がピークを迎えるので、エバー航空は台北桃園-新千歳にジャンボを飛ばしています。
せっかくなので長距離・長時間ジャンボに乗れる台北桃園-新千歳のフライトを予約しようと思ったのですが、マイレージ開放している席が少ないのか、予約できない日がけっこうありました。

そこで、まず往路の出発は成田-上海(浦東)-台北(桃園)を、ANAのB787-9とエバー航空のB747-400ジャンボでリレーさせるルートにすることにしました。
これなら成田-上海(浦東)でANAのスタッガードシートを装着したB787-9を絡めることができます。
上海と台北は2時間ほどで飛んでしまう短距離区間ですが、成田→香港の往路でビジネスクラスを使うのなら、エバーのジャンボのビジネスクラスにも乗ることができます。

しかし、日にちをずらして予約を入力していくと、毎週日曜日の上海浦東-台北桃園線はB747-400ではなく、B777-300ERにシップチェンジされているのが分かりました。
ここの部分を日曜日に掛からないように気をつけなければなりません。

台北桃園まで来れば、香港はもう目と鼻の先といっても過言ではありません。
フライトも(エバー航空ですが)いくらでもあるので、特に何に困ることも無く、目的地の香港まで辿り着くことができます。

台北桃園-香港は、旅客流動に加えて貨物輸送も多い区間だろうから大型機材が頻繁に飛んでいるのだろうと思っていたのですが、意外にもこの区間のエバー航空の主力機種はA321でした。
朝から晩まで約2時間おきに飛んでいるのですが、夕方にA330-200が飛んでいるのが一番大きい機種です。

目的地が香港なので、この区間もビジネスクラスが使えますが、A321のビジネスは古いタイプのシートなので、787-9と747-400のリレーのあとでは消化試合という感じ。

ところがです。
予約画面を見てると、ごく稀に、夜に桃園を発つ1便だけにB777-300ERが桃園-香港線に表示されることに気が付きました。
最初は脈絡なくランダムな日にちにB777-300ERが投入されているのかと思ったのですが、さらに詳しく調べていくと、毎週月曜日だけこの区間のアルバイトフライトがあるみたいなんです。
ビジネスクラスのシートは何が使われているのかさらに調べてみたら、欧米路線で使われているリバース・ヘリンボーンスタイルの最新型ビジネス「ロイヤルローレルクラス」でした。
これはもう、ここを狙って乗るしかない!

というわけで、ここのフライトに当たる日が「月曜日」に固定されたので、日本出発日がかなり制限されることになりました。
しかし、B787-9でANAのスタッガードシート、B747-400でエバーのライフラットシート、B777-300ERでエバーのリバース・ヘリンボーンシートと、3種類のビジネスクラスシートの乗り継ぎができるワクワクなルートになりました。

復路はエコノミー利用なので、あまり深く考えずに、香港からエチオピア航空やエアインディアで日本に戻るか、インチョン経由でタイ国際航空とアシアナ航空の乗り継ぎで日本に戻るルートを考えていました。

結果としては、これらのスターアライアンスに加盟しているいろんな航空会社を乗り継いで日本に帰るルートではなく、エバー航空のみを乗り継いで日本に帰るルートとなってしまったのですが、これには訳がありまして。

ひとつは、香港での滞在時間を少しでも延ばしたかったというのが大きな理由。
もうひとつの理由は、エバー航空は香港空港に自社ラウンジを持っておらず、とある別の航空会社のラウンジを使うことになるのですが、この「とある別の航空会社」があまりに意外すぎる航空会社だったので、香港空港でこのラウンジを使ってみたいためにエバー航空で香港空港を出発する行程にしたためです。

台北からは福岡行きのエバー航空のキティージェットを使うことで、搭乗する機材にアクセントを持たせてみました。
日本に入国したあとは、「スタアラ特典航空券」のルールでANA国内線を2路線まで乗り継ぎをすることができるので、福岡-沖縄那覇-羽田と遠回りをして帰ってきました。

ちょっと悔しかったのが、予約完了したあと2週間後くらいにエバー航空が台北桃園-成田線に「ぐでたまジェット」の11月下旬就航をいきなり発表したことでした。
これが事前に分かっていたら、台北から福岡に飛ばずに、成田直行の「ぐでたまジェット」を迷わず予約していたのですが・・・


予約完了したあとは、座席指定です。
好みの席、希望する席を事前に指定できるかによって、当日搭乗した時の快適さや旅の楽しさを大きく左右するので、個人的には事前の座席指定はとても重要だと思っています。


予約直後のANA959便のシートマップです。
スタッガードシートなので、シートマップの表示も不思議な感じですね。
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ほとんど空席ばかりだったので、前方の窓側席にしました。
前方だと機内食の配膳が早めなので、食後の時間をゆったり取ることができます。
成田を午後に出発して夕方に上海に着くフライトなので、K席側なら眩しい陽射しに悩まされることもありません。

実際に当日乗ってみると、Aコンパートメントは8割方の席が埋まってました。
Bコンパートメントも予約時は貸切り状態で1席も事前指定が入っていなかったのですが、搭乗当日は前半分は座っている人がいました。
東京上海線はビジネス利用でギリギリに予約が入ることが多いのかもしれません。


今回の予約はANAのウェブサイトから全て入れましたが、エバー航空はANAと同じアマデウス・アルテアという予約システムを使っているので、ANAのサイトからエバー航空の全てのフライトの座席指定をすることができました。
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予約直後のエバー航空BR711便のシートマップです。
B747-400ジャンボなのでAコンパートメントは2+2配列で座席数が少ないですね。
せっかくジャンボにのるのですから、Aコンパートメントの独特な空間のビジネスクラスを体感したいと思い、この席を指定しました。
1席だけ窓側席が空いていたのでラッキーでした。
それにしても、1番からではなく6番から座席番号が始まるのが不思議です。

ジャンボといえばアッパーデッキですが、エバー航空のB747-400のアッパーデッキはエコノミークラスとなっています。
アッパーデッキもビジネスクラスだったら、間違いなくアッパーデッキをの席を指定していたんですけどね。


ちなみに、ANAのアルテアで発券された予約番号は、エバー航空のシステムでも共通で使うことができます。
今回はエバー航空のウェブサイトから、ANAの予約番号を使って機内食の事前予約をしました。
ビジネスクラスにはウェブサイトからのみ予約できる機内食メニューもあるので、予約システムが共通化されていると、こういう場面でも非常に便利ですね。





で、いよいよ出発当日を迎えます。




(つづく)



伊豆クレイル乗車記 その2



!!!ご注意!!!

前編に続いて、超絶辛口評価のレポートです!
あまりにズケズケと言いたい放題なので、ご覧になられる方によっては、気分を害する可能性が充分にございます!!
表題の列車に「これから乗るんだ~!楽しみ♪」という方は、絶対にお読みにならないほうがよろしいかと思われます!!
あくまでも個人の感想ですので、ここで書かれていることが全てではありません!!
それらをご理解・ご了承を頂けた上で、本文をお読みください。







熱海を出ると、食事の進み具合によってですが、順番にスイーツセットが配膳されます。
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(上)ピーカンナッツの入ったしっとりガトーショコラ
(下)伊豆みかんのプリン


カトラリもスイーツセットの配膳に合わせて、新しいものが提供されます。
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3本入ってるうちの左にある、ナイフのようなマドラーのようなものは何に使うんでしょうか。
女子力の無い野郎4人組には、なんのために付いてきたのか誰も分からなかった。


スイーツセットにはコーヒーが一杯付いてきます(たぶんお替りできないと思う)

私はコーヒー飲めません。
でもスイーツメニューには、お飲み物として「コーヒー」しか書いてありません。

思い切って「コーヒー飲めないので、紅茶に変えられますか?」と聞いてみました。
そしたら、紅茶がちゃんと出てくるじゃないですか。
だったら、最初からメニューに「コーヒー」以外にも提供できるものを記載しておいて欲しいですね。

まさか、「コーヒー以外のものを出すのは手間だし、コーヒーだけ出ればコスト削減になるしね!」なんて考えじゃないですよね、NREさん?

あと、コーヒー・紅茶用のポーションとスティックシュガーを、ホットドリンクと同じカップに入れて出すのは、貧乏臭いのでやめて下さい。
こういう些細なところで、乗客の気分を盛り下げていることを早く理解して下さい。
せっかくのリゾート列車なのに、コップにポーションとシュガーを入れて出すなんて、センス無さすぎってレベルじゃねぇぞ?



車窓には、海が近づいたり離れたり。
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となりの2号車はカフェバーカウンターとラウンジのフリースペース車両です。
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黒板にチョークでイラストやおすすめ商品が描いてあります。
おしゃれなカフェでよく見るアレを車内に持ち込んだ感じですかね。
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飲食物の販売メニューはそんなに多くありません。
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「乗車記 その1」でも書きましたが、食事コースのドリンクはフリードリンクではないので、飲み物が欲しい場合はわざわざその都度このバーカウンターに来て購入する必要があります。

ミネラルウォーター・お茶が150円 コーヒー310円 みかんジュースやコーラが260円

食事コースの乗客も、飲み物が欲しくなったら毎回これらを買わなければなりません。
なかなか酷い商売してます。


軽食・・・というより、おやつ程度の食品も販売してます。
ブールサンドイッチは、箱根ベーカリーが「伊豆クレイル」のために作った車内限定販売メニュー。
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物販は伊豆の特産品を揃えた品揃え。
今から伊豆に行く人が車内で伊豆の特産品を買うのかという疑問はさておき、「こういう商品もあるんだ~」と勉強?になります。
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ちなみに、「伊豆クレイル」グッズは、手ぬぐいと脂取り紙だけです。
これらは、3号車のセミコンパート席ののれんに描かれた花柄模様を描いた商品で、「伊豆クレイル」のロゴマークや車両がモチーフになった商品はひとつもありません。


2号車では、伊豆や静岡県にゆかりのアーティストを招いての車内ライブイベントも行われます。
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楽曲はそのミュージシャンが作成したオリジナルの曲を演奏したり歌ったりで、あまり伊豆とは関係ありません。
路上ライブを車内に持ってきた、という印象でした。


ちなみに、1号車はこんな感じのインテリアになってます。(伊豆急下田駅到着後に撮影)
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海側を向いた2人掛け席と、山側は向い合わせの2人掛け席。



ランチセットは、成人男性の腹には量的に少ないので、道中半ばですでに腹が減ってきました。
カフェカウンターで「伊豆みかんジュース」と「ニューサマーオレンジタルト」を購入してきました。
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プラコップには「伊豆クレイル」のロゴが入ってますが、市販の汎用コップにシールが貼ってあるだけです。


片瀬白田駅と伊豆稲取駅間の、もっとも海に接近するポイントでは列車は徐行運転。
車窓いっぱいに海が広がる絶景ビューポイントです。
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パンフレットにも「ビューポイントで徐行運転」というのがこの列車のひとつのウリとして書かれているくらいだから、もう今にも停まっちゃいそうなくらいのゆっくりした速度で走るのかと思ったら、そこまでのそこそこ速い速度に対しての「徐行」のようで、せっかくのビューポイントもあっさり通り過ぎてしまいました。
単線の伊豆急行線のダイヤ構成の事情もあるのでしょうが、乗客の期待をここまで裏切る例も珍しいと思います。

ちなみに「伊豆クレイル」のパンフレットには「あえて“ゆっくり行く”リゾート列車で記憶に残る旅を」と素敵なキャッチコピーが書かれていますが、全体的に格段ゆっくり走っているという感じはありません。
最高速度130km/hで爆走してた頃に比べればゆっくりかもしれませんが・・・・そういうことじゃないか?


伊豆急行線内の「伊豆クレイル」停車駅には、この列車を歓迎する看板が掲示されていました。
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伊豆急下田駅に着きました。
到着ホームでは観光協会の方や駅員さんが歓迎の横断幕を持ってお出迎え。
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「スーパービュー踊り子」と「リゾート21黒船列車」と「伊豆クレイル」が並んで、下田の駅はリゾート列車勢揃いで華やかな雰囲気です。
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しかし、1990年代の花形列車がまだこうして第一線で主役を張ってるって、伊豆観光への足がおざなりにされている感がしないでもない。

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伊豆急下田駅は出口の改札と入場改札が分かれています。
出口の改札は黒船を模したデザイン。
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そして出口の改札を抜けると、のれんの掛かった大きな「関所」をくぐって外に出ます。
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駅前広場にも黒船の大きな模型が置いてありました。
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これだいぶ昔から置いてあるけど、ボロボロなところがなくてちゃんとお手入れされてるのが偉いなぁ。


「伊豆クレイル」の伊豆急下田駅到着時刻は14時06分。
日帰り観光するには非常に中途半端です。
かといって泊りがけで下田入りするにも、これまた非常に中途半端な時間です。

「車内でランチする」というのがコンセプトの列車ですが、小田原発車時間を10時頃にして、車内で早めのランチ(量的に腹いっぱいになるようなものでもないのでブランチ感覚)を提供して、下田に12時前後ぐらいに着けるダイヤなら、下田を日帰り観光しやすいし、泊りがけの人も下田駅界隈を観光して回ってからホテルに行くのにちょうどいい時間なんじゃないかなと思うのですが。
伊豆急行線のダイヤの関係もあるのでしょうけど、JR東日本の「作って走らせるけど、あとのことは知りません」的な、よくある悪いパターンの典型ですね。


日帰りで帰るツアープランもあるのですが、片道に「伊豆クレイル」利用の場合、片道は「踊り子」「スーパービュー踊り子」「マリンエクスプレス踊り子」が利用できます。
しかし、これらの「踊り子」には東京駅発着列車のみで、新宿・池袋(大宮)行きの列車は使えません。

実は、下り「伊豆クレイル」を利用すると、東京駅行きの「スーパービュー踊り子」は、「伊豆クレイル」が下田駅に到着した数分後に発車する列車が最終列車で、結果的にボロい「踊り子」号を利用せざるを得ないという、とんでもない罠が仕掛けられています。

今回は、最初この日帰りプランを利用するつもりでしたが、結果的に帰りに「スーパービュー踊り子」が使えないということが分かり、片道「伊豆クレイル」利用の片道プランで申し込んで、帰りの列車は自分たちで手配しました。

伊豆クレイルに料理つきプランで乗車する人数なんてたかが知れてるの(最大46人)だし、新しく作った「リゾート列車」を快適に利用してもらうためにも、「東京駅発着列車のみ」という制限は作らないほうがいいと思うんですけど。
JR東日本の看板特急として認知度の高い「スーパービュー踊り子」に、片道に乗って帰りたいという一般利用者は多いと思います。
それを「こういうルールだからダメです」とあっさり切り捨てるような設定をするのは、利用者にとってマイナスイメージが強く残ってしまうんじゃないかと。




というわけで、中途半端な時間ですが、下田駅周辺をプラプラ歩いて観光してきました。

ペリーロード。
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下田旧澤村邸。
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下田の街中には、こうしたウロコ壁の建物がところどころに点在しています。
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下田市内には、びゅうで「伊豆クレイル」の食事付きプランを購入した利用者に特典を用意している店舗があります。
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海が見えるところまで来ました。小さな湾になっていて、漁船がいっぱい係留されています。
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ペリー艦隊来航記念碑。もっと大きいものが建っているのかと思ったら、意外と小さかった。
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道路沿いの花壇にハイビスカスの花が咲いてました。
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あと、道の駅にも寄ってきましたが、お土産屋さんがちょいちょい開いてるだけで、館内の観光案内とか見学スポットとかは観光客どころかスタッフさんすらも無人で、なにも見られず。日曜だってのにやる気なさすぎ。

結局、1時間半ほどプラプラ散策して、駅に戻ってきました。
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さて、伊豆急下田駅なんですが、

駅構内は、どっかで見たことのある風景。
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鉄道ファンなら、もう分かりましたね。



水戸岡ワールドに徐々に染められ始めている伊豆急下田駅。

この時はまだ「ザ・ロイヤルなんちゃら」が正式発表される前でした。

前発表で伊豆急のアルファリゾート21のリニューアルをドーンデザインと水戸岡先生が手掛けるという発表はあったのですが、すでに下田駅は一足先に水戸岡ワールドへの変身が始まりつつあったようです。


帰りは池袋行きの「スーパービュー踊り子10号」に乗ります。
伊豆急下田駅の改札は、発車時間の10~15分前から始まり、それまで改札口は閉鎖されているので自由にホームに入ることはできません。
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席は池袋寄りの先頭車になる10号車です。トップナンバーの車両でした。
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展望席の最前列をお友達さんがゲットしておいてくれました。
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展望席の階下には「こども室」。
すでにブーブークッションはなくなったみたいですね。
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とにかく子供がはしゃぎまくっているため、展望室にもその声が響いてきて非常にやかましいです。
子供が大声を上げながら階段や通路をドタバタ走って、10号車全体が「こども室」みたいなものになってます。
ゆっくりのんびりしたいという人は、10号車はおすすめできません。
マジで。ガチで。



展望席は、最前列ならけっこうダイナミックなパノラマが楽しめます。
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海の遥か彼方に浮かんでいる島は、大島です。
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車内販売が回ってきたので、やまももドリンクを買いました。
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画像になぜ旧・成田エクスプレスが写っているのか?

車内販売の乗車記念グッズに、なんでか成田エクスプレスグッズがあるんですよね。
その中に、「さようなら253系成田エクスプレス」のグッズがあるんです。驚きました。
ポストカードセットを購入しました。他にはノートとクリアファイルがありました。

トンネルに入ると、まるでSFチックなワープシーンのような光景が広がります。
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列車は途中で東海道線から横須賀線へ転線。
そこから、蛇窪信号所で大崎支線へと入り山手貨物線へ繋がるルートは、鉄道ファン垂涎のマニアックルート。
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終点の池袋駅に到着しました。
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本文で散々「残念」「ありえない」を連呼してしまったので、だいたいの感想はご理解いただけかと思います。
全国的に大ブームとなっているレストランタイプのリゾート列車ですが、これまで「東北エモーション」「富士山ビュー特急」「52席の至福」に乗った経験があります。
これらよりもかなり後発となる今回の「伊豆クレイル」ですが、これまでに登場した同タイプの列車を研究し尽くして、さらに上をいくレベルの列車に仕上がっているはずなのに・・・・。

はっきり言いましょう。
「ガッカリ」レベルなんてものじゃありません。

同じようなサービスを提供してるレストラン列車は、各地の地方鉄道が自社の看板列車に、そして地元の観光の目玉に育てようと、いろんな趣向を凝らして、地元ともいろいろ連携して頑張っているのが感じられますが、この「伊豆クレイル」は「こういうのブームだし、これ系で行っとく?」みたいな感じで作って走らせてるだけな印象しか受けません。

JR東日本とNREという大企業が走らせているのに、「このレベル」というのが非常に残念。
ブームにかこつけて宣伝打って集客して、利用者に「レストラン列車ってこんなもんなんだね」というイメージを植えつけて、地方で頑張って同様の列車を一生懸命に走らせている小さな鉄道会社の企業努力を無にしているようで、腹立たしさすら覚えます。


近々、ほぼ同じ路線・区間に伊豆急行と東急が「ザ・ロイヤルエクスプレス」をデビューさせます。
このタイプの列車が同じ走行区間で競合するというのは、全国的にも珍しい例だと思います。

ご存知のとおり、デザイン総指揮は水戸岡鋭治先生とドーンデザイン。
完成予想イラストを見る限り、「どっかで見たことある」が満載な感じで、もはやファンの間では「食傷気味」「またかよ」と言われていますが、かの先生が手をつけるということは、ハンパ無い大改造をして、驚くべきモノが仕上がってくるに想像は難くありません。
メディアで何度も取り上げられて、一般の人にも認知度の高い「ななつ星in九州」や「或る列車」の流れを汲む列車が関東でも手軽に乗れるようになるとなれば、人気沸騰はもう間違いなく約束されたようなものです。

「伊豆クレイル」のツアー代金が1万円台なのに対して、「ザ・ロイヤル~」のほうは2~3万円台にして棲み分けを図るそうですが、こんなの出てきたら、誰もがお金をプラス1万円してでも「ザ・ロイヤル~」のほうに乗りたがるに決まってます。

「ザ・ロイヤルエクスプレス」が出てきたら、今の「伊豆クレイル」には、それに太刀打ちできるものが何もありません。
料理はしっかりしたものに仕上がっていて満足できますが、それに付随するサービスがすべてにおいて全くダメなのです。
ダメ出しは記事内でさんざん書いたので、ここではもう書きません。


本文でも書いたのですが、ポーションとスティックシュガーがホットドリンクと全く同じカップに入って無造作に出される時点で、この列車の全てがお察しでした。


以上。



ちなみに、冷静なご意見はお友達さんのブログを読まれたほうが、論理的に述べられているのでご理解しやすいと思います。

のまゆ
食と酒と会話を楽しむ伊豆クレイルに乗ってきた~前編~
食と酒と会話を楽しむ伊豆クレイルに乗ってきた~後編~





「伊豆クレイル」の座席や車内設備の詳細については、「座席探訪 651系「伊豆クレイル」」を参考にするといいらしいよ?




おわり

伊豆クレイル乗車記 その1

!!!ご注意!!!

超絶辛口評価のレポートです!
ズケズケと言いたい放題なので、ご覧になられる方によっては、気分を害する可能性が充分にございます。
表題の列車に「これから乗るんだ~!楽しみ♪」という方は、絶対にお読みにならないほうがよろしいかと思われます。
あくまでも個人の感想ですので、それらをご理解・ご了承を頂けた上で、本文をお読みください。










常磐線といえば「スーパーひたち」。
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「スーパーひたち」といえば651系。
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E657系全盛期で、列車名もひたち・ときわの新時代になったというのに、いまだに「常磐線の特急は“651系スーパーひたち”だろJK」な常磐線民の京九快速です。



そんな愛して止まない651系が、なんか伊豆のほうでリゾートレストラン電車に生まれ変わったそうですよ。
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「651系ってのはなぁ、ガシガシひたすら高速運転しまくってスピードと速達性だけを追求した姿があるべき存在であって、『やだー、なにこの電車ーしゃれおつ~!かーわーいーいー(ハート)』な女目線の軟弱なリゾート列車なんて似合わねぇんだよ!」

てなことを、有名な某「吉野家コピペ」で書こうかと思ったのですが、炎上しそうなのでやめておきます。


・・・あの651系がですよ?
伊豆でレストラン電車?


否定的な考えながらも、実は気になってました。


「スーパービジネス特急」「常磐線一筋!」だったあの651系がですよ?
伊豆でレストラン電車?





お友達さん4人で「食事つきプランで乗ってみようか」ということで話がまとまりまして、小田原発の下り列車「クレイルランチプラン」で予約することにしました。


なんか、すっげぇ人気らしいんですよ。「伊豆クレイル」。
秋メニュー発売日に、私ともう1人のお友達さんは「びゅう」のネット予約を入れたのですが、満席で撃沈。
もうひとりのお友達さんは、駅のびゅうプラザに直接行って、空いてる日をこまめに探してもらって、なんとか4人で予約できる日がありまして、予約できたって次第。
こういうのは、ネット予約より直接「びゅうプラザ」に行ったほうが予約できる確率高いみたいですよ?
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で、乗車日当日。
新宿駅に集まって、小田急ロマンスカーVSEで小田原まで行って、そこから伊豆クレイルに乗るという、なんて素敵な行程!
VSEは発売日10時にネット予約で後展望最前列を取っておきました!



『小田急線は、向ヶ丘遊園駅で発生した人身事故の影響で大幅な遅れが発生しております。なお、ロマンスカーは午前中の列車は全て運休いたします。』





仕方ないので、急遽行程変更。


新宿からは湘南新宿ラインで横浜まで出て、特急「踊り子」号に乗車。
まさかオンボロ185系に乗っていくことになるとは、予想もしていなかった展開。
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15両編成という、超長大編成の踊り子号。うしろ5両は修善寺行きです。
急な行程変更で自由席利用なので、「伊豆急下田行きより修善寺行きのほうが空いてるかな」と思ったら、全体的に空いてました。
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乗った電車は、ファーストナンバーカーでした。
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小田原駅に着く直前あたりで、富士山がはっきり見えました。
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小田原駅到着。
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小田原駅は、いろんなところに「伊豆クレイル」の装飾が。
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常磐線の大スターだった651系が、今こうして小田原駅で、ここまで可愛がってもらえてる・・・・
嬉しいような、常磐線でこの余生を与えてあげられなかったことが悲しいような・・・複雑な心境です。


改札内コンコースに、なにやら飛行機の機内食カートみたいなのが置いてあった。
伊豆クレイルの車内サービスに使われるカートです。
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小田原駅には伊豆クレイルの乗客専用のラウンジまであります。
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ラウンジは10時30分にオープンするので、早めに行って一番に入室しました。
JR東日本が特定列車のためにこういう設備を作ることは滅多にないので、物珍しさで混むかなと思ったのですが、我々以外に誰も入ってくる人がいなかった・・・・
そもそも、この電車がオタ向けではないというか、食事とセットになったプランで2名からしか予約できない電車なので、鉄道ファンには乗りにくいからかもしれません。

ラウンジ内のインテリアには、小田原の木材が使われています。
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室内は・・・想像してたよりもこじんまりとして狭かった。
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窓からは小田原城が一望できます。
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「伊豆クレイル」の模型が置いてありました。手作り感全開の模型です。
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ロゴマーク入りのグッズは「ご自由にお持ち帰り下さい」でした。
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うちわとメモ帳とチケットケースでした。時間によっては缶バッチなども配ってたみたいです。
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ラウンジですが、最初のうちは我々4人しかいなくて貸し切り状態だったのですが、発車30分くらい前から混み始めました。
座るところもなくラウンジ内をウロウロする人や、立ったままラウンジ内で閲覧できる雑誌を読む人など。
もはや「ラウンジ」というより「難民収容所」みたいな状態で、乗車定員からしても明らかに椅子も少ないし、スペースも狭い。

ラウンジ内の席数は、木製の椅子が12席。
小田原名物「かまぼこ」の板を使ったというベンチは詰めれば12人座れて、着席定員は24人といったところ。
で、「伊豆クレイル」の1号車と3号車の合計乗車定員は46人。
これに一般販売の4号車52席を足すと、総定員98人。
「伊豆クレイル」が満席だった場合、ラウンジ内でゆったりすごせるのは全体の2割程度の乗客だけです。



コンコースからホームに降りると、目の前の柱に・・
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で、振り返ってみると・・
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階段にドドーン!と「伊豆クレイル」のイラストが現れます。


ホーム上にある待合室も「伊豆クレイル」仕様。
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乗車位置目標も一目で「伊豆クレイル」だと分かるデザインになってます。
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伊豆クレイルに使われる4両編成の651系は、国府津の電車基地から回送されてきます。
まず11時00分頃に小田原駅に入線。
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この時点では乗客はまだ乗車できず、乗務員やサービスクルーが乗り込み、食材や物資の積み込みが行われます。
積み込み作業が終わると、11時20分頃に一度小田原駅南側にある留置線へと引き込みされます。
そして11時35分頃に再びホームに入線してきて、ここで乗客は「伊豆クレイル」に乗車することができます。

「スーパーひたち」の頃の姿と比べてみました。
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入線から5分ほどですぐに発車するので、ホーム上は非常に慌しい雰囲気です。
乗車時にチケットチェックがあることは事前案内がないので、バッグの中からあわててチケットを探す人。
乗車口でのアテンダントによるチケットチェックもスムーズではないので、乗車の行列は遅々として進みません。
行列の後ろのほうに並んでいる人は「発車しちゃう~」「記念の写真を撮る時間が無いよぅ~」と焦り気味の雰囲気が漂っています。

出発前から殺気立っているにも近い空気感で、「これからレストラン電車でのんびり伊豆まで行くの~」という優雅な感じが全然しません。
せっかくのリゾート列車なのに、なんでこんな余裕の無いダイヤを組んでいるのか。
ホント謎です。


ちなみに、1号車と3号車には「びゅう」のバウチャー券をチェックする係員が立ちます。
1号車の乗客は1号車からしか、3号車の乗客は3号車からしか乗車できません。
どこからでも乗車できるのかと思って、1号車のところで並んでたら、「3号車のチケットなので、3号車から乗ってください」と言われて、あわてて3号車まで走りました。

行先表示機は「幕」タイプでした。LED式が全盛期のこの時代に珍しいですね。
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我々の席は、3号車のセミコンパートメント席です。
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入線してきた段階で、すでにテーブルにはランチボックスがセットされています。
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小田原駅では横断幕で出発のお見送りがありました。
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セミコンパートメント車両はこんな感じです。あの「スーパーひたち」がこんな車内に変身するとは・・・
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小田原駅を発車すると、ドリンクサービスが順番に各個室に回ってきます。
観音温泉のミネラルウォーターは全員に用意されているほかに、地ビールかサイダーが選べます。
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ドリンクサービスはこれだけ。



「・・・えっ?」って感じです。


「・・・はぁ?」って感じです。


選べる飲み物が「ビールかサイダー」って極端すぎ。炭酸じゃない飲み物は無いんですかね。
しかも、追加で飲み物が欲しい場合は、いちいち2号車のカフェバーに行って購入しなければなりません。

アルコール飲み放題にしろとまでは言いませんが、ソフトドリンクとかお茶とかミネラルウォーターくらいはサービスでお替り自由にしてほしいところです。


小田原から熱海までは太平洋のすぐそばを走るので、発車早々に絶景が楽しめます。
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では、さっそくお食事を。
カトラリは、ロゴ入りのおしゃれな紙包みに入ってます。
(しかし・・・カトラリはいかにも業務用市販品といったもので、オリジナリティが感じられないのが残念)
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箱根組子をモチーフにしたお弁当のふたを開けると、仕切りの中にこじんまりとしたお料理が。
見た目に楽しく、これは女性にウケが良さそう。
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(右上)南伊豆温泉メロンと生ハムのオードブル ピクルス添え
(右下)駿河湾産釜揚げシラスの入ったブランダッドと箱根山麓豚と伊豆産椎茸のピンチョス テリヤキマスタードソース
(中上)小山町産金太郎マスと秋茄子のキッシュ
(中下)南伊豆獲れ伊勢海老と長芋の冷製フラン
(左上)伊豆野菜を詰めた若鶏のバロティーヌとピペラードを詰めたコンキリオーニ
(左下)ローストビーフ たっぷりキノコのドゥミグラスソース

お料理のプロデュースをしているのは、女性に絶大な人気を誇る秋元さくらさん。
東京にある家庭的なフランス料理を提供するレストラン「モルソー」のオーナーシェフだそうです。
たまにバラエティ番組のお料理企画コーナーなんかでお見かけすることがありますね。

お料理の内容は、春・夏・秋・冬と季節ごとに変更されます。
今回は10月の乗車でしたので、「クレイルスタイル・オータムランチ」という内容でした。


お料理は一品一品が美味しかったです。
というか、食えればなんでも美味しいという味覚の持ち主の私なので、繊細な食レポは無理よ?



ただ、食べてて「これはいただけねぇな」と思う点がちらほらと。

汁だれする料理がいくつかあるのですが、ランチボックスから直接口に運ばなくてはならないので、口に持ってくるまでにソースが垂れて服を汚しそうなんですよね。
ランチボックスから一度取り置ける小皿なんかがあると食べやすいし、こういうハレの日にお気に入りのお洋服で着飾ってくる女性には「お洋服汚しちゃいそう・・・」といらぬ心配をしなくて済むほうがありがたいんじゃないかと思います。
ランチボックスから直接ガバっと食べなきゃいけないっていうのも、女性目線ではあまり上品には見えないのが気になる方も多いと思います。

あと、料理の中にキッシュがあるんですが、これを切るナイフがカトラリセットの中に入ってない。
フォークで切ろう(割ろう)としても、キッシュの生地が硬くて全然切れない。
ランチボックスの中の小さなスペースでは、カトラリでの取り回しが全然効かないんです。
だから、キッシュはフォークでぶっ刺して齧りつくしかない。
これはハッキリいっていただけない。
我々のように野郎4人組で「うめー!うめー!」とガツガツ食うなら全然問題ないでしょうが、女性がキッシュをフォークでブっ刺して齧りつくでしょうか?
車内のインテリアも、外観のデザインも明らかに「女性向けの列車」を狙っているのに、こういうところで女性目線になってないのは、詰めが甘すぎ。
ランチボックスの中に盛り付ける前に、このキッシュは一口大(3切れくらい?)に予め切って盛り付けておくのが妥当だと思います。





小田原を出て約10分。さっそく絶景ポイントの「根府川駅」で20分の停車。
海を眺めながら食事が楽しめます。
この日は、猿軍団総勢20~30匹以上の大行進に遭遇しました。
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車内配布の景勝地パンフレットにも、「根府川駅ではお猿さんが見られるかも?」と書かれているので、わりと日常的なことっぽいです。

ちなみに、根府川駅停車中に後続の快速アクティーとスーパービュー踊り子号に追い抜かれます。
(画像は後日撮影。根府川駅では伊豆クレイルはドアは開かないので、乗客は外に出られません)
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651系と251系が日常的にこうして並ぶ日が訪れるとは・・・・1990年代も遠くになりにけりですなぁ。
しかも両者とも、デビュー時と比べるとずいぶんと装いが変わってしまったし。






次の停車駅の熱海駅では約10分停車。
下りの「伊豆クレイル」の停車駅で長く停まるのはここ熱海駅だけなので、オタっ気のある乗客はみんな外に出て記念撮影。
オタっ気のない女性利用者は、車内でお食事中です。

となりのホームからはリゾート21が先行して発車していきます。
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記念撮影しに降りてくる乗客を見込んで、こんな記念撮影ボードも用意されています。
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熱海駅の発車案内板。イラスト表示もあって、熱海駅には「職人さん」がいるみたいです。
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反対側のホームに回って写真を撮ってきました。
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(つづく)