台湾に行ってきました 〔2016年8月〕 その13:太魯閣自強426次 花蓮→玉里→知本

花蓮駅からは、いよいよメインの太魯閣キティー特急「新太魯閣HELLO KITTY彩繪列車」に乗車です。

花蓮駅では3分停車なので、対面のホームから入線してくるところを撮影しました。
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乗り遅れては大変なので、入線してきたところを撮ったら、すぐに隣のホームへと移動。
車体に貼られたキティーちゃんのラッピングの撮影もそこそこに乗り込みます。
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花蓮駅で降りる人、ここから乗る人、車内販売の商品のダンボール積み込みに、車体のラッピングと記念撮影する人だかりでホーム上は大混乱でした。
時刻表上では3分停車ですが、結局5分以上停まってました。ダイヤゆるゆるの台湾です。



車内は、デッキからキティーワールド全開です。
車掌さんのユニフォームを着たキティー姐さんが車内のあちこちを巡回中。
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車内のテーマカラーはピンクとオレンジの2色があり、それぞれで雰囲気が異なります。
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車内の至る所にいるキティー姐さんが記念撮影ポイントになっていて、車内は常にカメラやスマホを片手にウロウロする乗客が行き交っている状態です。
堂々と車内のあちこちを撮影できる環境は私にとって嬉しいのですが、他の乗客が画像に写り込まない様に撮るのに一苦労。
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デッキの旅客用の充電コンセントコーナーにもキティー姐さん。
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両先頭車には乗車記念スタンプコーナーがあるのですが、台には何も置かれていませんでした。
あとで車掌さんに聞いてみたのですが、今はスタンプは撤去されてしまって設置していないとのことでした。
う~ん、残念・・・。
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太魯閣号もサンリオの手にかかれば、こんなにかわいくなっちゃいます。
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花蓮から玉里までの約40分は車内をウロウロして終わってしまい、ほとんど席に着くことはありませんでした。
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花蓮→知本で通しの指定券が取れなかったため、玉里駅で同じ太魯閣自強426次の別の車両に乗り換えです。

このあたりは台湾でも有数の米どころで、おいしいお米が収穫できることで有名です。
有名駅弁もこの沿線の駅のものが多いですね。
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車内販売のワゴンが通りかかったので、販売している商品を品定め。
乗車記念のキティーグッズが大量に詰まれています。
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グッズは太魯閣キティーがデザインされた、いかにも「乗車記念」になりそうなものはクリアファイル・シール・ポストカード・ボールペンなど。
ほかにも水筒やキーホルダーなどのグッズがありましたが、これらは太魯閣キティーとは関係ない、ただのキティーちゃんのグッズでした。
発売初日には台北駅の台鐵グッズショップに長蛇の行列ができたことがニュースになった、車掌ルックのキティーちゃんぬいぐるみも車内で販売されています。

グッズのほかに、この列車限定のキティーラベルの台鐵弁当が人気です。
426次列車の台北積み込みと、441次列車の台東積み込みでは弁当の内容が異なるという情報でしたので、両方の弁当を買おうと思っていたのですが、台北積み込みの弁当は花蓮に着く前に売切れてしまったとのことです。
車内販売員さんの話では、台東・知本行きの426次列車では、台北積み込みの弁当はいつも花蓮駅に着く前までには完売してしまうそう。
帰りもこの太魯閣キティー特急に乗ることを話したら、「台北行きの441次列車のお弁当は知本駅じゃなくて台東駅で積み込むから、台東駅に着いたらすぐに最後尾の車両に来なさい。そうすれば出来立ての暖かいお弁当がすぐ買えるわよ!」と教えてくれました。

乗車記念グッズについては、「いつも大量に積んでるから売り切れることはないけど、ホーロー製の弁当箱はこれが今日最後の1個!買うなら今のうちよ!」とセールスされちゃいました(一個800元近くするので買いませんでしたが)
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客室のデッキ仕切り壁は、一面にキティーちゃんとキャラクター化された太魯閣号のイラストが貼られています。
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外観の派手なラッピングはネットのニュースなどでよく見かけたので知っていましたが、車内の装飾は大したことないだろうと思ってました。
そうしたら、客室からデッキまでこんなにも徹底的にキャラクターの世界観を持ち込んだ装飾をしていてビックリです。

ヘッドカバーもキティー姐さん。
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運行初日にほぼ全席のヘッドカバーが持ち帰られてしまったことがニュースになって、この列車の存在が有名になりましたが、今では持ち帰られてもいいように安い不織布製のものになりました。
しかし、あのニュースが大々的に報道されたためか、持ち帰る人の姿は見かけませんでした。


車内の広告枠のフレームに収まっている広告は、すべて台鐵と京急の姉妹友好締結のポスターでした。
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台東駅でほとんどの乗客が下車しましたが、それでも車内にはわりと多くの乗客が残っていて、終点の知本駅まで乗車していました。
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(つづく)

台湾に行ってきました 〔2016年8月〕 その12:復興684次 宜蘭→花蓮

自強222次からの乗り換え列車は、復興号です。

復興号は、自強号→特急 キョ光号→急行 ・・・とすると“快速”にでも相当する列車でしょうか。
自強号の増発と、近郊輸送の区間車(普通電車)の運転本数の充実によって、復興号はその存在意義が薄れ、台鐵の中では絶滅寸前の列車になっているそうです。

今回は「もうすぐ完全廃止目前の復興号に乗りたい!」と思っていたわけではなく、全然指定券が取れない宜蘭→花蓮間で唯一指定券が取れたのがこの復興号だったというだけでした。
たまたまとはいえ、この復興号に乗るチャンスができたのは、ある意味運が良かったのかもしれません。

復興号は機関車に引かれて走る客車列車です。
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キョ光号の客車とよく似ていますが、キョ光号がオレンジ色なの対して、復興号はスカイブルーです。

ホームには、この復興号に乗車しようという乗客の姿はほとんどありません・・・・
それなのに、なぜか12両も客車をつないだ長大編成です。
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最後尾には、ホームから外れて荷物車が連結されていました。
国鉄時代の客車普通列車に荷物車が連結されていたのとよく似てますね。
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行先表示機には、「復興號」「往花蓮」が表示されていますが、
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一部は「区間快」だったり、また何も表示が出ていなくて中の蛍光灯が剥き出しだったり・・・・・
この列車の扱いの低さというか、まぁそれだけ利用者がいないってことでしょうか?!
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どの車両もドアが閉まっているのでまだ乗車できないのかと思って、しばらくホームをブラついていたら、車内ですでに席に着いて乗っている人の姿がありました。
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なんてことはない、ドアは自動ではなく、乗客自身で手動で開け閉めするものでした。
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客車間の連結面は、簡単な渡り板があるだけ。幌などは無く、ゴム製のパッキン同士が合わさっているだけです。
走行中の連結部分の行き来はかなりスリリングです。
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座席はどの車両も同じものでした。
想像していたものよりしっかりした座席だったので意外でした。
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ビニル製のカバーに覆われた座席は、着ている服の素材によっては腰掛けにくいかもしれません。
リクライニングもしますが、1段階だけ倒れて、傾斜量もさほど深くはありません。
側面の窓の数からすると、設計はキョ光号と同じようですが、座席数が多いので一部の席は窓間の柱に当たってしまう「窓なし席」になっています。


ほとんど乗客が乗っていない状態で宜蘭駅を出発。
客車列車らしい、ガクンと大きく揺れる走り出しで、走行中の引っぱられるような感覚も、今の日本の鉄道ではなかなか味わうことができないものです。
列車は海沿いと山間部を繰り返しながら、ゆっくり進んでいきます。
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南国らしい穏やかな海の車窓は、台湾の鉄道旅行の醍醐味かもしれません。癒されるようなひとときです。
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画像が汚れていますが、これはカメラのレンズ内の汚れではなく、窓の汚れです。
窓がとにかく汚い上に、キズだらけなのです。あまり念入りにお手入れされていないところを見ると、この列車の扱いの低さを感じてしまいます。
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宜蘭駅発車時点ではガラガラでほぼ無人状態だった列車ですが、途中駅で次々と大量に乗ってきて、あっという間に車内は満席になってしまいました。
これには驚きました。
最初は区間車(普通電車)が全く走っていないのかと思いましたが、そうでもないようです。

台鐵がホームページで公開している時刻表をダウンロードしてみてみると、この復興684次は注意書きに「団体列車」と書かれています。
どうやら、団体のツアーの移動用として旅行会社に販売されているようで、複数のツアーの団体客が相乗りで利用するために設定されている列車のようなのです。
観光バスが走っていれば、このような運用も無いのでしょうが、宜蘭~花蓮間は高速道路が無く、この区間の旅客の移動は鉄道に全面的に頼っているのが現状なので、このような列車が必要になっているのでしょう。

ごくわずかに乗車している一般客は、おそらくツアー用に回らなかったか、売れ残って旅行会社から台鐵に返却された空席を購入した乗客なのかもしれません。

高速道路が未発達のこの区間ですが、車窓には次々に建設中の道路が見えました。
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これらの工事中の道路がすべて繋がっているのかはわかりませんが、高規格の道路が完成すればバス会社が次々とこの区間に参入してくるでしょう。
そうなれば、台鐵が独占していた乗客も流れが変わって、この復興号のような列車は消える運命かもしれません。


大盛況の復興号は、宜蘭から約1時間30分かけて終点の花蓮駅に到着。
この区間を最速1時間を切る速さで走る自強号もあれば、多停車で1時間20分かかる自強号もあるので、一概に「復興号は遅い」とはいえないかもしれません。
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宜蘭駅で最後尾に連結されていた荷物車は、途中駅ですでに切り離されていたようです。
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花蓮駅の中線には貸切専用の観光列車用の客車が停まっていました。
一般用のキョ光号に連結されて運転されているようです。
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南国ムード満点の、華やかで派手なラッピングですね。
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花蓮駅に着いた復興号は、先頭の電気機関車がディーゼル機関車に付け替えられて、推進運転で車両基地へと回送されていきました。
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(つづく)

台湾に行ってきました 〔2016年8月〕 その11:普悠瑪自強222次 樹林→宜蘭

台湾2日目のメインは、「太魯閣キティー特急」への乗車です。

樹林→台東・知本の太魯閣自強426次と、知本・台東→樹林の太魯閣441次の指定券が取れればこの2列車で単純往復するだけでよかったのですが、そう簡単にいかなった経緯は前回のブログ記事をご参照のほどを

結局、「太魯閣キティー特急」が投入される太魯閣自強426次は、花蓮駅からの指定券を買うことができたので、台北から花蓮までは他の列車で先行して向かい、花蓮駅で乗り換えることになります。
花蓮駅から逆算しながら指定券を確保できる列車をつなげていった結果、台北側からは自強222次に樹林駅から乗ることになりました。

太魯閣自強426次の樹林駅発車時間は12時38分。
かたや自強222次の樹林駅発車時間は11時08分。1時間30分も先行しての出発です。


自強222次は、台鐵の最新鋭特急「TEMU2000型 普悠瑪列車」での運転です。
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樹林駅への入線は発車の約10分前。
樹林駅はさほど大きな規模の駅ではありませんが、花蓮・台東方面に向う東部幹線の自強号の車両基地がこの駅の近くにあるので、東部幹線へ向う自強号のほとんどの列車はこの樹林駅が始発駅になっています。


樹林駅から乗車する乗客はほとんどいなくて、8両編成の各車両に数人程度。完全に無人の車両も。
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西部幹線の区間車(普通電車)で、新竹や桃園方面から上がってきて、樹林駅で自強222次に乗り換える利用者もチラホラいました。


普悠瑪号の座席は、JRの新型特急にも引けを取らない豪華さです。
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リクライニングはかなり深くまで倒れ、シートピッチも広いので足元も広々としています。
前座席の下部は空洞になっているので足先を伸ばせる上に、フットレストも付いています。
テーブルは倒した後に、さらに手前に引き寄せることができるので、お弁当を食べる時に便利。
座席周りに電源コンセントはありませんが、デッキに旅客向けに充電用コンセントが設置されています。
(普悠瑪号の座席や車内環境については、「座席探訪 TEMU2000型普悠瑪自強号」も併せてご参照ください)


樹林駅を発車した列車は、じきに淡水河に注ぐ大漢渓に掛かる鉄橋を渡り、台北市街の地下区間へと入ります。
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地下区間に入ると、最初の停車駅の板橋駅。ですが、ここから乗ってくる乗客もほとんどいません。

ほぼ空気輸送状態だった列車は、台北駅・松山駅で一気に満席になりました。
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画像でこうして見るとJRの特急の車内とそう変わりないように見えますが、実際には話し声や笑い声が大きく、また普悠瑪号は車体傾斜システムを活かした高速志向のダイヤで運転されているので、直線からカーブまでものすごいスピードでかっ飛ばしていくので走行音がすさまじく、それがガンガン車内に響くため、JRの特急の静かな車内とは大きく違う雰囲気です。

また、高速運転する高性能の車両に対して、線路側がそれに付いていけてないようで、直線を走っていても揺れが凄まじいです。



お昼ごはんには、樹林駅構内にある、寿司をバラ売りするお店で買ったお寿司を食べました。
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台北周辺の主要駅でよく見る寿司をバラ売りするショップですが、買って食べるのは今回が初めて。
思ってたよりもネタの味は淡白でした。シャリも日本人からすると食べなれたお寿司とはちょっと違うような・・・?!
お店はけっこう混んでいたので、台湾人にはかなり人気の軽食のようです。

ちなみに、樹林駅には改札内に台鐵弁当を売るスタンドも出ていました。



石城駅の手前辺りから車窓左手には海が見えてきます。
海岸線に沿って走る車窓は頭城駅手前あたりまでしばらく続き、天気が良ければ風光明媚な車窓が楽しめます。
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よく晴れていたので、海の向こうにぽっかり浮かぶ亀山島がよく見えました。
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樹林駅から約1時間40分で宜蘭駅に到着です。
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自強222次の指定券は、宜蘭駅までしか買えなかったのでここで下車します。
ディーゼルカーブタちゃん特急の自強号だと、「無座乗車(立ち席乗車)」ができるのですが、普悠瑪列車と太魯閣列車はそれが認められていない(指定券無しで乗ると罰金まで取られる)ので、今回は宜蘭駅で乗り換える行程にせざるを得ませんでした。

次は、ホームを挟んで右側に停まっているオレンジ色の機関車の列車に乗り換えです。


(つづく)

台湾に行ってきました 〔2016年8月〕 その10:台鐵の座席指定システムがヤヴァイ件

台湾2日目の朝です。

モーウィング ホテル フェアリーテイルの宿泊プランは朝食付きなんですが、ホテルの建物内にはレストランはありません。
朝食は、ホテルから歩いて3分くらいのところにあるマクドナルドで食べます。

朝、フロントに行き、「マクドナルド行くので朝食券下さい」とお願いすると、こんなチケットがもらえます。
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1人利用での宿泊でも、なぜか毎回チケットを2枚くれます。
食べようと思えばマクドナルドの朝セットを2つ食べられるということですが、さすがに朝からマクドを2セットも食べたら胃もたれしそう。
ちなみに、ホテルからマドクナルドへ行く途中には、おかゆや麺、具がごってり挟まったサンドイッチなどの台湾式の朝食を出すお店がいっぱいあるので、「台湾まで来てマクドかよ!」という方は、それらのお店で自分で金出して食べるのもおすすめ。
自分としては、海外のファーストフードのメニューって日本のお店と違うメニューがあったり、味が違ったりするので、ファーストフードもアリかなって思うのですね。(さすがに毎回3食マクドとか有り得ないが)

で、マクドナルド。
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店内はすごい混んでました。レジも10分ぐらい並んだし、台湾の人って朝マクドがかなり好きな模様。
朝マクドのセットも写真に撮ったんですが、林檎社の陰謀により(以下略)。



さて、今日は、昨日ちょっとだけしか乗れなかった「新太魯閣HELLO KITTY彩繪列車」に乗って、台北から台東まで行きます。
台東は観光しません!
台東を通り過ぎて、次の終点・知本駅まで行きます!
太魯閣キティー特急に乗るためだけに、台東の知本まで行きます!
知本に着いたら、すぐに折り返しの「新太魯閣HELLO KITTY彩繪列車」で台北へとトンボ帰り!
知本温泉にも入りません!
いやぁ、うちっちキティラーの鑑だね!(嘘)
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【注意:太魯閣キティー特急は2016年10月20日のダイヤ改正で投入される列車が変わりました。】
(新しい運行ダイヤはこのブログ記事の一番下にて追記しています。今回の旅行記は、2016年10月19日以前のダイヤで運行されていた太魯閣キティー特急について記載しています)



太魯閣キティー特急は、金・土・日にそれぞれ1往復しか運転されない上に、台北基点で台湾南部への観光へ向うために乗るにしては時間が中途半端なので、台湾旅行中に行程に組み込むのがなかなか難しいです。

今回は、まさに「乗るためだけ」が目的なので、太魯閣キティー特急が投入される自強426次と自強441次の樹林-知本間の往復の指定券が取れればそれで準備完了!!




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しかし、なんでかこんなに大量の指定券が手元にあるのだが・・・・

今回の台湾旅行は直前に航空券を予約していきなり出発を決めてしまったものだから、自強号の指定券も当然ネットで直前予約。



・・・・しかし、週末の東部幹線はヤバすぎた。



太魯閣キティー特急どころか、自強号の指定券が全然取れねぇ。
自強号どころかキョ光号(急行列車)すらも満席。
朝から晩まで満席。
東部幹線では毎週末が帰省ラッシュです本当にありがとうございました。



そこで、こまめに駅間を区切って空席照会をしてみたところ、

樹林11:08→宜蘭12:46 普悠瑪自強222次
宜蘭13:05→花蓮14:39 復興684次
花蓮15:03→玉里15:49 太魯閣自強426次(太魯閣キティー特急)
玉里15:51→知本16:45 太魯閣自強426次(太魯閣キティー特急)

の列車の指定券が確保できました。

知本までで3列車乗り継ぎ・4回乗り換えアホすぎワロタ。
しかも、絶滅寸前の復興号とかいう謎列車を絡ませてやっと全区間の席確保とかいうまさに奇跡。


台北→花蓮間は、かなりの本数の自強号が走っているのですが、通しで空席照会すると早朝から深夜まで1本も空席が出ない。
宜蘭までで区切るとかなりの自強号に空席があり、人気の普悠瑪や太魯閣でも空席がある列車がけっこう出てきました。

台北→宜蘭でなんとか指定券が買えそうなので、今度は宜蘭→花蓮で区切って空席照会をしてみると、これがまた全く空席が出てこない。
宜蘭-花蓮間は高速道路が未開業のため高速バスの運行がなく、現状のこの区間の交通手段は鉄道に全て頼っている状況のため、宜蘭-花蓮間は年柄年中混雑しているそうです。

とはいえ、ほとんどの自強号が宜蘭-花蓮間だけ満席というのもおかしな話。
台北から宜蘭までの乗客もかなりいるはずなのに、宜蘭から空くその席はどうなっているのか?
そもそも台北→花蓮が満席なのに、台北→宜蘭で空席がいっぱい出てくるってのもヘンな話である。


太魯閣キティー特急の太魯閣自強426次も、花蓮→知本の通しでは空席が出ません。
しかし、途中停車駅の玉里で区切ったら、花蓮→玉里、玉里→知本でそれぞれ空席が見つかりました。
玉里駅は花蓮から先の台東線内では一番大きな駅ですが、かといって乗客がごっそり入れ替わるほど乗降があるとは思えません。


知本から台北までの帰りも、やはり通しだと全然空席が出ないので、駅間を区切って空席を照会。

知本17:28→玉里18:28 太魯閣自強441次(太魯閣キティー特急)
玉里18:30→花蓮19:17 太魯閣自強441次(太魯閣キティー特急)
花蓮19:24→宜蘭20:38 自強435次
羅東20:30→頭城20:55 自強435次
頭城20:57→台北22:27 自強435次

帰りにいたっては、2列車乗り継ぎなのに、5回も乗り換えとかアホすぎワロタ。

太魯閣キティー特急の太魯閣自強441次も、やはり玉里で区切らないと空席が出てきません。
花蓮→台北の自強435次の区切り空席照会は3区間にも及びました。
しかも、花蓮→宜蘭だと空席が出るのに、宜蘭より手前の羅東までの花蓮→羅東だと空席が出ない。
一方、宜蘭→頭城だと空席が出ないのに、羅東→頭城だと空席が出てくる。
羅東-宜蘭間は重複する指定券を買わないと空席が出てこないという謎。

以上のことでハッキリ分かったこと。



「台鐵のオンラインシステムは、区間ごとに割り当ての席数が決められている。」



JRの指定席のオンラインシステムだと、例えば、東京から新函館北斗まで行く東北・北海道新幹線だと、(短区間発券がされないようにある程度のロックはかかっているかもしれないが)、全ての乗客が東京から新函館北斗までの指定券を希望すれば、全ての席が東京→新函館北斗で発売されるはず。

しかし、例えば東北新幹線「はやぶさ」号の指定席を台鐵のシステムに置き換えると・・・・

(例)
「はやぶさ901号:東京→新函館北斗 全700席設定」
東京→新函館北斗間の割り当て400席
東京→新青森間の割り当て100席
東京→盛岡間の割り当て100席
東京→仙台間の割り当て100席

仙台→新青森・新函館北斗間の割り当て70席
仙台→盛岡間の割り当て30席

盛岡→新函館北斗間の割り当て120席
盛岡→新青森間の割り当て10席

新青森→新函館北斗間の割り当て110席

東京から新函館北斗まで乗り通したい乗客がどんなにたくさんいても、400席分しか座席設定枠が無い。
だから総定員700席でも全区間の指定席を通しで買えるのは400人だけ。
東京→新函館北斗は満席でも、乗車区間を区切って空席照会をすると、東京→盛岡/盛岡→新青森/新青森→新函館北斗みたいに、座席割り当て数に対して空席がボロボロ出そうなところで指定席が取れる

・・・なんてことになってるんじゃないかと。

これに途中の一ノ関・八戸などに停まる多停車タイプの列車だと、おそらくもっと複雑に区間ごとに座席割り当て数が決まってくると思います。


実際に台湾で、これらの列車を乗り換え・乗り継ぎしながら台北→知本・知本→台北を移動してみて分かったのは、同じ列車内で停車駅ごとに指定券を片手に座席を移動している乗客が非常に多いということ。
台湾の皆様は、台鐵のオンラインの謎設定にすっかり慣れていらっしゃるようで、長距離の指定券が一発で買えなかった時は、こまめに乗車区間を区切った指定券を買って自強号に乗っているようです。

さらに台鐵には「無座票」という、JRで言うところの「立席特急券」が「太魯閣」と「普悠瑪」を除く全ての自強号で販売されているので、どうしても指定券が取れなかった区間だけはデッキや通路で立ったままで、指定券が取れた区間ではその席で座って移動・・という乗客もごく普通にいっぱいいるのです。


「長距離の自強号の空席が全然取れないよ~」とお嘆きの画面の前のあなた。

とりあえず、乗車区間を区切りまくって空席が出てこないか調べてみよう!

ちなみに、台鐵のネット予約は一日あたり最大6枚まで予約可能。今回は裏技で一日分で9枚の指定券を購入してます)



(つづく)

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追記
【注意:太魯閣キティー特急は2016年10月20日のダイヤ改正で投入列車が変わりました。】

<月曜日>
自強206次 樹林6:58発→板橋/台北/松山/宜蘭/羅東停車→花蓮9:26着
自強217次 花蓮11:14発→羅東/宜蘭/松山/台北/板橋停車→樹林13:41着
自強238次 樹林16:08発→板橋/台北/松山/宜蘭/羅東停車→花蓮18:36着
自強239次 花蓮19:04発→新城/羅東/宜蘭/松山/台北/板橋停車→樹林21:34着

<金曜日>
自強402次 樹林6:00発→板橋/台北/松山/宜蘭/花蓮/玉里/台東停車→知本10:05着
自強417次 知本10:58発→台東/玉里/花蓮/松山/台北/板橋停車→樹林15:10着
自強436次 樹林17:38発→板橋/台北/松山/花蓮/光復/玉里/関山停車→台東21:55着

<土曜日>
自強405次 台東6:18発→玉里/花蓮/松山/台北/板橋停車→樹林10:26着
自強426次 樹林12:38発→板橋/台北/松山/花蓮/玉里/台東停車→知本16:45着
自強441次 知本17:28発→台東/玉里/花蓮/松山/台北/板橋停車→樹林21:41着

<日曜日>
自強206次 樹林6:58発→板橋/台北/松山/宜蘭/羅東停車→花蓮9:26着
自強217次 花蓮11:14発→羅東/宜蘭/松山/台北/板橋停車→樹林13:41着
自強238次 樹林16:08発→板橋/台北/松山/宜蘭/羅東停車→花蓮18:36着
自強239次 花蓮19:04発→新城/羅東/宜蘭/松山/台北/板橋停車→樹林21:34着

月曜日にも運転日が追加されたのと、一日あたりの運転本数が増えたので、だいぶ乗りやすくなりました。


台湾に行ってきました 〔2016年8月〕 その9:台湾の夜は超可愛凱蒂猫瘋狂的晩上

ホテルの部屋でちょっとダラダラしてたら、すっかり夜になってました。
台北駅は外壁のリニューアル工事が終わったみたいで、すっかりきれいになってました。
神殿みたいな駅舎は、紫色に妖しくライトアップ。
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台北駅からMRTの淡水信義線に乗って、淡水方面へ2駅の「雙連」駅へ。
駅から歩いてすぐの「老董牛肉細粉麺店」へ来ました。
市内には4店舗ほど店を展開しているそうですが、ここが本店。
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2006年に台北国際牛肉麺コンテストで金賞を獲ったという「冠軍牛肉麺」を食べに来ました!

・・・・が、「冠軍牛肉麺」は売り切れでした・・・。
同じ「冠軍」が付いている「冠軍清燉牛肉麺」を注文しました。
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メニューにはいろんな種類の牛肉麺があって、どれにしようか迷います。
「紅焼」と付くのは、台湾人好みの味付けの濃いスープの麺。いろんな香辛料と牛骨を煮込んだものです。
「清燉」は、見た目が日本の塩ラーメンのような透明に澄んだスープの麺。あっさりした味わいです。
「番茄」は、トマトを煮込んだ真っ赤なスープ。私はトマト嫌いなので食べたことありません。
ほかにも「カレー味」「麻辣湯味」など、いろいろ。

このあと、近くでカキ氷をやってる店(というか露店?)が見えたので、そこでマンゴーカキ氷を食べました。
(画像は林檎社の陰謀により消去されたためございません)


そのあとはMRTを乗り継いで、松山空港へ。

松山空港のターミナル内にある飛行機グッズのお店が目的です。
夜21:00までやってるので、夜の街歩きのついでに寄れるのがうれしいですね。
(画像は、林檎社の陰謀による都合のため、だいぶ前に撮ったものです)
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以前来た時に、ここにVエアーの威熊グッズがいっぱい売ってたので、今日はそれを買いに来ました!

・・・しかし店内を何度グルグル回ってあちこちを見ても、威熊グッズは見当たらない。
「威航のグッズを買いに来たんですけど、どこにありますか?」と北京語で聞いてみたら、「もう全部売り切れちゃいました」ですってよー。

ガビーン!!

話によると、Vエアーが運航を停止するという報道が流れたあと、グッズを購入する人が急増して、一気に完売してしまったそうです。
マジかー。わたしゃはるばる日本から威熊のために来たのですよー。

こんなことなら、前回来た時に買いまくればよかった・・・・
「LCCだし重量オーバーの追加料金危ねぇしな」なんてケチらずに、欲しかったのを全部買っとけばよかった・・・



しかし、無いものは無いので諦めるしかありません。キリッ!


気を取り直して、次行ってみよー!!

MRTを乗り継いで、台鐵の松山駅へ。

台鐵の松山駅とJR四国の松山駅は友好姉妹駅の提携を結んでいて、駅の中にはJR松山駅や四国を紹介するコーナーがありました。
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JR四国や松山駅から贈られたグッズがたくさん飾られていました。
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インフォメーションセンターの脇にある情報表示ボードは、なんとJR四国の新型特急8600系。
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松山駅からは、お目当ての列車に乗ります。
その列車が到着するまで、しばし駅撮り。
普悠瑪や太魯閣を使用した自強号が次々にやってきます。
週末ということで、花蓮や台東からの行楽客が台北に帰ってくるための増発列車のようです。
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お目当ての列車はこちら。
太魯閣自強号ですが、なんだか車体の側面がデーハーですね。
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「新太魯閣HELLO KITTY彩繪列車」。
2016年にTEMU1000型太魯閣列車が2編成増備されたのですが、そのうちの1編成がハローキティのラッピングを施した特別編成に仕立て上げられています。
このハローキティ太魯閣は金・土・日運転のの自強426次・441次(樹林~台北~花蓮~台東~知本)のみでしか運転されていないので、週末に台湾にいないと、なかなか乗る機会がありません。

今日は北行(上り)の自強441次の松山→樹林の短区間試乗です。
車内に入ると、デッキからキティーワールド全開です。
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内装がピンク色の車両と、オレンジ色の車両があります。
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ピンク基調の車両のデッキ仕切り壁は、ご覧の通りに、ドピンク一色にキティーちゃんや太魯閣のイラスト。
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客室内もあちこちにキティーちゃんがいて、すさまじいまでの萌え萌えの世界。
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「台湾にこんなキティーな電車が走ってるんだから、キティーの生まれた日本ではもっとすごいキティー電車が走っているに違いない!!」という誤解をお持ちになられた台湾の方が、ワクワクしながら日本に遊びに来られたら大変申し訳ないなーと心配になるほど、日本以上にキティー愛に溢れた電車です。日本人のわたしもビックリだお!


誰も座っていない席が多く見受けられたのですが、実は乗っている人が少ないのではなくて、乗客が席を離れて車内をウロウロ。キティーちゃんの写真を撮っているためです。

台北駅でほとんどの乗客が降りるだろう(→車内の全景や座席のこまかいところの撮影ができるだろう)と思ったら、予想外にも多くの人が終点の樹林駅まで乗り通すみたいで、車内撮影チャンスあえなく撃沈・・・・。


松山駅から20分ほどの乗車で、終点樹林駅に到着。
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車体のキティーちゃんラッピングは全体で世界旅行がテーマになっているのですが、1車両ごとに描かれている国が異なっています。

1号車は台北。タピオカミルクティーを飲みながら台北観光中のキティーちゃん。
ここにサルキャラを持ってきたのは、今年が申年だかららしいという台湾の鉄道ファンのウワサ。
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2号車は日本と中国。日本のイメージは満開の桜の中で着物を着て佇むキティーちゃん。
この和服キティーと記念撮影する人がすごく多くて、順番待ちの行列ができてた。
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4号車はヨーロッパ。ピサの斜塔やコロッセオをバックにキティーちゃんのおじいちゃんとおばあちゃん。
しかし、キティーちゃんの父ちゃんと母ちゃんはラッピングに出てこないのですが、なんでですかね?
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5号車はアフリカ旅行。カメラを構えるキティーちゃんに向ってゴリラがピースサイン。
一瞬ゴリラがF○CKサインで挑発してるように見えてびびったわー。
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7号車は南極ペンギンが歩き回る中、猫とリスがホッキョクグマと戯れるという謎設定。
猫が完全防寒なのに、リスはこれで凍死しないのかと不安になるような、わくわくどうぶつランド状態。
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8号車は再び台湾。台東の景色の中をサイクリング?をするキティーちゃんとフィーフィーちゃん。
自転車のカゴ・・・そこはリンゴじゃなくて、やっぱマンゴーじゃないだろうかと思うのですが。
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全車両を一通り撮影しようと試みたのですが・・・・到着して5分ほどでドアが閉まって、さっさと回送されていっていまいました。
樹林駅まで乗ってきた乗客はみんな、キティーちゃんと記念撮影したり、ラッピングを全て写真に撮ろうとホームをあっちこっちへウロウロ。
しかし、あっという間に出て行ってしまったので、みんな「あーあ・・・」って感じでためいきついて、トボトボ改札口へ向かう感じでした。

樹林駅から台北駅からは区間車(普通電車)に乗って帰ってきました。
もう夜の10時過ぎだというのに、台北駅の吹き抜けコンコースは座り込んでダベッてる若者がいっぱい。
ゆるくてフリーダムなこの感じ。「あー、今自分、すっげぇ台湾にいるんだわー」と実感。
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(つづく)

台湾に行ってきました 〔2016年8月〕 その8:ホテルはいつもの清翼居童話館

ホテルは今回で3回目の利用、すでに台湾旅行で台北に滞在する際の定番となりつつあるこちらのホテル!

台湾名称→清翼居童話館
日本語名→モーウィング ホテル フェアリーテイル
英語名→Morwing Hotel Fairytale
website→http://tp.morwinghotel.com/
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台北駅から歩いて5分強くらいの、銀行などが立ち並ぶ大通りからちょっと入った、雑居ビルが立ち並ぶところにある。
とにかく「台北駅近い!」「長距離バスターミナル近い!」「付近は飲食店が多く食べるに困らない!」「コンビニは目の前にセブンイレブンとファミマがある!」という至極便利なロケーションなのですよ。

・・・・・このホテル、3回目の利用ですがブログで紹介するのはもしかして初めて?

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台湾に行ってきました 〔2016年8月〕 その7:桃園1タミのイミグレは相変わらず修羅場

桃園空港の楽しみっていったら、やっぱり 「エバーグリーン・アビエーション・テクノロジー」。
毎回ぁゃιぃ飛行機がここの前にたむろってるんですよ。
今回は、スタアラ塗装の長榮B773と・・・オリエントタイ航空のジャンボがいるぅー!
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華航の機材はぶっちゃけ興味ないんだけど、「スカイチーム塗装のジャンボはいないかな~?」。
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台湾に行ってきました 〔2016年8月〕 その6:VエアーA320各席を比較してみる

フライトも半ば過ぎで、機内は一通りのサービスが終わって、すっかり落ち着いています。
機内では、ほとんどの乗客がお昼寝タイム。
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搭乗客数は定員の半分以下といった感じで、3人掛けの席をひとりで座っている人も多く見かけました。
前方席の「Fast-V」席に座っているのは、たったの1人。
最前列と非常口席の「Fancy-V」席を利用しているのは、私だけでした。
やはりLCCだと、追加料金を払ってプライオリティ席を使おうという利用者は少ないのかも。


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