中国に行ってきた その24

(前回までのあらすじ)
北京の灼熱にやられてダウン。他メンバーと離れて一人先に北京駅で休むことに。



北京駅。ここも久しぶり。
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異国のターミナル駅という雰囲気があって、昔から大好きな風景です。

ちなみに、1996年当時の北京駅。
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外観はほとんど変わっていませんね。
上海駅のように改装されて未来的な雰囲気な駅舎になってたら、きっとガッカリだったと思います。やっぱり北京駅は北京駅だぁ。

ちなみに駅舎内へ入る前に「関所」のようなゲートが設けられていました。
何かと思ったら、パスポートと切符に印字されたパスポート番号はちゃんと合っているか(=不正にダフ屋から購入した切符じゃないかかどうか)のチェックでした。
今までの旅程には無かったシーンなのでちょっとビックリ。
もちろんその後には、荷物のX線検査もあります。
首都「北京」ということで厳しく取り締まっているのでしょう。


北京駅の駅舎内に入ると、中も昔ながらのレトロな雰囲気でした。
2階建て構造で、乗り場(乗車待合室)は1階と2階に分かれています。

駅構内の列車発車案内の電光表示板は、昔に比べて新しくなって見やすくなってました。
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北京駅から乗車するのは、表示板一番上の「D311次 上海行き」。
北京から上海へと走る夜行列車です。

それ以外に表示されている列車も、全て遠方へ向かう夜行列車。
日本では夜行列車が絶滅寸前ですが、中国ではまだまだ星の数ほどの夜行列車が国内中を走り回っています。
「ハルビン」行きの列車なんか、21:14発・21:20発・21:26発と6分おきに発車。
21:14発は「Z1次」のエース番号を与えられて、乗り場も1番線(=ホームに入るのに階段の昇り降りが無く直接ホームは入れる)ということでかなり優遇されている花形列車のよう。

駅の構内も、今まで見てきた駅が空港のようなデカさだったのに対して、ここ北京駅は昔と変わらない狭さで、懐かしさにちょっとホッとする。


発車時間まで4時間以上あったのですが、とりあえず熱中症で頭が熱い。
軟座専用待合室という、ソファーが並んだ特別な待合室が北京駅にはあるのを知っていたので、そこでまったり(ぐったり)していることにしました。


とりあえず食料。みなさんが北京の吉牛なら、俺は北京のマックで対抗じゃぁ!
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昔は駅舎内にはこんなファーストフード店なんか無くて、市場みたいに果物やら菓子やカップメンを広げて売っているお店ばっかりだったんですけど、こういう点では北京駅は本当に便利になったと思いました。

マクドナルドで「マックチキンセット」と「ストロベリーサンデー」を購入。
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中国のマクドナルドは味が濃い!
その上、ポテトには全然塩が振ってありません。
ケチャップを渡されたので、どうもケチャップをつけて食べるという習慣のようです。

普段、日本を旅行している時には、「わざわざここまで来てファーストフードってのもなぁ」と躊躇いがちですが、外国では日本との違いをカルチャーショックとして楽しむため、むしろファーストフード店も使ったほうが面白そうです。

さらに売店で冷たい水とポカリみたいなドリンクを買って、軟座専用待合室へ。

軟座専用待合室の入口で乗車券を見せる。
乗車するのは軟臥寝台だったので問題なく入れました。
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上海虹橋駅の商務座ラウンジのような、ガラガラで人の少ない状態を予想していたのですが、意外にも乗客でごった返していました。
昔はここはほとんど人がいなかったのになぁ。
中国も「軟座」「軟臥」のチケットを気軽に買えるお金持ちが増えたってことですかねぇ。

とりあえず、なんとか空いているソファーを見つけ、座る。
フカフカのソファーで、ぐでぇ~としてました。
買ってきたマックチキンのセットを半分くらい食べ、水をガブガブ飲んで、一寝入りしようかと思ったのですが、周囲がうるさくて眠れねぇ!
iPodで音楽聴きながらボーッとしてました。
(今回の旅行の中で、最も「何してんだ俺は」と思った瞬間であった)

ちなみに軟座専用待合室の画像はありません。人大杉で撮るのを躊躇われたので。



・・・・・・・・。



うっすらアナウンスが聞こえる。
「上海行きD311次は、1階2番改札口から只今より乗車改札を開始します」

あー、D311号列車かぁ・・・







って、自分が乗る列車じゃん!!


「うおぉぉ!」と本当に声にしながら、身支度を整えて2番改札口へダッシュ。
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発車までまだ1時間近くあるのに、もう改札開始とな?!


上海行きの夜行列車ですが、車両はCRH2E型。
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なんと、日本には無い「寝台新幹線」です!


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ちなみに1996年当時の北京駅の構内はこんなでした。

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夜で暗かったのすが、当時と比べても駅の中はだいぶ変わりました。
ところどころ古めかしさは残っていましたけどね。

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これから乗る車両の車体番号。
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「軟臥車」は日本のブルートレインでいうところの「A寝台」相当になります。

それはそうと、王府井で分かれたメンバー3人が見当たらない・・・・。
私が改札に若干出遅れたので、もしかするともう車内で待ってるのかな?


(つづく!)

中国に行ってきた その23

(前回までのあらすじ)
北京南駅近くでCRH和諧号の撮影をした後、北京の中心部に向かって地下鉄で移動開始。


北京の地下鉄路線図です。
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私が北京にいた頃は西単基点の1号線と環状線の2号線しかなく移動手段は路線バスが主でした。
今ではこんなに路線も増えて、北京での生活も便利になったんだろうなぁ。

途中で地下鉄を乗り換えて、「前門」駅までやって来ました。
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やって来たのは、天安門広場の手前の前門にある鉄道博物館です。
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この建物そのものは、実は昔の北京駅の駅舎です。
現在の場所に新しく駅舎ができてからは、なんやかんやと放置の後、私が北京にいた1996~1997年頃は怪しいショッピングマーケットになってたような記憶が。

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館内には、中国に初めて鉄道が敷かれてから、CRHの高速鉄道群が発達するまでの歴史がいろいろな展示物で紹介されています。
かなり見応えありましたが、やや「日本鬼子」っぽい抗日教育の一環っぽいところもあり、それはそれでまぁアレなのだが。
CRHの運転シミュレーターとか、機関車の先頭につける「毛沢東号」の実物大(というか実物?)の巨大なレリーフとか、けっこういろいろ楽しめます。

館内撮影禁止なもんで、写真はパンフレットの画像ですんません。
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1階と3階にそれぞれ鉄道グッズのお店があって、鉄道ファンには楽しい場所です。


そして次に、博物館の目の前に広がる天安門広場へ!!

遠くに見えるのは、中国の国会議事堂「人民大会堂」です。
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広場を中心に、人民大会堂の反対側にあるのは「国立博物館」
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そして広場の目の前にそびえるのが、「天安門」!
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カメラの望遠ズームで見てみると、装飾が細かい!!
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留学時代には北京にも住んでいたのですが、当時と比べると、なんとなく垢抜けてない感じはそのままに、でも街全体がきれいになったような気がしました。

天安門も広場も初めてというわけではありませんが、やっぱりここにくると「中国・北京に来た!」ということを体全体でヒシヒシと感じますね。

天安門広場に掲げられた国旗を降ろす儀式が見たかったですが、この日は19:40頃だというので速攻諦めました。

このあとは、北京一の大繁華街「王府井」へ行きましたが、私はあまりの暑さにやられちまったみたいで、頭が熱くて重い・・・。
どうやら熱中症になってしまった模様。あー情けな。

ほかのみなさんが「中国の『吉野家の牛丼』」を堪能されている間、とにかく冷たい飲み物を飲み続けて、冷やしたタオルで頭に冷気を。

このあとは北京オリンピック会場で有名な「鳥の巣」を見に行くという行程でしたが、私はそこまでの気力がすでになく・・・
みなさんとは乗車予定の列車で待ち合わせということで、先に北京駅へ向かいました。



(どうなる、オレ?! ・・・つづく)

中国に行ってきた その22

(前回までのあらすじ)
最高速列車で上海から北京に来た。商務座快適すぎヒャッハー


北京南駅からは地下鉄4号線に乗って、お隣の「馬家堡」駅へ移動。
馬家堡駅から歩いて5分くらいのところに、高速鉄道と在来線の下を大通りがくぐる橋があり、ここがなかなか良さげな撮り鉄ポイント。
外気温41℃の中で撮り鉄しかも海外・中国って、まさに「趣味に生きる漢(おとこ)ども」って感じでキャーステキ!!(笑)

広大な駅敷地内に1編成、ICEタイプのCRHが待機中。
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高速列車が来る前に、在来線の客車列車が来ました。
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それを追い越すように、CRH和諧号が後追いでやって来て、客車の方を追い抜いていきました。
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北京南駅が終着の京滬高速鉄度と、北京駅が終点の在来線が併走している区間のようです。

遠方に見える北京南駅から、眩しいヘッドライトが近づいてくる。
CRH380Aです。
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8両+8両の編成だったので、先頭車同士の連結シーンが見られました。
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次にきたのは、16両編成のCRH380AL
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北京南駅へと向かうCRH380BL
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ちなみに、この撮影地もいろんなブログやホームページで紹介されている有名ポイント。
北京南駅に近いため列車もゆっくり走ってくるので、ゆったり構えて撮影しやすいです。




本当は1時間ほどここで撮り鉄予定だったんですが、あまりの暑さに30分ほどで撤収。
このあとは地下鉄を乗り継いで移動します。


(つづく)