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ダイヤ改正後の常磐線を見に行く vol.1


ダイヤ改正後の常磐線を、3特急の乗り比べと沿線撮影も兼ねて出かけてきました。

まずは、E653系「フレッシュひたち」に乗車。
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14両編成という長大編成のせいか、乗客はバラけて乗っていてガラガラ。
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ガラスドアに貼られた「series E653」のステッカーは、ちょっとした「遊びゴコロ」。
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水戸駅で下車します。
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水戸からはバスに乗って偕楽園へ。
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平日ですが、麗らかな晴れ空に誘われた観光客がたくさん来訪していました。
今年は梅の開花が遅れているということで、梅まつりも会期延長。
この日も臨時バスが多数便運行されていました。

偕楽園の園内は、紅梅・白梅が満開!
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園内にいた管理の方のお話では、まだ満開ではないそうで、この次の週が一番見応えのある開花状態になるんじゃないでしょうか、ということでした。

偕楽園では、例の定番スポットへ。
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偕楽園の梅と、E653系・651系を絡めて撮れるのはこれが最後のチャンスということで、平日にも関わらず10人以上の鉄道ファンが集まっていました。
一部、巨大な三脚を広げて観光客の通行の妨げになっている残念な人もいましたが、ほとんどのファンは場所を譲り合ったり情報交換しながら、思い思いのアングルで「最後の春」を撮影していました。

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本来なら651系で来るはずの「スーパーひたち」が、E657系の代走になっていました。
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1回分、651系の撮影チャンスが減ってしまってちょっとガッカリ。
E657系による651系スジの代走はけっこう頻繁に行われているみたいで、お友達さんの中にも「651系のお名残乗車しようと思ったら、新型が来た」という人もいます。

結局、651系を絡めての撮影はこの1回だけでした。
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これで偕楽園での撮影は終了。
再びバスに乗って水戸駅に戻ります。


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E657系新型特急デビュー列車に乗ってきた Vol.6

(続きです)


上りのフラガール号で帰ります。

いわき駅の発車案内表示板。フルカラーLEDでこんな表示が出てました。
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帰りはいわきから土浦まで普通車で乗り通し。
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ホームで先頭車を撮っている人が多いのか、入線後もしばらくは車内はガラガラ。

マクラが付いたり、リクライニングの傾斜量やテーブルが大きくなって、普通席の快適性はグンとアップ。
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いわき駅を出て、次の湯本駅でツアーのお客さんがいっぱい乗ってきました。

湯本駅では、下りホームで駅長さんと観光キャンペーンのお姉さん?が横断幕でお見送り。
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湯本駅を出ると車内販売のワゴンがまわってきました。
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ワゴンには新型特急のグッズがいっぱい。
今朝、土浦駅の売店で見たグッズのほかに、NREお得意の「限定プレート」や、E657系をプリントしたラベルの水戸銘菓「吉原殿中」などなど。

ちょっと早い晩御飯にお弁当を買おうと思ったのですが、なぜか高崎のダルマ弁当しかないとのこと(笑)
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結局、カツサンドにしました。

泉駅を出ると、乗車記念のカードセットが配布されました。
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往路で貰ったのは、キハ81や485系の古い時代の「ひたち」号でしたが、復路のはJR型特急時代の「ひたち」号。
651系イメージに塗り替えられた「ひたちカラー485系」とか懐かしいですね。


土浦駅で下車します。ここから先はホリデーパスエリア内なので、土浦駅から乗車のファンも見られました。
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斜めから見た先頭車はカッコいいですね。


3月17日からいよいよ新型特急の本格的な運転が始まりました。
新型と651系とE653系の3本立て運行のひたち号で新旧乗り比べも兼ねて、ぜひぜひ茨城へ、そして湯本いわきエリアへ遊びに来て下さい♪

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E657系新型特急デビュー列車に乗ってきた Vol.5

(続きです)


湯本の町散策(スタンプラリー)を終えて、いわきに戻ってきました。

いわき駅北側にある大工町踏切に行ってみました。

踏切を渡りきった公道から、いわき駅の留置線が見渡せます。新旧並んでますね。
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左からキハ110・E657系・651系・415系1500番台・E657系

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E657系と651系の真正面フェイスを見比べてみる。
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新型E657系は、どっちかというとE653系の流れのデザインですね。
一方の651系は、登場から20年以上が過ぎているのに、全然古くささを感じない秀逸さ。
それだけ、1989年の登場時のインパクトというか、常磐線の古くさいイメージの「破壊力」はすごかった。

真横からも、新型と651系と見比べてみる。
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いわき駅に到着したスーパーひたち。
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一度、大工町踏切を通り過ぎて北側にある待機線に入って、上り列車折り返しとなります。



(次回でフガラール号の旅は最終回!)

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E657系新型特急デビュー列車に乗ってきた Vol.4

(続きです)

いわきからは、普通電車に乗って常磐線を数駅逆戻り。
E501系の普通電車でした。なんかまだ土浦以南で通勤輸送に使われてる電車ってイメージのほうが強い。


で、やってきたのは湯本駅。
下り線のホームには温泉が湧いてた。
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駅のあちこちには、新型特急を宣伝するPOPがいっぱい。
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湯本では、フラガール号の運転記念のスタンプラリーが開催されているので、それに参加しに来ました。
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「景品に新型特急グッズをプレゼント!」というので、まぁ、それ目的ですが(笑)

スタンプラリーといっても、駅から程近い観光ポイントのわずか2ヶ所に立寄ってスタンプ押すだけという、簡単かつゆるーいもの。

まず1ヶ所目。童謡館。
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北茨城出身で、数々の童謡を生み出した野口雨情が一時期ここ湯本に住んでいたことから、この記念館が湯本にあります。「赤い靴」「七つの子」「しゃぼん玉」といった有名な童謡は野口雨情が作詞したものですね。
館内はとてもささやかな広さですが、ぎゅっといろんな展示が詰め込まれているので、けっこう見応えはあります。
館内の展示物の写真撮影は禁止だったのかな・・・?なんかそういう雰囲気じゃなかったので写真撮ってない。

スタンプは入口にありました。さっそくスタンプシートに押す。
入場料払おうと思って財布出したら「入場無料です」でした。

「湯本温泉 野口雨情記念童謡館」→http://www.iwaki-cc.ac.jp/douyou/index.html

童謡館のすぐ裏手に温泉の公共温泉があるので行ってきた。
湯本まで来たんだから温泉温泉!

「さはこの湯」。
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かなり前にも来たことあるんですが、前と変わらず独特な匂いのする温泉です。
しかもかなり熱い温泉なので、ぬるめでまたーりの温泉が好きという人にはキツいかも。
あ、私は熱いのに浸かって「ういー!」と唸るタイプなので(笑)

観光客が多かったけど、地元の常連さんっぽいお客さんも多かったです。

「さはこの湯」→http://www.iwakicity-park.or.jp/sahako/

お昼ごはんは、商店街からちょっと入ったところにある地元の食堂で海鮮丼食べてきた。
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写真だけ見ると全然たいしたことないようだけど、食べ始めたらすごいボリュームだった。
というか、どんぶりのほかに味噌汁とシーザーサラダと茶碗蒸しにお新香付いて、さらに食後のコーヒーまで出てくるという。


腹ごしらえしたら、次のスタンプポイントまで歩きます。
線路を挟んで反対側にあるので、ちょっと距離があります。(といっても歩いて20分も掛からない)

途中でスーパーひたちが走っていくのが見えました。
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正面の窓下にエアダムが装備された最終増備編成ですね。レアレア。


「いわき市石炭・化石館 ほるる」に来ました。ここでスタンプを押す。
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中を見学しようかとも思ったのですが、このあともう1ヶ所温泉に寄りたいのと、いわきに戻って行きたい所があったので館内見学はパス。スタンプだけ押して駅のほうへ戻る。

「いわき市石炭・化石館 ほるる」→http://www.sekitankasekikan.or.jp/index.html
駐車場にはSLが展示されていました。
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この地方の石炭輸送に従事し、街の発展に貢献したSLということで、ここで展示されているそうです。
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駅へ戻る途中で、もう1ヶ所の公共温泉に寄ってきた。
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「湯本駅前 みゆきの湯」→http://www.gurutto-iwaki.com/detail/index_225.html

ここの温泉もけっこう熱めでした。湯本温泉は熱いのが特徴なのかしら?
湯本駅から歩いてすぐのところにあるので、途中下車や電車のちょっとした待ち時間に「湯本温泉」が楽しめます。


さて、1時間ほど温泉でまったりして駅へ戻る。

湯本駅の待合室にある特設受付(といっても長テーブルが置いてあるだけ・笑)でスタンプを押した用紙を提出して景品を貰います。


↓景品
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新型特急のイラストが入った定規でした。

いわき行きの電車がついさっき行ってしまったばかりだったので、次の電車まで30分以上待ちぼうけ。
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電車待っている間に、上りのスーパーひたちが来ました。


で、いわきへの戻りの電車もE501系でした。
このローカルな雰囲気に、ステンレスで209系顔で10両編成とか、シュール(笑)


(続きます)

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E657系新型特急デビュー列車に乗ってきた Vol.3

(続きです)

水戸駅からはグリーン車に乗車します。

乗車数日前に駅の指定券販売機で見てみたら、下り列車の水戸からいわきまでに1席だけ空席が出ていたので、即購入しました。

新型車両のグリーン席は、こんな感じです。
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横4列なので、651系のグリーン席と比べると目にも明らかなグレードダウンっぷり。
これまでのスーパーひたちのグリーン車に馴染み深かったリピーターの人が、ある日この新型車に当たった時に「えー、なにこれ?」と驚くかもしれません。


満席のこの新しいグリーン席には、あまりいい印象は持てませんでした。
まだまだしばらくは、「サロ651」の頃の印象が強いうちはこのグリーン席への風当たりは強いかもしれませんね。

グリーン席のテーブルに貼られた車内設備案内シールは、グリーン車に特化した内容に。
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乗務員室と洗面所の間には多目的室があるのですが、全く案内されていません。
以前に別の列車に乗った際、着いた先で正装である必要があったため「着替えをしたいので小部屋を使わせてください」と頼んだら、トイレで着替えて下さい的な誘導を車掌さんにされたことがありました。
JR東日本ではこの小部屋はあまり率先して使わせたがらないみたいですね。

勝田駅を出てしばらくすると、乗車記念のカードセットが配られました。
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新型車の写真が印刷された小さな封筒を開けて見ると、中には「特急ひたち」に関わる昔懐かしい車両のカードが4枚入っていました。
ブルドック顔の初代ひたち号のキハ81型までちゃんと入っているのがマニアックですね。
ちなみにこのカードは、裏面の絵柄をあわせると、封筒に印刷された新型車の大きな写真になります。



泉駅を出ると、福島臨海鉄道の貨物列車が走っているのが見えました。
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湯本駅ではツアーの乗客が大挙して下車。
ハワイアンズのフラガールによるウェルカムダンスが披露されたりと、大賑わいだったようです。
私はいわきまで乗るので、窓の外にチラッとフラガールが見えただけでした。


で、湯本駅から5分ほどで終点のいわき駅に到着。
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グリーン客室の全景を写真に撮ってから下車。

いちおう、先頭車も。
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先頭部分にはなんの表示機もないので、651系みたいな面白みはありませんね。


駅のコンコースでは地元の和太鼓がドンドコドンドコの大演奏で、ものすごい迫力でした。
駅の改札では、ここでもハワイアンズのサービスなのかレイを首に掛けてくれるサービスをやってました。


(続く)

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E657系新型特急デビュー列車に乗ってきた Vol.2

(続きです)


土浦から水戸までは普通車に。
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座席は背面の背が高くなって、可動式のマクラもフカフカなのでとても快適。
リクライニングも余裕の傾斜量でゆったりできます。
「霞ヶ浦のうねり」とイメージしたというライン模様がポップな感じです。

普通車は意外と空席がありました。
駅の指定席券売機で買ってシートマップから座席を選んだのですが、空席の多い表示の号車でもけっこう埋まってました。私の隣も最後に確認した時は埋まっていたのですが、結局誰も来ませんでした。
列車名の表示された切符だけを記念に買ったという人が多かったのかな?

座席の背面はこんな感じ。
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普通電車の2階建てグリーン車と似てますね。
テーブルは、ノートパソコン対応サイズでかなりワイド。大きいテーブルは弁当食べたりするにも便利です。


テーブルに貼られた「車内設備のご案内」
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飲み物の自動販売機はもちろんですが、車内のカード式公衆電話が無くなりました。
3月1日からJR東日本では特急列車の車内公衆電話サービスが全廃となったので、それに合わせて製造時から公衆電話が設置されていません。
AEDがあったり、バリヤフリー対応スペースが大きく確保されているのは最近のトレンドですね。

肘掛の先端にはコンセントが付いています。もちろん全席対応。
グリーン席でも指定席でも自由席でも、誰もがコンセントを使えるのはとても便利。
これは一般のお客さんからかなりウケがいいんじゃないでしょうか。
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私もさっそくiPhoneを充電しながら・・・・

車内WiFiに接続してみました。
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ネットワークには「UQ WiFi」を感知、受信。
WEPキーやパスワードなんかが必要なので、乗車する前にUQ WiMAXプロバイダ契約しておく必要があるみたいです。
JR東日本オリジナルの車内WiFi装置を積んで、WEPキーとパスワードを車内販売したら手軽に使えて便利だと思うんですが、どうでしょう。


デッキと客室の仕切りドアの上部には電光情報表示装置。
651系やE653系の表示機より大型になり、多色表示が可能となって見やすくなりました。
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おそらくE5系新幹線のように2段表示が可能な大きさ。
この日はデビュー前の臨時列車ということで、左側の「指定席」以外の表示は全く出ず、真っ黒なままでした。


座席まわりをあちこちいじっている間に、電車はあっという間に水戸駅に到着です。


(続く)


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E657系新型特急デビュー列車に乗ってきた Vol.1

2012年3月17日のダイヤ改正で、常磐線に待望の新型特急「E657系」が登場!

1番列車は当日の勝田駅5:39発の「フレッシュひたち」4号のはずでしたが、ダイヤ改正日よりも一足早く営業運転デビューを飾ることに。
東日本大震災で大きな被害の出た福島県いわきエリアへ、地域復興を願って観光客を呼び込もうと注目の新型特急が充てられることになりました。

新聞記事などによれば、新型特急をデビュー前に一般向けの臨時特急として運行するのはJR東日本が発足後初めてのことだそうです。
「車両整備の日程が厳しくなる」と会社内でも議論があったそうですが、「復興の旗印としたい」という思いからダイヤ改正よりも前の先行デビューが決定となったそうです。

臨時列車の愛称は「復興いわきフラガール」号。
ほぽ同時期に、地震で大きな損壊の出た「スパリゾートハワイアンズ」が営業全面再開したことと重なって、この「フラガール」号の愛称になったみたいです。


これから地元を走ることとなる新型特急に一足先に乗れるこのチャンス。
ぜひ早く乗ってみたーい!ということで、指定券を購入。
1ヶ月前の指定券発売日よりちょっと遅れての購入でしたが、普通車指定券は難なく買えました。



で、乗車当日。

地元の「土浦」駅から乗ります。
列車発車案内表示には「特急 10両」という表示だけでしたが、駅の案内放送ではしきりに「フラガール」号と新型特急の宣伝をしてました。
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常磐線で「特急 10両」の表示は、今までに無いフォーメーションなので新鮮。


駅内のコンビニでは、早くも新型特急グッズがテンコ盛りで販売中。
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キーホルダー、ストラップ、ICカードケース、クリアファイル、マウスパットがありました。


駅のホームにはすでにこちらの停車目標が。
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ただ、旅客向けの乗車目標案内のようなものはまだ出ていませんでした。

いよいよ新型特急が入線。
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マニアばかりかと思ったら、意外と一般客やこれを見に来たファミリーが多かったです。

側面の行先表示機はこんなでした。
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「臨時」の部分に「スーパーひたち」「フレッシュひたち」が表示されるようになるのかな?


ではでは、さっそく乗り込みます。


(続く)

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Author:京九快速
ちょいちょいアップします。

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