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Boieng787 国内線就航初日初便ツアー 本編その6

(続きです)


このツアーでは、岡山泊の翌日の羽田への戻りが、岡山空港発の好きな時間が選べるようになっていました。


せっかくボーイング787に乗れるチャンスがあるのだから、帰りにもボーイング787に乗りたーい!

ということで、帰りは岡山空港発10時15分発のANA654便を予約しました。

岡山発羽田行きの最終便は19時35分発で、この最終便にすれば、もっと岡山滞在が楽しめたんですけど・・・新鋭機への誘惑には勝てなかった・・・(笑)




岡山空港へは岡電のリムジンバスで。

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これも水戸岡デザイン。バスターミナルでオレンジ1色のバスはすごい目立ちます。


空港ターミナルに着きました。
搭乗手続き時に、ダメ元でプレミアムクラスへの変更をキャンセル待ちしましたが、私の前に20人くらいの先着あり。ダメ元というより、ダメ確定的みたいな。


空港ロビーの売店でこんな弁当が売ってました。
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買おうと思ったら、予約分だけで全て売り切れですって。


出発ゲートに向かうと、羽田からのドリームライナーはすでに到着してました。
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岡山でのターンアラウンドが1時間30分近くもあるのですが、新鋭機ということで念には念を入れて余裕を持たせているのでしょうか。


いよいよ搭乗開始。
プラチナメンバーなので、遠慮なく優先搭乗で機内へと入らせてもらいます。


ボーディングブリッジには、こんなステッカーが貼られてました。
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機内に入ると・・・天井がすでにレインボー。
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昨日の初便では、岡山到着時にこの虹色照明が披露されましたが、これを撮影する人で降機がなかなか進まず。
今日は、「先に見せちまおう!」ってことでしょうか?(笑)


昨日は中央列の通路側でしたが、今日は窓側席です。
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ま、思いっきり翼の上なんですけどね。
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ほぼエンジンの真横の席だったのですが、やはり離陸時のサイレンスっぷりはウソではなかった。
いやいや、冗談抜きでホントに静か。
ボーイング787に乗る時は、「ぜひエンジン真横を座席指定してみ」と勧めたいくらい。
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そして、上空では翼がこんなにしなる。
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画像で見るとそうでもないかもしれませんが、生でのしなりっぷりハンパないですよ。
翼がポキッと折れそうっていうか、なんか軟体生物みたいな柔らかさ。


ボーイング787では、窓の日よけに手動上下式シェードが廃され、電気シェードが装備されました。
窓の下に、こんな操作ボタンがあります。
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下半分の黒いところを押し続けると、徐々に窓が半透明になり・・・・

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こんな感じで、最終的に右側のように窓の外の光を通さない暗さになります。



上空で1度だけ機内見物してきました。
昨日の初便では機内は見物に出歩く人で大混乱でしたが、デビュー2日目のこの日は初日ほどではなかったものの、やはり機内見物する人が多かったです。

最後方のギャレイ。
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将来は国際線への転用を考慮してか、かなり広くデカいギャレイでした。

ビジネスクラスのバーカウンターがある空間。
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縦構図で見てみると、こんな感じ。けっこう天井が高い飛行機でしょ。

トイレ。
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青いLED照明の効果により、ちょっとサイバーな雰囲気漂うトイレ(笑)

この日も賞状形の搭乗証明書が希望者に配布されていました。
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ちなみに、11月6日のフライトまでこの搭乗証明書が配られてたみたいですね。


フライト半ばからは、自席に戻ってモニターで映像見たり、窓の外見たりしてました。

で、羽田到着。 岡山からだとあっという間だなぁ。
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展望デッキには、ドリームライナーを見に来た見物客がいっぱい集まっているのが見えました。


降りる時に、プレミアムクラスの座席を撮影してきました。
普通席の乗客だったので「さっさと降りろゴルァ」と言われるかと思ってましたが、「どうぞどうぞ」って感じでむしろ「新しいドリームライナーですの!自慢したいの!」とCAさんのほうがウキウキな雰囲気。

どこかの気の利くお客さんが、フル展開状態で降りていって下さったので、あっさり撮影できました。
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座席備え付けのシートガイドも撮らせてもらった。
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パッと見、シンプルな座席ですが、さすがビジネスクラスなだけあって、いろんな機能がてんこもり。


機体最前方、ビジネスクラスのギャレイの天井。
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優雅なデザインですなぁ。


そんなこんなで、ボーイング787国内線定期便・就航初日ツアーは羽田到着で終了。
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レポート中のあちこちで書いたとおり、まさに「未来からやってきた飛行機」って感じです。

落ち着いてきた頃にまったりと、また乗ってみたいですねドリームライナー。






(ツアー行程は終了ですが、まだ続くよ)


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Boieng787 国内線就航初日初便ツアー 岡山編その2

岡山で撮った写真に、コメントとか加えてみる。





★実に低姿勢な岡山のバス
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「すみません。回送中です。」


・・・許す!!!(笑)








★ホテルに戻ってNHKニュース見てたら、今朝の模様がやってた。

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岡山支局のニュースなので、「岡山-羽田」って書いてます。

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おお!岡山空港のセレモニーには大橋会長が出たのか!!

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機体数が増えてきたら、羽田-岡山にB787をもう1往復投入するそうです。
完全に新幹線にメンチ切ってますANA。 どうするよ新幹線?!










★ドーンデザインな岡山のバスがステキ。

渋川特急「RAINBOW」
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未来から来たバス ソーラーパネル搭載の「ソラビ」
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岡山-神戸間の高速バス 「リョービエクスプレス」
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★JR四国の特急が「アンパン」で完全にイッちゃってる件について

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★もうすぐ完全引退間近な新幹線2種
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次回では、岡山から東京に帰りますよ。

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Boieng787 国内線就航初日初便ツアー 岡山編その1

(続きです)


ボーイング787が飛び立ったのを見送ったあと、空港バスで岡山市内へ。


今回は「ツアー」というかたちなので、往復の飛行機に岡山のホテル宿泊もセットになっています。


で、泊まるのはここだぁ!

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「岡山全日空ホテル」

岡山駅前・・・というより岡山駅とほぼ直結という素晴らしい立地のホテル。


ツアー客には、岡山到着後すぐに部屋に入れる「アーリーチェックイン」の特典が付いていたので、遠慮なくチェックインする。

あ、チェックインの時にフロントでこんなの貰いました。
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B787「ドリームライナー」のホテルメイドクッキー。



お部屋はこんな感じ。
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いつも旅行の時は、安くいビジホ(=狭いシングル部屋)を使うことがほとんどなので、こんなに広い部屋に宿泊するなんて夢のようだー(笑)



部屋はジミに「新幹線ビュー」であった。
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私の部屋は姫路側の部屋だったのですが、お友達さんの部屋は広島側で、これがまた窓一面に新幹線が走っていくのがよく見えるステキな部屋。
ここに泊まる時は、「広島側の部屋希望します」のリクエストが必須だ!(鉄道マニアならば)


一緒に岡山まで来たお友達さんたちとは、「晩飯一緒に行きましょう」と約束して、ここで一度解散。


私は、部屋で荷解き→整理したり、朝早かったのでテレビ見てるうちにうたた寝したり(爆)で、1時間部屋でチンタラしたあと、岡山の街中へと繰り出してきました。



マリンライナーで四国・高松まで行ってみよっかなーとか考えたのですが。

結局、岡電の駅前電停に来た。


電停には、ちょうどこんな電車が停まってました。
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路面電車も「ドリームライナー」!!

ちなみに、この電車の反対側はこんな塗装。
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おじゃるー!!
1台の電車の中に、ライバル同士の「ANA」と「JAL」が共存している、とっても珍しい電車です。


ANAJAL電車が出て行くと、MOMOが入って来ました。
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MOMOはMOMOでも、MOMO2です。

しかし、まず乗りたい電車はMOMOではないので、これを見送る。

と、すぐに目的の電車がMOMOと入れ違いでやってきました。

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まっくろくろすけー。


3007号電車「くろ」です。

「くろ」は空調装置がないのと、もう相当なお爺ちゃん電車なので、夏のシーズンは運休。
運転している期間中も日中の3時間ほどしか走っていないという「レア」度満点な存在。

車内は「レトロ調」に改装されていて、車内の椅子は全て木製ベンチ。
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岡山にある水戸岡鋭治さんの実家の木材製作所が全面的に手掛けた、まさにメイドイン岡山な電車。

吊革の握り部分も木製。いい感じの色になってますね。
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岡山駅から終点の東山電停までは、20分弱であっという間に到着。

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東山電停の奥には岡電の電車基地があって、公道から中がよく見えます。

初代MOMOは、この日は車庫でお休み。
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東山電停からは、たま電車に乗りました。
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車体は一面「たま」
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車内も「たま」
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天井にも「たま」
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東山から保育園の遠足と思われるちびっ子の集団が乗ってきたのですが、「たまちゃん!」「たまー!」とちびっ子ハイテンション状態。
元は和歌山電鉄のキャラなのに、岡山でもこんなに認知度が高いとは・・・にゃんこ駅長恐るべし!

車内の椅子も「三毛猫カラー」という(笑)
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電車の椅子っていうより、ソファーみたいですね。


途中の電停で、東山線から清輝橋線に乗り換え。
清輝橋線では、いよいよ新型の「MOMO2」に乗ります!
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2両編成の「MOMO2」は、それぞれ車内のインテリアが違っています。
岡山駅前側の電車は、こげ茶色のシックな装い。
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東山・清輝橋側の電車は、ホワイトの清楚な雰囲気。
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「MOMO2」では、座席間にテーブルが新しく設置されていました。
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木製のベンチシートでは「お尻が痛いよ!」という苦情があったのか、座布団も設置されてます。
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連結部分には、期間限定で「車内ポスト」も。
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どこか雑然とした日本の都会風景も、MOMOがいるとちょっとヨーロッパな趣きに。
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そんなわけで、この後は岡山駅前-清輝橋間を「MOMO2」で2.5往復乗り続け、乗り続け・・乗り続け・・・。
結局、それで岡山での午後のフリータイム終了(笑)


お友達さんはマリンライナーで高松へ渡り、そこからフェリーを乗り継いで岡山に戻ってくるという「旅」らしい「旅」を楽しんで来られたとのことで、うん、時間の使い方が上手いなぁと感心。


晩御飯には、再びお友達さんと集合。
「岡山の名物、食べたいよねー」って当然の意見で合致。

駅中の観光案内所で「晩御飯に岡山の名物を食べたいんですけどー」と訊いたら、案内所のおばちゃんなぜか焦る。

要するに・・・・「晩飯に岡山名物?? ないんだな、これが!」みたいな反応(ォィ)


で、なんやかんやと、教えてもらった店に向かう。


岡山駅前から歩いて15分くらい。(岡電の電停1駅分+αの距離)
ここの店。
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「野村」って店です。なんか店構えがちょっと高級な小料理屋って感じだが。

ここの名物「デミグラスかつ丼」を食す。
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店構えに反して、料金はわりと庶民的だった。

味はねー、美味しかったですよ。
デミグラスソースとカツ丼って不思議な取り合わせと思ってたけど、予想外にマッチしてた。

ソースの味が濃いので、後半はちょっとキツかった。。。


地元に帰ってきてから、岡山出身の先輩にこの話したら、

「あー、あれねー。B級グルメとかって最近売り出し中のやつだよ」



・・・・B級グルメだったんかい!!



デミグラスかつ丼の次には、駅ビルの飲食店で、これも案内所のおばちゃんに薦められたのを食べる。
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「えびめし」

・・・なんぞ「えびめし」?

見たまんまで、海老入りのカレー風味なチャーハンって感じの食べ物でした。
あ、これも岡山で絶賛売り出し中の「B級グルメ」だそうな(笑)




こうして岡山の夜は更けて行くのであった・・・・・




(続く!)

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Boieng787 国内線就航初日初便ツアー 本編その5

(続きです)


いよいよ岡山空港へ向けて着陸態勢に入ったボーイング787。

窓からチラッと見えた外の風景から、岡山市街上空を通過して広島方面へ抜け、そこで大きく旋回して西側から岡山空港へ着陸するというコースだったみたいです。

次第に地上との距離が近くなってくるのが離れた窓から見え、無事に岡山空港に着陸!
逆噴射の音も、最初の「ゴーッ」という音が一瞬聞こえただけで、後はほとんどエンジンからの音は聞こえてきません。
離陸に続いて、着陸もとても静かなB787ドリームライナー。さすがです。


着陸すると、機内では多くの乗客から拍手が沸き起こりました。

それに続いて着陸の機内放送。
・・・なんですが、これまた淡々とした、普段どおりの到着内容の放送。

「ドリームライナーの定期就航便の初着陸です!」とか、
「ボーイング787の国内線初就航フライト、無事に目的地の岡山に到着しました!」とか、

エアドゥの帯広就航初日初便の「念願叶っての初到着です!」みたいな、運航側の嬉しさが乗客にも伝わってくるような「感情」が一切無かったのが、ちょっと寂しかったかな・・・。


そのかわり?なんでしょうか、「お客様からのリクエストにお応えしまして、今から天井の照明をレインボーカラーにいたします」という案内が。
しばしの時間をおいて、機内照明がフェードアウトして暗くなると、徐々に多色照明が浮かんできました。
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スポットインしてドアが開いた後も、継続してこのレインボー照明のままだったので、みんなこれを撮影。
羽田での搭乗も進まなければ、岡山での降機も進まず(笑)

このレインボー照明は普段は使うことはないそうで、LED照明のなせる業ってことでプログラミングされているだけだそうです。国際線などの昼夜が逆転するようなフライトでは、到着の時間帯と人間の体内時間に合わせて明け方にオレンジ掛かった色にしたり、夜が進むにつれて水色を徐々に深い青に変えていったりとかそういうことができると、CAさんによる説明。

B787ではブリッジがL1ドアとL2ドアの2箇所に取り付けが可能ですが、岡山ではL1ドアのみにブリッジ接続。
L2ドアは使わないのか聞いてみたら、今のところはどこの空港でもL1ドアのみで対応することになっているんだそうです。

ボーイング機のL1ドアの内側上部にはシリアルナンバープレートが取り付けられています。
新鋭機のボーイング787でも同じところにありました!
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さらにこんなプレートも。
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岡山空港に到着したドリームライナー。
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到着ロビーに出ると、横断幕やマスコットがお出迎え。マスコミ関係もたくさん来てました。
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羽田で貰った搭乗記念品のバッグに付いていた、番号の書かれたカードは、抽選の番号でした。
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私は残念当たりませんでした。


到着ロビーでは「津山ホルモンやきそば」が振舞われたり、岡山産のお米のプレゼントがあったり、それはもうまるで新空港オープンの初便到着かというほどの大盛り上がり。
岡山県では、ボーイング787の就航で試乗目的の利用客が岡山に来てくれるこのチャンスを逃すまい!とチカラを入れているんでしょうね。


同じツアーに参加のお友達さんと合流して、折り返し東京行きのボーイング787の出発を見送るべく、空港脇の大駐車場にバスで移動。
カメラを持った航空ファン以外にも、地元のおじちゃんおばちゃんや小さな子供といった「新しい飛行機見に来た」という人がいっぱいいました。

予定の出発時間より遅れて、いよいよボーイング787が姿を現しました。
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撮影には手前の金網が邪魔ですが、背の高さよりもうんと高い金網が張り巡らされているのが普通なのに対して、岡山空港のこの場所は飛行機が驚くほど近くに感じることができます。

まさに「目の前」を通過するドリームライナーにドキドキ!!
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空港西端で誘導路から滑走路に入ると、一気に加速。
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目の前を猛スピードで通過すると・・・

フワリと浮き上がりました。
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機内で体験した離陸があまりに静かで驚きましたが、外から見る離陸もビックリするくらい静か。
「あれ?エンジンがフル回転になってない?」と思ってしまうくらい静音。

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ボーイング787が離陸すると、JALのボーイング737-800が姿を現しました。

ANAのB787就航に対抗して?、JALでは羽田-岡山便を増発して対応。
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・・・ANA vs JALの火花が散るこの路線に、ライバルの新幹線は・・・さて、どう打って出る?!







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ボーイング787の国内線就航初日に貰った搭乗記念品をご紹介。
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マフラーは、ボーイングのエバレット工場行われたB787初号機がANAに引き渡されるイベントで、ボーイングのスタッフが掲げていたものと同じもの。
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搭乗証明書は、横長のコンパクトなもの。
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「初便」の文字は入っていませんが、「2011年11月1日ANA651便」の文字が定期便就航初便の証。

お約束の「賞状」タイプの搭乗証明書も降機時に配布されました。
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さらに別の搭乗証明書。これは機内で「カーボンオフセット」プログラムのピンズを買ったら貰えました。
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ボーイング787のネックストラップ。
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非売品で、ANAのスタッフの方がIDカードを首から下げるのに使っているのと同じもののようです。

「ボーイング787」のポストカード
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これはB787以外の便でも、機内で配布されています。






今回は「ツアー」ですので、この後は岡山市内で1泊して翌日に羽田へ帰るという行程。
岡山市内をプラプラしてきた模様は、次回に続きます。

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Boieng787 国内線就航初日初便ツアー 本編その4

(続きです)

機内はどこに行っても大混雑。
(機長さんは飛行中の機体のバランス取るのに大変だったろうな~・笑)


座席には個人モニターが付いているので、フライト後半はこれをいじって遊んでました。
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モニターはタッチパネル式で、メニューに軽く触れるだけで操作できます。
中には「映画チャンネル」や「キッズアニメチャンネル」がありましたが、これは国際線運用のための準備設定ということで、国内線運用のこの日は見られないようにロックが掛かっていました。

通常の国内線のスカイビジョンで上映されているプログラムとそのバックナンバーが見られるようになっていました。



右上の「通信・接続」のアイコンをタッチしてみると・・・
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「シートtoシートメッセージ」というプログラムが。

これも国際線用のプログラムでロックが掛かってるんだろうなと、ダメ元でタッチしてみたら、
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立ち上がりました!

これは、離れた席に座っている友達や同行者にメッセージを送れるというもの。
今回、一緒に乗りに来たお友達さんの座席番号が分かっていたので、メッセージを送ってみることに。

メッセージはコントローラーで入力します。
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コントローラーの裏面がキーパッドになっています。ローマ字入力への変更も可能です。

メッセージを送ってしばらくすると、お友達さんからメッセージが返ってきました!
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長距離路線でお互い退屈した時に、チャット感覚で使えそうですね。

「USBメディアプレーヤー」というのもあったのですが、あいにくメディアプレーヤー自体を手元に用意しなかったので、こちらは試せませんでした。
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チューイングガムなiPodを持ってるので、今度乗る時に持っていってみよう。


フライトマップは、非常に精密な地図が表示されます。
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現在、京都上空を飛行中ですね。

もっと拡大して表示することもできます。
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現在のフライトの状況も一目で分かる。(マニア向け?)
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このへんになると国際線向けのインフォメーションですね。
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現在、飛行機がどの方角を向いて飛んでいるのかの方位情報。

さらにはこんなのも。
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世界のどこが昼で、どこが夜なのかが一目で分かる世界地図。


ボーイング787ドリームライナーの紹介ビデオもメニューに組み込まれていました。
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アナログなところに戻って、ボーイング787の安全のしおり。
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当たり前っちゃ当たり前ですが、基本的なところは他の機種のものと同じ内容です。




羽田→岡山の路線は初めて乗りましたが、羽田→伊丹よりほんのちょっと長いかなって程度で、「あっという間に着いちゃった」という感覚では同じぐらいの距離感かも。

そんなわけで、ボーイング787はあっという間に、いよいよ岡山空港に向けて着陸体勢に。






(続く。)

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そろそろスターフライヤーが本気を出すようです

ボーイング機が巨大勢力を誇る日本の旅客機界にあって、エアバスA320で運行を開始したスターフライヤー。
当時は、久々に日本市場へ食い込んだこともあってか、エアバス社もスターフライヤーの真っ黒い飛行機をいろいろと自社プロモの被写体に使ったとか。

5号機の導入、そして羽田-福岡の運行、釜山への国際定期路線への就航も始まるスターフライヤー。


国内線の旅客数も順調に伸び、いよいよA320のストレッチタイプを導入決定?!


A321ー!!
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近距離アジアへの国際線定期便の運行も定着し、海外でも「スターフライヤー」名が知られるようになると、そのハイセンスデザインが各国で話題に!
そして、ついに長距離国際線の定期便が就航?!


A340-300!!!
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さらに進化し続けるスターフライヤー。

創業当時のキャッチコピー「非常識」を今、再び!?



A380-800!!!

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以上、全てフィクションですが、近くて遠い将来にはノンフィクションになるかもー?!

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Boieng787 国内線就航初日初便ツアー 本編その3

(続きです)



窓側席のお客さんがまだ来ていなかったので、窓から隣に並ぶ2号機をパチリ。
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座席に着いてベルトを締めて、出発の準備万端・・・・のはずが出発時間を過ぎても機内は落ち着く様子が無く、それどころかまだ搭乗が全て終わっていないようで。
結局、時間よりかなり遅れてドアクローズ→プッシュバック開始。

ま、このあたりの遅れは、初日でタラップからの搭乗ということで、ANA側も予測済みでしょう。



私は中央列の通路側席に座っていましたが、窓の外の展望デッキにたくさんの人が集まっているのが見えました。
窓から遠い席でも窓の外が見えるのは、窓が大きくなったB787ならでは。


そういえば、放水車のアーチとかなかったな。ちょっと期待したんだけど。


羽田発の初日初便ということで、2タミの目の前のC滑走路から飛び立つ姿を披露するのかと思っていましたが、西へ向かう飛行機の通常通りで新滑走路から離陸。
遠く離れた新滑走路からの離陸に、展望デッキへ見物に来た人はちょっとガッカリだったんじゃないかな?


さて、いよいよ離陸です。


座っていたのはほぼエンジンの真横の席だったのですが、驚くほど静か。
エンジン全開の爆音が全くと言っていいほど響いてこなく、むしろ機内の空調の噴出し音のほうが大きく聞こえるほど。

これまでだと、エンジンの爆音に「いよいよ飛び立つぞ~!」と心が高揚して・・というのが飛行機に乗る楽しみの一つでもあったのですが、B787ドリームライナーでは滑走を始めてそのままフワッと浮き上がるという感じ。
それくらいに自然に空へと浮き上がる。

いやぁ、これはホントに未来の飛行機だなって感動しちゃいました。

飛び立って、海上での旋回中に聞こえる「キューン」という独特な音もほとんど聞こえない。
ちょっと甲高いような「ヒューン」という表現に近い音が微かに聞こえるかな~という程度。

さらに驚いたのが、この間に機内放送が流れたのですが、ものすごくクリアに放送の声が聞こえる。
こんな状況での機内放送なんてほとんど聞こえないのが普通でしたが、まるで耳元で直接話されているかのように一言一言までクッキリ聞こえる。

そして、耳ツンが全然来ない。
私はわりと離着陸時に耳ツンが次々に酷く起こるのですが、この時は1度軽く耳ツンが来たのでペットボトルの水をちょっと飲んだだけ。
たったこれだけで耳ツンをおさえて上空まで出られたことは、今までにはありません。


離陸だけで「新世代旅客機」の快適空間を体験できてしまったかのよう。



上空に出て、ベルトサインが消えると・・・・さっそく多くのファンが立ち上がり機内見物に。
私も、通路の行列が収まった頃に出歩いてみました。
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L2-R2ドアのところにあるカウンター。
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国際線ビジネスクラスのバーカウンターです。
将来的に、この機体は機内コンフィグを国際線仕様にチェンジして使用する予定があるのかも。
飛行中ここでは、B787のポストカードが配られてました。

この空間の天井がスゴイ。
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ドリームライナーのモックアップでもこんな天井がありましたが、雑誌で見た時は「こんなの単なるボーイングの描くイメージ広告みたいなもんで、実機には採用されないんでしょ」と思ってました、正直。
それが今、こうして実機として飛んでる。

柔らかい曲線の吹き抜けに、LEDによる青い間接照明。
これはぜひ、夜間飛行の中でどんな雰囲気の空間になるのか体験してみたい!!


小さいけれど、B787で新しくなったポイントがコレ。
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これまでは[←非常口 EXIT→]だったのが、ピクトグラムの採用でどこの国の誰にでも一目で分かるように。


R2ドアの窓から外を見てみる。
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客席の窓が従来のボーイング機よりも大きくなった反面、ドアの窓はかなり小さくなったような気がしました。
ま、普段はこの窓から外を見ることなんてほとんどないですけどね。

L3ドアから見た翼。
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翼のしなりっぷりがスゴイ。


L3ドア近くにあるトイレには窓がついています。
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長距離国際線の上級クラスのトイレでは珍しくないですが、国内線の普通席ゾーンにあるトイレで窓付きというのはかなり珍しいかも。

ちなみに、トイレ内もLED照明になっています。
ドアを開けた瞬間に、目に飛び込んでくる青白い小部屋はちょっと衝撃。
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客室ではよく見えないLED照明が、トイレならどんな風に取り付けられているのかよく見えます(笑)


そして、B787ドリームライナーのトイレっていうと、これが常に話題に上がってますよね。
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ウォシュレット (By TOTO)。
試しに使ってみましたが、地上で使うのと同じでした(当たり前だ)

あ、ちなみに。
暫定国内線仕様機で7ヶ所あるトイレのうち、最後方ゾーンの中央に位置するトイレだけにはウォシュレットが付いてません。ご利用の際はご注意アレ(笑)



機内はどこに行っても混雑。
機内サービスもままならない状態のようで、結局ドリンクサービスすらも一度も回ってきませんでした。
ギャレイに行ってみたら、お茶の入ったカップが並べられていてセルフサービス状態(笑)

カップのお茶を貰い、機内見物を早々に切り上げて、座席に戻りました。
B787tour-125.jpg
カップも「787」仕様。



途中で機長さんからのご挨拶が機内放送で流れました。
ボーイング787がいよいよ今日から定期便に就航しました的な軽い挨拶だけで、もっと
「ANAが世界で一番最初に飛ばすんです!!」
「ANAがローンチカスタマーの最新鋭旅客機です!!」
「しばらくはANAでしか体験できないドリームライナーです!!」
みたいなチカラの入った挨拶を、喜び溢れんばかりに話してくれるのかと思ったのですが・・・ちょっと拍子抜け。


フライト後半は、座席のモニターで遊んでました。








(続く!)

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ちょいちょいアップします。

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