lounge SRG 見た目は大人、中身は子供!
久々にシリーズ再開です。今回は1992年。
■300系「のぞみ」


>>>拡大画像はコチラ<<<
鉄道に関しては、この年の世間的に一番大きな出来事だったんじゃないでしょうか。
「300系のぞみ」のデビュー。
見るからにスピードを追求した形状のボディ。
フルモデルチェンジしたこの新幹線に、「未来に近づいた」と感じた人はけっこう多かったのではないかと思います。
これ(↓)もこの新幹線についての大きなエポックでしたね。

新大阪8時30分着を守るための「名古屋飛ばし」。もはや昔話ですかね。
■400系 山形新幹線「つばさ」


>>>拡大画像はコチラ<<<
>>>登場当時の時刻表はコチラ<<<
この年は東海だけではなく東日本にも全く新しい新幹線が登場しました。
史上初の「新在直通」の新幹線の開業。それに伴ってデビューしたのが400系。
愛称は、山形でも馴染みの深い「つばさ」の愛称がすんなり決まったかのようでしたが、伝統の愛称を召し上げられてしまった秋田では根強い反発があったとか。
■787系 「つばめ」


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>>>登場当時の時刻表はコチラ<<<
JR九州が掲げた「鉄道ルネッサンス」という名の九州島内鉄道網の改革の下に生まれた革命児。
利用者が増え、それによって増収をもたらしたという経営的な面での成功以外に、この列車が最も「革命的」であったのが、「デザインによって鉄道車両でもここまでハイレベルな空間を作り上げる事が出来る」という成功例をもたらしたことではないでしょうか。
「ドーンデザイン研究所」そして「水戸岡鋭治」の名を世に轟かせた代表作。
由緒ある愛称をJR九州が受け継ぐに当たって、JR各社に「つばめ」の名を使うことの承諾を得て回ったという逸話もあり、その後は「787系=つばめ型車両」として名実共にJR九州の代表車両になりました。

パンフレットも「つばめ」単独のものだけで、時期によって異なったものがたくさん作られています。
■キハ185系 「ゆふ」「あそ」


>>>拡大画像 その1<<<
>>>拡大画像 その2<<<
特急「つばめ」と同じダイヤ改正で生まれた、九州内陸を貫通するディーゼル特急。
JR四国から購入したキハ185系を改装して登場となりました。
地味な印象だった同系が、化粧直しだけでここまでパワフルでインパクトある姿に。
■キハ183系 「ゆふいんの森 2世」


>>>拡大画像はコチラ<<<

>>>拡大画像はコチラ<<<
こちらも特急「つばめ」と同日にデビューした、観光リゾート特急。
人気の「ゆふいんの森」の増発分として、「オランダ村特急」で活躍していた車両を大改造。
ドーンデザインマジックによって、すっかり「ゆふ森」な装いになって帰ってきました。
■特急「ハウステンボス」


「つばめ」や「ゆふいんの森II」が7月登場だったのに対して、こちらは「ハウステンボス」の開園に合わせて一足先の3月に登場しています。
485系「赤いかもめ・みどり」「レッドエクスプレス」の「赤い特急シリーズ」に合わせた、真っ赤な姿に「HUIS TEN BOSCH」のロゴを入れた専用編成で登場しました。
「かもめ」+「ハウス」+「みどり」の長大編成の485系が走ったことも話題に。
■215系 オール2階建て車両

>>>拡大画像はコチラ<<<
常磐線に投入した2階建て普通車で得られたデータを元に開発されたのが、このオール2階建て電車。
定員増の目標は達成できたものの、「乗降に手間取り、結果路線全体の遅延の元凶になる」「朝夕のラッシュ時間の普通電車には投入できない」など様々な原因が重なって、結果「使い勝手の悪い電車」に。
現在では朝晩の「湘南ライナー」だけが定期運用で、それ以外は休日にごくたまにひっそりと「臨時快速」などで走る程度の活躍に甘んじていて、“オール2階建て”というダイナミックさには似合わない存在感の薄さです。
■681系 「ニュー雷鳥」


>>>拡大画像はコチラ<<<
JR化後、西日本初の新型特急がこの年にやっと登場。
しかし、速度向上走行と乗客の利用動向を調べる「試験的な」運転でのスタートとなり、この年の年末も押し迫った12月26日に臨時「雷鳥」で営業運転を開始しました。
今や北陸路に大きな翼を羽ばたかせる「サンダーバード」の登場までは、この後数年を要ることになります。
ちなみに1992年はこんなことがありました。
--JRグループのできごと--
・4月1日でJR各社は創立5周年
・キハ80系特急「南紀」がキハ85系へ置き換え、キハ80系による定期特急が全廃
・JR北海道でもキハ80系がファイナル運転
・SL奥利根号でD51-498とC58-363による初の重連運転
・キハ281系先行試作車が2両で登場、試験走行を開始
・ディーゼルカーに寝台車を組み込んだ夜行特急「オホーツク」が運転開始
・新千歳空港駅開業、快速エアポート登場
・特急「ライラック」の室蘭-札幌間を特急「すずらん」に分離
・485系特急「ひたち」に新塗装編成が登場
・901系が京浜東北線で営業運転開始
・成田「空港第2ビル」駅開業、成田エクスプレス大船延長運転開始
・中央快速線201系に電照ヘッドマークの試験取り付け開始
・ED18-2がトロッコファミリー号で本線復帰
・500系900番台新幹線「WIN350」試験走行開始
・300系J1編成による山陽新幹線の試験走行開始
・8000系先行編成が臨時特急「しおかぜ」「いしづち」で営業運転開始
・JR九州は485系のRED化を完了 国鉄色は消滅
・SLあそBOY 58654号機がカウキャッチャー・ダイヤモンドスタックを装備して登場
・寝台特急「なは」にオールソロ個室車を連結開始
・ED500-901号機が登場 貨物牽引の走行試験を開始
--世の中のできごと--
・太陽神戸三井銀行がさくら銀行に社名変更
・千葉市が12番目の政令指定都市に移行
・「サザエさん」の原作者、長谷川町子さんが死去
・バルセロナオリンピック開幕
・日本全国の公立学校で第2土曜休業の学校週5日制スタート
・日清食品がインスタント麺「日清ラ王」を発売
・三菱自動車工業、初代「ランサーエボリューション」を発売
・沖縄県那覇市に首里城が復元される
・風船おじさんがアメリカ大陸を目指して旅たつも、消息不明に
・ドラマ「ずっとあなたが好きだった」がヒット、冬彦さんが話題に
・CMできんさん・ぎんさんが人気に
次回は1993年。
1992年に政府が公式にバブル景気の終結を発表したことから、いよいよ世間は不景気モードに。
好景気に乗ったJRグループの新型特急の連発デビューも失速ぎみになってしまうのか?!
■300系「のぞみ」


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鉄道に関しては、この年の世間的に一番大きな出来事だったんじゃないでしょうか。
「300系のぞみ」のデビュー。
見るからにスピードを追求した形状のボディ。
フルモデルチェンジしたこの新幹線に、「未来に近づいた」と感じた人はけっこう多かったのではないかと思います。
これ(↓)もこの新幹線についての大きなエポックでしたね。

新大阪8時30分着を守るための「名古屋飛ばし」。もはや昔話ですかね。
■400系 山形新幹線「つばさ」


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>>>登場当時の時刻表はコチラ<<<
この年は東海だけではなく東日本にも全く新しい新幹線が登場しました。
史上初の「新在直通」の新幹線の開業。それに伴ってデビューしたのが400系。
愛称は、山形でも馴染みの深い「つばさ」の愛称がすんなり決まったかのようでしたが、伝統の愛称を召し上げられてしまった秋田では根強い反発があったとか。
■787系 「つばめ」


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>>>登場当時の時刻表はコチラ<<<
JR九州が掲げた「鉄道ルネッサンス」という名の九州島内鉄道網の改革の下に生まれた革命児。
利用者が増え、それによって増収をもたらしたという経営的な面での成功以外に、この列車が最も「革命的」であったのが、「デザインによって鉄道車両でもここまでハイレベルな空間を作り上げる事が出来る」という成功例をもたらしたことではないでしょうか。
「ドーンデザイン研究所」そして「水戸岡鋭治」の名を世に轟かせた代表作。
由緒ある愛称をJR九州が受け継ぐに当たって、JR各社に「つばめ」の名を使うことの承諾を得て回ったという逸話もあり、その後は「787系=つばめ型車両」として名実共にJR九州の代表車両になりました。

パンフレットも「つばめ」単独のものだけで、時期によって異なったものがたくさん作られています。
■キハ185系 「ゆふ」「あそ」


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>>>拡大画像 その2<<<
特急「つばめ」と同じダイヤ改正で生まれた、九州内陸を貫通するディーゼル特急。
JR四国から購入したキハ185系を改装して登場となりました。
地味な印象だった同系が、化粧直しだけでここまでパワフルでインパクトある姿に。
■キハ183系 「ゆふいんの森 2世」


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こちらも特急「つばめ」と同日にデビューした、観光リゾート特急。
人気の「ゆふいんの森」の増発分として、「オランダ村特急」で活躍していた車両を大改造。
ドーンデザインマジックによって、すっかり「ゆふ森」な装いになって帰ってきました。
■特急「ハウステンボス」


「つばめ」や「ゆふいんの森II」が7月登場だったのに対して、こちらは「ハウステンボス」の開園に合わせて一足先の3月に登場しています。
485系「赤いかもめ・みどり」「レッドエクスプレス」の「赤い特急シリーズ」に合わせた、真っ赤な姿に「HUIS TEN BOSCH」のロゴを入れた専用編成で登場しました。
「かもめ」+「ハウス」+「みどり」の長大編成の485系が走ったことも話題に。
■215系 オール2階建て車両

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常磐線に投入した2階建て普通車で得られたデータを元に開発されたのが、このオール2階建て電車。
定員増の目標は達成できたものの、「乗降に手間取り、結果路線全体の遅延の元凶になる」「朝夕のラッシュ時間の普通電車には投入できない」など様々な原因が重なって、結果「使い勝手の悪い電車」に。
現在では朝晩の「湘南ライナー」だけが定期運用で、それ以外は休日にごくたまにひっそりと「臨時快速」などで走る程度の活躍に甘んじていて、“オール2階建て”というダイナミックさには似合わない存在感の薄さです。
■681系 「ニュー雷鳥」


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JR化後、西日本初の新型特急がこの年にやっと登場。
しかし、速度向上走行と乗客の利用動向を調べる「試験的な」運転でのスタートとなり、この年の年末も押し迫った12月26日に臨時「雷鳥」で営業運転を開始しました。
今や北陸路に大きな翼を羽ばたかせる「サンダーバード」の登場までは、この後数年を要ることになります。
ちなみに1992年はこんなことがありました。
--JRグループのできごと--
・4月1日でJR各社は創立5周年
・キハ80系特急「南紀」がキハ85系へ置き換え、キハ80系による定期特急が全廃
・JR北海道でもキハ80系がファイナル運転
・SL奥利根号でD51-498とC58-363による初の重連運転
・キハ281系先行試作車が2両で登場、試験走行を開始
・ディーゼルカーに寝台車を組み込んだ夜行特急「オホーツク」が運転開始
・新千歳空港駅開業、快速エアポート登場
・特急「ライラック」の室蘭-札幌間を特急「すずらん」に分離
・485系特急「ひたち」に新塗装編成が登場
・901系が京浜東北線で営業運転開始
・成田「空港第2ビル」駅開業、成田エクスプレス大船延長運転開始
・中央快速線201系に電照ヘッドマークの試験取り付け開始
・ED18-2がトロッコファミリー号で本線復帰
・500系900番台新幹線「WIN350」試験走行開始
・300系J1編成による山陽新幹線の試験走行開始
・8000系先行編成が臨時特急「しおかぜ」「いしづち」で営業運転開始
・JR九州は485系のRED化を完了 国鉄色は消滅
・SLあそBOY 58654号機がカウキャッチャー・ダイヤモンドスタックを装備して登場
・寝台特急「なは」にオールソロ個室車を連結開始
・ED500-901号機が登場 貨物牽引の走行試験を開始
--世の中のできごと--
・太陽神戸三井銀行がさくら銀行に社名変更
・千葉市が12番目の政令指定都市に移行
・「サザエさん」の原作者、長谷川町子さんが死去
・バルセロナオリンピック開幕
・日本全国の公立学校で第2土曜休業の学校週5日制スタート
・日清食品がインスタント麺「日清ラ王」を発売
・三菱自動車工業、初代「ランサーエボリューション」を発売
・沖縄県那覇市に首里城が復元される
・風船おじさんがアメリカ大陸を目指して旅たつも、消息不明に
・ドラマ「ずっとあなたが好きだった」がヒット、冬彦さんが話題に
・CMできんさん・ぎんさんが人気に
次回は1993年。
1992年に政府が公式にバブル景気の終結を発表したことから、いよいよ世間は不景気モードに。
好景気に乗ったJRグループの新型特急の連発デビューも失速ぎみになってしまうのか?!
羽田空港の国際線新ターミナルのつづきです。
展望デッキにやって来ました。

予想していたよりかなり広く、横方向にも長いです。
展望デッキはこんな感じで金網が張り巡らされています。

もちろん写真が撮れる様に、一部は金網がカットされていてレンズが出せるようになってますが、カメラ穴はあまり多くないので、ネタな飛行機が飛んでくる時などはカメラ穴の争奪戦が繰り広げられそう・・・
新国際線ターミナルからは第一ターミナルが一望できます。

これまではモノレールの窓越しに見ているだけだった景色をバックに写真が撮れる!
かなり新鮮なシーンに映ります。
(ビッグバード前の旧羽田ターミナルの頃と同じ眺めになるのかな?)
エバーエアとコリアンエア。

こちらはエバーエアとアシアナ航空。

以前の国際線ターミナルは展望デッキが無かったので、こういう絡みを羽田で撮ったのは初めて。
A滑走路を使う国内線の飛行機もよく見えます。

ANAのガンダムジェット。

カンダムのお顔が白飛びしてしもうた・・・
国際線ターミナルからプッシュバックされた、ANAのB767-300ER。

お!ウィングレット装着機ですな。
ANAのジャンボがJALのジャンボをバックに今、着陸!

JALのMD-90。MDタン、カワユス!

JALのアロハジェット

ANAのジャンボをもう一発!

展望デッキの左端へ行くと、整備場エリアが見渡せます。


JALのジャンボが2機、留置されてました。どちらも国際線機材です。
国内線ヘルプ要員としてここにいるのか、はたまた売却に向けての準備待ちなのか・・・
さらにB滑走路脇の300番台駐機スポットもよく見えます。

これまで1タミや2タミからは撮れなかったところが見えるので、羽田に来る楽しみが増えました。
さて、はるか遠くに見える2タミのほうへレンズを振ると・・・

垂直尾翼に梅干しを背負ったジャンボ機が。
はい、政府専用機です。
韓国へ首相を乗せて行って、帰ってきたところのようです。
どうやら羽田で一休みして、千歳に帰るようで。






1号機と2号機が20分ほどの時間差で飛び立っていきました。
ああ、2タミ側に行っていれば間近に撮れたのになー・・。
このあとは、もう1ヶ所、新しいトコに寄って行きます。
ちょっと間が空きました。
数日前に久しぶりに成田空港のほうへ飛行機撮影に行ってきました。
B滑走路延伸で、A滑走路に集中していた大型機がB滑走路でも離着陸するようになってからは、何となく足が遠のいていました。
B滑走路の16Lエンドのすぐ近くに飛行機ウォッチングができる展望台(盛り土の高台)を見つけたので、そこで初撮影。

B777クラスの大型機だと、かなり目の前まで飛行機が来ることがあるので、見ているだけでも大迫力。






B777やB767、A330クラスの飛行機がほとんど。
B747ジャンボは、ユナイテッドのこの1機が来ただけでした。



A滑走路から離陸したエジプト航空のB777-300ER。新塗装、初めて見ました。



チャイナサザンはえらく機体が汚いのでビックリ。









時間的に北米キャリアが集中して飛んできます。
今日は特別塗装機やアライアンスペイントの機体は撮れませんでした。残念。
クルマで航空博物館へ移動。博物館の売店でちょっと買う物があったので入館しました。
トップフロアの展望台でも撮ってきました。


1時間半ほどいましたが、ジャンボ機はこの2機だけでした。ほとんどがトリプルセブン。
よ~く見ると、スカイツリーが見えます。

さらに富士山も。

しかし、スカイツリーや富士山よりももっと衝撃的なものが見えました。

JALハンガー前に集結しているB747-400の数がハンパねぇ!

↑に写っているだけでも7機。

先月いっぱいで全機退役したJALのB747フレイター。B747-400Fは「JAL CARGO」のロゴが落とされています。
B747-400BCFに至っては、真っ白な白装束になっている機体もいました。
そんな中、元気に飛んできたジャンボもいました。

「JA8088」 元ビッグエクスプレス。こんな初期導入の機体がまだ飛んでいたとは。
眼下に見える仲間たちをどんな気持ちで見ているのでしょうか。
ANAのB747-400も、もう残り1機とか噂を聞きましたが・・・・

B滑走路から博物館へ向かう途中、信号待ちで停車中に頭上を飛んで行きました。
レジ番号は確認できませんでしたが・・・・
時間的にB747が投入されている便どころか、ANA便の出発便すらない時間だったので、どこかへのフェリーフライトとかですかね・・・?!
数日前に久しぶりに成田空港のほうへ飛行機撮影に行ってきました。
B滑走路延伸で、A滑走路に集中していた大型機がB滑走路でも離着陸するようになってからは、何となく足が遠のいていました。
B滑走路の16Lエンドのすぐ近くに飛行機ウォッチングができる展望台(盛り土の高台)を見つけたので、そこで初撮影。

B777クラスの大型機だと、かなり目の前まで飛行機が来ることがあるので、見ているだけでも大迫力。






B777やB767、A330クラスの飛行機がほとんど。
B747ジャンボは、ユナイテッドのこの1機が来ただけでした。



A滑走路から離陸したエジプト航空のB777-300ER。新塗装、初めて見ました。



チャイナサザンはえらく機体が汚いのでビックリ。









時間的に北米キャリアが集中して飛んできます。
今日は特別塗装機やアライアンスペイントの機体は撮れませんでした。残念。
クルマで航空博物館へ移動。博物館の売店でちょっと買う物があったので入館しました。
トップフロアの展望台でも撮ってきました。


1時間半ほどいましたが、ジャンボ機はこの2機だけでした。ほとんどがトリプルセブン。
よ~く見ると、スカイツリーが見えます。

さらに富士山も。

しかし、スカイツリーや富士山よりももっと衝撃的なものが見えました。

JALハンガー前に集結しているB747-400の数がハンパねぇ!

↑に写っているだけでも7機。

先月いっぱいで全機退役したJALのB747フレイター。B747-400Fは「JAL CARGO」のロゴが落とされています。
B747-400BCFに至っては、真っ白な白装束になっている機体もいました。
そんな中、元気に飛んできたジャンボもいました。

「JA8088」 元ビッグエクスプレス。こんな初期導入の機体がまだ飛んでいたとは。
眼下に見える仲間たちをどんな気持ちで見ているのでしょうか。
ANAのB747-400も、もう残り1機とか噂を聞きましたが・・・・

B滑走路から博物館へ向かう途中、信号待ちで停車中に頭上を飛んで行きました。
レジ番号は確認できませんでしたが・・・・
時間的にB747が投入されている便どころか、ANA便の出発便すらない時間だったので、どこかへのフェリーフライトとかですかね・・・?!
1991年です。
世間はバブル景気は徐々に崩壊し始め、この年から現在まで続く平成不況が始まりの時を迎えます。
しかしこの頃はまだ「不況」という感じはさほどでもなく、世の中ではまだまだ好景気を引き摺ったような浮き足立った雰囲気だったそうで。
JR各社からも、以前から開発を続けていた華やかな新型特急がまだまだ次々と登場。
■253系 成田エクスプレス


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都心から遠い遠い「成田空港」へのアクセスを劇的に変わったのがこの年。
空港直下に乗り入れる新線とJR線が結ばれ、空港アクセス特急「成田エクスプレス」が登場しました。
「空港連絡」という特殊な用途に限定使用されるため、車内はぶっ飛びなインテリアを採用。
当時のJR東日本の「野心」のようなものが全面に押し出されたように思えます。
その後、時代の変化や利用者数の増大に伴い、特に車内は大きく姿を変え、JR各社の新型特急の中でも一足先に全面的な引退に至ったのはわりと最近のことで記憶にも新しいところ。

外国人利用者向けに、英語での案内パンフレットも首都圏の比較的大きな駅に設置されていました。
今だったら、韓国語・中国語も併記されているんでしょうね。
■371系 「あさぎり」


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JR東海と小田急の共同企画で登場した特急「あさぎり」。
御殿場・沼津から東伊豆へのアクセスを主眼にした、どちらかというと「リゾート」タイプの新型特急。
JR東海と小田急それぞれで新型車を開発・登場させましたが、JR東海のそれは先頭がカプセル型という前代未聞の形状をした車両。
こちらのパンフは駅配布のものではなく、おそらく試乗会やマスコミ向けに配布されたカタログタイプのものです。たしか東京の鉄道廃品なんかを扱うグッズ店で買ったものではなかったかと。

運転開始記念のオレンジカードも持ってました。
■キハ183系 キサロハD/D車組込 「スーパーとかち」


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前年に「おおぞら」から分離して新設された新特急「とかち」。
デビューから1年もしないうちに、2階建てグリーン車を編成に組み込んだ特急「スーパーとかち」に新装オープン(?)となり、先輩の「おおぞら」号より格上かつ魅力ある列車に生まれ変わっちゃいました。
新型2階建て車両は、2階がグリーン客室・1階は2人用の普通車個室で構成され、JR北海道ご自慢の「リゾート特急」のテイストを定期特急向けに反映させたもの。
人気だったこの2階建て車、その後は振り子新特急「スーパーおおぞら」の登場などで釧路方面の特急が抜本的に再編された煽りで10年も経たずに編成から抜かれ保留扱いに。
「オホーツク転用」「はまなす転用」が噂されるも、未だに釧路の車両基地の片隅で4両数珠繋ぎで風雨に晒される日々。嗚呼、無情。
■485系ジョイフルトレイン 「リゾートエクスプレス ゆう」


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水戸エリアの団体専用車だった旧型客車の「ふれあい」が老朽化で引退するのに伴って、その代替で生まれた新しいジョイフルトレインがこの「ゆう」。
「ふれあい」がお座敷車だったのに対して、ソファータイプの座席やサロン、ディスコフロアに展望ドーム席などで完全に若者向けの仕様で登場しました。先頭形状もかなり奇抜です。
それにしてもモデルさんのファッションがすごいですな。
・・・・肩パット?!
ちなみに7年後の1998年には、こうなっちゃいました。

・・・・先祖がえり!?
お座敷化改造が施された後もイベントカーのディスコフロアはそのまま残されたため、お座席+ディスコという組み合わせの、おそらく日本で一番のシュールさを極めた編成の列車かと。
■日韓航路 「ビートル2世」


前年に博多~平戸~オランダ村航路で登場した「ビートル」に兄弟船が登場。
JR航路としては初の国際航路となる、博多~釜山間に「ビートル2世」のデビュー。
当時はまだ「韓流ブーム」なんぞの言葉はない頃で、集客にもかなり苦労したそうです。
しかし先見の明に長けていたJR九州はさすがで、このあと数年後に訪れる韓国への個人旅行ブームに向けて「B2」は着実な運行実績を重ね、そのブームが到来すると週末は予約が困難なほどに。
その後は船体数を4機まで増やし、競合する航空路線を運行廃止に追い込むほどまでに大成長を遂げました。
パンフレット案内を見ると、登場当時の「B2」の船内は「B1」と似たブラックベースのシックなものだったようです。メインデッキの販売カウンターは、現在では「グリーン席」が設置されていますね。
ちなみに1991年はこんなことがありました。
--JRグループのできごと--
・東北上越新幹線の東京駅乗り入れ開始
・特急「はつかり」 青函トンネル内で140KM/H運転を開始
・寝台特急「あけぼの」「なは」「出雲3・2号」に個室車を連結開始
・常磐線に2階建て普通車「クハ415-1901」が登場
・キハ200形「赤い快速」が運転開始
・「夢空間」が「北斗星トマムスキー」号で初の一般営業運転
・JR東日本が「イオカード」システムの一般利用を開始(当時は山手線内のみ)
・七尾線電化開業 「スーパー雷鳥」「しらさぎ」が乗り入れ開始
・「佐久間レールパーク」がオープン
・山形新幹線工事本格化 特急「つばさ」は仙山線経由に変更
・寝台特急「北陸」チェックアウトサービスを終了
・寝台特急「みずほ」「出雲1・4号」の食堂車が営業休止に
・リニア宮崎実験線でMLU002がタイヤのパンクで炎上→全焼
・251系「スーパービュー踊り子」がローレル賞を受賞
--世の中のできごと--
・多国籍軍のイラク空爆で湾岸戦争が勃発
・東京都庁が新宿へ移転、新東京都庁舎が開庁
・ 「WOWOW」が放送開始
・千代の富士が現役引退
・東京・芝浦にジュリアナ東京がオープン
・ロッテ球団が本拠地の千葉への移転・新ネーム「マリーンズ」を発表
・NECが「PC-9801NC」を発売
・パンナムが運航停止、倒産
・ソビエト連邦が崩壊、ゴルバチョフ大統領は辞任
・ドラマ「東京ラブストーリー」、主題歌「ラブストーリーは突然に」が大ヒット
次回は1992年。
この年はかなり大盛り上がり。名車と誉れ高い車両がいくつもデビューします。
先月の21日にオープンした羽田空港の国際線新ターミナル。
やっと見に行ってきました。
浜松町からモノレールで。
新ターミナルのオープンで、モノレールと京急にも新しい駅ができました。
モノレールの新駅は「天空橋」と「新整備場」の間に開業。

新駅のホーム端からはダイナミックなカーブを通って向かってくるモノレールが見られます。
さて、モノレールの新駅「羽田空港国際線ビル」駅。
ホームから改札口を抜けると、

すぐ出発ロビー(驚)
駅改札口から歩くことわずか30秒ほどで出発ロビー。
おそらく日本で最もアクセス鉄道と空港の距離感がない駅。
出発ロビーは、羽田2タミ+成田2ビルって感じの雰囲気?

けっこう奥行きがあるように見えますが、


上の階から見下ろすと、そうでもないことに気付く。
てか、想像していたよりも小さいターミナルだなぁというのが実の感想。
これで「アジアのハブ目指す!」とか無理じゃないかー!?
今後増築予定なのか?
空港来ると、やっぱコレ見ることでワクワクします。


時間の偏りはあるけど、予想外の充実したフライト数。
JALやANAが似たようなTVCM打ってるけど、やっぱり深夜便が充実してますね。
4階はショッピングエリア。
いきなりこんな感じです。

さらに奥へ進むと、こんな感じ。


セントレアじゃないよ(笑)
土産物屋さんは、外国人が喜びそうな「OH! フジヤマ・ハラキリ・ゲイシャー!」な店ばかり。ものすごい偏りあるがこれでいいのだろうか?

↑これ、ウケた! 誰買うんだ!?

「スーベニア オブ ニッポン」 歌舞伎面のストラップか?

キティちゃんも、ここではこんなんです。
「きてぃ、どすぇ」
レストランもあるけど、どこもかしこも「空港料金」な価格帯。ここだけバブル経済に沸いているかのようで、まぁある意味「異国」でした。
「博品館」ではレーシングカーの巨大サーキットが大人気。

しばらく見てましたが、あまりの速さに目が付いていけなかたよ。
ここはぜひ来てみたかったので。

空港初の「プラネタリウム」。
「カフェ」と「プラネタリウム」が融合した新しい飲食スペース。
「プラネタリウム」の上映時間以外は「カフェ」の利用者なら誰でも入れます。
さっそくドリンクと軽食を購入して、プラネタリウム見ながらマターリしてきました。
今回はここまで。
次回は新ターミナルの展望デッキと「こんな写真撮れます」な私の駄作をご紹介。
1990年です。
この頃から徐々にJRグループで一斉に「全国ダイヤ改正」を行わず、各社独自にダイヤ改正を設定する例が始まっています。
■251系 スーパービュー踊り子


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>>登場当時の時刻表はこちら<<
この年、JR東日本が放った目玉新型特急。
完全にリゾート仕様に特化した車内設備が話題となり、その多彩な設備はパンフレットからも溢れんばかりに伝わってきます。
ダイヤ改正日とは関係なく、ゴールデンウィーク開始日の4月28日から走り始めました。
■200系新幹線「2階建てグリーン車」


100系タイプの2階建てグリーン車が東北新幹線にも登場。
この車両も6月23日と、ダイヤ改正日と関係なくデビューしました。
当初は1両だけだったので、日によって投入列車が異なり、また13両という変則的な両数で編成を組んでいました。
後年、2階がグリーン車・1階がカフェテリアの2階建て車も登場しています。
■189系 「グレードアップあさま」


夏休みシーズンが本格的に始まる7月27日に運用を開始しています。
この頃は避暑地として軽井沢リゾートが流行の頃だったのか、「グレードアップあさま」の第一編成はグリーン車を2両連結した12両編成で登場しました。
車内は新型車と見違えるように生まれ変わり、とりわけグリーン車はゴージャスに。
■785系 「スーパーホワイトアロー」

新車告知パンフレットはなかったのですが、通販で買った登場記念オレカを持ってました。
最初雑誌でこの車両を見た時は、どっかの私鉄の新特急かと思いました。
JR北海道初の新型特急とは、意外とジミなフォルム。
そのジミないでたちとは裏腹に、爆走の強靭なスペックを持った電車だと思い知らされるのはこのあと7~8年後のことでした。
■「クリスタルエクスプレス・トマムサホロ」 2階建て車両


1992年も終わりの12月22日、限りなく1993年に近い頃に登場しました。
個室にボックス席、ラウンジにビュッフェとリゾート特急の魅力をギュッと詰め込んだ2階建て車両で、この車両を組み込んだ「クリトマ」はかなり貫禄がついたように感じられました。
これまでに何度か北海道旅行へ行っていますが、その度に運転日と訪道が合わず、未だにお目にかかれていない車両です。
■485系 「KAMOME EXPRESS」「MIDORI EXPRESS」


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3月、九州に突如登場した真っ赤な485系。
これまで、遠い九州の車両にはあまり感心もなかったのですが、この赤い485系にはド肝を抜かれました。そしてボディを彩る無数のレタリングとロゴマーク。
「スゲェ!オシャレでカッコイイ!」と、まるで初めて洋楽ロックに脳天を打ち抜かれたような衝撃。
「赤いかもめ」に続き、この年の秋頃には「赤いみどり」も登場。
「みどり」なのに真っ赤に塗るという発想は、たしかに誰にもなかった!!(笑)
■JR九州ジェットフォイル「BEETLE」


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電車ではないですけど・・・・
JR九州の新型特急と同じテイストを持った船ということでリストアップしました。
5月2日に、博多港~平戸港~長崎オランダ村の航路にデビュー。
ドーンデザイン研究所の内装デザインやレタリングなどが船体・船内いっぱいに溢れていて、2年後の787系「つばめ」へと繋がるシックな雰囲気が、先行して試されているような雰囲気です。
後にこの航路は廃止となり、この船体は関空~神戸の「サファイア」へリース。さらに数年後には「サファイア」も廃止となって、再びJR九州へと戻り釜山航路の「ビートル」へ復帰するも韓国側のKMXリース扱いとなったため「ビートル」を名乗れず「ジェビ」の愛称に。
「ビートル航路」と「コビー航路」の統合で、ようやく「ビートル1世」の愛称へと戻って来れたという、数奇な運命を辿っているジェットフォイルです。
■「トワイライトエクスプレス」


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「トワイライトエクスプレス」そのものは1989年7月21日に、ツアー列車として登場しています。
時刻表に載る「臨時列車」としてチケットが一般販売される定期運行的な列車となったのは1989年12月2日。翌年1990年になるとその存在が広く認知されるようになり、瞬く間に「日本一の豪華寝台特急」として名を馳せ、日本で最もチケットの入手が困難な列車となりました。
こちらのパンフレットは年代的に1991年ごろ?のもの。
この頃、JR西日本は旅行センター「Tis」を東京にも展開していて、そこでわりと多くのJR西日本のパンフレットが
入手できたので、「JR北海道プラザ」と同様に寄り道ルートでした。
■「トワイライトエクスプレス」


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こちらは「JR北海道プラザ」で貰った、JR北海道が編集した「トワイライトエクスプレス」のパンフレット。
JR北海道側が作ったので、札幌基点で京都・大阪へと向かう観光列車として作成されていて、画像にはありませんがパンフレット巻頭は京都や大阪の観光案内が中心になっています。
表紙のタイトルも「トワイライトエクスプレス 札幌-大阪を結ぶ夢の豪華寝台特急」。
ちなみに1990年はこんな年。
--JRグループのできごと--
・奥羽本線 福島~山形間で標準軌化工事開始
・五能線でノスタルジックビュートレイン運転開始
・ストアードフェアシステム「イオカード」試験運用開始
・651系「スーパーひたち」ブルーリボン賞受賞
・221系新型「新快速」ローレル賞受賞
・2000系気動車「TSE」がローレル賞受賞
・山形新幹線用400系試験車両登場
・ガーラ湯沢が開業
・札幌-帯広間の特急を「おおぞら」から分離。特急「とかち」が登場。
・300系新幹線試作車が登場
・博多南線営業開始
・2000系量産車登場。「南風」「しまんと」で運用開始。
--世の中の動き--
・大阪で花の万博が開幕
・イラクがクウェートに侵攻
・オリックスが新ニックネーム「ブルーウェーブ」を発表
・TBSで「渡る世間は鬼ばかり」シリーズがスタート
・任天堂が「スーパーファミコン」発売
・雲仙普賢岳が198年ぶりに噴火
・「クレヨンしんちゃん」が連載開始
・「兼高かおる世界の旅」が放送終了
バブル景気もこの1990年まで。
翌1991年からは徐々に景気悪化の影が世の中に広がり、今に続く平成不況へと突入します。
次回では、そんな「バブル景気終了」の頃に生まれた新型JR特急をご紹介。
いよいよ1989年です。
3月11日のダイヤ改正で、「新生JR」を印象付けるエポックメイクな新特急たちが日本各地で登場。
■651系 スーパーひたち


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>>登場当時の時刻表はコチラ<<
JR東日本エリアで先陣を切って新型特急が投入されたのが常磐線。
こんな斬新な新型車が、どちらかというと地味な印象の「常磐線」に投入されたので、より一層際立ったインパクトがありました。
当時、地元では「新幹線みたいな電車がやって来た」と評されていました。
■キハ85系 ワイドビューひだ


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実際には3月のダイヤ改正より1ヶ月ほど前から運転が始まっていました。
ディーゼルカーでも、ここまでオシャレなデザインの車両が作れるのかという印象でした。(ディーゼルカーというと重々しくて厳ついというイメージがあったので)
■485系 スーパー雷鳥


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>>登場当時の時刻表はコチラ<<
東の「スーパーひたち」に対して、西には「スーパー雷鳥」が登場。
どちらも最高速130Km/hが売り物でしたが、「スーパー雷鳥」は既存の485系を改造した車両でした。
ちなみに、JR西日本ではアーバンネットワークに221系新型「新快速」を投入。ドル箱路線に新型特急を投入するよりも、競合する私鉄路線との熾烈な乗客獲得競争に晒されている「新快速」への新車投入を優先させた点から、このエリアの特性のようなものが垣間見えます。
■100N系 グランドひかり


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>>登場当時の時刻表はコチラ<<
この頃はまだ100系新幹線に新車効果がありましたが、2階建て車を4両も繋いだダイナミックさは群を抜いてインパクトがありました。「まるで模型の編成がホンモノになったみたい」とか思ってました(笑)
■キハ71系 ゆふいんの森


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「ゆふいんの森」・・・なんてオシャレなネーミングだろうかー!
「スーパー○○」の愛称にワクテカしてた中坊も、「ゆふいんの森」という響きにうっとり。
そしてその優雅なネーミングに反してズングリムックリな車両・・・・そのギャップにズコー!
(この中坊にこの車両の素晴らしさが分かるまでは、この後10年ほどを要することになる)
■夢空間


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「新型車両」というより、パビリオンですかね。「横浜博覧会-YES'89」の。
YES'89は何度か行ったのですが、桜木町駅前で公開されていた「夢空間」も毎回見に行ってました。
当時はこの車両がまさか営業路線上を走るとは思わなかった(それこそ車両そのものもハリボテみたいなもんだと思い込んでいた)ので、車内の写真を撮ったり、食堂車で軽食を摂ったりしなかったことを今でも悔やんでます。
ちなみに1989年はこんな年。
--鉄道界--
・首都圏近郊快速を「アクティー」「タウン」「スイフト」「ラビット」「アーバン」と命名
・東海道線211系に2階建てグリーン車が登場
・下り寝台特急「北陸」でチェックアウトサービスを開始
・JR四国で2000系振り子式気動車「TSE」の試作車が運転開始
・寝台特急「富士」「はやぶさ」にB寝台個室「ソロ」が登場
・標津線・天北線・名寄本線・池北線が廃止
・上越線でD51-498による「SL奥利根」号が運転開始
・東海道新幹線25周年
--世相--
・昭和天皇が崩御 新元号「平成」を発表
・消費税施行(当時の税率は3%)
・任天堂が「ゲームボーイ」を発売
・中華人民共和国で天安門事件が起こる
・美空ひばりが死去
・幕張メッセが開場
・ベルリンの壁が崩壊
・横浜ベイブリッジが開通
・宮崎駿監督の「魔女の宅急便」劇場公開
次回は1990年。
1989年の新型車両登場で勢い付いたJR各社が、好景気に後押しされてさらに飛躍します。
3月11日のダイヤ改正で、「新生JR」を印象付けるエポックメイクな新特急たちが日本各地で登場。
■651系 スーパーひたち


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JR東日本エリアで先陣を切って新型特急が投入されたのが常磐線。
こんな斬新な新型車が、どちらかというと地味な印象の「常磐線」に投入されたので、より一層際立ったインパクトがありました。
当時、地元では「新幹線みたいな電車がやって来た」と評されていました。
■キハ85系 ワイドビューひだ


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実際には3月のダイヤ改正より1ヶ月ほど前から運転が始まっていました。
ディーゼルカーでも、ここまでオシャレなデザインの車両が作れるのかという印象でした。(ディーゼルカーというと重々しくて厳ついというイメージがあったので)
■485系 スーパー雷鳥


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東の「スーパーひたち」に対して、西には「スーパー雷鳥」が登場。
どちらも最高速130Km/hが売り物でしたが、「スーパー雷鳥」は既存の485系を改造した車両でした。
ちなみに、JR西日本ではアーバンネットワークに221系新型「新快速」を投入。ドル箱路線に新型特急を投入するよりも、競合する私鉄路線との熾烈な乗客獲得競争に晒されている「新快速」への新車投入を優先させた点から、このエリアの特性のようなものが垣間見えます。
■100N系 グランドひかり


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この頃はまだ100系新幹線に新車効果がありましたが、2階建て車を4両も繋いだダイナミックさは群を抜いてインパクトがありました。「まるで模型の編成がホンモノになったみたい」とか思ってました(笑)
■キハ71系 ゆふいんの森


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「ゆふいんの森」・・・なんてオシャレなネーミングだろうかー!
「スーパー○○」の愛称にワクテカしてた中坊も、「ゆふいんの森」という響きにうっとり。
そしてその優雅なネーミングに反してズングリムックリな車両・・・・そのギャップにズコー!
(この中坊にこの車両の素晴らしさが分かるまでは、この後10年ほどを要することになる)
■夢空間


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「新型車両」というより、パビリオンですかね。「横浜博覧会-YES'89」の。
YES'89は何度か行ったのですが、桜木町駅前で公開されていた「夢空間」も毎回見に行ってました。
当時はこの車両がまさか営業路線上を走るとは思わなかった(それこそ車両そのものもハリボテみたいなもんだと思い込んでいた)ので、車内の写真を撮ったり、食堂車で軽食を摂ったりしなかったことを今でも悔やんでます。
ちなみに1989年はこんな年。
--鉄道界--
・首都圏近郊快速を「アクティー」「タウン」「スイフト」「ラビット」「アーバン」と命名
・東海道線211系に2階建てグリーン車が登場
・下り寝台特急「北陸」でチェックアウトサービスを開始
・JR四国で2000系振り子式気動車「TSE」の試作車が運転開始
・寝台特急「富士」「はやぶさ」にB寝台個室「ソロ」が登場
・標津線・天北線・名寄本線・池北線が廃止
・上越線でD51-498による「SL奥利根」号が運転開始
・東海道新幹線25周年
--世相--
・昭和天皇が崩御 新元号「平成」を発表
・消費税施行(当時の税率は3%)
・任天堂が「ゲームボーイ」を発売
・中華人民共和国で天安門事件が起こる
・美空ひばりが死去
・幕張メッセが開場
・ベルリンの壁が崩壊
・横浜ベイブリッジが開通
・宮崎駿監督の「魔女の宅急便」劇場公開
次回は1990年。
1989年の新型車両登場で勢い付いたJR各社が、好景気に後押しされてさらに飛躍します。